📣 放課後等デイサービスは 2027年4月 開所予定です(現在、指定申請の準備を進めています)
お問い合わせ・見学予約
🌱 のびのび発達ラボ|こどもの発達と学びの情報室(記事一覧へ
ホームのびのび発達ラボ > 📋 手続き・制度 > 八王子市で発達を指摘されたら——受給者証・相談・就学の窓口
📋 手続き・制度

八王子市で発達を指摘されたら——受給者証・相談・就学の窓口

最終更新:2026年9月9日
健診や園で「一度相談してみては」と言われた——その日の夜に読む記事です。
八王子市で、どこに電話をかければよいのか。受給者証はどこで出るのか。就学相談はいつまでに申し込むのか。八王子市の公式ページで2026-09-09に確かめた事実だけを、出典つきで並べました。
確かめられなかったことは「確認できませんでした」と書いています。推測は書きません。

結論から——八王子市で、まず電話をかける先

発達を指摘されたあと、八王子市で最初にすることはひとつだけです。いくつもの窓口を回る必要はありません。

最初の一本
お住まいの市区町村の子育て・発達の相談窓口に電話をしてください。

この記事には、そのあとに必要になる手続きを、順番に並べてあります。今日ぜんぶを読む必要はありません。今いるところだけ読んでください。

通所受給者証は、どこで出るのか(八王子市)

児童発達支援・放課後等デイサービスなどの受給者証(児童通所受給者証)を出すのは福祉部 障害者福祉課です。〒192-8501 八王子市元本郷町三丁目24番1号の市役所本庁舎にあり、電話は 042-620-7245、手続きの流れのページには援護担当 042-620-7367 が載っています。区はありませんので、市内どこに住んでいてもこの窓口です。

八王子市は、申請の前に利用予定の事業所へ連絡・相談してから窓口に来るよう案内しています。窓口には、児童通所支援支給等申請書、サービス等利用計画案、そして「療育の必要性の確認ができる書類」を持っていきます。サービス等利用計画案は、計画相談支援事業所に作ってもらうか、保護者等が作る「セルフプラン」のどちらでもかまいません。様式は市のページから取れます。

書類を出すときに、生活面や障害の状況についての聞き取り調査があります。児童発達支援は「5領域20項目」、放課後等デイサービスは「就学児サポート調査票」という八王子市の書式が使われます。市は「申請から受給者証発行まで2週間程度かかります」と案内しています。

サービス「療育の必要性が確認できる書類」(いずれか1つ)
児童発達支援a 各種手帳(身体障害者手帳、東京都療育手帳(愛の手帳)、精神障害者保健福祉手帳)/b 医師診断書または知能発達検査の結果/c 地域保健福祉センターへの心理相談結果(乳幼児手帳)
放課後等デイサービスa 各種手帳(同上)/b 医師診断書または知能発達検査の結果/c 特別支援学校等への就学決定の通知
就学前は無償。ただし放課後等デイサービスは対象外です
八王子市は「令和元年(2019年)10月1日から」利用者負担を無償化しています。対象は放課後等デイサービスを除く全ての障害児通所支援事業と福祉型・医療型障害児入所施設、期間は満3歳になった後、初めての4月1日から小学校に入学する年の3月31日までです。医療費や食費など実費で負担しているものは引き続き支払います。

受給者証は毎年更新の手続きが必要です。市は有効期間が切れる1か月半ほど前に案内文を自宅に送ると案内しています。なお、負担上限月額の区分と金額は、2026年9月時点で八王子市の公式ページには示されていません。金額は障害者福祉課(042-620-7245)に確かめてください。

出典:児童通所支援サービスの手続きの流れ(八王子市)(令和8年8月12日 更新)/児童通所支援サービスの種類及び内容(八王子市)(令和3年7月16日 更新)/児童発達支援などの利用者負担の無償化について(八王子市)(令和6年8月27日 更新)

発達の相談は、どこにするのか(八王子市)

八王子市の発達相談の入口はこども家庭センターです。市内3か所(大横・東浅川・南大沢)にあり、お住まいの町名でどこが担当かが決まっています。担当表は市のページからPDFで見られます。区がない市ですが、実際にはこの3つで窓口が分かれるので、電話する前に自分の町名を確かめてください。

