発達を指摘されたあと、日高市で最初にすることはひとつだけです。いくつもの窓口を回る必要はありません。
この記事には、そのあとに必要になる手続きを、順番に並べてあります。今日ぜんぶを読む必要はありません。今いるところだけ読んでください。
日高市で児童発達支援を使うときの窓口は、障がい福祉課です。市の「障がい児を対象としたサービス」のページは、利用を希望する人へとして「障がい福祉課の窓口または、日高市障がい者相談支援センター(障がい児を対象とする事業所)へご相談ください」と案内しています。障がい福祉課があるのは日高市役所の本庁舎1階です。住所は〒350-1292 日高市大字南平沢1020番地、電話は 042-989-2111(代表)です。
市が配っている『障がい福祉ガイド』(令和8年6月更新)を見ると、障がい福祉課の窓口は市役所1階の「⑧窓口」と書かれています。ガイドの各制度の欄はすべて「障がい福祉課(⑧窓口)」で統一されていて、療育手帳の手続きの説明にも「市役所1階⑧窓口で申請したのち」とあります。ただし同じガイドの中に「危機管理課 防災・消防担当(3階⑧窓口)」という記述もあり、窓口番号は階ごとに振り直されています。⑧という番号だけを頼りに歩くと3階へ上がってしまうので、「1階の⑧窓口」と覚えてください。
障がい福祉課の中には担当が2つあります。市のページの問い合わせ先を見ると、「障がい児を対象としたサービス」と「日高市障がい者相談支援センターの紹介」は基幹相談支援センター担当、「障がい福祉ガイド」は障がい福祉担当が受け持っています。どちらも同じ本庁舎1階で、代表電話も同じ 042-989-2111 です。
市が説明している障がい児通所支援は、児童発達支援(主に未就学の児童を対象に、日常生活基本動作の指導、知識技能の付与や集団生活の適応などの訓練等を行う)、放課後等デイサービス(学校に通っている障がい児に、授業の終了後や夏休み等の長期休暇中に生活能力の向上を目指した訓練等を行う)、保育所等訪問支援(保育所等に通う障がい児に集団生活への適応のための専門的な支援を行う)の3つです。あわせて障がい児相談支援(障がい児支援利用計画の作成とモニタリング)も同じ児童福祉法のサービスとして説明されています。
費用について市が書いているのは「原則として、サービスに要した費用の1割の定率負担となります。収入に応じた上限額(月額負担上限額)があります」の2文だけです。日高市は、負担上限月額の区分ごとの金額(生活保護・低所得・一般1・一般2の4段の表)を公表していません。『障がい福祉ガイド』42ページを通しで読んでも、障がい児通所支援の上限額の表はありません。ガイドに1か所だけ出てくる「月額9,300円〜23,300円」は、埼玉県心身障がい者扶養共済制度の掛金の額(令和7年10月現在)で、通所の利用者負担とは別のものです。上限額がいくらになるかは、申請のときに障がい福祉課で確かめてください。
日高市で実際に児童発達支援を使っている子どもの数も、市の計画に載っています。『日高市こども計画』の「障がい児通所支援利用者数」の表(出典=障がい福祉課・各年4月1日現在)によれば、児童発達支援は令和元年13人・令和2年11人・令和3年20人・令和4年23人・令和5年29人、放課後等デイサービスは同じ順に72人・62人・81人・83人・91人、保育所等訪問支援は1人・1人・2人・3人・5人です。市の規模に対して、就学前の利用は多くありません。
就学前の無償化は、市のページに書かれています。子育て応援課 保育担当の「幼児教育・保育の無償化(利用者向け)」のページに「障がい児の発達支援の無償化」という節があり、「就学前の障がい児の発達支援を利用する子どもも、3歳から5歳までの利用料が無償化されます。詳しくは、障がい福祉課にお問い合わせください」と案内されています。無償化のための手続きが要るかどうかまでは書かれていないので、あわせて障がい福祉課へお尋ねください。
申請に必要な書類の一覧、医師の診断書や意見書が要るかどうか、申請から受給者証が届くまでの日数は、日高市は公表していません。市のページにあるのは「障がい福祉課の窓口または、日高市障がい者相談支援センターへご相談ください」という案内までです。『障がい福祉ガイド』にも障がい児通所給付のサービスの一覧はありますが、申請の流れ図や持ち物の一覧はありません。手ぶらで行かずに、先に電話で持ち物を聞いてから出向くのが確実です。ガイドには他の制度について「手続きに必要な持ち物をご案内します。障がい福祉課までご連絡ください」という書き方がくり返し出てきます。
