発達を指摘されたあと、日野市で最初にすることはひとつだけです。いくつもの窓口を回る必要はありません。
この記事には、そのあとに必要になる手続きを、順番に並べてあります。今日ぜんぶを読む必要はありません。今いるところだけ読んでください。
日野市で障害児通所支援(児童発達支援・放課後等デイサービス・保育所等訪問支援)の受給者証を申請する窓口は、日野市役所1階の健康福祉部 障害福祉課です。所在地は日野市神明1丁目12番地の1、直通電話は福祉係 042-514-8485/援護係 042-514-8489/差別解消推進係 042-514-8991の3本、代表電話は042-585-1111です。市はどの係が受給者証を扱うかを公表していないので、3本のうちどれにかけるか迷う場合は代表電話からつないでもらってください。受付時間は月曜日から金曜日(祝日、年末年始を除く)の午前8時30分から午後5時までです。
市は申請の順番を「利用したい施設が決まりましたら、保護者は市役所障害福祉課に申請してください」と書いています。窓口ではサービス利用意向の聞き取りと簡単な調査があり、所要時間は約30分程度と市が案内しています(窓口の混雑状況や個々の状況により時間がかかる場合があります)。
申請書のページには「申請するときは、事前に障害福祉課にご相談の上ご申請ください。申請書に不備や記入漏れがあると申請を受理できない場合や、確認のため手続きに時間がかかる場合があります」と書かれています。児童(原則18歳未満で障害児通所サービスを利用する方)の様式は「【児童】支給申請書、利用者負担額減額・免除等申請書(第1号様式)」で、PDFとWordが市のページから印刷できます。
申請書は障害福祉課の窓口で記入するか、市の「障害福祉サービス申請書一覧」から様式を印刷して記入し、提出します。障害児支援利用計画案は指定特定相談支援事業者が作成しますが、市は「セルフプランとして、自ら計画案を作成することも可能です」とも書いています。
負担上限月額は市の障害福祉ガイド(令和8年3月27日更新・内容は概ね令和7年4月1日現在)に表で載っています。通所・訪問系サービスを利用する場合の月額負担上限額で、食事等の実費負担は別途です。
| 所得区分 | 通所・訪問系サービスを利用する場合の月額負担上限額 |
|---|---|
| 生活保護受給世帯 | 0円 |
| 市民税非課税世帯(低所得1・2) | 0円 |
| 一般1=居宅で生活する障害児 | 4,600円 |
| 一般1=居宅で生活する障害者及び20歳未満の施設入所者 | 9,300円 |
| 一般2 | 37,200円 |
「障害児通所サービスの内容」のページは平成30年2月27日更新のままで、2024年3月末で児童発達支援に一元化された「医療型児童発達支援」がまだ載っています。サービスの区分は「障害児通所サービスの利用方法」(令和7年10月1日更新)と障害福祉ガイドのほうが新しい内容です。
出典:障害児通所サービスの利用方法(令和7年10月1日 更新)/利用者負担額の無償化制度について(令和7年10月1日 更新)/障害児通所サービスの内容(平成30年2月27日 更新)/障害福祉サービス申請書一覧(令和8年7月10日 更新)/【児童】支給申請書、利用者負担額減額・免除等申請書(第1号様式・PDF)/日野市障害福祉ガイド(令和8年3月27日 更新)/日野市障害福祉ガイド 3 障害者総合支援法等(P22~34)/障害児向けのサービス
日野市で子どもの発達の相談を受ける窓口は、日野市発達・教育支援センター「エール」(旭が丘2の42の8/電話 042-589-8877)です。市は「まずはお電話ください」と書いています。対象は0歳から18歳までで、発達面・行動面・学校生活面で支援を必要とする子どもと、子どもの育ちについて不安がある保護者です。
エールは平成26年4月に開設した施設で、市は「福祉部門と教育部門の部署がセンターに設置され、子どもの育ちに関する相談窓口を一本化し、福祉と教育が一体となって継続的に支援する仕組みは、全国的にも珍しく、先進的な取り組みとして注目されています」と説明しています。実際に、子ども部 発達・教育支援課と教育部 発達・教育支援課という同じ名前の課が2つ、どちらもこのエールの建物に置かれています。
電話をすると、保健師・社会福祉士・精神保健福祉士・教育の専門家等が相談に応じ、内容に応じて心理相談、言語相談、医療相談、就学・進学相談、入級・転学相談の予約を取ります。専門職には心理士、言語聴覚士、作業療法士、保健師、スクールソーシャルワーカーなどがいます。