こども家庭センターは母子保健担当児童福祉担当で電話番号が分かれています。発達や発育の心配、健診のことは母子保健担当、家庭のことや子育て全般は児童福祉担当です。

相談の中身は3つに分かれています。心理発達相談は1歳6か月児から就学前までが対象で、精神発達・言語発達・社会性・しつけ(食事・睡眠・排泄・生活習慣)について心理相談員が受けます。費用は無料で、必ず予約が必要です。ほかに発達健診経過観察健診があり、どちらも各こども家庭センターで月1回実施されます。

「どこに相談したらよいか分からない」ときの受け皿も別にあります。教育センター内の子ども家庭部 教育保育・発達支援課(幼児教育・保育センター)(散田町2-37-1/042-673-3707)が、話を聞いたうえで適切な相談先につながるよう伴走すると案内しています。

こども家庭センター電話・所在地・開館時間
大横母子保健担当 042-625-9200/児童福祉担当 042-634-8377。大横町11番35号 大横保健福祉センター内。月〜土曜日 午前9時〜午後5時
東浅川母子保健担当 042-667-1331/児童福祉担当 042-661-0072。東浅川町551番地1 東浅川保健福祉センター内。月〜土曜日 午前9時〜午後5時(第2月曜日は電話・訪問相談のみ)
南大沢母子保健担当 042-679-2205/児童福祉担当 042-678-3100。南大沢二丁目27番地 フレスコ南大沢公共棟1階 南大沢保健福祉センター内。月〜土曜日 午前9時〜午後5時
こども家庭総合センター(企画調整)総合案内 042-656-8225。明神町三丁目19番2号 東京たま未来メッセ 庁舎・会議室棟4階 保健所内。月〜金曜日 午前9時〜午後5時
相談の種類ごとに中身が違います
心理発達相談=1歳6か月児から就学前。心理相談員が精神発達・言語発達・社会性・しつけの相談を受けます(無料・予約制)。発達健診=運動・精神発達や子育て等で経過観察や専門医の健診が必要な乳幼児に、医師・理学療法士・保健師・栄養士・保育士が対応。経過観察健診=一般健診の後に経過観察が必要な乳幼児に、医師・心理相談員・保健師・栄養士・保育士が対応。どちらの健診も各センターで月1回、予約が必要です。

市の「子どもの発達を支えるために」のページには、相談を受けられる市内の医療機関の一覧も載っています。受診方法は医療機関ごとに違うので、それぞれのホームページで確かめてください。

出典:心理相談員による心理発達相談(八王子市子育て応援サイト)(2025年04月01日 更新)/子どもの発育や発達に不安がある方のための健診(八王子市子育て応援サイト)(2025年04月01日 更新)/こども家庭センター(子どもと家庭に関する総合相談)(八王子市子育て応援サイト)(2025年04月01日 更新)/子どもの発達を支えるために(八王子市子育て応援サイト)(2026年06月01日 更新)/教育保育・発達支援課(幼児教育・保育センター)(八王子市子育て応援サイト)(2025年04月01日 更新)

就学相談は、いつ・どこに申し込むのか(八王子市)

特別支援学級・特別支援教室・通級指導学級・都立特別支援学校で支援を受けるには、市の就学相談を受ける必要があります。窓口は八王子市教育委員会 教育指導課 支援・相談担当 就学相談(教育センター内)で、直通電話は 042-664-7524、場所は〒193-0832 八王子市散田町2-37-1 です。

申し込みは市のページから「就学支援ファイル」をダウンロードして記入し、教育センターに郵送または持参します。都立特別支援学校を希望する場合は東京都の書式になります。市の就学相談のご案内では、申し込みは2月から8月(未就学児の場合、2月・3月は特別支援学校希望者のみ)、調整会議・都への進達が8月から12月、そのあと判定と決定という流れです。

令和9年4月からの入学・入級について、市は「令和8年度就学相談の申請は8月31日をもって受付を終了いたしました」と掲示しています(2026年9月時点)。これから申し込む場合は次の年度の受付開始を待つことになりますが、年長児で転入予定の場合など例外の扱いがあるので、まず 042-664-7524 へ電話してください。

用件窓口と電話
就学相談の申し込み・相談、都立特別支援学校の見学会の申し込み八王子市教育センター 就学相談 042-664-7524(直通)
特別支援教育全般、ハンドブック・就学相談ガイド学校教育部 教育指導課(教育センター) 042-664-1135
就学相談以外の相談担当への問い合わせ学校教育部 教育指導課(相談担当) 042-664-5124
入学通知・指定校変更・学校選択制など入学手続き学校教育部 教育指導課(新入学のご案内のページに記載)
八王子市には情緒障害の固定学級がありません
市は「本市には令和7年の時点で自閉症・情緒障害特別支援学級(固定制)は未設置のため、知的障害のない自閉スペクトラム症や場面緘黙で、いわゆる『情緒固定学級』に在籍されている児童・生徒については、原則通常の学級に在籍して、特別支援教室(校内通級)を利用していただく形で就学相談を始めさせていただきます」と明記しています。他の自治体から転居してくる場合はとくに注意が必要です。