市役所は火曜日だけ午後7時まで開いていますが、受給者証の手続きはできません。市の「窓口業務」のページによれば、火曜日の時間延長で扱うのは市民課・税務課・収税課・保険年金課と、子育て応援課の一部(子ども医療費とひとり親家庭等医療費の申請書の受付、保育所および学童保育室に関する手続き)だけです。障がい福祉課は対象に入っていません。
受給者証を使う通所支援のほかに、手帳が無くても医師の診断で使える市の事業が2つあります。日中一時支援事業(日中の活動の場を提供し、見守りや日常的な訓練、相談等を行う)と障がい児(者)生活サポート事業(市に登録された民間のサービス団体を使い、介護人の派遣・送迎・外出援護などを行う。利用の際は1時間あたり950円(基準額)と実費)です。どちらも対象の条件に「医師により発達に障がいがあると診断された人」が並んでいて、手帳がなくても登録できます。窓口は障がい福祉課 障がい福祉担当です。
令和8年10月1日(木曜日)から、窓口の受付時間が変わります。『広報ひだか』令和8年5月号の3ページに「窓口受付時間を変更します」という告知があり、変更後の窓口受付時間は午前9時から午後4時30分までです。対象は市役所本庁舎(全フロア)、各出張所(全4施設)、高岡浄水場、浄化センター、保健相談センター、文化財室で、障がい福祉課のある本庁舎1階も対象です。ただし注釈が3つ付いています。①火曜日の延長窓口は引き続き実施する、②電話受け付けは引き続き午前8時30分から午後5時15分まで対応する、③職員の勤務時間は変更しない。つまり、窓口へ行ける時間は短くなりますが、電話がつながる時間はこれまでどおりです。また「図書館、公民館や子育て総合支援センター『ぬくぬく』等その他施設の利用時間の変更はありません」とも書かれています。
『障がい福祉ガイド』の表紙には障がい福祉課のファックスが「985-4444」、メールが sfukusi@city.hidaka.lg.jp と書かれていますが、市のホームページの問い合わせ先欄のファックスは 042-989-2316(代表)です。用途で使い分けている可能性があるので、ファックスを送る前に電話で確かめてください。 また、この受付時間の変更は『広報ひだか』令和8年5月号にだけ載っていて、市ホームページの「庁舎のご案内」(更新日2026年8月25日)と「窓口業務」のページは、いまも午前8時30分から午後5時15分までのままです。10月1日以降に出向くときは、時間を電話で確かめてください。
出典:障がい児を対象としたサービス(2025年09月24日 更新)/介護給付・訓練等給付制度/障がい福祉ガイド(2026年06月29日 更新)/障がい福祉ガイド(PDF・令和8年6月更新)/幼児教育・保育の無償化(利用者向け)(2026年05月27日 更新)/日高市障がい者相談支援センターの紹介(2026年01月08日 更新)/窓口業務(火曜日の窓口業務の時間延長)/庁舎のご案内(2026年08月25日 更新)/日中一時支援事業/生活サポート事業(2026年01月29日 更新)/日高市こども計画(本編・PDF)/広報ひだか 令和8年5月号(3ページ「窓口受付時間を変更します」)/広報ひだか 令和8年5月号 3ページ(PDF)
日高市で子どもの発達を相談する先は、市が「発達に関する育児相談事業」というひとまとまりの事業として組み立てています。入口は2つあり、どちらに電話しても構いません。1つは保健相談センター(042-985-5122)、もう1つが子育て総合支援センター「ぬくぬく」(042-985-8020)です。どちらも予約制で、まず電話をかけます。
保健相談センターの「発達に関する育児相談」は、市の説明では「お子さんの生活や遊びの様子などから、発達の様子を確認し、必要な支援の手だてを一緒に考えます。保健師がお話を伺い、必要に応じて専門医等による相談日をご紹介します」という流れです。健診で気になることがあったときに、そのまま続けて相談できる場所でもあります。
