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📋 手続き・制度

稲城市で発達を指摘されたら——受給者証・相談・就学の窓口

最終更新:2026年9月10日
健診や園で「一度相談してみては」と言われた——その日の夜に読む記事です。
稲城市で、どこに電話をかければよいのか。受給者証はどこで出るのか。就学相談はいつまでに申し込むのか。稲城市の公式ページで2026-09-10に確かめた事実だけを、出典つきで並べました。
確かめられなかったことは「確認できませんでした」と書いています。推測は書きません。

結論から——稲城市で、まず電話をかける先

発達を指摘されたあと、稲城市で最初にすることはひとつだけです。いくつもの窓口を回る必要はありません。

最初の一本
お住まいの市区町村の子育て・発達の相談窓口に電話をしてください。

この記事には、そのあとに必要になる手続きを、順番に並べてあります。今日ぜんぶを読む必要はありません。今いるところだけ読んでください。

通所受給者証は、どこで出るのか(稲城市)

稲城市で児童発達支援・放課後等デイサービスの受給者証(障害児通所給付費)を扱うのは福祉部 障害福祉課です。場所は〒206-8601 稲城市東長沼2111番地/市役所2階 北側、電話は042-378-2111(代表)、ファクスは042-378-5677です。

🔴 稲城市は障害福祉課の直通番号・内線番号を公表していません。市の組織案内も、市の冊子『障害福祉のしおり』も、各ページの問い合わせ先も、すべて代表の042-378-2111だけです。かけるときは「児童発達支援の受給者証のことで」と用件を伝えてください

🔴 係の分かれ方が、市の資料2本でずれています。市の組織ページ(令和8年4月1日)では、障害福祉課は障害福祉係(手帳・手当・医療費助成)/サービス支援係(障害福祉サービス・障害児支援・発達支援センター)/基幹相談支援係の3係で、障害児支援はサービス支援係の担当です。一方『障害福祉のしおり』の相談窓口の1番目は「障害福祉課 障害福祉係」で、そこに「各種障害福祉サービスの利用に関すること」と書かれています。番号は同じなので、用件で伝えれば担当につながります

🔴 申請の前に、通いたい事業所へ先に相談しておく必要があります。市の「障害福祉サービスの手続きの流れ」に「支給申請される際には、事前に利用予定の事業者へ直接相談した上で、障害福祉課に必要書類を提出してください」と書かれています。流れは (1)相談・申請 →(2)認定・調査(障害支援区分の認定は介護給付だけで、児童の通所支援では行いません)→(3)支給決定・受給者証の交付 →(4)事業所と直接契約 →(5)利用開始 です。

サービス等利用計画案は、計画相談支援事業所がつくる「サービス等利用計画」と、保護者ご自身がつくる「セルフプラン」のどちらでも構いません。市は申請書一覧のページで「どちらかのご提出をお願いいたします」と書き、セルフプランの様式と記入見本のPDFも配っています。

🔴 医師の意見書が要るのは「放課後等デイサービス」だけです。市は、手帳(愛の手帳・精神障害者保健福祉手帳)をお持ちでない方が放課後等デイサービスを新しく使うとき、および児童発達支援から放課後等デイサービスに切り替わるときに医師意見書の提出をお願いしています。市自身がQ&Aで「小学校に進学する年齢になると、未就学児と比較して発達上の課題等がある程度明確になり、サービス利用についてもより適切な見立てが可能となってくることから」と理由を書いています。

🔴 意見書に書いてもらう内容には「疑い」を含めてよいと市が明記しています。市の様式の掲載内容は「診断名(疑いを含む)、発達上の課題等」「療育が必要である旨」「(可能であれば)発達検査の結果等」です。市は「予約から受診までの期間、受診から意見書発行までの期間を考慮すると、数か月単位で時間がかかる場合もあります」「数回通院をしないと意見書を発行しない医療機関もあります」とも書いています。

🔴 申請から受給者証が届くまでの日数は、市のホームページにも『障害福祉のしおり』にも記載が見当たりませんでした。推測はできませんので、日程が決まっている場合は障害福祉課(042-378-2111)にお確かめください。

就学前の利用者負担は無償です。ただし市の資料2本で書き方がずれています。『障害福祉のしおり』(令和8年9月版)は「就学前までは障害児通所利用者負担額は無償化されます」、市のホームページ「児童発達支援等の無償化」(更新日 令和6年12月16日)は「満3歳になって初めての4月1日から3年間」と国の制度の書き方のままです。新しいほうは冊子の「就学前まで」です。0歳から2歳のお子さんの扱いは、申請のときに障害福祉課へお確かめください。