都立特別支援学校の小学部見学会は「八王子市の就学相談を受けることが条件」で、申し込み先も八王子市教育センター 就学相談(042-664-7524)です。体験会は見学会に参加した方が対象です。また、八王子市には園と小学校をつなぐ「すくてくシート」(旧 就学支援シート)があり、就学時健診の時期(10月頃)までの提出が望ましく、遅くとも翌年2月末までに保護者が小学校や学童保育所へ直接提出します。

出典:障害のあるお子さんの学級・教室・学校について(八王子市)(令和8年1月22日 更新)/令和8年度 八王子市 就学相談のご案内(八王子市・PDF)特別支援教育ハンドブックと就学相談ガイド(八王子市)(令和6年5月15日 更新)/すくてくシート(旧就学支援シート)(八王子市子育て応援サイト)(2024年07月16日 更新)

乳幼児健診は、どこで受けるのか(八王子市)

八王子市の乳幼児健診は、1歳6か月児健康診査と3歳児健康診査が集団健診です。会場も日程も、お住まいの地域によって違います。案内は対象月の20日頃に、会場と日時を指定した封書で個別に届きます。自分で申し込むのではありません。指定された日程・会場に行けないときは、Webシステムから変更手続きができます(会場ごとに人数の制限があります)。

案内が翌月になっても届かないとき、なくしたとき、直近で転入したときは、お住まいを担当するこども家庭センターの母子保健担当(大横 042-625-9200/東浅川 042-667-1331/南大沢 042-679-2205)に問い合わせます。

持ち物に「八王子版ネウボラ乳幼児手帳」が入っているのが八王子市の特徴です。母子健康手帳とは別の手帳で、受給者証の申請で使う「地域保健福祉センターへの心理相談結果(乳幼児手帳)」もこの手帳を指します。

5歳児健康診査は、2026年9月時点では実施されていません。市の乳幼児健診のページに並んでいるのは1か月児・3か月から4か月児・6か月から7か月児・9か月から10か月児・1歳6か月児・3歳児の健康診査と、2歳児の幼児歯科健診、4歳児・5歳児対象の未就園児のための歯科健診です。ただし市は実施に向けて検討を進めており、こども家庭センター運営会議の議事要録には、事務局の発言として「八王子市としては5歳児健診を実施する方向で考えている」と記録されています。

健診対象・内容・受付
1歳6か月児健康診査満1歳6か月を超え満2歳に達しない幼児。問診、身体測定、診察(歯科・内科)、個別相談(保健、栄養、歯科、心理発達相談など)。受付12時30分〜13時45分、開始13時00分から。無料
3歳児健康診査満3歳を超え満4歳に達しない幼児。尿検査、問診、目の屈折検査、身体測定、診察(歯科・内科)、個別相談。目と耳の検査は自宅で済ませてから行く。受付12時30分〜13時45分、開始12時45分から。無料
発達健診・経過観察健診発育や発達に不安があるお子さん、一般健診の後に経過観察が必要なお子さん。各こども家庭センターで月1回。予約が必要
4歳児・5歳児対象 未就園児のための歯科健診園に通っていない4歳児・5歳児が対象の歯科健診(発達の健診ではありません)
持ち物は母子健康手帳だけではありません
1歳6か月児健診は母子健康手帳、八王子版ネウボラ乳幼児手帳、アンケート(2枚)、替えのおむつなど、バスタオル。3歳児健診は母子健康手帳、八王子版ネウボラ乳幼児手帳、アンケート(2枚)、尿、替えのおむつなど(必要時)、バスタオルです。アンケートは事前に記入して持っていきます。

発熱・咳等の症状があるときは、感染予防のため受診を断られることがあります。体調を整えて次回以降の健診を利用してください。

出典:1歳6か月児健康診査(八王子市子育て応援サイト)(2026年06月11日 更新)/3歳児健康診査(八王子市子育て応援サイト)(2026年03月24日 更新)/乳幼児健診の一覧(八王子市子育て応援サイト)八王子市こども家庭センター運営会議(資料6「5歳児健診について」・議事要録)(令和8年4月14日 更新)