「ぬくぬく」の相談は「お子さんの気になる様子を伺い、集団への適応や関わり方を一緒に考えます。必要に応じて臨床心理士による検査を行っています」と説明されていて、対象は「主に未就学児」と明記されています。就学前のお子さんのことなら、こちらが分かりやすい入口です。
相談のあとに続く場として、市は「あそびひろば」と「福祉幼児教室(つくしんぼ教室)」の2つの親子教室を用意しています。あそびひろばは「発達に心配のあるお子さんとその保護者を対象に、遊びを通して発達の経過を観察し、支援を行います」、つくしんぼ教室は「心身の発達が緩やかな幼児や育児に不安を抱える保護者を対象に、親と子の遊びを中心とした活動を通じ、幼稚園や保育所などの集団生活へスムーズに移行できるように、生活習慣や人との関わりを練習します」というものです。どちらも会場は「ぬくぬく」で、ぬくぬくの中の「アクティブルーム」が発達に関する育児相談事業の活動拠点だと市は説明しています。
『日高市こども計画』を読むと、市のページより一歩詳しいことが分かります。計画の「発達に関する育児相談事業の充実」には、親子遊びを中心とした「福祉幼児教室」と、乳幼児健診で見守りが必要となったこどもを対象にした「あそびひろば」を開くほか、「言語聴覚士及び臨床心理士による指導や検査、相談体制の充実を図ります」と書かれています(担当は子育て応援課)。市のホームページには臨床心理士しか出てきませんが、ことばの相談も受けられるという意味です。もう1つ「発育発達相談など相談事業の実施」という事業もあり、「乳幼児健康診査などで、心身の発達が緩やかと思われるこどもとその保護者を対象に、医師などの専門職による疾病の早期発見や適切な相談支援を行います」(担当はこども家庭センター)とされています。
園に通っているお子さんについては、保育所・幼稚園等巡回相談と子どもの発達支援巡回事業があります。ただしこの2つは、保護者ではなく園の先生が相談する仕組みです。市は子どもの発達支援巡回事業を「市内の保育所や幼稚園等に通う発達が気になる子どもについて、保育者(職員)からの相談に応じます」と書いています。保護者の方は巡回ではなく、保健相談センターかぬくぬくへ直接お電話ください。
「ぬくぬく」は日高市大字楡木201番地にあります。開館時間は親子図書室などが午前9時から午後5時まで、プレイルームが午前9時30分から正午まで・午後1時から4時までで、休館日は第1・第3土曜日と祝日、年末年始(12月28日から1月4日まで)です。利用対象は「市内に在住する主に就学前の児童とその保護者など」、利用料金は無料です。
18歳未満のお子さん全般の相談は、家庭児童相談室が受けています。相談専用電話は 042-985-8118、窓口は本庁舎1階の6番窓口(子育て応援課内)です。市は相談内容に「発達の相談」「学校生活についての相談(学校・保育所・幼稚園などで行動が気になる子どもなどの相談)」を挙げ、「匿名でもお受けします」「費用は無料です」と書いています。
障がい福祉サービスの使い方そのものを相談したいときは、市が開設した障がい者相談支援センターがあります。相談日時は毎週月曜日から金曜日の午前9時から午後5時まで(祝日および年末年始を除く)、相談は無料でプライバシーが守られます。3か所のうち、子どもも対象になるのは「てらす」と「なずな」の2か所です。もう1か所の「ぷらむ」は市の資料に「※成人の方のみ」と記されていて、対象が障がい者本人とその家族に限られます。
園に入ってからの支えについても、計画に書かれています。「保育所(園)や学童保育室などでの障がい児受入体制の整備」として、「障がいのある、又は発達が緩やかな幼児や児童を見守るため、保育士を加えて配置するなど、保育所や学童保育室などでの児童の受入体制を整備します」とあり、担当は子育て応援課です。
| 相談先 | 電話と対象 |
|---|---|
| 保健相談センター(発達に関する育児相談) | 042-985-5122/保健師が対応、必要に応じて専門医等の相談日を紹介。予約制 |
| 子育て総合支援センター「ぬくぬく」 | 042-985-8020/主に未就学児。必要に応じて臨床心理士の検査。予約制 |
| 家庭児童相談室(本庁舎1階6番窓口) | 042-985-8118/18歳未満の子ども全般。匿名可・無料 |
| 障がい者相談支援センター てらす | 042-984-1188/障がい者(児)およびその家族 |
