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稲敷市で発達を指摘されたら——まず相談する窓口

最終更新:2026年9月24日
健診や園で「一度相談してみては」と言われた——その日の夜に読むページです。
稲敷市で、どこに電話をかければよいのか。稲敷市の公式ページで2026-09-23に確かめた事実だけを、出典つきで並べました。
確かめられなかったことは「確認できませんでした」と書いています。推測は書きません。

結論から——稲敷市で、まず電話をかける先

発達を指摘されたあと、稲敷市で最初にすることはひとつだけです。いくつもの窓口を回る必要はありません。

最初の一本
子どもの発達が気になるときは、こども支援課(こども家庭センター)へ電話してください。母子保健や健診に関する相談は母子保健相談(029-846-7730)、子育て全般の困りごとは家庭児童相談(029-892-2000・内線2107・2108)です。未就学のお子さんなら子育て支援コンシェルジュ(こども支援課窓口・月〜木曜日8:30〜16:00)でも相談できます。通所受給者証の申請は社会福祉課(本庁舎1階・029-892-2000)ですが、申請の流れや必要書類を説明したページが市のホームページに見当たらないため、先に電話で持ち物と流れを確かめてから窓口へ行くと確実です。

稲敷市の窓口の情報は、3つのページに分けています。今日ぜんぶを読む必要はありません。知りたいことが載っているページだけ開いてください。

知りたいこと載っているページ
発達の相談をする窓口このページ
こども家庭センターこのページ
通所受給者証を申請する窓口② 受給者証と手当
障害児福祉手当の窓口② 受給者証と手当
乳幼児健診・5歳児健診③ 健診と就学相談
就学相談の申し込み③ 健診と就学相談

発達の相談は、どこにするのか(稲敷市)

稲敷市で子どもの発達を相談する入口は、こども支援課(こども家庭センター)です。令和8年4月に開設された「こども家庭センター」を紹介する『すくすくカレンダー』には、こども家庭センターは「妊娠や出産、乳幼児期の育児に関すること、18歳までのお子さんの子育てや家庭の相談、児童虐待、DV等の相談など総合的な相談支援の窓口です」と説明されています。窓口は稲敷市役所(本庁舎)1階で、時間は月曜日から金曜日の午前8時30分から午後5時15分まで(祝日・年末年始を除く)です。

相談の電話番号は、用件によって2つに分かれています。母子保健事業・母子保健相談は029-846-7730家庭児童相談は029-892-2000(内線2107・2108)です。『すくすくカレンダー』は「母子健康手帳の交付、赤ちゃん訪問、乳幼児健診や相談事業を通し、妊娠期から子育て期まで切れ目のないサポートを行います」と母子保健相談を説明し、家庭児童相談は「家庭における問題(養護・虐待・育成など)、18歳までのお子さんに関する相談に、福祉専門職員や家庭相談員が面接・電話等でお応えします」としています。子どもの発達が気になるときは、まずこの2つのどちらかに電話してください。

子育て支援コンシェルジュも、発達の相談を受け付けています。市のページは「子どもの発達が気になる」を相談例の一つに挙げ、対象を小学校未就学の保護者及び妊娠中の方としています。コンシェルジュがいるのは稲敷市役所1階こども支援課窓口で、時間は月曜日から木曜日の午前8時30分から午後4時までです(市内の子育て支援施設等へ出張している場合があります)。

家庭教育相談は、こども支援課ではなく生涯学習課が担当しています。市のページには「『子育てがうまくいかない』『子どもが発達障害かもしれないがどうすればよいのか。』『子育ての不安、悩みを誰かに話したい。』このような悩みに、公認心理師の資格を持った専門の家庭教育相談員がご相談に応じます」とあり、相談は予約制で、原則面接方式です。相談時間は午前10時から午後4時、場所は江戸崎中央公民館、予約は生涯学習課(029-892-2000、受付は平日午前8時30分から午後5時まで)にかけます。令和8年度は、公認心理師の森本純代先生・高橋麻衣子先生が月ごとに交代で相談日を担当しており、たとえば令和8年10月は森本先生が14日(水)、11月は森本先生が12日(木)・高橋先生が5日(木)です。悩みが自ら相談の場に足を運びにくい保護者には、教員OBや民生委員児童委員などでつくる家庭教育支援員が家庭を訪問する訪問型家庭教育支援もあります。

