発達を指摘されたあと、幸手市で最初にすることはひとつだけです。いくつもの窓口を回る必要はありません。
幸手市の窓口の情報は、3つのページに分けています。今日ぜんぶを読む必要はありません。知りたいことが載っているページだけ開いてください。
| 知りたいこと | 載っているページ |
|---|---|
| 発達の相談をする窓口 | このページ |
| こども家庭センター | このページ |
| 通所受給者証を申請する窓口 | ② 受給者証と手当 |
| 障害児福祉手当の窓口 | ② 受給者証と手当 |
| 乳幼児健診・5歳児健診 | ③ 健診と就学相談 |
| 就学相談の申し込み | ③ 健診と就学相談 |
発達のことで最初に相談する先は、こども支援課 こども家庭センター(電話 0480-42-8457)です。場所は受給者証の窓口と同じウェルス幸手(幸手市保健福祉総合センター)で、住所は幸手市大字天神島1030-1。乳幼児健診も、発達相談も、家庭児童相談室も、すべてこの建物の中にあります。幸手市は入口が1か所にまとまっている市です。
専門職に直接みてもらえるのが「子どもの発達相談」です。市は対象を「成長発育に不安や心配事がある乳幼児(未就学児)と保護者」とし、相談内容を「ハイハイしない」「なかなか歩かない」「落ち着きがない」「こだわりがある」「言葉が遅い」「コミュニケーションがうまくとれない」といった言葉で説明しています。担当するのは理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・公認心理師で、個別相談とアドバイスのほか、必要に応じて専門機関への紹介も行います。予約制で、1回45分。場所はウェルス幸手1階の「こども訓練室」です。日程はページに載っていないので、こども家庭センターへ電話して確かめてください。
ことばのことだけで心配があるときは、「ことばの教室」という別の窓口があります。対象は「市内に住所を有する就学前のお子さんと保護者の方で、発音、吃音、言語発達、コミュニケーションに心配がある方」。言語聴覚士がお子さんと1対1で個別相談指導を行い、保護者には家庭でできる援助の方法を助言します。場所は同じくウェルス幸手の「こども訓練室内」です。
集団の中で様子をみてもらう場としては「母と子の幼児学級」があります。対象は「ことばの遅れやしつけ等が気になる」就学前のお子さんと保護者で、言語聴覚士・臨床心理士・保健師・保育士・家庭児童相談員が指導員として入り、遊びを通した継続的な集団指導と個別相談を行います。場所はウェルス幸手です。
子育て全般の悩みは家庭児童相談室が受けます。対象は市内在住の0歳から18歳未満の子どもとその保護者で、市は相談内容の例に「言葉や発達が遅いように思うのだけれど?」「落ち着きがなく、他の子と同じ作業、行動ができない」を挙げています。相談は無料、事前予約は不要。利用日時は毎週月曜日から金曜日(祝休日・年末年始を除く)の午前9時から午後4時まで(午後0時から午後1時を除く)です。家庭児童相談員には直通の番号(0480-43-2447)があり、こども家庭センターの代表 0480-42-8457 とは別です。子ども本人・家族・地域の人など誰でも相談でき、匿名も可能とされています。
市のホームページには載っていない事実が、『幸手市こども計画』と進捗報告から2つ分かります。1つは「発達支援巡回事業」です。発達障害に対して専門的な知識を有する者が市内の保育所や幼稚園等を巡回し、保育士等に対して発達障害児およびその保護者への支援手法についての助言・指導を行う事業で、令和7年度は公立保育所には公認心理師が各園年2回、言語聴覚士が各園年2回、私立幼稚園・保育園には希望する園に年1〜2回実施予定と書かれています。園の先生から「巡回で相談してみましょう」と言われることがあるのは、この事業です。
もう1つは「かるがも相談」という名前の相談です。こども計画には、公認心理師が未就学児と保護者の相談に応じる新規事業として載っていますが、令和7年度の進捗報告には「今年度から、かるがも相談を乳幼児発達相談の中に組み込んだため実施せず」と書かれています。つまり心理の相談は、いまは「子どもの発達相談(乳幼児発達相談事業)」の中で受けられます。相談を申し込むときに「かるがも相談」という名前を探す必要はありません。乳幼児発達相談事業は令和7年度で年間12回の実施予定、相談見込は実人数40人・延べ84人とされています。