🔴 市のホームページの無償化ページには、2024年(令和6年)3月末で廃止された「医療型児童発達支援」がまだ載っています。更新日が令和6年12月16日でも中身は令和元年のままなので、金額や対象は冊子と窓口で確かめてください。

🔴 障害児通所支援の負担上限月額(4,600円などの区分の金額)は、市の資料に見当たりませんでした。『障害福祉のしおり』は「原則としてサービス費用の1割を自己負担していただくことになりますが、所得に応じて利用者負担月額上限額が設定されるため、ひと月のサービス利用量にかかわらず、それ以上の負担は生じません。また、生活保護世帯、市民税非課税世帯の方の利用者負担はありません」とだけ書いています。市の『障害福祉サービス支給ガイドライン』に出てくる 9,300円・37,200円の表は「重度障害者等就労支援特別事業」(おとなの就労支援)のもので、お子さんの通所には当てはまりません。

決めごと市が公表している内容
児童発達支援の対象療育を行う必要があると認められる未就学の障害児
児童発達支援の支給要件①おやこ包括支援センター、または稲城市発達支援センター レスポーいなぎで療育的支援が必要と判断された ②主治医の意見書等で療育的支援が必要と判断された ③身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者手帳のいずれかを取得している
児童発達支援の支給量の目安月15日(集団療育 月10日/個別療育 月5日)。2歳児は月5日が目安
放課後等デイサービスの支給要件①主治医の意見書等で療育的支援が必要と判断された ②身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者手帳のいずれかを取得している
放課後等デイサービスの支給量最大 23日(週5日まで)
支給期間原則1年間。毎年 誕生月に受給者証を更新(医療的ケア児は7月更新)
🔴 受給者証は「誕生月に更新」です
稲城市の受給者証は、原則1年ごとにお子さんの誕生月で更新します(医療的ケア児は7月)。4月に一斉に切り替わるわけではありません。更新の書類は有効期限の前月に自宅へ届きます。

支給量の目安・支給要件は、市が公表している『障害福祉サービス支給ガイドライン(令和8年1月改訂版)』の数字です。同ガイドラインは「あくまで『基準』であり『上限』ではない」と書いており、目安を超えて希望する場合は事前に相談することとされています。

出典:児童通所支援サービス申請書一覧(稲城市 障害福祉課)(令和8年3月18日 更新)/障害福祉サービスの手続きの流れ(稲城市 障害福祉課)(令和7年2月13日 更新)/放課後等デイサービスにおける医師意見書の提出について(稲城市 障害福祉課)(令和7年4月21日 更新)/児童発達支援等の無償化(稲城市 障害福祉課)(令和6年12月16日 更新)/障害福祉のしおり(稲城市 障害福祉課・全ページPDF)(令和8年9月4日 更新)/【事業所向け】障害福祉サービス支給ガイドライン(令和8年1月改訂版)(令和8年3月4日 更新)/障害福祉課(組織)(令和8年4月1日 更新)

発達の相談は、どこにするのか(稲城市)

稲城市で「発達の遅れやかたより等の相談」の窓口として市が挙げているのは稲城市発達支援センター レスポーいなぎです。市の「子育て等の相談窓口」のページで、子育て全般の相談とは別に「発達の遅れやかたより等の相談」という見出しを立ててこの2か所を並べています。

レスポーいなぎ平尾=稲城市平尾1丁目9番地の1 複合施設ふれんど平尾 4階/電話 042-331-8794/ファクス 042-331-8795/開所日は月曜日から金曜日の午前9時〜午後5時(祝祭日・年末年始を除く)。レスポーいなぎ大丸(発達支援センター分室)=稲城市大丸607-2 都営稲城アパート17号棟1階/電話 042-401-5138。運営は社会福祉法人正夢の会です。

🔴 年齢制限はありません。市のページは「稲城市在住・在学・在勤で、発達に関することが心配な方や、その家族のご相談をお受けしています。年齢制限はありませんので、どなたでもお気軽にお問い合わせください」と書いています。『障害福祉のしおり』も「就学前から成人の方までご利用になれます。ご本人からはもちろん、ご家族や先生、勤務先からもご相談いただけます」としています。

🔴 同じ大丸の建物に、電話番号が1つ違いの別の窓口があります。相談の窓口である発達支援センター分室 レスポーいなぎ大丸は 042-401-5138、通園する療育施設である稲城市児童発達支援センター レスポーいなぎ大丸は 042-401-5139です(どちらも大丸607-2 都営稲城アパート17号棟1階)。1桁違いなので、かけ間違えないでください。

児童発達支援センターのほうは「稲城市に住む就学前までの心身の発達に配慮が必要なお子さんが通う療育施設」で、『障害福祉のしおり』は「施設見学や療育の利用までの流れ等、利用に関する相談をお受けしています」と書いています。通うところを見に行きたい・利用の流れを聞きたいときは、こちら(042-401-5139)です。