エールは相談だけの場所ではなく、市立の児童発達支援事業「通園事業きぼう」、保育所等訪問支援、障害児相談支援も自前で行っています。きぼう・保育所等訪問支援は児童福祉法に基づく事業なので通所受給者証が必要です。
| エールの区分 | 内容 |
|---|---|
| 業務時間 | 月曜日から金曜日は午前9時から午後6時/第4日曜日は午前9時から午後5時(変更になる場合があります) |
| 相談業務休業日 | 土曜日、日曜日(変更になる場合があります)、祝日、年末年始 |
| きぼうの営業時間 | 午前10時から午後4時30分 |
| 出張相談 | 毎週水曜の午後、子ども包括支援センター「みらいく」で実施(詳しくはエールへ問い合わせ) |
「専門指導事業(有料)」のページは令和2年6月1日更新で、料金の額はこのページに書かれていません。金額はエール(042-589-8877)にご確認ください。
出典:子どもの発達や学校生活に関する相談(令和5年6月26日 更新)/施設案内 日野市発達・教育支援センター「エール」(令和8年6月4日 更新)/通園事業(きぼう)他(令和8年3月9日 更新)/通園事業「きぼう」案内(PDF)/専門指導事業(有料)(令和2年6月1日 更新)/子どもの育ちや発達に不安のある方への支援
日野市の就学相談は、発達相談と同じエール(発達・教育支援センター)が担当します。担当課は教育部 発達・教育支援課(旭が丘2の42の8 エール内・電話 042-589-8877・ファクス 042-514-8740)です。発達の相談も就学の相談も電話番号が同じというのが日野市の特徴です。
市の「就学相談のご案内」チラシには、令和9年4月から都立特別支援学校、市立特別支援学級(知的、自閉症・情緒)、特別支援教室(ステップ教室)への入級を希望する場合は、就学相談が必ず必要になりますと書かれています。就学相談は事前予約制で、電話相談・来所相談・オンライン相談(Zoom)が選べます。
保護者と十分な相談を行った後、就学・進学検討会で医師・有識者・臨床心理士・校長・学級担任等の専門家が子どもの観察を行い、就学先を検討して提案します。令和8年度の検討会は全5回の予定でいずれも午後開催、そのいずれかに出席します。
小・中学校に在籍している子の転学相談は別の日程で、令和8年度の転学検討会は全3回の予定です。言語障害・難聴通級指導学級(せせらぎ学級・たんぽぽ学級)への入級は各通級指導学級へ、特別支援教室(ステップ教室)への入室は各在籍校へ相談します(在籍校での相談も同時に行います)。
就学相談のページの更新日は令和8年1月30日で、上に書いた受付期間(令和8年2月1日から8月31日まで)は令和8年度に公表されたものです。この期間を過ぎてから相談することになった場合は、エール(042-589-8877)へ電話でご確認ください。就学時健康診断は就学相談とは別で、学校課が案内しています。
出典:就学相談、転学・入級・入室相談(令和8年1月30日 更新)/令和8年度就学相談ご案内チラシ(PDF)/自閉症・情緒障害特別支援学級入級条件(PDF)/日野市就学・進学説明会について(令和8年1月30日 更新)/特別支援教育
日野市の乳幼児健康診査を担当するのは子ども部 子ども家庭支援センター 母子保健係(電話 042-843-3663)です。所在地は子ども包括支援センター(みらいく)2階(神明1丁目13番地の2)で、受給者証の窓口である障害福祉課(市役所1階)とも、発達相談のエール(旭が丘)とも別の建物です。
市は「日野市では、下の一覧にある乳幼児健康診査を無料で行っています」と書いています。集団で行う3カ月から4カ月児・産婦健康診査、1歳6カ月児健康診査、3歳児健康診査の会場はいずれも生活・保健センター(日野本町1-6-2・電話 042-581-6500)で、対象世帯に個別通知(郵送)が届きます。日程の変更や健診アンケートの回答入力は、個別に届く通知で確認します。
医療機関で受ける健診もあります。6カ月から7カ月児健診と9カ月から10カ月児健診は都内委託医療機関で受け、受診票は3カ月から4カ月児健康診査の個別通知に同封されています。1カ月児健診は令和8年10月1日から受診票の運用が始まり、令和8年4月1日以降に日野市で妊娠届を出した人には母子健康手帳交付時の「母と子の保健バック(黄色)」に受診票が同封されます。