月2回の「乳幼児健康相談」もあります。1人につき20分の予約制で、時間は午前9時から午前11時まで。予約先は こども家庭センター 0480-42-8457、場所はウェルス幸手1階の検診ホールです。内容は身体計測・育児相談・栄養相談で、保健師と管理栄養士が対応します。市は「予約なしでお越しになった方は対応できません」と明記しているので、必ず電話をしてから出向いてください。令和8年度は原則として第2・第4月曜日ですが、令和8年9月1日と令和9年1月5日だけは火曜日です。
市が案内しているそのほかの窓口としては、幸手市を管轄する児童相談所である埼玉県越谷児童相談所(048-975-4152・越谷市恩間402-1)、24時間365日つながる児童相談所相談専用ダイヤル 0120-189-783、子どもスマイルネット 048-822-7007 があります。
療育としての教室にも回数の目安が公表されています。令和7年度の見込みで、療育事業(ことばの教室)は実施回数36回・参加延べ216人、療育事業(母と子の幼児学級)は実施回数21回・参加延べ116人です。どちらも「乳幼児健診等で言葉の発達に遅れがみられる」「乳幼児健診等で発達の遅れや、育児環境に心配のみられる」就学前の子どもが対象と書かれており、健診がこれらの教室への入口になっていることが読み取れます。
| 相談の名前 | 対象と受け方 |
|---|---|
| 子どもの発達相談 | 未就学児と保護者/予約制・1回45分/理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・公認心理師 |
| ことばの教室 | 就学前で発音・吃音・言語発達・コミュニケーションに心配がある子/言語聴覚士が1対1 |
| 母と子の幼児学級 | 就学前でことばの遅れやしつけが気になる子と保護者/遊びを通した集団指導と個別相談 |
| 家庭児童相談 | 0歳〜18歳未満と保護者/無料・予約不要/月〜金 午前9時〜午後4時(正午〜午後1時を除く) |
| 乳幼児健康相談 | 乳幼児と保護者/1人20分の予約制/月2回・午前9時〜11時 |
「子どもの発達相談」のページに載っている時間帯の3つ目は「午後11時~午後11時45分」と表示されていますが、前後が午前9時・午前10時・午後1時であることから、午前の時間帯の誤記と読めます。予約のときに時間帯を口頭で確かめてください。また「ことばの教室」(更新日 2018年5月22日)と「母と子の幼児学級」(更新日 2018年2月26日)は更新日が古く、幼児学級のページには現在は存在しない「子育て支援課(女性児童担当)」という課名が残っています。問い合わせはこども支援課(0480-42-8454)またはこども家庭センター(0480-42-8457)へ。
出典:子どもの発達相談(2025年04月01日 更新)/ことばの教室(2018年05月22日 更新)/母と子の幼児学級(2018年02月26日 更新)/家庭児童相談(2024年04月01日 更新)/令和8年度 乳幼児健康相談(2026年03月31日 更新)/こども家庭センター(その他の相談窓口を含む)/幸手市こども計画 4 施策事業の展開(PDF・かるがも相談/乳幼児発達相談事業/発達支援巡回事業)/幸手市こども計画の進捗状況(令和7年度実績見込・PDF)
幸手市はこども家庭センターを設置ずみです。市の言葉では「すべての妊産婦とこども、保護者を包括的に支援するため、子育て総合窓口と子ども家庭総合支援拠点を統合し、新たに『こども家庭センター』を設置しました」「専門スタッフが、皆さまの相談に対応する、ワンストップ相談窓口です」となっています。
組織上は、独立した施設ではなくこども支援課の中の「こども家庭センター担当」です。市の組織案内によると、この担当が受け持つのは「児童相談及び児童虐待に関すること」「家庭児童相談室に関すること」「未熟児養育医療費に関すること」「療育事業に関すること」「こどもの貧困対策に関すること」「母子保健に関すること」の6つです。つまり乳幼児健診も、発達相談も、ことばの教室・母と子の幼児学級といった療育事業も、すべてこども家庭センターの担当にまとまっています。
電話は0480-42-8457。こども支援課の代表(0480-42-8454)とは別の番号です。場所はウェルス幸手(保健福祉総合センター・幸手市大字天神島1030-1)の1階ですが、社会福祉課・介護福祉課・こども支援課・健康増進課が横に並ぶ窓口カウンターとは別の一画にあります。市が公開している1階の配置図では、こども家庭センターは建物の反対側、社会福祉協議会の隣にオレンジ色で示されています。同じ1階にある「親子プレイルーム」「子供訓練室」も、この側です。