障害児福祉手当の窓口(八王子市)

八王子市は、障害のあるお子さんの手当を2つの課で分けて扱っています。障害児福祉手当特別児童扶養手当は福祉部 障害者福祉課(福祉・自立支援医療担当)042-620-7245(本庁舎)、東京都の制度である児童育成手当(障害手当)は子ども家庭部 子育て支援課042-620-7368です。受給者証の窓口(障害者福祉課 援護担当 042-620-7367)ともまた別です。

児童育成手当(障害手当)は、20歳未満で心身のいずれかの障害があるお子さんを扶養している保護者が対象で、月額15,500円です。新規申請を希望する場合は、案内をするので事前に電話で子育て支援課(042-620-7368)へ問い合わせるよう市は求めています。申請窓口は市役所本庁舎の子育て支援課のほか、八王子駅南口総合事務所 子ども窓口(平日午前10時〜午後7時、日曜午前10時〜午後5時)でも受け付けますが、日曜日は新規申請の受付を行っておらず、新規の受付は平日午後5時までです。

障害児福祉手当は、市が「おおむね身障手帳1級、おおむね身障手帳2級の一部、愛の手帳1度、愛の手帳2度程度の方。あるいはこれらと同等の疾病、精神障害の方」を対象としています。特別児童扶養手当は「おおむね身体障害者手帳1級〜3級程度(下肢障害については4級の一部を含む)」「おおむね愛の手帳1〜3度程度」「自閉スペクトラム症等により日常生活に著しい制限を受ける方等」などが目安で、複数の障害がある場合は個々の程度がこれより軽くても該当することがあります。

手当月額と振込月(窓口)
障害児福祉手当(20歳未満・重度の障害のため日常生活に常時介護が必要な方)16,560円(令和8年4月改定。令和7年4月は16,100円)。振込は2月・5月・8月・11月の7日頃。障害者福祉課 042-620-7245
特別児童扶養手当 1級58,450円(令和8年4月改定。令和7年度は56,800円)。振込は4月・8月・11月の11日頃。障害者福祉課 042-620-7245
特別児童扶養手当 2級38,930円(令和8年4月改定。令和7年度は37,830円)。振込は4月・8月・11月の11日頃。障害者福祉課 042-620-7245
児童育成手当(障害手当)(20歳未満のお子さんを扶養している保護者)15,500円。申請の翌月分から、毎年6月・10月・2月に前月までの分を支給。子育て支援課 042-620-7368
現況届の月と出し先が手当ごとに違います
障害児福祉手当と特別児童扶養手当の現況届は毎年8月で、受給者全員に通知が郵送されます。この2つの現況届は、浅川・由木・元八王子・北野・南大沢・八王子駅南口の各総合事務所でも受け付けます。一方、児童育成手当(障害手当)の現況届は毎年6月で、6月上旬に郵送されるものを返信用封筒で返送します。提出が確認できないと6月分以降の手当が受けられなくなります。

3つの手当にはいずれも所得制限があります。八王子市は「障害者手当や障害者医療費助成などの所得制限基準額が変わります【令和8(2026)年8月から】」という案内も出しています。金額と基準は改定されるので、申請の前に窓口で確かめてください。

出典:障害児福祉手当(八王子市)(令和8年3月25日 更新)/特別児童扶養手当(八王子市)(令和8年3月25日 更新)/児童育成手当(障害手当)(八王子市子育て応援サイト)(2025年10月01日 更新)/手当(障害のある方のために)(八王子市)

こども家庭センター(八王子市)

八王子市は令和7年(2025年)4月1日に「こども家庭センター」を設置しました。市は「子ども家庭支援センターと保健福祉センターの母子保健機能を統合し、新たに『こども家庭センター』を設置します。すべての妊産婦や子育て家庭、子どもを対象に切れ目のない一体的な相談支援を行います」と説明しています。根拠として八王子市こども家庭センター条例(令和6年八王子市条例第70号)があり、同条例第3条第2項に基づくこども家庭センター運営会議が年2回開かれています。

つくりは「総合センター1か所+地域センター3か所」です。保健所内に置くこども家庭総合センター(明神町三丁目19番2号 東京たま未来メッセ 庁舎・会議室棟4階/総合案内 042-656-8225)が事業の企画調整を担い、市内3か所の地域のこども家庭センター(大横・東浅川・南大沢)が妊婦面談や乳幼児健診を行い、子どもや家庭の相談を受けます。