| 障がい者相談支援センター なずな | 042-978-7681/障がい者(児)およびその家族 |
「発達に関する育児相談事業」のページは更新日が2021年3月11日と古いままです。電話番号と会場は現行の施設ページと一致していますが、日程や担当は変わっている可能性があるので、電話のときに現在の進め方を確かめてください。
出典:発達に関する育児相談事業(2021年03月11日 更新)/子育て総合支援センター「ぬくぬく」/家庭児童相談(2025年04月23日 更新)/日高市障がい者相談支援センターの紹介(2026年01月08日 更新)/障がい福祉ガイド(PDF・令和8年6月更新)/相談したい(いろいろな相談先一覧)/日高市こども計画(本編・PDF)
日高市には「就学相談」という名前の窓口も、その案内ページもありません。市のサイトを組織別・カテゴリ別に辿っても「就学相談」の見出しは出てきません。就学の悩みを受けているのは、日高市立教育センターの中にある「教育相談室」です。生涯学習センターのページに「学校に行けないこと、友達関係、就学の悩み等に関する相談を面接、電話で受け付けます」と書かれています。相談は無料です。
教育相談室には専用の電話番号があります。042-989-7879 です。受付時間は月曜日から金曜日まで(祝日および12月29日から1月3日を除く)の午前10時から午後5時まで。教育センターそのものの業務時間(午前8時30分から午後5時15分まで・電話 042-985-5123)とは違うので、相談の電話は10時以降にかけてください。
対象に「幼児」が入っているのが日高市の教育相談室の特徴です。市のページは対象を「日高市に住んでいる幼児・小学生・中学生・高校生および保護者の方や日高市内の小・中学校教員」と書いています。小学校に入る前の段階から、同じ窓口で相談できます。
場所は市役所ではありません。教育センターは日高市立図書館・日高市立保健相談センターと同じ日高市生涯学習センター(埼玉県日高市大字鹿山370-20)の中にあります。市は「高麗川駅東口より徒歩6分」、駐車場50台(障がい者用あり)と案内しています。乳幼児健診を受ける保健相談センターと同じ建物です。
相談したあとの仕組みも、市の資料に書かれています。『令和7年度 日高の教育』によれば、教育センターは就学支援委員会を年5回開き、委嘱した就学支援委員21人で「就学に関する相談等の就学全般について協議し、関係機関等と連携を図り、望ましい就学への支援」を行っています。『日高市こども計画』にも「就学支援事業の実施」として、就学予定の幼児や児童生徒の保護者を対象に「こどもにとって望ましい就学についての相談や支援を行います」と載っており、担当は学校教育課です。教育相談を担当するのは、令和7年度は教育相談員4人(うち心理職2人)です。
就学相談の申込み期限、申込みの方法、1回にかかる時間は、日高市は公表していません。就学支援委員会が年5回であることは分かりますが、その開催日も、いつまでに申し込めば間に合うかも、市のページやPDFには書かれていません。年長さんの春のうちに、まず教育相談室(042-989-7879)へ電話して、今年の進め方と締切を聞いてください。
就学時健康診断は、これとは別に学校教育課 学務担当(本庁舎5階)が担当します。令和9年度に小学校・義務教育学校へ入学する児童(令和2年4月2日から令和3年4月1日までに生まれた児童)が対象で、令和8年度は学校ごとに日が決まっています。市は「詳しい内容は…就学予定児童の保護者へ令和8年9月初旬に発送します」と告知し、「都合により就学予定校で受診できない場合や、健康診断に当たり配慮を望むことがある場合は、下記へご連絡ください」と添えています。配慮の相談ができることが明記されています。
市内の学校のうち、通級指導教室が置かれているのは4校です。『令和7年度 日高の教育』の学校別のページに、高麗川小学校(2学級)・高萩小学校(4)・高萩北小学校(2)・高根小中学校(1)と記されています。また、埼玉医科大学国際医療センターの中には高麗川小学校と高麗川中学校の病弱・身体虚弱特別支援学級(院内学級)が置かれています。
| 学校名 | 令和8年度の就学時健康診断(受付時間) |
|---|---|
| 高萩北小学校 | 10月6日(火曜日)午後1時15分から1時30分まで |