0歳から就学前の、健診や育児の流れの中での相談はおやこ包括支援センター(稲城市百村112番地の1・稲城市保健センター内/電話 042-378-3434)です。市の受給者証の支給要件でも「おやこ包括支援センター、または稲城市発達支援センター レスポーいなぎにて療育的支援が必要と判断されたもの」が児童発達支援の対象要件の1つとして挙げられており、この2つが市の入口として並んでいます。

🔴 どこに相談すればよいか決められないときの受け皿も、市が名指ししています。「どこに相談すればいいのか分からない場合は、子ども家庭支援センターへご連絡ください。お話を伺い、相談窓口等をご案内いたします」(電話 042-378-6366)。所在地は稲城市東長沼2115番地の2 3階で、市役所(東長沼2111番地)とは別の建物です。

🔴 市の子育て情報サイトの「療育・発達支援」というカテゴリには、レスポーいなぎへのリンクがありません。そこに並ぶのは特別支援教育・入級/入室相談・転学相談・就学相談の4本だけです。発達の相談先は「子育て相談・講座」→「子育て等の相談窓口」のページか、「健康・福祉」→「障害福祉」の側にあります。カテゴリ名で探すと行き止まりになるので、番号を直接お使いください。

用件窓口と電話
発達の遅れやかたよりの相談(年齢制限なし)レスポーいなぎ平尾(ふれんど平尾4階)042-331-8794
同上(大丸で受けたいとき)レスポーいなぎ大丸/発達支援センター分室 042-401-5138
通園する療育施設の見学・利用の流れ稲城市児童発達支援センター レスポーいなぎ大丸 042-401-5139
妊産婦・乳幼児・健診に関することおやこ包括支援センター(保健センター内)042-378-3434
どこに相談すればよいか分からないとき子ども家庭支援センター 042-378-6366
受給者証の申請障害福祉課(市役所2階北側)042-378-2111(代表)

「子育て等の相談窓口」のページには「掲載内容は令和7年6月時点のものです」と市が注記しています(ページの更新日は令和8年3月4日)。

出典:子育て等の相談窓口(稲城市 子ども家庭支援センター課)(令和8年3月4日 更新)/稲城市発達支援センター(レスポーいなぎ)(稲城市 障害福祉課)(令和6年12月16日 更新)/おやこ包括支援センター(稲城市 おやこ包括支援センター)(令和6年12月16日 更新)/障害福祉のしおり(1 相談窓口/稲城市 障害福祉課)(令和8年9月4日 更新)/療育・発達支援(いなぎ子育て情報サイト)

就学相談は、いつ・どこに申し込むのか(稲城市)

稲城市の就学相談・進学相談の窓口は稲城市教育センター 特別支援教育相談室です。場所は〒206-0823 稲城市平尾1-9-1 複合施設ふれんど平尾 4階、電話は042-331-7302、受付時間は午前9時〜午後4時30分(土曜・日曜・祝日を除く)です。🔴 市役所(東長沼2111番地)ではありません。担当課は教育部 教育企画課です。

🔴 ふれんど平尾4階には、発達の相談窓口である「レスポーいなぎ平尾」も入っています。同じ階に2つの窓口があるので、電話番号を分けてお使いください(就学相談=042-331-7302/発達相談=042-331-8794)。

🔴 申込みはウェブのフォームからで、締切があります。令和9年4月に小学校・中学校へ入学予定のお子さんの就学相談・進学相談は、申込期限が令和8年9月30日(水曜日)です(暦と一致することを確認しました)。フォームでお子さんの情報と初回面談の希望日程を回答すると、面談日時がメールで届き、メール内の回答フォームで「参加可能」と答えると予約が確定します。フォームでの申し込みが難しい方は、特別支援教育相談室へ電話してください。

初回面談は「ふれんど平尾4階 面談室」で、9時・11時・13時・15時からの回が設定されています。所要は1時間程度で、必ずお子さんと一緒に行きます。前半は保護者とお子さんが分かれて相談員と面談し、お子さんとは遊びや会話を通して様子を見ます。後半は親子一緒に内容を整理し、今後の流れを聞きます。

当日の持ち物は、(1)就学支援ファイル(2)就学相談申込票(年長児)または進学相談申込票(小学6年生)(3)母子手帳(4)お持ちの方は愛の手帳やその他の手帳類・医師の診断書や療育記録・発達検査の結果です。(1)〜(2)は4月16日の就学相談説明会で配布したものと同じ内容で、市のページからWord様式をダウンロードできます。事前に印刷して記入するか、当日その場で記入するかは選べます。