教育に関わる発達の相談は、稲敷市教育センターが受けています。市のページは「教育上の様々な問題や悩み(発達や心理など)の相談をお受けしています」とし、対象を「悩みや心配事をもつお子さんや保護者、先生」としています。電話相談は午前9時30分から午後4時、面接相談は午前9時30分から午後5時で、相談内容の秘密は守られ費用は無料です。場所は稲敷市佐倉1356番地1(旧鳩崎小学校跡地)、電話は029-892-2852です。小・中学校に登校できない子どもを支援する適応指導教室「おおぞら」も同じ場所にあります。

『いなしき子ども・子育てプラン(第3次稲敷市子ども・子育て支援事業計画)』を見ると、市の相談体制の内側の事情がわかります。家庭児童相談は、家庭相談員1人で実施(1人欠員)と書かれており、目標として「家庭相談員2人確保」「令和8年度こども家庭センター設置予定」が掲げられています。相談員が本来の定員より少ない状態が続いていることを踏まえ、つながりにくいときは日を改めて電話するか、子育て支援コンシェルジュや教育センターなど複数の窓口を使い分けることをおすすめします。

園に通っている子どもについては、教育委員会 指導室の「特別支援教育事業」として、市内すべての認定こども園・幼稚園への巡回訪問と「教育支援委員会」の実施が計画に記載されています。ただしこれは園の職員向けの巡回相談で、保護者が直接申し込む窓口ではありません。保護者からの相談は、前述のこども支援課・生涯学習課・教育センターのいずれかへどうぞ。

相談先電話と対象
こども支援課(こども家庭センター)母子保健相談029-846-7730/妊娠期から子育て期の相談・乳幼児健診
こども支援課(こども家庭センター)家庭児童相談029-892-2000(内線2107・2108)/養護・虐待・育成などの相談
子育て支援コンシェルジュ(こども支援課窓口)029-892-2000/月〜木 8:30〜16:00・未就学児の保護者と妊娠中の方
家庭教育相談(生涯学習課)予約029-892-2000/公認心理師による面接・予約制・江戸崎中央公民館
稲敷市教育センター029-892-2852/電話9:30〜16:00・面接9:30〜17:00
家庭児童相談は相談員1人(1人欠員)で回っています
『いなしき子ども・子育てプラン』に「家庭相談員1人で実施(1人欠員)」と明記されています。つながりにくいときは、子育て支援コンシェルジュや教育センターなど、ほかの窓口も試してください。

母子保健相談の電話番号(029-846-7730)は『すくすくカレンダー』(こども家庭センター発行)にのみ記載されており、市のホームページの問い合わせ先欄はどのページも代表番号(029-892-2000)表記です。つながらないときは代表番号からこども支援課につないでもらってください。

出典:令和8年度すくすくカレンダー(PDF)子育て支援コンシェルジュ(2025年4月25日 更新)/家庭教育相談(2026年5月28日 更新)/稲敷市教育センター利用のご案内第3次稲敷市子ども・子育て支援事業計画(PDF)

こども家庭センター(稲敷市)

稲敷市のこども家庭センターは、令和8年4月にこども支援課の中に開設されました。『すくすくカレンダー』の表紙に「稲敷市こども家庭センター(令和8年4月こども支援課内に開設)」と明記されています。窓口は稲敷市役所(本庁舎)1階のこども支援課で、時間は月曜日から金曜日の午前8時30分から午後5時15分まで(祝日・年末年始を除く)です。

『すくすくカレンダー』は、こども家庭センターの役割を「妊娠や出産、乳幼児期の育児に関すること、18歳までのお子さんの子育てや家庭の相談、児童虐待、DV等の相談など総合的な相談支援の窓口です」と説明しています。こども家庭センターへの各種相談や、母子健康手帳の交付などは、こども支援課(本庁舎)へ来るよう案内されています。