『幸手市こども計画』(令和7年度〜令和11年度)では、「こども家庭センター運営事業」が「新規」の施策事業として挙げられ、「子育て世帯包括支援センターと子ども家庭総合支援拠点の機能を統合し、児童及び妊産婦等に対して必要な実情の把握や情報の提供、相談対応、母子保健事業の実施等、包括的な支援を実施します」と書かれています。令和7年度の進捗報告には「母子保健では妊娠届出から赤ちゃん訪問、乳幼児健診、相談等の事業や児童福祉では相談・訪問等を実施、保健師・助産師・精神保健福祉士など専門家が支援を実施している」とあります。
同じこども家庭センターの中に家庭児童相談室があります。相談は無料で事前予約は不要、利用日時は毎週月曜日から金曜日(祝休日・年末年始を除く)の午前9時から午後4時まで(午後0時から午後1時を除く)。家庭児童相談員には直通の 0480-43-2447 があります。
こども家庭センターがいつ設置されたのか、その年月日は幸手市のページに書かれていません。ページには「こどもまんなか社会の実現に向け、令和5年4月1日に『こども家庭庁』が発足しました」という国の動きの記述はありますが、市自身の設置日はありません。『幸手市こども計画』で令和7年度からの新規事業として位置づけられていること、令和6年度の進捗報告には「こども家庭センター」の語が1度も出てこないことまでが、市の資料から確認できる範囲です。
なお、暮らし全般の相談先としては、幸手市を含む蓮田市・幸手市・白岡市・宮代町・杉戸町の5市町で共同運営する「埼葛北障害者生活支援センター」(無料)もあります。市のページには障がい別に分かれた複数の拠点の所在地と電話番号が載っています。ただし更新日が2022年8月29日と古いので、かける前にページで最新の番号を確かめてください。
| 用件 | かける先 |
|---|---|
| 発達相談・ことばの教室・乳幼児健康相談の予約、健診のこと | こども家庭センター 0480-42-8457 |
| 子育ての悩み・家庭児童相談(無料・予約不要) | 家庭児童相談員 直通 0480-43-2447 |
| 児童手当・特別児童扶養手当・保育所や幼稚園のこと | こども支援課 0480-42-8454 |
| 受給者証(障害児通所支援)・手当・補聴器助成 | 社会福祉課 障がい福祉担当 0480-42-8435 |
設置の年月日は市のページ・こども計画・進捗報告のいずれにも記載がありませんでした(探した先は下の出典のとおりです)。
出典:こども家庭センター/こども支援課(担当業務・こども家庭センター担当)/ウェルス幸手各課配置図(2024年04月12日 更新)/家庭児童相談(2024年04月01日 更新)/幸手市こども計画(2026年03月11日 更新)/幸手市こども計画 4 施策事業の展開(PDF)/幸手市こども計画の進捗状況(令和7年度実績見込・PDF)/幸手市こども計画の進捗状況(令和6年度実績・PDF)/障害者生活支援センター・基幹相談支援センター(2022年08月29日 更新)
手ぶらで行っても相談はできます。ただ、次のものがあると話が早く進みます。
相談の場で聞かれることと、その理由は発達相談で聞かれることに、申請までに整理しておくと話が早いことは受給者証申請の準備チェックリストにまとめています。
①から⑥までにかかる期間は、市区町村と時期によって違います。数週間で進むこともあれば、数か月かかることもあります。急ぐ事情があるときは、最初の相談でそう伝えてください。
発達障害者支援法 第2条は、発達障害を「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」と定めています。
これは法律の定義であって、医学の診断基準とは別のものです。また、支援を受けるために診断名が必ず要る、とは条文に書かれていません。
埼玉県全体の相談先(発達障害者支援センターなど)は埼玉県のページにまとめています。
埼玉県内で、同じ形式でまとめている市区町村です。上尾市 朝霞市 秩父市 富士見市 ふじみ野市 深谷市 行田市 飯能市 羽生市 蓮田市 日高市 東松山市 本庄市 入間市 春日部市 川越市 川口市 加須市 北本市 鴻巣市 越谷市 久喜市 熊谷市 三郷市 新座市 桶川市 さいたま市 坂戸市 狭山市 志木市 白岡市 草加市 戸田市 所沢市 鶴ヶ島市 和光市 蕨市 八潮市 吉川市
ほかの市区町村は手続き・制度の一覧から探せます。
※上記の出典は2026年9月10日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・都電早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。