初回面談のあとは、相談員が保育園・幼稚園・療育施設・学校等へ訪問してお子さんの様子を確認し、必要に応じて発達検査を行います。そのうえで就学・進学支援委員会で、医師や心理・教育の専門職が行動観察とこれまでの記録をもとに教育環境を検討します。

稲城市の学びの場は、特別支援教室「すまいるルーム」=市立小中学校の全校に設置(年間10〜280単位時間のなかで指導目標を設定)、通級指導学級「きこえとことばの教室」=向陽台小学校に1か所(週1回2単位時間・保護者による送迎が必要)、知的障害特別支援学級=小学校4校(稲城第一小・稲城第三小・長峰小・平尾小)と中学校2校(稲城第一中・稲城第五中)です。特別支援学級は全校にはありません。

🔴 見学会は日にちが決まっていて、電話での事前申し込みが要ります。「きこえとことばの教室」は6月29日(月曜日)と10月26日(月曜日)の10時30分〜11時5分。特別支援学級は各校で年2回、9時30分〜10時5分です。申し込みは特別支援教育相談室 042-331-7302へ電話。

来年度に小学校・中学校へ入学する予定ではないお子さんで、特別支援学級や特別支援学校への転学、すまいるルームやきこえとことばの教室への入級・入室を相談したい場合は、同じ特別支援教育相談室の「転学相談」「入級・入室相談」が窓口です。

時期(令和8年度)することと締切
4月16日就学相談説明会(当日の持ち物になる様式を配布)
6月16日〜7月2日特別支援学級・きこえとことばの教室の見学会(前半)※要電話申込
令和8年9月30日(水曜日)就学相談・進学相談の申込期限(フォーム)
10月19日〜11月12日特別支援学級・きこえとことばの教室の見学会(後半)※要電話申込
申込後初回面談(ふれんど平尾4階・1時間程度・お子さんと一緒に)
面談後相談員が園・療育施設・学校へ訪問 → 必要に応じて発達検査 → 就学・進学支援委員会
🔴 見学会を待つと、申込みに間に合わないことがあります
後半の見学会(10月19日〜11月12日)は、就学相談の申込期限(9月30日)より後です。見学してから申し込もうとすると締切を過ぎます。迷っている段階でも、まず9月30日までに申し込んでください。

日付は市の「就学相談・進学相談」ページ(更新日 令和8年6月4日)に書かれているものです。ページに書かれた曜日は、すべて暦と一致していました。

出典:就学相談・進学相談(稲城市 教育部 教育企画課)(令和8年6月4日 更新)/特別支援教育相談室(施設案内)(令和6年12月24日 更新)/障害福祉のしおり(16 教育/5 就学相談・転学相談)(令和8年9月4日 更新)

乳幼児健診は、どこで受けるのか(稲城市)

稲城市の乳幼児健診を担当するのは子ども福祉部 おやこ包括支援センターです。所在地は〒206-0804 稲城市百村112番地の1(稲城市保健センター内)、電話は042-378-3434、ファクスは042-377-4944です。集団の健診は、すべて保健センターで行います。

🔴 稲城市は5歳児健診を実施していません。市の「乳幼児健康診査」の一覧に5歳児健診はなく、稲城市こども計画(本編PDF)を全文検索しても「5歳児」は0件令和8年度予算の概要にも記載がありません

🔴 市の資料で「5歳児の健康診断」が出てくるのは1か所だけで、それは市の計画ではなく、団体からの要望です。『稲城市障害福祉プラン』の資料編にある当事者団体へのヒアリング調査(6団体から回答)の「安心して生活するための保健・医療の充実について」という項目に「5歳児の健康診断の実施。」という要望が1行載っています。市が実施を決めたという記載ではありません。実施の予定については、おやこ包括支援センター(042-378-3434)へお確かめください。

🔴 健診の名前は「3カ月から4カ月児」「6カ月から7カ月児」「9カ月から10カ月児」という幅のある呼び方です。「4か月児健診」「1歳半健診」という言い方ではありません。案内は住民票の住所に郵送されます。市は「ご都合で居所を移動しているときは、案内が届かないことがあります」と注意書きをしています。

🔴 集団と、医療機関で受けるものが混ざっています。保健センターで集団で行うのは3カ月から4カ月児・1歳6カ月児・3歳児の健診と、1歳児歯科・2歳児および2歳6か月児歯科です。6カ月から7カ月児と9カ月から10カ月児は、東京都内の指定医療機関で受診票を使って受けます。この受診票は、保健センターの3カ月から4カ月児健康診査のときに配られます。3カ月から4カ月児健診を受けたあとに稲城市へ転入した方は、おやこ包括支援センターへ問い合わせてください。

