杉並区の乳幼児健康診査は、担当地域の保健センターで受ける集団健診と、契約医療機関で受ける個別健診に分かれます。保健センターは荻窪(03-3391-0015)・高井戸(03-3334-4304)・高円寺(03-3311-0116)・上井草(03-3394-1212)・和泉(03-3313-9331)の5か所で、担当は町丁名と番地で決まります。区の「福祉事務所・保健センターの所管区域」の一覧では、たとえば井草1丁目・2丁目は荻窪保健センター、井草3~5丁目は上井草保健センターというように同じ町名でも丁目で分かれ、永福1丁目は番地で和泉と高井戸に割れます。🔴 福祉事務所(荻窪・高円寺・高井戸の3か所)と保健センター(5か所)では区分けが違います。健診のことは保健センターのほうで確かめてください。
4か月児健康診査は、3か月に達した月末までに担当地域の保健センターから通知が郵送されます。区は混雑を避けるため受診日時を指定しているので、通知に書かれた日時を確かめて受診します。内容は身長・体重測定、診察、子育て情報(遊び方、事故予防、離乳食、歯等)で、実施場所は保健センターです。6か月児健康診査と9か月児健康診査の受診票は4か月児健康診査の通知と一緒に届き、都内の契約医療機関で受けます。受診期間は6か月児が満6か月から7か月末まで、9か月児が満9か月から10か月末までです。
1歳6か月児健康診査は、保健センターと契約医療機関の両方で受けます。通知は1歳5か月に達した月末までに担当地域の保健センターから届きます。保健センターでは身長・体重測定、歯科健診、栄養・子育て相談などがあり、通知に記載されている日時が指定されます。契約医療機関では身長・体重測定、診察などを受け、こちらは満1歳6か月から2歳未満までの間です。片方だけでは終わらないので、両方受けてください。
3歳児健康診査の通知は、3歳に達した月末までに担当地域の保健センターから届きます。こちらも受診日時が指定されます。内容は尿検査、身長・体重測定、診察、歯科健診、栄養・子育て相談、視覚検査・聴覚検査の結果についての相談で、実施場所は保健センターです。🔴 区は「1歳児健診」は区の健康診査としては実施していないと書き、発達に心配があれば担当地域の保健センターへ問い合わせるよう案内しています。住所変更があった場合、日程の都合が悪い場合、お知らせが届かない場合、前住地で未受診の場合も、担当地域の保健センターに連絡します。
🔴 5歳児健康診査は、令和8年度は全員が受けるものではなく、モデル事業です。区は「令和8年度の5歳児健康診査は、今後の実施に向けた検討を行うためのモデル事業として実施します。」と書き、5歳児健康診査のページでも「杉並区では、令和8年度の5歳児健康診査を、今後の本格実施に向けたモデル事業として実施します。」としています。対象は区が指定した保育園8園・子供園3園に在園している4歳児クラスのお子さんで、保育園は大宮前保育園・四宮保育園・和泉保育園・成田保育園・荻窪南保育園・西荻北保育園・井草保育園・松ノ木保育園、子供園は下高井戸子供園・成田西子供園・高井戸西子供園です。対象になる方には区から個別に郵送で案内が届き、日程や実施内容は案内通知で知らせるとされています。区は健診の目的を、お子さんの心身の発達や生活習慣の様子を確認し、得意なところや苦手なところを把握して就学に向けた準備や必要な支援につなげることだと書いています。
モデル事業の対象外の園に通っている場合や、園に通っていない場合の相談先は、5歳児健康診査のページに内容別で並んでいます。育児の相談、家族・きょうだい関係に関する相談、保護者やご家族のこころやからだに関する相談は担当地域の保健センター、言葉の発達や情緒・コミュニケーションに関する相談は障害者施策課 児童発達相談係(03-5335-7634)、医療に関する相談は小児科などの医療機関、園での様子に関する相談は通っている園、就学に向けた準備や学校生活に関する相談は多様な学び支援課 教育・就学相談担当(03-6379-5491)です。区は就学相談の受付について「年長児(年長クラス)となる4月1日以降の対応となります。」と書いています。
健診のあいだの時期には、保健センターの育児相談があります。保健センターは電話・訪問・来所による相談を随時受け付けているほか、月に1回、1歳の誕生月(荻窪保健センターは7カ月)までのお子さんを対象に身体測定や個別相談ができる育児相談会を開いています。実施日は保健センターごとに違うので、区の「各種健康相談(出産・育児関連)」のページで日程を確かめます。問い合わせ時間は午前8時30分から午後5時(土曜日・日曜日、祝日は休み)です。
健診会場は狭いのでベビーカーで回ることができないこと、必要な方はミルク・ミルクのお湯・オムツ・オムツ用のごみ袋を持参することも、区が注意として書いています。
| 健診 | 時期と場所 |
|---|---|