| 高麗川小学校 | 10月14日(水曜日)午後0時50分から1時5分まで |
| 高萩小学校 | 10月20日(火曜日)午後0時50分から1時5分まで |
| 武蔵台小中学校 | 10月28日(水曜日)午後0時50分から1時5分まで |
| 高麗小中学校 | 11月5日(木曜日)午後1時30分から1時40分まで |
| 高根小中学校 | 11月18日(水曜日)午後0時45分から0時55分まで |
就学支援委員会の回数と委員の人数は『令和7年度 日高の教育』の記載です(市が公開している最新版は令和7年度版で、令和8年度版はまだ出ていません)。年度で変わることがあります。また、教育相談室の直通番号 042-989-7879 が載っているのは生涯学習センターのページだけで、ほかの資料には出てきません。つながらないときは教育センター(042-985-5123)へおかけください。
出典:日高市生涯学習センター(図書館・保健相談センター・教育センター)(2026年03月31日 更新)/就学時健康診断【令和8年9月1日掲載】(2026年09月01日 更新)/日高の教育(2025年09月12日 更新)/令和7年度 日高の教育(PDF)/日高市こども計画(本編・PDF)/学校教育課
日高市の乳幼児健診は、すべて保健相談センターで行われます。保健相談センターは市役所の中ではなく、生涯学習センターの中にあります。住所は〒350-1231 日高市大字鹿山370番地20、電話は 042-985-5122 です。市のページは「子どもが対象月齢になったら、保健相談センターから個別通知が届きます」と書いていて、申し込みはどの健診も「当日、直接会場へ」です。予約は要りません。市は「健診は、おおむね2時間くらいかかります。時間に余裕を持ってお越しください」とも書いています。
日高市は5歳児健康診査をすでに実施しています。令和8年度の日程は年12回で、毎回木曜日に組まれています(令和8年4月23日から令和9年3月25日まで、月に1回)。対象は生まれ月ごとに割り振られていて、令和8年度は令和3年4月生まれから令和4年3月生まれまでが順番に呼ばれます。ページの「対象」欄の表記は「4歳児から5歳児まで」です。内容は身体測定・診察・集団活動・行動観察・問診・育児相談で、持ち物は母子健康手帳だけです。希望した人だけが受ける相談ではなく、他の健診と同じ集団健診として組まれているのが日高市の形です。
5歳児健診は、市の計画の中でも通常の乳幼児健診の一部として扱われています。『日高市こども計画』の事業一覧にある「乳幼児健康診査の充実」は、対象を「4か月児、1歳6か月児、3歳児、5歳児」と並べて書き、「身体の計測や診察、尿検査、栄養・保育相談などを行います。また、疾病や心身の発達の遅れを早期に発見し、治療や相談につながるよう適切な情報を提供します」としています。担当はこども家庭センターです。いつ始まったかは市が公表していませんが、新しく始める事業としてではなく、すでにある健診として書かれています。
5歳児健診に「集団活動・行動観察」が入っているのは、日高市の健診の中でここだけです。ほかの健診は身体測定・診察・問診に、月齢に応じて栄養相談や歯科検診が付く形になっています。就学まで1年から2年というこの時期に、集団の中での様子を見てもらえる機会が市の健診として用意されている、と読めます。
1歳6か月児健康診査は、身体測定・診察・問診・育児相談・栄養相談に加えて歯科検診と歯のお話・相談があります。市は「歯みがきをしてきてください」と添えています。持ち物は母子健康手帳です。
3歳児健康診査は、対象が3歳3か月児から3歳4か月児までと、3歳になってすぐではありません。内容は身体測定・診察・歯科検診・問診・育児相談・栄養相談に加えて尿検査と目の検査があります。持ち物が他の健診より多く、母子健康手帳・検査用の尿・歯ブラシ・コップが要ります。市は「自宅で目と耳の検査を行ってください」とも案内しています。
4か月児健康診査には前期離乳食の試食、10か月児保育相談には後期離乳食の試食があり、どちらも持ち物にバスタオルとお手拭きが加わります。10か月のものだけ名前が「健康診査」ではなく「保育相談」で、内容は身体測定・問診・育児相談・歯のお話・相談・栄養相談です。