地域のセンターは母子保健担当(妊娠・出産・育児など)と児童福祉担当(家庭のことなど子育て全般)に分かれていて、電話番号も別です。0歳から18歳未満のお子さんとご家庭に関するあらゆる相談を、月曜日から土曜日の9時から17時(日曜日・休日・祝日・12月29日から1月3日を除く)に、無料で受けています。お子さん自身からの相談も受け付けています。

用件かける先
子どもと家庭に関する総合相談(0歳〜18歳未満)児童福祉担当。大横 042-634-8377/東浅川 042-661-0072/南大沢 042-678-3100
妊娠・出産・育児、発達の心配、乳幼児健診のこと母子保健担当。大横 042-625-9200/東浅川 042-667-1331/南大沢 042-679-2205
こども家庭センター事業全体のことこども家庭総合センター 総合案内 042-656-8225(月〜金曜日 午前9時〜午後5時)
自分の担当センターは町名で決まります
八王子市に区はありませんが、こども家庭センターは町名で担当が割り振られています。たとえば同じ市内でも、明神町・大横町・元本郷町などは大横、めじろ台・高尾町・元八王子町などは東浅川、南大沢・別所・堀之内などは南大沢です。市は「あなたのお住まいを担当するこども家庭センター」の一覧をPDFで公開しているので、電話をかける前にそこで町名を確かめてください。相談は担当のセンターへ直接連絡します。

八王子市はこの相談体制を「八王子版ネウボラ」と呼び、第2期子ども・若者育成支援計画の重点分野に位置づけています。名前だけでは中身が分かりにくいので、迷ったら担当のこども家庭センターに電話して、内容に合う窓口につないでもらってください。

出典:こども家庭センター(子どもと家庭に関する総合相談)(八王子市子育て応援サイト)(2025年04月01日 更新)/八王子市こども家庭センター運営会議(八王子市)(令和8年4月14日 更新)/こども家庭センター地域担当表(八王子市子育て応援サイト・PDF)

受給者証を出すのは「住んでいる市区町村」——事業所の場所ではありません

ここは全国どこでも同じです。児童福祉法は、通所給付決定を行うのは保護者が住んでいる市町村だと定めています(第21条の5の5ほか)。

事業所が別の市区町村にあっても、使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは、条文にはありません。

ただし、支給量の決め方や面接の進め方は市区町村ごとに違います。決めるのは、お住まいの窓口です。

相談の前に、用意しておくとよいもの

手ぶらで行っても相談はできます。ただ、次のものがあると話が早く進みます。

メモの書き方
「言葉が遅い」ではなく、「2歳半で、単語は10個くらい。二語文は出ていない」のように、数と場面で書くと、相手に正確に伝わります。

相談したあと、どう進むのか

  1. 相談——話を聞いてもらいます。ここで終わることもあります
  2. 発達の確認——必要に応じて、発達検査や医師の診察に進みます
  3. 受給者証の申請——支援を使うと決めたら、住んでいる市区町村に申請します
  4. 面接・調査——市区町村の担当者が、状況と必要な量を確かめます
  5. 受給者証の交付——支給量(月に何日使えるか)が書かれて届きます
  6. 事業所と契約——見学して選び、契約して利用が始まります

①から⑥までにかかる期間は、市区町村と時期によって違います。数週間で進むこともあれば、数か月かかることもあります。急ぐ事情があるときは、最初の相談でそう伝えてください。

「発達障害」という言葉について

発達障害者支援法 第2条は、発達障害を「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」と定めています。