| 4か月児健康診査 | 3か月に達した月末までに通知/担当地域の保健センター(日時指定) |
| 6か月児健康診査 | 満6か月から7か月末まで/都内の契約医療機関 |
| 9か月児健康診査 | 満9か月から10か月末まで/都内の契約医療機関 |
| 1歳6か月児健康診査 | 1歳5か月に達した月末までに通知/保健センターと契約医療機関の両方 |
| 3歳児健康診査 | 3歳に達した月末までに通知/担当地域の保健センター(日時指定) |
| 5歳児健康診査 | 令和8年度はモデル事業。指定の保育園8園・子供園3園の4歳児クラスのみ |
出典:乳幼児健康診査(2026年9月15日 更新)/5歳児健康診査(2026年8月28日 更新)/育児相談(2022年3月20日 更新)/福祉事務所・保健センターの所管区域(2022年12月7日 更新)/お子さんの発達に関する相談(2026年4月1日 更新)/杉並区の医療的ケア児の相談体制(2026年4月1日 更新)
🔴 杉並区の就学支援相談は、令和8年4月から場所も担当課も変わりました。区は「令和8年4月から就学支援相談の場所が変わります」という案内を出しています。令和8年3月31日までは特別支援教育課 就学支援相談係(就学前教育支援センター2F・成田西2-24-21)でしたが、令和8年4月1日からは教育委員会事務局 多様な学び支援課 相談事業係と教育・就学相談担当が、教育相談室(〒168-0064 永福4丁目25番4号・電話 03-6379-5491)で受け付けます。京王井の頭線の西永福駅から徒歩約10分、永福町駅から徒歩約12分です。就学相談窓口の受付は月曜日から金曜日の午前9時から午後5時で、土曜日・日曜日・祝日は休みです。🔴 区のほかのページには、変更前の特別支援教育課 就学支援相談係(就学前教育支援センター内)電話:03-5929-9481 がまだ残っています。就学の相談は 03-6379-5491 にかけてください。
相談の対象は、区内在住で令和9年4月に区立小学校へ就学する児童(5歳児年長クラス)から中学生の保護者です。区立特別支援学校または特別支援学級への進学の相談、都立特別支援学校へ進学するための手続き、特別支援教室や難聴言語通級指導学級の利用、就学支援シートの活用、義務教育終了後の支援体制などを相談できます。区は就学支援相談の内容として、教育・心理・福祉各分野の専門職がお子さんの様子を見て就学・転学先を提案すると書き、あわせて「お子さんの状況についての継続的な相談は行っていません。」と断っています(継続的な教育相談は同じ教育相談室の「教育相談」が受け持ちます)。
申し込みは予約制で、原則としてウェブのフォームからです。区は「予約制のため、申し込みフォームからお申し込み下さい。」と書き、申し込んだ連絡先に担当者から日程調整の電話が入ります。申し込み後10日間以内に連絡がないときは教育相談室へ電話します。フォームからの申し込みが難しい場合は電話でも受け付けますが、区は「電話の場合は15分程度のお時間をいただきます。」と書いています。電話をかけたら「就学相談の申込希望」と伝えてください。相談日が決まったら、杉並区就学相談票をフォームで入力するか、書式をダウンロードして記入し、相談日に持参します。都立特別支援学校(肢体不自由・視覚聴覚障害・病弱)を希望する場合は、就学相談票(様式1)と面接票(様式2)、手帳をお持ちなら手帳の写しを持参します。
🔴 締切は1つではなく、進みたい先ごとに4通りあります。令和9年4月に小学校へ入学するお子さんの場合、区立特別支援学校・小学校特別支援学級への就学を考えている(迷っている)ときは令和8年4月1日から8月31日まで、通常の学級へ就学して1年生の1学期から特別支援教室の利用を考えているときは令和8年4月20日(月曜日)から6月30日(火曜日)まで、通常の学級へ就学して1年生の1学期から難聴言語通級指導学級(きこえの教室・ことばの教室)の利用を考えているときは令和8年9月1日(火曜日)から11月27日(金曜日)までに相談を完了します。都立特別支援学校を希望する場合は、区教育委員会で相談を開始して結果を東京都の特別支援教育推進室へ引き継ぐため、9月30日までに相談を予約します。在校生の転学の相談は令和8年11月30日までです。区外から転入予定の方は随時受け付けます。
小学校就学の相談の流れは、相談受付(4月1日から8月31日)→保護者面談(11月頃まで・1時間程度。就学先の検討を希望する場合は検討の申込み。必要な場合は心理検査)→検討申込後の所見作成依頼・在籍園訪問→グループ面接(8月から12月頃・5~6人程度の小集団で模擬授業)→入学検討部会(8月から12月頃)→検討結果報告・合意形成(9月から12月頃。検討から1~2週間後を目安に電話で結果を伝える)→必要な場合は体験入学・体験入級→就学通知の発送(12月中旬から)です。区は、相談申込から就学先の提案までおおむね2~3か月かかるので余裕を持って申し込むよう書いています。合意形成に至らない場合も、いったんは地域指定校の就学通知が発送され、合意形成後に改めて決定した学校の就学通知が届きます。
