発達を指摘されたあと、杉並区で最初にすることはひとつだけです。いくつもの窓口を回る必要はありません。
杉並区の窓口の情報は、3つのページに分けています。今日ぜんぶを読む必要はありません。知りたいことが載っているページだけ開いてください。
| 知りたいこと | 載っているページ |
|---|---|
| 発達の相談をする窓口 | このページ |
| こども家庭センター | このページ |
| 通所受給者証を申請する窓口 | ② 受給者証と手当 |
| 障害児福祉手当の窓口 | ② 受給者証と手当 |
| 乳幼児健診・5歳児健診 | ③ 健診と就学相談 |
| 就学相談の申し込み | ③ 健診と就学相談 |
杉並区の発達の相談は、未就学児と学齢期で担当が分かれます。未就学児(0歳児から5歳児まで)は障害者施策課 児童発達相談係、小学校に入ってからは障害者施策課 発達障害児相談担当で、どちらもウェルファーム杉並4階(天沼3丁目19番16号)にあり、電話は03-5335-7634、ファクスは 03-5335-7871 です。受付時間は月曜日から金曜日の午前9時から午後5時で、区は「必ず事前に、電話にてご予約ください。」と書いています。相談当日は、区のサイトにある初回相談申込票(PDF・ワード)に記入して持参します。
児童発達相談係の相談は2本立てです。初回相談は0歳児から5歳児までが対象で、相談員と専門職が成育歴などを聞きながら発達の検査を行います(約2時間・予約制)。もう1つの発達相談「すこやか」は3歳児から5歳児まで(幼稚園や保育園の年少から年長にあたる未就学児)が対象で、専門医師と心理職が発達の検査や視診を通してお子さんの様子を見ます(約2時間・予約制)。区は相談の例として「お友達とうまく関われない」「落ち着きがなく、じっとしていられない」「一方的な話し方で、会話になりにくい」を挙げています。区の窓口には専門医のほか、言語・心理、理学療法、作業療法、福祉の専門職員がいます。
🔴 発音の相談には、区が目安の年齢を書いています。区は「2~3歳頃はことばの不明瞭さが目立つことがあります。しかし、言い直しをさせる必要はありません。」としたうえで、年齢によって完成する音には順番があり、個人差はあるがだいたい4歳過ぎ頃には発音は比較的安定するようになる、と説明し、「4歳後半から5歳をご相談の目安としてください。」と書いています。ほかの心配ごと(ことばが遅い、友だちとうまく遊べない、歩き始めるのが遅い)については年齢の目安は示されていないので、気になったときに電話してかまいません。
相談のあと、区立の療育の場としてこども発達センター(〒168-0072 高井戸東1丁目18番5号・電話 03-5317-5661・ファクス 03-5317-5664)があります。京王井の頭線の高井戸駅から徒歩8分で、上高井戸児童館と南公園緑地事務所と同じ建物です。🔴 直接申し込むことはできません。区は「事前に児童発達相談係で相談を済ませた方が対象です。」と明記し、まず児童発達相談係(03-5335-7634)へ相談するよう案内しています。対象は杉並区にお住まいの、心身の発達に心配のある就学前の子ども(リハビリテーションは18歳まで)とその家族で、児童通所受給者証が必要です。
こども発達センターの中身は、相談・指導・地域支援に分かれます。相談は、センターと民間の児童発達支援事業の利用について応じる一般相談、センター利用児を対象に心理・言語聴覚士・理学療法士・作業療法士・看護師・栄養士・福祉の専門職員と医療的ケア児等コーディネーターが応じる専門相談、区内にお住まいの児童発達支援事業所の利用児を対象に小児神経科・児童精神科・整形外科・摂食の専門医師が定期的に応じる医療相談の3つです。指導は、3~5歳児が対象の幼児グループ指導(たんぽぽ園。週3~5回のグループと、幼稚園などに通いながら参加する週1回のグループがあり、どちらも給食と通園バスがあります)、0~2歳児と家族が対象の親子グループ指導、言語心理指導、理学療法・作業療法のリハビリテーションです。区は「リハビリテーションは区の助成により無料です。」と書いています。地域支援として、幼稚園・子供園・保育園等に在籍するセンター利用児への保育所等訪問支援も行っています。