健診とは別に、予約の要らない「健康相談」が保健相談センターで開かれています。日程は第1から第4水曜日(祝日と第5水曜日は実施しません)、時間は午前9時30分から11時30分までで、母子健康手帳を持って行きます。健診の日まで待たずに相談したいときの入口になります。
令和8年10月1日(木曜日)から、保健相談センターの窓口受付時間が午前9時から午後4時30分までに変わります。『広報ひだか』令和8年5月号の告知で、市役所本庁舎や出張所とともに保健相談センターが対象施設に挙げられています。電話の受け付けは引き続き午前8時30分から午後5時15分までと書かれているので、電話で相談したり健診について尋ねたりする時間はこれまでどおりです。なお、同じ告知に「図書館、公民館や子育て総合支援センター『ぬくぬく』等その他施設の利用時間の変更はありません」とあり、ぬくぬくは対象外です。健診の受付時間そのもの(午後0時30分からなど)は、市の健診ページの記載が優先します。
| 健診・相談の名前 | 対象と受付時間(令和8年度) |
|---|---|
| 4か月児健康診査 | 対象=4か月児から5か月児まで/午後1時から(受け付けは午後0時30分から1時30分) |
| 10か月児保育相談 | 対象=10か月児から11か月児まで/午前9時40分から(受け付けは午前9時15分から10時) |
| 1歳6か月児健康診査 | 対象=1歳6か月児から1歳7か月児まで/午後1時から(受け付けは午後0時30分から1時30分) |
| 3歳児健康診査 | 対象=3歳3か月児から3歳4か月児まで/午後0時40分から(受け付けは午後0時30分から1時20分) |
| 5歳児健康診査 | 対象=4歳児から5歳児まで/午後0時40分から(受け付けは午後0時30分から1時20分) |
日程は市が公表している令和8年度分です。年度が替わると日付も対象の生まれ月も変わりますので、届いた個別通知の日付を優先してください。
出典:子どもの健診 (令和8年度)(2026年02月27日 更新)/発達に関する育児相談事業(2021年03月11日 更新)/母子保健(一覧)/広報ひだか 令和8年5月号(3ページ「窓口受付時間を変更します」)/日高市こども計画(本編・PDF)/保健相談センター(組織)
日高市では、子どもの手当の窓口が2つの課に分かれています。障がい児福祉手当は障がい福祉課(本庁舎1階・⑧窓口)、特別児童扶養手当は子育て応援課 子育て応援担当(本庁舎1階・⑥窓口)です。市の『障がい福祉ガイド』の「相談窓口」の表にも、障がい者手帳・福祉サービス・自立支援医療などは障がい福祉課、「特別児童扶養手当について」だけ子育て応援課とはっきり書き分けられています。どちらも代表電話は 042-989-2111 です。
障がい児福祉手当は、20歳未満で重度の障がいがあるため日常生活で常時介護を必要とする人に支給される国の手当です。市のページによれば、月額16,560円(令和8年4月改正)で、支給月は2月・5月・8月・11月です。認定基準は特別児童扶養手当等の支給に関する法律施行令 第1条第1項(別表第1)に定められたもので、市はその内容を全文掲載しています。手続きについては「必要な書類等については、ご説明のうえお渡ししますので、一度窓口までご相談ください」と案内しています。
特別児童扶養手当は、精神または身体に一定の障がいのある20歳未満の子どもを家庭で育てている人に支給されます。令和8年4月分からの月額は1級(重度)5万8,450円、2級(中度)3万8,930円です。支給は1年に3回、4月(12月から3月分)・8月(4月から7月分)・11月(8月から11月分)に4か月分ずつです。手帳が無くても申請できます。市は対象を「身体障がい者手帳1級から3級と4級の一部」「療育手帳マル付きA、A、B」に加えて「身体障がい者手帳および療育手帳の交付は受けていないが基準に該当するとき」と書いています。
受給が始まったあとも、毎年8月に「所得状況届」の提出が必要です。市は「この届を提出しないと8月分以降の手当が受けられなくなりますので注意してください」と念を押しています。通知は7月下旬までに個別に送られてきます。