🔴 2歳児・2歳6か月児の歯科健診だけは「申込制」で、定員があります。予約フォームから申し込み、申込期限は受診日の前々日まで、定員は先着20名です。令和8年度の日程はすべて水曜日で、受付は9時20分〜10時00分。市は「受付時間を過ぎますと健診が受けられません」と書いています。日程と曜日は暦と一致することを確認しました。

発達のことを相談できるのは、集団健診の個別相談です。1歳6カ月児健診と3歳児健診の内容には、必要時の個別相談として「ことばなどに関する相談」が明記されています。健診の場で気になることがあれば、その場で相談できます。

健診で発達の心配があったときの流れについて、『稲城市障害福祉プラン』は「健診等において発達の遅れが心配される子どもについては、おやこ包括支援センターや子ども家庭支援センターと連携して、必要な支援を受けられるように図ります」と書いています。

健診の名前やり方・場所
3カ月から4カ月児健康診査3カ月に達する月の翌月/保健センター/受付 13:00〜13:50/問診・身体計測・診察・個別相談(必要時)
6カ月から7カ月児健康診査満6〜7カ月に1回/東京都内の指定医療機関/受診票は3〜4カ月児健診のときに配布
9カ月から10カ月児健康診査東京都内の指定医療機関
1歳児歯科健康診査保健センター
1歳6カ月児健康診査1歳6カ月に達する月の翌月/保健センター/受付 13:00〜13:50/問診・身体計測・医科・歯科・個別相談(必要時、歯磨き指導・栄養・保健・ことばなどに関する相談
2歳児および2歳6か月児歯科健康診査申込制・先着20名保健センター/受付 9:20〜10:00/申込期限は受診日の前々日
3歳児健康診査3歳に達する月の翌月/保健センター/受付 12:50〜13:40/問診・目の検査・身体計測・医科・歯科・個別相談(必要時、ことば等に関する相談
5歳児健康診査実施していません(市の健診一覧・こども計画・令和8年度予算の概要のいずれにも記載なし)

市外で乳幼児健診を受けたいときの案内も市のページにあります(「市外で乳幼児健診を受けたいとき」)。各健診の日程は「乳幼児健康診査日程表」(PDF)にまとまっています。市は「対象月以外での日程でご案内する場合がございます」と注記しています。

出典:乳幼児健康診査(稲城市 おやこ包括支援センター)1歳6カ月児健康診査(令和8年4月1日 更新)/3歳児健康診査(令和8年4月1日 更新)/3カ月から4カ月児健康診査(令和8年4月1日 更新)/6カ月から7カ月児健康診査(令和8年4月1日 更新)/2歳児及び2歳6か月児歯科健康診査(申込制)(令和8年5月21日 更新)/稲城市こども計画(本編PDF)稲城市障害福祉プラン(資料編・当事者団体ヒアリング調査)令和8年度予算の概要(稲城市 財政課)

障害児福祉手当の窓口(稲城市)

🔴 稲城市は、子どもの手当を2つの課で分けて受け付けています。障害児福祉手当(国制度)は 福祉部 障害福祉課特別児童扶養手当(国制度)と児童育成手当・障害手当(東京都制度)は 子ども福祉部 子育て支援課 手当助成係です。どちらも市役所2階 北側で、電話は042-378-2111(代表)と同じ番号です。ファクスは課ごとに違います(障害福祉課 042-378-5677/子育て支援課 042-377-4781)。

障害児福祉手当(国制度)=月額 16,560円(令和8年4月分より改定)。対象は「20歳未満で、精神又は身体に重度の障害があり、日常生活において常時の介護を必要とする状態にある在宅の方」です。5月・8月・11月・2月の10日前後に、前月までの3か月分が支給されます。認定できるかどうかは、指定の診断書を出して専門医が判定します。

特別児童扶養手当(国制度)=1級 58,450円/2級 38,930円(児童1人につき月額)。対象は20歳未満の障害児を養育している方で、市は「おおむね愛の手帳1度から3度程度、おおむね身体障害者手帳1級から3級程度(下肢障害については4級の一部を含む)、これらと同程度の精神の障害など」と書いています。複数の障害がある場合は、個々の程度がこれより軽くても該当することがあります。支払いは年3回(4月・8月・11月)で、申請した日の翌月分からです。

児童育成手当(障害手当・東京都制度)=児童1人につき 15,500円。対象は20歳未満の障害児(障害者)を養育している方で、程度は愛の手帳1度から3度、身体障害者手帳1級・2級程度、脳性マヒ、進行性筋萎縮症などです。🔴 市は「手帳をお持ちでなくても、特別児童扶養手当の受給状況によって対象になる場合があります」と書いています。支払いは年3回(2月・6月・10月の中旬)に前月までの4か月分。申請した日の翌月分からです。