相談の窓口は、用件によって電話番号が分かれています。「母子保健事業・母子保健相談」は029-846-7730で、母子健康手帳の交付、赤ちゃん訪問、乳幼児健診や相談事業を担当します。「家庭児童相談」は029-892-2000(内線2107・2108)で、家庭における問題(養護・虐待・育成など)や、18歳までの子どもに関する相談を、福祉専門職員や家庭相談員が面接・電話で受けます。発達や健診のことは母子保健相談、子育て全般の困りごとは家庭児童相談と考えるとわかりやすい形です。

こども家庭センターの体制には、まだ課題が残っています。『第3次稲敷市子ども・子育て支援事業計画(いなしき子ども・子育てプラン)』の「家庭児童相談業務」の欄には、実績値(令和5年度)として「家庭相談員 1人で実施(1人欠員)」、目標値(令和11年度)として「家庭相談員2人確保」「令和8年度こども家庭センター設置予定」と書かれています。本来の定員より相談員が少ない状態でセンターの運営が始まっていることがうかがえます。

児童発達支援センターと基幹相談支援センターは、稲敷市にはまだありません。同じ障害者基本計画・障害福祉計画・障害児福祉計画には、国の基本指針が「令和8年度末までに児童発達支援センターを各市町村に少なくとも1か所以上設置する」ことを求めているのに対し、市の考え方として「障がいのある児童やその家族への支援ができるよう、令和8年度末までに圏域での設置を含め、関係機関との検討を進めます」と書かれています。同様に基幹相談支援センターについても「令和8年度末までに基幹相談支援センターの設置に向けて、体制の整備に努めます」とあり、いずれも設置済みではなく、単独設置か近隣市町村との圏域設置かを含めて検討中の段階です。

利用者支援事業(子育て世代包括支援センターに相当する事業)については、計画に「基本型1か所(子育て支援センターの相談業務・こども支援課窓口に子育て支援コンシェルジュを配置)」「母子保健型1か所(子育て世代包括支援センター・健康増進課)」の2か所で実施していると書かれており、母子保健型は今後こども家庭センター型に移行する予定とされています。「子育て世代包括支援センター」という名称のページは、稲敷市のホームページ上では見当たりませんでした(リンクが切れているか、こども家庭センターへ統合された可能性があります)。

こども家庭センターの相談先電話
母子保健相談(妊娠・出産・乳幼児健診)029-846-7730
家庭児童相談(養護・虐待・育成などの相談)029-892-2000(内線2107・2108)
児童発達支援センター・基幹相談支援センターは検討中です
こども家庭センターは令和8年4月に開設ずみですが、児童発達支援センターと基幹相談支援センターは、令和8年度末までの設置を目指して検討している段階で、まだできあがっていません。

母子保健相談の電話番号(029-846-7730)は『すくすくカレンダー』にのみ記載されています。市のホームページの問い合わせ先はどのページも代表番号(029-892-2000)表記のため、つながらないときは代表番号からこども支援課につないでもらってください。

出典:令和8年度すくすくカレンダー(PDF)各課紹介(こども支援課(こども家庭センター))第5次稲敷市障害者基本計画・第7期稲敷市障害福祉計画・第3期稲敷市障害児福祉計画(本編PDF)第3次稲敷市子ども・子育て支援事業計画(PDF)

相談の前に、用意しておくとよいもの

手ぶらで行っても相談はできます。ただ、次のものがあると話が早く進みます。

メモの書き方
「言葉が遅い」ではなく、「2歳半で、単語は10個くらい。二語文は出ていない」のように、数と場面で書くと、相手に正確に伝わります。

相談の場で聞かれることと、その理由は発達相談で聞かれることに、申請までに整理しておくと話が早いことは受給者証申請の準備チェックリストにまとめています。

相談したあと、どう進むのか

  1. 相談——話を聞いてもらいます。ここで終わることもあります
  2. 発達の確認——必要に応じて、発達検査や医師の診察に進みます
  3. 受給者証の申請——支援を使うと決めたら、住んでいる市区町村に申請します
  4. 面接・調査——市区町村の担当者が、状況と必要な量を確かめます
  5. 受給者証の交付——支給量(月に何日使えるか)が書かれて届きます
  6. 事業所と契約——見学して選び、契約して利用が始まります