小学生以上は発達障害児相談担当が窓口で、区は「杉並区学齢期発達支援事業」を行っています。対象は区内に住所があり、(1)発達障害の診断を受けている、(2)小学校に在籍する知的な遅れのない1年生から3年生まで(特別支援学級に在籍する方と放課後等デイサービスを利用している方は除く)、(3)区長が発達支援を必要と判断した、の3つすべてを満たす児童です。手続きは、電話で面談を予約→面談(医療機関による診断書、1年以内に実施した知能検査の所見、小学校の先生に意見を書いてもらう学齢期発達支援事業相談申込票を提出)→事業所の見学→利用申込書の提出→月2回の会議で審査→利用決定通知の発行と利用開始、の6段階です。1回45分以上、1か月の利用回数は4回までで、区は「本事業に係る費用負担額は無料です。」としています(事業所によっては自主事業との組み合わせで費用が発生します)。
医療的ケアが必要なお子さんは、担当地域の保健センターが最初の相談窓口です。区は地区担当の保健師が電話・面接・訪問で相談を受け、人工呼吸器を使っているお子さんの個別支援計画を作ると書いています。保健センターは荻窪・高井戸・高円寺・上井草・和泉の5か所で、担当は町丁名と番地で決まります。区内には区立重症心身障害児通所施設「わかば」(天沼3丁目15番20号・03-5347-0550)もあります。このほか未就学の相談先として、都立久我山青光学園 視覚障害教育部門の育児相談(0歳から就学前まで・無料・03-3300-6235)と、都立大塚ろう学校永福分教室の乳幼児教育相談「ひよこ組」を区が案内しています。
年長のお子さんで、小学校へ入学したあとの校内支援(学校生活を円滑に過ごすための手立て)について相談したいときは、区は教育委員会事務局 多様な学び支援課 教育・就学相談担当(03-6379-5491)へ電話するよう案内しています。18歳未満の子どものさまざまな問題についての相談先は、いまは東京都杉並児童相談所(南荻窪4丁目23番6号・03-5370-6001)です。
| 相談 | 対象と窓口 |
|---|---|
| 初回相談(約2時間・予約制) | 0歳児から5歳児まで/児童発達相談係 03-5335-7634 |
| 発達相談「すこやか」(約2時間・予約制) | 3歳児から5歳児まで/児童発達相談係 03-5335-7634 |
| こども発達センターの療育 | 就学前(リハビリは18歳まで)/先に児童発達相談係で相談・受給者証が必要 |
| 杉並区学齢期発達支援事業 | 小学1年生から3年生(診断あり・知的な遅れなし)/発達障害児相談担当 03-5335-7634 |
| 医療的ケア児の相談 | 担当地域の保健センター(荻窪・高井戸・高円寺・上井草・和泉) |
| 入学後の校内支援の相談 | 年長児/多様な学び支援課 教育・就学相談担当 03-6379-5491 |
出典:未就学児の発達の相談(2026年4月1日 更新)/お子さんの発達に関する相談(2026年4月1日 更新)/施設案内 こども発達センター(2026年4月1日 更新)/こども発達センター(2025年3月1日 更新)/障害者施策課 発達障害児相談担当(2025年11月4日 更新)/相談・療育(子供・療育の支援)/杉並区の医療的ケア児の相談体制(2026年4月1日 更新)/都立久我山青光学園 視覚障害教育部門 育児相談・教育相談(2024年11月20日 更新)/福祉事務所・保健センターの所管区域(2022年12月7日 更新)/多様な学び支援課教育・就学相談担当(組織案内)(2026年4月1日 更新)/東京都杉並児童相談所(2023年11月24日 更新)/杉並区児童発達支援事業所一覧(令和8年9月)(PDF)
🔴 杉並区の「子ども家庭センター」は、1つの建物の名前ではありません。区の『杉並区児童相談所設置運営計画(最終版)』は、杉並区子ども家庭センター運営要綱(令和6年3月28日杉並第69947号)で、子ども家庭支援センターと保健センターの母子保健機能の一体的な運営を子ども家庭センターと位置付けている、と書いています。同じ計画は、子ども家庭支援センターの児童福祉機能と保健センターの母子保健機能が連携して、子ども・子育て世帯・妊産婦に一体的支援を行う体制を子ども家庭センターとして位置づける、とも説明しています。つまり用件によって、行き先が子ども家庭支援センターか保健センターかに分かれます。