| 健診名(対象時期) | 実施場所 |
|---|---|
| 1カ月児健診(令和8年10月1日以降から)=出生後27日を超え、生後6週に達しない | 都内委託医療機関 |
| 3カ月から4カ月児・産婦健康診査=生後3カ月から6カ月未満 | 生活・保健センター |
| 6カ月から7カ月児健診=生後6カ月から9カ月未満 | 都内委託医療機関 |
| 9カ月から10カ月児健診=生後9カ月から1歳未満 | 都内委託医療機関 |
| 1歳6カ月児健康診査=1歳6カ月から2歳未満 | 生活・保健センター |
| 3歳児健康診査=3歳から4歳未満 | 生活・保健センター |
会場の生活・保健センターは、令和8年10月1日(木曜日)から令和8年11月13日(金曜日)(予定)までエレベーター改修工事のため、エレベーターが使用できません。11月1日と11月3日は工事の都合で休館です(市のページは11月3日を水曜日と書いていますが、暦では火曜日です)。ベビーカーで健診に行くときはご注意ください。
出典:子どもの健康診査(令和8年7月31日 更新)/乳幼児健康診査(1歳6カ月児)(令和7年3月4日 更新)/乳幼児健康診査(3歳児)(令和7年3月4日 更新)/子供の健康診査(一覧)/令和8(2026)年度 所信表明(令和8年4月14日 更新)/施設案内 生活・保健センター(令和8年7月29日 更新)
国の手当2本(特別児童扶養手当と障害児福祉手当)と、日野市独自の心身障害者(児)福祉手当(市制度)の窓口は、いずれも市役所1階の障害福祉課(神明1の12の1)です。受付時間は月曜日から金曜日(祝日、年末年始を除く)の午前8時30分から午後5時までです。
手当額は市のページに書かれています。特別児童扶養手当は1級58,450円・2級38,930円(申請月の翌月分から、毎年4月・8月・12月に支給。12月期は11月に支払われます)。障害児福祉手当は16,560円(毎年2月・5月・8月・11月に支給)です。国の手当には所得制限があります。
🔴 もう1本、窓口が違う手当があります。東京都の児童育成手当(障害手当)は児童1人につき月額15,500円で、20歳未満の子どもを養育している父・母または養育者に支給されます。申請するのは障害福祉課ではなく、子ども包括支援センターみらいく1階の子育て課窓口(助成係〈手当・医療証等〉042-514-8598)です。支給月は6月・10月・2月の15日頃です。
| 手当(窓口) | 月額と主な対象 |
|---|---|
| 特別児童扶養手当(障害福祉課) | 1級58,450円/2級38,930円。20歳未満で精神または身体に障害のある児童を家庭で監護・養育している父母等 |
| 障害児福祉手当(障害福祉課) | 16,560円。常時の介護を必要とする在宅の20歳未満の方(身体障害者手帳1・2級程度、愛の手帳1・2度程度など) |
| 心身障害者(児)福祉手当 市制度(障害福祉課) | 都制度該当の等級で20歳未満の方12,000円/身体障害者手帳3級・4級8,000円/愛の手帳4度8,000円/難病10,000円。重複障害の方は上記に加えて3,000円 |
| 児童育成手当・障害手当 都制度(子育て課) | 児童1人につき15,500円。愛の手帳1〜3度程度、身体障害者手帳1・2級程度、脳性麻ひ・進行性筋萎縮症、知的障害で特別児童扶養手当の認定を受けている児童 |
「都・市の手当(心身障害者(児)福祉手当)」のページは令和6年5月16日更新、「障害福祉課」の組織案内ページは令和2年4月1日更新です。金額と手続きは、更新日の新しい「特別障害者手当、障害児福祉手当、特別児童扶養手当について」(令和8年8月17日更新)と障害福祉ガイド(令和8年3月27日更新)で確かめました。額の記載はどちらも一致しています。
出典:特別障害者手当、障害児福祉手当、特別児童扶養手当について(令和8年8月17日 更新)/都・市の手当(心身障害者(児)福祉手当)(令和6年5月16日 更新)/児童育成手当(障害手当)(令和8年8月3日 更新)/日野市障害福祉ガイド 5 手当・年金(P61~P65)/日野市障害福祉ガイド 1 相談窓口(P9~P19)/障害福祉課(組織案内)(令和2年4月1日 更新)/手当(障害者向けサービス)
日野市の公式サイトには、「こども家庭センター」という名前を掲げたページがありません。児童福祉と母子保健をまとめて担っているのは、令和6年5月27日に開所した子ども包括支援センター「みらいく」(神明1-13-2)と、その2階に入る子ども家庭支援センターです。