①から⑥までにかかる期間は、市区町村と時期によって違います。数週間で進むこともあれば、数か月かかることもあります。急ぐ事情があるときは、最初の相談でそう伝えてください。

「発達障害」という言葉について

発達障害者支援法 第2条は、発達障害を「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」と定めています。

これは法律の定義であって、医学の診断基準とは別のものです。また、支援を受けるために診断名が必ず要る、とは条文に書かれていません。

大切なこと
指摘を受けたことは、お子さんに何かが足りない、という意味ではありません。早く分かれば、早く合う関わり方が見つかる、というだけのことです。

茨城県のほかのページ

茨城県全体の相談先(発達障害者支援センターなど)は茨城県のページにまとめています。

茨城県内で、同じ形式でまとめている市区町村です。坂東市 筑西市 日立市 ひたちなか市 常陸大宮市 常陸太田市 鉾田市 石岡市 潮来市 常総市 神栖市 笠間市 鹿嶋市 かすみがうら市 北茨城市 水戸市 守谷市 那珂市 行方市 小美玉市 龍ケ崎市 桜川市 下妻市 高萩市 取手市 土浦市 つくば市 つくばみらい市 牛久市 結城市

ほかの市区町村は手続き・制度の一覧から探せます。

この記事で書かないこと

出典

※上記の出典は2026年9月23日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。

よくあるご質問

母子保健相談と家庭児童相談、電話番号がなぜ違うのですか。
こども家庭センターの中でも用件によって窓口が分かれています。健診や妊娠・出産に関する母子保健相談は029-846-7730、養護・虐待・育成などの家庭児童相談は029-892-2000(内線2107・2108)です。どちらも同じこども支援課(本庁舎1階)が担当しています。
児童発達支援センターは稲敷市にありますか。
まだありません。市の障害福祉計画には「令和8年度末までに圏域での設置を含め、関係機関との検討を進めます」とあり、単独設置か近隣市町村との共同設置かを含めて検討している段階です。基幹相談支援センターも同様に検討中です。
東支所でも障がい児の手続きはできますか。
東支所(結佐1545番地)の取り扱い業務には「障害者手帳などの手続き」は入っていますが、通所受給者証や特別児童扶養手当・障害児福祉手当の新規申請は業務一覧に明記されていません。新規の申請は本庁舎1階の社会福祉課へどうぞ。
受給者証がないと、相談もできませんか?
いいえ。相談は受給者証がなくてもできます。受給者証が必要になるのは、児童発達支援や放課後等デイサービスを実際に使うときです。
診断名がないと、支援は受けられませんか?
診断名が必ず要る、とは児童福祉法の条文に書かれていません。実際の運用は市区町村によって違うため、窓口でお確かめください。
相談したら、必ず何かをすることになりますか?
いいえ。話を聞いて終わりにしてもかまいません。相談したことが記録に残って不利になる、ということもありません。
こども家庭センターは、どの市区町村にもありますか?
児童福祉法 第10条の2 は「市町村は、こども家庭センターの設置に努めなければならない」と定めています。設置は努力義務で、名前や置き方は市区町村によって違います。このページの「こども家庭センター」の節で、お住まいの市区町村のようすを確かめてください。
都道府県の発達障害者支援センターにも相談できますか?
発達障害者支援法 第14条は、都道府県知事が発達障害者支援センターに、発達障害のある人とその家族などからの相談に専門的に応じ、情報の提供や助言を行う業務を行わせる(または自ら行う)と定めています。市区町村の窓口とあわせて使えます。
この記事について:本記事は、子育て・発達に関する一般的な情報の提供を目的としています。内容は学会・職能団体・国の機関が公開している情報にもとづいてまとめていますが、お子さまの発達には個人差があり、すべてのお子さまに当てはまるものではありません。診断や治療に関する判断は、医師などの専門機関にご相談ください。

制度のこと、見学のときに一緒に確認できます

のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・都電早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。