子ども家庭支援センターは4か所です。区が「18歳未満の子どもと家庭の総合相談窓口」と位置づけていて、相談専用窓口は杉並子ども家庭支援センター ゆうライン(〒166-0001 阿佐谷北1丁目4番2号・電話 03-5356-2601)です。来所相談は月曜日から金曜日の午前9時から午後5時、電話相談は月曜日から土曜日の午前9時から午後8時で、祝日・年末年始は休みです。🔴 電話相談だけ土曜日も午後8時までやっています。地域の子ども家庭支援センターは、荻窪子ども家庭支援センター(〒167-0051 荻窪5丁目20番1号 杉並保健所4階・03-5335-7877)、高井戸子ども家庭支援センター(〒168-0065 浜田山4丁目18番31号・03-5913-9501)、高円寺子ども家庭支援センター(〒166-0003 高円寺南3丁目31番3号・03-3315-2800)の3か所で、いずれも月曜日から金曜日の午前8時30分から午後5時です。
地域の担当は町名で決まります。荻窪は井草、上井草、下井草1丁目5番~11番・18番~32番・2丁目~5丁目、善福寺、今川、桃井、清水、本天沼1丁目2番~26番・2丁目・3丁目、天沼、西荻北、西荻南3丁目・4丁目、上荻、南荻窪、荻窪、成田西、成田東。高井戸は松庵、西荻南1丁目・2丁目、宮前、久我山、高井戸西、高井戸東、上高井戸、下高井戸、浜田山、永福1丁目4番~7番・15番~27番・36番~40番・43番・44番・2丁目~4丁目。高円寺は下井草1丁目1番~4番、12番~17番、本天沼1丁目1番・27番・28番、阿佐谷北、阿佐谷南、高円寺北、高円寺南、梅里、松ノ木、堀ノ内、大宮、和田、方南、和泉、永福1丁目1番~3番・8番~14番・28番~35番・41番・42番です。区は所管地域の地図もPDFで出しています。もう一方の保健センターは荻窪・高井戸・高円寺・上井草・和泉の5か所で、こちらは福祉事務所・保健センターの所管区域の一覧で決まり、子ども家庭支援センターの3地域とは区分けが違います。
🔴 杉並区の児童相談所は、2026年9月16日の時点では東京都が運営しています。区は「東京都杉並児童相談所」(〒167-0052 南荻窪4丁目23番6号・電話 03-5370-6001・ファクス 03-5370-6005)を案内していて、JR荻窪駅西口・地下鉄丸ノ内線荻窪駅西口からそれぞれ徒歩10分です。東京都福祉局の側でも、杉並児童相談所の担当地域は「杉並区、武蔵野市、三鷹市」と書かれ、児童相談所を設置している特別区(文京区、品川区、葛飾区、豊島区、板橋区、中野区、港区、荒川区、江戸川区、世田谷区)の中に杉並区は入っていません。相談受付時間は午前9時から午後5時(月曜日から金曜日)で、来所は予約すると待たずに相談できます。それ以外の時間帯は児童相談所全国共通ダイヤル189です。
🔴 ただし、区立の児童相談所が開設を控えています。区の『杉並区児童相談所設置運営計画(最終版)』(ページの更新日は令和8年9月1日)は、開設年月を令和8年11月とし、敷地面積969.41平方メートル、延床面積2994.94平方メートル、地上6階・地下1階の単独施設で、一時保護施設を併設すると書いています。担当は子ども家庭部 児童相談所設置準備課 管理係(〒166-0015 成田東4丁目36番13号 杉並区役所分庁舎5階・電話 03-5307-0355)です。
開設によって、お子さんの手続きのうち2つが区に移ります。区が公表している「児童相談所設置に伴い移管される事務について」には、療育手帳に係る判定事務(18歳未満の知的障害と判定された者に対する手帳の交付)と、特別児童扶養手当に係る判定事務(障害児および重度障害児についての知的障害の認定診断書の作成等)が、児童相談所と障害者施策課の所管として挙がっています。障害児入所給付費の支給等に関する事務、障害児通所支援事業に関する事務(届出・検査等)も区に移ります。東京都では療育手帳を「愛の手帳」と呼び、18歳未満の判定は児童相談所が行うので、開設の前後で判定を受ける場所が変わります。時期が近い方は、行く前に電話で確かめてください。