🔴 所得制限の切り替え時期が、手当ごとに違います。特別児童扶養手当は「毎年7月申請分から新年度」、児童育成手当(障害手当)は「毎年5月申請分から新年度」と市が書いています。所得の見方が変わる月がずれているので、境目の時期に申請する場合は手当助成係にご確認ください。

🔴 市独自の「心身障害者福祉手当(都・市制度)」は、20歳未満は対象外です。市のページの対象者は「20歳以上で、身体障害者手帳1級から4級/愛の手帳1度から4度/脳性麻痺・進行性筋萎縮症の方」で、支給制限にも「20歳未満の方」が挙げられています。お子さんの手当としては使えません。

🔴 その心身障害者福祉手当が、いま見直しの途中です。しかも、その告知は市のホームページには無く、冊子にしかありません。『障害福祉のしおり』(令和8年9月版)の手当のページの囲みに「制度の見直しにより、下記の『新規受付』は令和8年9月30日までとなります」とあり、対象として身体障害者手帳3級(12,500円)・身体障害者手帳4級(5,000円)・愛の手帳4度(12,500円)の3つが挙げられています。市の令和8年度予算の概要にも「稲城市心身障害者福祉手当及び稲城市特殊疾病患者見舞金の制度を経過措置を設けて見直す」と書かれています。市のホームページ「心身障害者福祉手当」(更新日 令和8年8月1日)には、この締切が載っていません。

🔴 併給できない組み合わせがあります。『障害福祉のしおり』は心身障害者福祉手当の支給制限に「保護者が受給者本人に関する児童育成手当(障害手当)を受給中の方」を挙げています。お子さんが20歳になったあと、どちらを受けるかで扱いが変わりますので、切り替えの時期に障害福祉課へご相談ください。

手当(月額)窓口
障害児福祉手当(国)16,560円障害福祉課(市役所2階北側)042-378-2111(代表)
特別児童扶養手当(国)1級 58,450円/2級 38,930円子育て支援課 手当助成係(市役所2階北側)042-378-2111(代表)
児童育成手当・障害手当(東京都)15,500円子育て支援課 手当助成係(市役所2階北側)042-378-2111(代表)
心身障害者福祉手当(都・市)5,000〜15,500円20歳以上のみ。20歳未満は対象外/障害福祉課
特別障害者手当(国)30,450円20歳以上のみ/障害福祉課
🔴 手当の金額は「令和8年4月時点」の額です
『障害福祉のしおり』は特別障害者手当・障害児福祉手当の額に「※令和8年4月時点」「※手当額は毎年見直されます」と注記しています。年度が替わったら、額を窓口で確かめてください。

特別児童扶養手当の申請は市役所2階 子育て支援課 手当助成係へ持参します。診断書の様式は窓口で配布しています。児童育成手当(障害手当)の障害の状況を示す書類は、特別児童扶養手当の申請時に出していれば省略できることがあります。

出典:障害児福祉手当(稲城市 障害福祉課)(令和8年8月1日 更新)/特別児童扶養手当(国制度)(稲城市 子育て支援課)(令和8年6月26日 更新)/児童育成手当(障害手当)(都制度)(稲城市 子育て支援課)(令和8年8月28日 更新)/心身障害者福祉手当(稲城市 障害福祉課)(令和8年8月1日 更新)/障害福祉のしおり(3 手当・年金/稲城市 障害福祉課)(令和8年9月4日 更新)/令和8年度予算の概要(稲城市 財政課)子育て支援課(組織)(令和8年4月1日 更新)

こども家庭センター(稲城市)

🔴 稲城市の「こども家庭センター」は、建物の名前ではありません。市は「令和6年4月に施行された改正児童福祉法により、全ての妊産婦・子育て世帯・子どもに対して切れ目のない子育て支援を行う『こども家庭センター』の設置に努めることになりました。当市では『子ども家庭支援センター』と『おやこ包括支援センター』が一体的に子育て世帯を支援しております」と書いています。つまり既にある2つの窓口を合わせた形です。

子ども家庭支援センター=妊産婦、18歳未満の子どもとその保護者を支援。子育て相談・子どもからの相談・児童虐待への対応・ヤングケアラーの把握など。所在地は〒206-0802 稲城市東長沼2115番地の2 3階、電話は042-378-6366、ファクス042-378-8900。開所は月曜日から金曜日(祝日・年末年始を除く)午前8時30分〜午後5時です。