1年生の1学期から特別支援教室を使う場合は、別のスケジュールになります。対象は知的発達に遅れがなく、自閉症・注意欠陥多動性障害・学習障害・情緒障害のいずれかの診断を受けている方で、相談申込(4月20日から6月30日)→就学の相談・心理検査(5月から7月)→検討申込(在籍園に所見作成を依頼)→診断書と心理検査所見の提出→令和8年8月26日(水曜日)または8月27日(木曜日)のグループ面接(区立小学校で集団での行動観察。指定された日時に参加できない場合は検討できないことがあります)→入室検討部会(10月から11月)→利用可否通知の発送(12月下旬)→入学後に利用開始、という順です。診断書は区の書式のほか、医師の診断書(医療機関の書式)のコピーでも受け付けます。難聴言語通級指導学級のほうは、相談申込(9月1日から11月27日)→入級検討申込→ことばの検査・きこえの検査(9月から12月)→入級検討部会(2月)→利用可否通知→入学後に利用開始で、きこえの教室とことばの教室は、原則として保護者の送り迎えが必要だと区の資料に書かれています。
就学時健康診断は、就学支援相談とは別の手続きです。区は9月中旬から上旬に「就学時健康診断のお知らせ」を送り、10月上旬以降に指定された小学校で受診するよう案内しています(実施期間は10月上旬から11月下旬頃まで)。担当は教育委員会事務局 学務課 保健給食係(03-5307-0387/03-5307-0762)です。就学支援相談の資料では、就学時健康診断は原則受診で、お子さんの状態等で受診を迷うときは相談事業係に相談するよう書かれています。就学通知書(入学のお知らせ)は12月中旬に届き、入学説明会は1月下旬以降に各指定校で行われます。
通常の学級へ就学するお子さんについては、杉並区就学支援シート【すばる2】があります。保護者と就学前教育・療育機関等がともに作成し、就学先の学校へ提出するシートで、区のサイトからPDFとワードの書式と記入例をダウンロードできます。提出の時期は学校と確認します。また、🔴 特別支援学級にも通学区域(指定校)があります。通常の学区とは別の「特別支援学校・特別支援学級 通学区域一覧」が公表されているので、進学先を考えるときは必ず確かめてください。区立の特別支援学級は小学校11校・中学校6校、区立特別支援学校は済美養護学校(知的障害・小学部と中学部)です。特別支援学級と済美養護学校の見学会は年2回予定されていて、特別支援学級の見学会は当日そのまま学校へ行けますが、済美養護学校の見学会は申し込みが必要です。
| 相談する先 | 令和9年4月入学の申込み期限 |
|---|---|
| 区立特別支援学校・小学校特別支援学級 | 令和8年4月1日から8月31日まで |
| 1年生1学期からの特別支援教室 | 令和8年4月20日(月曜日)から6月30日(火曜日)まで |
| 1年生1学期からの難聴言語通級指導学級 | 令和8年9月1日(火曜日)から11月27日(金曜日)まで |
| 都立特別支援学校 | 9月30日までに相談を予約 |
| 在校生の転学 | 令和8年11月30日まで |
| 就学時健康診断(別の手続き) | 10月上旬から11月下旬頃/指定された小学校 |
難聴言語通級指導学級の案内のみ、区のページの本文が「令和8年4月に区立小学校へ入学する児童」となっている一方で、申し込み期間は令和8年9月1日から11月27日までと書かれていて、年の表記がかみ合っていません。申し込みの可否は 03-6379-5491 で確かめてください。
出典:就学支援相談(2026年7月3日 更新)/令和8年4月から就学支援相談の場所が変わります(PDF)/就学の流れについて(令和8年5月版・PDF)/令和9年度入学予定児童 就学相談のご案内(PDF)/多様な学び支援課相談事業係(組織案内)(2026年4月1日 更新)/教育委員会事務局 多様な学び支援課(組織案内)/教育相談(2026年5月29日 更新)/新入学手続き(2026年9月16日 更新)/学務課保健給食係(組織案内)(2022年2月25日 更新)/特別支援教育(就学前教育支援センター)(2026年4月1日 更新)
就学相談では、通常の学級のほかに、次のような学びの場を一緒に考えます。それぞれが法律でどう位置づけられているかは、次の記事にまとめています。
※上記の出典は2026年9月16日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。
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