日高市には、市独自の「心身障がい児通学奨励費補助金」があります。対象は「市内に居住し、特別支援学校に通学(通級を含む)している18歳以下の児童を持つ保護者」で、児童1人につき月額3,000円。申請月からの分について、7月・11月・3月に4か月分ずつ指定口座に振り込まれます。毎年度の登録制で、新年度の受け付けは4月からです。申請には在学証明書が要ります(生徒手帳は不可と『障がい福祉ガイド』に書かれています)。一度登録すれば、次年度からは申請案内が送られてきます。窓口は障がい福祉課 障がい福祉担当です。
名前の似た制度がもう1つあるので、取り違えにご注意ください。「特別支援教育就学奨励費」は、市立の小・中学校および義務教育学校の特別支援学級に在籍する子ども、または通級指導教室に通う子どもの保護者が対象で、世帯の所得に応じて給食費や学用品費などの一部が補助されます。通級指導教室の場合は学校間の通学費のみが支給されます。申請は在籍している学校を通して行い、窓口は市役所ではなく学校です。「通学奨励費」は障がい福祉課、「就学奨励費」は学校経由と覚えてください。
手帳が無くても使える給付として、難聴児の補聴器給付事業もあります。対象は「身体障がい者手帳の交付対象とならない軽・中等度の難聴児」で、18歳未満・市内に住所がある・両耳の聴力レベルがそれぞれ25デシベル以上・補聴器の装用で言語の習得等一定の効果が期待できると医師が判断する、の4つをすべて満たす人です。費用は市が定める基準価格の範囲内で3分の1が自己負担になります。購入後の申請はできません(市が「補聴器の購入に要した費用を助成するものではありません」と明記しています)。同一世帯に市民税所得割額が46万円以上の人がいる場合は対象外です。
このほか在宅重度心身障がい者手当(月額5,000円・9月と3月に6か月分ずつ)があり、対象には超重症心身障がい児(人工呼吸器を使用するなど医療的ケアを必要とする重症心身障がい児)も含まれます。ただし障がい児福祉手当などを受けている場合の扱いや、本人に市民税が課税されている期間の支給停止といった条件があるので、障がい福祉課で確かめてください。
| 手当・補助 | 月額と窓口 |
|---|---|
| 障がい児福祉手当 | 16,560円(令和8年4月改正)/障がい福祉課 |
| 特別児童扶養手当 1級 | 5万8,450円(令和8年4月分から)/子育て応援課 子育て応援担当 |
| 特別児童扶養手当 2級 | 3万8,930円(令和8年4月分から)/子育て応援課 子育て応援担当 |
| 心身障がい児通学奨励費補助金(市独自) | 児童1人につき3,000円/障がい福祉課 障がい福祉担当 |
| 在宅重度心身障がい者手当 | 5,000円/障がい福祉課 障がい福祉担当 |
在宅重度心身障がい者手当のページは更新日が2025年1月27日、難聴児の補聴器給付のページは2023年7月18日です。金額や条件が変わっていないか、申請前に障がい福祉課へご確認ください。
出典:特別障がい者手当、障がい児福祉手当(2026年05月08日 更新)/特別児童扶養手当(2026年04月01日 更新)/心身障がい児通学奨励費(2026年01月08日 更新)/難聴児の補聴器給付事業(2023年07月18日 更新)/在宅重度心身障がい者手当(2025年01月27日 更新)/特別支援教育就学奨励費/障がい福祉ガイド(PDF・令和8年6月更新)
日高市のこども家庭センターは、令和6年4月に設置されました。市のページ「こんにちは、『こども家庭センター』です」に「こどもや妊産婦、子育て世帯を対象に困りごとへのサポートを切れ目のなく包括的に行うことを目的とし、令和6年4月に設置しました」「児童福祉機能と母子保健機能が一体的に相談支援します」と書かれています。
建物が1つあるのではなく、相談先が3つに分かれているのが日高市の形です。市は次の3つを並べて案内しています。児童福祉相談=市役所1階6窓口・042-989-2111、母子保健相談=保健相談センター・042-985-5122、家庭児童相談室=市役所1階6窓口・042-985-8118。用件で電話先が変わるので、発達や健診のことなら保健相談センター、子育て全般の困りごとなら市役所1階と覚えておくと迷いません。
相談日時は月曜日から金曜日(祝日・年末年始を除く)の午前8時30分から午後5時15分までです。ただし家庭児童相談室だけは午前9時から午後5時までと、少し短くなっています。相談方法は「電話・面接・訪問など、ご希望に応じます」で、「相談内容に関する秘密は、守られます」と書かれています。