おやこ包括支援センター=妊産婦、乳幼児とその保護者を支援。子育て相談・妊婦面接・あかちゃん訪問・離乳食の調理講習会・乳幼児の健康診査など。所在地は〒206-0804 稲城市百村112番地の1(稲城市保健センター内)、電話は042-378-3434、ファクス042-377-4944です。

🔴 3つとも別の建物です。市役所は東長沼2111番地、子ども家庭支援センターは東長沼2115番地の2の3階、おやこ包括支援センターは百村の保健センター内。受給者証の障害福祉課は市役所2階なので、用件ごとに行き先が変わります。

市の組織にも子ども福祉部 子ども家庭支援センター課子ども福祉部 おやこ包括支援センター課の2つが並んでいます(令和8年4月1日現在)。名前が似ていますが別の課です。

🔴 市はこのほかに「地域子育て相談機関」を4か所置いています。市内在住の妊婦の方と就学前の子どもとその家庭が対象で、相談したいことの例として市自身が「子どもの発達が心配」を挙げています。担当の目安は町名で分かれていますが、市は「市内4か所どこの施設でもご利用ができます」「電話相談もできます」と書いており、住んでいる町で決められているわけではありません。

地域子育て相談機関(目安の地区)場所・電話・開いている時間
あそびの広場向陽台(向陽台・長峰・若葉台)向陽台3-2(向陽台小学校敷地内)/042-370-0106/月〜土 10:00〜17:00(土曜は電話相談のみ
市立第五保育園(平尾・坂浜)平尾4-45-2/080-6558-7621/月〜金 9:00〜16:00
コマクサ幼稚園(大丸・東長沼・百村)大丸68-1/042-379-9591/月・水・金 10:00〜15:00
青葉幼稚園さくらんぼ・いちご(矢野口・押立)矢野口1407-14/070-5687-1721/月・火・木 13:00〜16:00

地域子育て相談機関は祝日・年末年始が休みで、市は「開催日時を変更する場合がありますので、ご利用の際は施設にご確認の上、ご利用ください」と注記しています。

出典:こども家庭センター(稲城市 子ども家庭支援センター課)(令和7年1月30日 更新)/子ども家庭支援センターについて(令和6年12月26日 更新)/おやこ包括支援センター(令和6年12月16日 更新)/地域子育て相談機関(稲城市 あそびの広場向陽台)(令和8年5月26日 更新)/市の組織(稲城市 人事課)

受給者証を出すのは「住んでいる市区町村」——事業所の場所ではありません

ここは全国どこでも同じです。児童福祉法は、通所給付決定を行うのは保護者が住んでいる市町村だと定めています(第21条の5の5ほか)。

事業所が別の市区町村にあっても、使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは、条文にはありません。

ただし、支給量の決め方や面接の進め方は市区町村ごとに違います。決めるのは、お住まいの窓口です。

相談の前に、用意しておくとよいもの

手ぶらで行っても相談はできます。ただ、次のものがあると話が早く進みます。

メモの書き方
「言葉が遅い」ではなく、「2歳半で、単語は10個くらい。二語文は出ていない」のように、数と場面で書くと、相手に正確に伝わります。

相談したあと、どう進むのか

  1. 相談——話を聞いてもらいます。ここで終わることもあります
  2. 発達の確認——必要に応じて、発達検査や医師の診察に進みます
  3. 受給者証の申請——支援を使うと決めたら、住んでいる市区町村に申請します
  4. 面接・調査——市区町村の担当者が、状況と必要な量を確かめます
  5. 受給者証の交付——支給量(月に何日使えるか)が書かれて届きます
  6. 事業所と契約——見学して選び、契約して利用が始まります

①から⑥までにかかる期間は、市区町村と時期によって違います。数週間で進むこともあれば、数か月かかることもあります。急ぐ事情があるときは、最初の相談でそう伝えてください。

「発達障害」という言葉について

発達障害者支援法 第2条は、発達障害を「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」と定めています。

これは法律の定義であって、医学の診断基準とは別のものです。また、支援を受けるために診断名が必ず要る、とは条文に書かれていません。

大切なこと
指摘を受けたことは、お子さんに何かが足りない、という意味ではありません。早く分かれば、早く合う関わり方が見つかる、というだけのことです。

東京都のほかのページ

東京都全体の相談先(発達障害者支援センターなど)は東京都のページにまとめています。

東京都内で、同じ形式でまとめている市区町村です。あきる野市 昭島市 調布市 府中市 福生市 八王子市 羽村市 東久留米市 東村山市 東大和市 日野市 清瀬市 小平市 小金井市 国分寺市 狛江市 国立市 町田市 三鷹市 武蔵村山市 武蔵野市 西東京市 青梅市 立川市 多摩市