これは法律の定義であって、医学の診断基準とは別のものです。また、支援を受けるために診断名が必ず要る、とは条文に書かれていません。

大切なこと
指摘を受けたことは、お子さんに何かが足りない、という意味ではありません。早く分かれば、早く合う関わり方が見つかる、というだけのことです。

この記事で書かないこと

出典

※上記の出典は2026年9月9日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。

よくあるご質問

八王子市には区がないのに、窓口が3つあると聞きました。どう分かれているのですか。
こども家庭センターだけが3つに分かれています。大横・東浅川・南大沢の3か所で、担当はお住まいの町名で決まっています。発達の相談、心理発達相談、発達健診、1歳6か月児健診・3歳児健診はすべて担当のセンターが窓口です。市が公開している「こども家庭センター地域担当表」で自分の町名を確かめてから電話してください。一方、受給者証と手当は市内1か所(市役所本庁舎)、就学相談も1か所(教育センター)です。
受給者証は、近くの事務所やこども家庭センターで申請できますか。
できません。児童通所支援(児童発達支援・放課後等デイサービスなど)の申請窓口は、市役所本庁舎の福祉部 障害者福祉課だけです(元本郷町三丁目24番1号/042-620-7245、手続きは援護担当 042-620-7367)。なお、障害児福祉手当と特別児童扶養手当の現況届と口座振替届に限っては、浅川・由木・元八王子・北野・南大沢・八王子駅南口の各総合事務所でも受け付けています。
手帳がありません。児童発達支援の受給者証は申請できますか。
手帳がなくても申請できます。八王子市が「療育の必要性の確認ができる書類」として挙げているのは、児童発達支援の場合、a 各種手帳、b 医師診断書または知能発達検査の結果、c 地域保健福祉センターへの心理相談結果(乳幼児手帳)のいずれか1つです。cは、こども家庭センターの心理発達相談を受けたときに乳幼児手帳に記載される結果を指します。放課後等デイサービスの場合はcが「特別支援学校等への就学決定の通知」に変わります。
受給者証の負担上限月額はいくらですか。
2026年9月時点で、八王子市の公式ページには負担上限月額の区分と金額が載っていません。分かっているのは、放課後等デイサービスを除く障害児通所支援が、満3歳になった後の初めての4月1日から小学校入学の年の3月31日まで無償になることです(医療費・食費などの実費は除く)。放課後等デイサービスはこの無償化の対象外なので、金額は障害者福祉課(042-620-7245)に確かめてください。
就学相談はいつ申し込めばよいですか。
八王子市の就学相談は2月から8月が申し込みの期間です(未就学児の場合、2月・3月は特別支援学校を希望する方のみ)。令和9年4月からの入学・入級については、市が「令和8年度就学相談の申請は8月31日をもって受付を終了いたしました」と掲示しています。ただし年長児で転入予定の場合など例外の扱いがあるので、まず八王子市教育センター 就学相談(042-664-7524)に電話してください。
情緒障害の固定学級を希望していますが、八王子市にありますか。
市は「本市には令和7年の時点で自閉症・情緒障害特別支援学級(固定制)は未設置」と明記しています。知的障害のない自閉スペクトラム症や場面緘黙で、他の自治体でいわゆる情緒固定学級に在籍していたお子さんは、原則として通常の学級に在籍し、特別支援教室(校内通級)を利用する形で就学相談が始まります。特別支援教室は市内すべての小・中学校に設置されています。
八王子市に5歳児健診はありますか。
2026年9月時点では実施されていません。市の乳幼児健診のページに並んでいるのは1か月児から3歳児までの健康診査と歯科健診で、5歳児健康診査はありません(4歳児・5歳児対象の歯科健診は、発達の健診とは別のものです)。市は実施に向けて庁内連絡会や医師会との準備を進めており、運営会議の議事要録に「八王子市としては5歳児健診を実施する方向で考えている」との記録があります。5歳前後の心配は、こども家庭センターの心理発達相談(1歳6か月児から就学前まで)で受けられます。
受給者証がないと、相談もできませんか?
いいえ。相談は受給者証がなくてもできます。受給者証が必要になるのは、児童発達支援や放課後等デイサービスを実際に使うときです。
診断名がないと、支援は受けられませんか?
診断名が必ず要る、とは児童福祉法の条文に書かれていません。実際の運用は市区町村によって違うため、窓口でお確かめください。
引っ越したら、受給者証はどうなりますか?
受給者証を出しているのは住んでいる市区町村です。転出すると、転入先で改めて申請することになります。転出の前に、両方の窓口に連絡してください。
事業所が別の市区町村にあっても使えますか?
使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは条文にありません。ただし手続きの進め方は、お住まいの市区町村が決めます。
費用はどれくらいかかりますか?
世帯の所得に応じた月額の上限額が決まっており、上限までは1割の負担です。また、満3歳になって最初の4月1日から3年間は、児童発達支援等の利用料が無償になります。上限額の区分は市区町村の窓口でお確かめください。
相談したら、必ず何かをすることになりますか?
いいえ。話を聞いて終わりにしてもかまいません。相談したことが記録に残って不利になる、ということもありません。
この記事について:本記事は、子育て・発達に関する一般的な情報の提供を目的としています。内容は学会・職能団体・国の機関が公開している情報にもとづいてまとめていますが、お子さまの発達には個人差があり、すべてのお子さまに当てはまるものではありません。診断や治療に関する判断は、医師などの専門機関にご相談ください。

制度のこと、見学のときに一緒に確認できます

のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。