こども家庭センターがどんな相談を受けるかも、市が具体的に並べています。「妊娠がわかったけれど、どのような準備をすれば良いのか」「赤ちゃんが泣いてばかりだけど大丈夫なのか」「育児が大変、育児が辛い」「イライラして、こどもを怒鳴ってしまう、叩いてしまう」「こどもが落ち着きがない、言葉が遅い気がする、お友達と上手に遊べない」「こどもが学校に行きたがらない」「近所で、長時間、こどもの泣き声や大人の怒鳴り声が聞こえる」「ヤングケアラーのこと」などです。発達のことが例のひとつとして最初から挙がっています。
市の計画の中では、乳幼児健診もこども家庭センターの仕事として書かれています。『日高市こども計画』の事業一覧は、「乳幼児健康診査の充実」「10か月児保育相談の充実」「健康相談の充実」「妊産婦・新生児・乳幼児への訪問による相談及び支援の充実」の担当をいずれもこども家庭センターとしています。健診で気になることがあったときに、そのまま同じ組織の相談につながる作りになっています。
問い合わせ先の表示は「こども家庭センター(本庁舎1階)」で、住所は〒350-1292 日高市大字南平沢1020番地、代表電話は 042-989-2111、ファックスは 042-989-2316 です。市の組織一覧(「組織から探す」)には「こども家庭センター」という課名は出てきません。組織図の上では福祉子ども部 子育て応援課と健康推進部 保健相談センターの仕事を束ねた呼び名になっていて、ページの問い合わせ先としてだけ「こども家庭センター」の名前が使われています。
| こども家庭センターの相談先 | 場所と電話 |
|---|---|
| 児童福祉相談 | 市役所1階6窓口/042-989-2111 |
| 母子保健相談 | 保健相談センター(生涯学習センター内)/042-985-5122 |
| 家庭児童相談室 | 市役所1階6窓口/042-985-8118(午前9時から午後5時まで) |
市役所1階の6窓口は子育て応援課の窓口で、家庭児童相談室もここにあります。受給者証の窓口である障がい福祉課も同じ1階ですが、こちらは⑧窓口です。
出典:こんにちは、「こども家庭センター」です(2025年11月20日 更新)/家庭児童相談(2025年04月23日 更新)/日高市こども計画(本編・PDF)/組織から探す/日高市生涯学習センター(保健相談センター)(2026年03月31日 更新)
ここは全国どこでも同じです。児童福祉法は、通所給付決定を行うのは保護者が住んでいる市町村だと定めています(第21条の5の5ほか)。
事業所が別の市区町村にあっても、使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは、条文にはありません。
ただし、支給量の決め方や面接の進め方は市区町村ごとに違います。決めるのは、お住まいの窓口です。
手ぶらで行っても相談はできます。ただ、次のものがあると話が早く進みます。
①から⑥までにかかる期間は、市区町村と時期によって違います。数週間で進むこともあれば、数か月かかることもあります。急ぐ事情があるときは、最初の相談でそう伝えてください。
発達障害者支援法 第2条は、発達障害を「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」と定めています。
これは法律の定義であって、医学の診断基準とは別のものです。また、支援を受けるために診断名が必ず要る、とは条文に書かれていません。
埼玉県全体の相談先(発達障害者支援センターなど)は埼玉県のページにまとめています。
埼玉県内で、同じ形式でまとめている市区町村です。上尾市 朝霞市 秩父市 富士見市 ふじみ野市 深谷市 行田市 飯能市 羽生市 蓮田市 東松山市 本庄市 入間市 春日部市 川越市 川口市 加須市 北本市 鴻巣市 越谷市 久喜市 熊谷市 三郷市 新座市 桶川市 さいたま市 坂戸市 幸手市 狭山市 志木市 白岡市 草加市 戸田市 所沢市 鶴ヶ島市 和光市 蕨市 八潮市 吉川市
ほかの市区町村は手続き・制度の一覧から探せます。
※上記の出典は2026年9月11日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。
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