児童相談所が開設したあとも、子ども家庭支援センターは要保護児童対策地域協議会の調整機関として、地域のネットワークの中核を担い続けると区は書いています。杉並子ども家庭支援センターは各子ども家庭支援センターを統括する基幹的な役割を持ち、心理職員と保健師を配置して、地域型の3か所のケースワークや支援方針に心理と保健の視点から助言します。区の計画では、区の児童相談所の地域支援の係も荻窪地域・高井戸地域・高円寺地域の3つに分かれ、管轄は子ども家庭センターと同じにするとされています。
| 窓口 | 場所と電話 |
|---|---|
| 杉並子ども家庭支援センター ゆうライン | 阿佐谷北1-4-2/03-5356-2601(電話相談は月~土 9時~20時) |
| 荻窪子ども家庭支援センター | 荻窪5-20-1 杉並保健所4階/03-5335-7877 |
| 高井戸子ども家庭支援センター | 浜田山4-18-31/03-5913-9501 |
| 高円寺子ども家庭支援センター | 高円寺南3-31-3/03-3315-2800 |
| 保健センター(母子保健) | 荻窪・高井戸・高円寺・上井草・和泉の5か所(所管区域は町丁と番地で決まる) |
| 児童相談所 | いまは東京都杉並児童相談所(南荻窪4-23-6/03-5370-6001)。区立は令和8年11月開設予定 |
出典:杉並区児童相談所設置運営計画(2026年9月1日 更新)/(概要版)杉並区児童相談所設置運営計画(最終版)(PDF)/(全体版)杉並区児童相談所設置運営計画(最終版)(PDF)/児童相談所設置に伴い移管される事務について(PDF)/子ども家庭支援センター(2026年4月1日 更新)/東京都杉並児童相談所(杉並区のページ)(2023年11月24日 更新)/杉並児童相談所(東京都福祉局)/東京都児童相談所担当区市町村一覧(東京都福祉局)/福祉事務所・保健センターの所管区域(2022年12月7日 更新)
手ぶらで行っても相談はできます。ただ、次のものがあると話が早く進みます。
相談の場で聞かれることと、その理由は発達相談で聞かれることに、申請までに整理しておくと話が早いことは受給者証申請の準備チェックリストにまとめています。
①から⑥までにかかる期間は、市区町村と時期によって違います。数週間で進むこともあれば、数か月かかることもあります。急ぐ事情があるときは、最初の相談でそう伝えてください。
発達障害者支援法 第2条は、発達障害を「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」と定めています。
これは法律の定義であって、医学の診断基準とは別のものです。また、支援を受けるために診断名が必ず要る、とは条文に書かれていません。
東京都全体の相談先(発達障害者支援センターなど)は東京都のページにまとめています。
東京都内で、同じ形式でまとめている市区町村です。足立区 荒川区 文京区 千代田区 中央区 あきる野市 昭島市 調布市 府中市 福生市 八王子市 羽村市 東久留米市 東村山市 東大和市 日野市 稲城市 清瀬市 小平市 小金井市 国分寺市 狛江市 国立市 町田市 三鷹市 武蔵村山市 武蔵野市 西東京市 青梅市 立川市 多摩市 江戸川区 板橋区 葛飾区 北区 江東区 目黒区 港区 中野区 練馬区 大田区 世田谷区 渋谷区 品川区 新宿区 墨田区 台東区 豊島区
ほかの市区町村は手続き・制度の一覧から探せます。
てらぴぁぽけっと早稲田教室は、東京都新宿区西早稲田1-23-13 AZ西早稲田 2Fにあります。東京メトロ東西線 早稲田駅、都電荒川線(東京さくらトラム)早稲田停留場が最寄りです。
| 出発 | 所要時間・乗換・運賃・経路 |
|---|---|
| 荻窪から | 約17分・乗換0回・377円(IC) 東京メトロ東西線1本(乗換なし・中野からJR中央総武線各停に直通) |
※2026-09-03にYahoo!路線情報で調べた目安です(平日10時前後の発。時間帯により変わる)。時間帯や乗り継ぎによって変わります。
受給者証は杉並区が発行しますが、事業所は区外のものも利用できます。お住まいの区と通う事業所の区が違っていて構いません。
東京23区の窓口を同じ形式で並べた23区の一覧から、ほかの区のページにも移れます。
※上記の出典は2026年9月16日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・都電早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。