ほかの市区町村は手続き・制度の一覧から探せます。

この記事で書かないこと

出典

※上記の出典は2026年9月10日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。

よくあるご質問

診断がなくても児童発達支援を使えますか。
市の支給ガイドラインは、児童発達支援の支給要件を3つ挙げていて、その1つが「おやこ包括支援センター、または稲城市発達支援センター レスポーいなぎにて療育的支援が必要と判断されたもの」です。医師の意見書や手帳がなくても、この経路があります。ただし放課後等デイサービスは要件が2つだけで、この経路は含まれていません。
放課後等デイサービスだけ医師の意見書が要ると聞きました。本当ですか。
はい。稲城市は、手帳(愛の手帳・精神障害者保健福祉手帳)をお持ちでない方が放課後等デイサービスを新しく利用するときと、児童発達支援から放課後等デイサービスへ切り替わるときに医師意見書を求めています。児童発達支援には求められていません。意見書には「診断名(疑いを含む)」でよいと市が書いていますが、発行まで数か月かかることがあるので早めに動いてください。
大丸の「レスポーいなぎ」は電話番号が2つあるようですが、どちらにかければよいですか。
同じ建物(大丸607-2 都営稲城アパート17号棟1階)に2つの窓口があります。相談は発達支援センター分室 042-401-5138通園する療育施設の見学や利用の流れは稲城市児童発達支援センター 042-401-5139です。1桁違いなので、用件で使い分けてください。
就学相談はいつまでに申し込めばよいですか。
令和9年4月に小学校・中学校へ入学予定のお子さんは、令和8年9月30日(水曜日)までにウェブのフォームから申し込みます。窓口は特別支援教育相談室(ふれんど平尾4階・042-331-7302)です。特別支援学級ときこえとことばの教室の見学会は10月から11月にもありますが、それは申込期限より後なので、見学を待たずに先に申し込んでください。
稲城市に5歳児健診はありますか。
ありません。市の乳幼児健康診査の一覧に5歳児健診はなく、稲城市こども計画にも令和8年度予算の概要にも記載がありません。市の資料で「5歳児の健康診断の実施」が出てくるのは、『稲城市障害福祉プラン』の資料編にある当事者団体へのヒアリング結果の中の要望として1行だけで、市が実施を決めたという記載ではありません。年中・年長で気になることがあれば、レスポーいなぎか特別支援教育相談室にご相談ください。
手当はどこに申請しますか。1か所ではないのですか。
2つの課に分かれます。障害児福祉手当(16,560円)は障害福祉課特別児童扶養手当(58,450円/38,930円)と児童育成手当・障害手当(15,500円)は子育て支援課 手当助成係です。どちらも市役所2階 北側で、電話は同じ042-378-2111(代表)です。用件を伝えれば担当につながります。
就学前の利用者負担は無料ですか。
『障害福祉のしおり』(令和8年9月版)は「就学前までは障害児通所利用者負担額は無償化されます」と書いています。一方、市のホームページ「児童発達支援等の無償化」(更新日 令和6年12月16日)は国の制度どおり「満3歳になって初めての4月1日から3年間」のままで、2つの資料で書き方がずれています。0〜2歳の扱いは、申請のときに障害福祉課(042-378-2111)へお確かめください。
受給者証がないと、相談もできませんか?
いいえ。相談は受給者証がなくてもできます。受給者証が必要になるのは、児童発達支援や放課後等デイサービスを実際に使うときです。
診断名がないと、支援は受けられませんか?
診断名が必ず要る、とは児童福祉法の条文に書かれていません。実際の運用は市区町村によって違うため、窓口でお確かめください。
引っ越したら、受給者証はどうなりますか?
受給者証を出しているのは住んでいる市区町村です。転出すると、転入先で改めて申請することになります。転出の前に、両方の窓口に連絡してください。
事業所が別の市区町村にあっても使えますか?
使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは条文にありません。ただし手続きの進め方は、お住まいの市区町村が決めます。
費用はどれくらいかかりますか?
世帯の所得に応じた月額の上限額が決まっており、上限までは1割の負担です。また、満3歳になって最初の4月1日から3年間は、児童発達支援等の利用料が無償になります。上限額の区分は市区町村の窓口でお確かめください。
相談したら、必ず何かをすることになりますか?
いいえ。話を聞いて終わりにしてもかまいません。相談したことが記録に残って不利になる、ということもありません。
この記事について:本記事は、子育て・発達に関する一般的な情報の提供を目的としています。内容は学会・職能団体・国の機関が公開している情報にもとづいてまとめていますが、お子さまの発達には個人差があり、すべてのお子さまに当てはまるものではありません。診断や治療に関する判断は、医師などの専門機関にご相談ください。

制度のこと、見学のときに一緒に確認できます

のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。