根拠は市の2つの資料にあります。ひとつはこども計画「ひのっ子若者みらいプラン」で、利用者支援事業の確保方策に「こども家庭センター型 1(か所)」が令和7年度から令和11年度まで並んでいます。もうひとつは日野市立子ども家庭支援センター運営協議会報告書(令和7年5月1日)で、「市町村における児童福祉及び母子保健に関し包括的な支援を行う『こども家庭センター』の設置の努力義務化等を内容とする改正児童福祉法の施行は令和6年4月であり、日野市は、国での動きに先行してこの体制を早い段階で整えてきた」と書かれています。
市は児童福祉法の改正に先立って令和2年度に「(仮称)子ども包括支援センター基本計画」を作り、令和3年度から子ども家庭支援センターを3係体制(地域支援係・相談援護係・母子保健係)にしていました。みらいくの開所で、母子保健と児童福祉が同じ執務室になっています。
どこに相談すればよいか決めきれないときの入口として、みらいく2階に「子どもなんでも相談」(042-506-2899)があります。おおむね20歳までの方と保護者、妊産婦などが対象で、匿名での相談もでき、子ども本人からの相談も受けます。
| みらいくの窓口 | 電話と場所 |
|---|---|
| 子どもなんでも相談 | 042-506-2899(みらいく2階)。月・火・水・金曜日は午前9時から午後5時、木曜日は午前9時から午後7時(祝日・年末年始を除く) |
| 子ども家庭支援センター 地域支援係 | 042-506-2151(みらいく2階) |
| 子ども家庭支援センター 相談援護係 | 042-506-2152(みらいく2階)。虐待相談は042-506-2153 |
| 子ども家庭支援センター 母子保健係 | 042-843-3663(みらいく2階)。健診・妊娠届・母子健康手帳 |
| 子育て課 助成係(手当・医療証等) | 042-514-8598(みらいく1階) |
発達の相談は、このみらいくではなくエール(旭が丘2の42の8・042-589-8877)が担当します。ただしエールは毎週水曜の午後、みらいくで出張相談を行っています(詳しくはエールへ問い合わせ)。
出典:施設案内 子ども包括支援センター みらいく(令和7年1月27日 更新)/子どもなんでも相談(令和8年1月30日 更新)/子ども家庭支援センター(組織案内)(令和6年5月29日 更新)/ひのっ子若者みらいプラン(第1期日野市こども計画/第3期日野市子ども・子育て支援事業計画)/令和5年度・令和6年度 日野市立子ども家庭支援センター運営協議会報告書(PDF)/日野市障害福祉ガイド 1 相談窓口(P9~P19)
ここは全国どこでも同じです。児童福祉法は、通所給付決定を行うのは保護者が住んでいる市町村だと定めています(第21条の5の5ほか)。
事業所が別の市区町村にあっても、使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは、条文にはありません。
ただし、支給量の決め方や面接の進め方は市区町村ごとに違います。決めるのは、お住まいの窓口です。
手ぶらで行っても相談はできます。ただ、次のものがあると話が早く進みます。
①から⑥までにかかる期間は、市区町村と時期によって違います。数週間で進むこともあれば、数か月かかることもあります。急ぐ事情があるときは、最初の相談でそう伝えてください。
発達障害者支援法 第2条は、発達障害を「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」と定めています。
これは法律の定義であって、医学の診断基準とは別のものです。また、支援を受けるために診断名が必ず要る、とは条文に書かれていません。
東京都全体の相談先(発達障害者支援センターなど)は東京都のページにまとめています。
東京都内で、同じ形式でまとめている市区町村です。あきる野市 昭島市 調布市 府中市 福生市 八王子市 羽村市 東久留米市 東村山市 東大和市 稲城市 清瀬市 小平市 小金井市 国分寺市 狛江市 国立市 町田市 三鷹市 武蔵村山市 武蔵野市 西東京市 青梅市 立川市 多摩市
ほかの市区町村は手続き・制度の一覧から探せます。
※上記の出典は2026年9月10日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。