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長野県小海町で発達を指摘されたら——まず相談する窓口

最終更新:2026年9月29日
健診や園で「一度相談してみては」と言われた——その日の夜に読むページです。
小海町で、どこに電話をかければよいのか。小海町の公式ページで2026-09-29に確かめた事実だけを、出典つきで並べました。
確かめられなかったことは「確認できませんでした」と書いています。推測は書きません。

結論から——小海町で、まず電話をかける先

発達を指摘されたあと、小海町で最初にすることはひとつだけです。いくつもの窓口を回る必要はありません。

最初の一本
まず、町民課保健係(0267-92-2525)に電話してください。小海町の児童発達支援事業「あゆみ園」のページは、見学・体験入園を希望する人に「お住いの町村役場保健師にご相談ください」と案内しており、発達の心配ごとをいちばん最初に話せるのが役場の保健師です。母子手帳交付・子育て相談も、毎週水曜日午前9時から11時30分、役場保健室で受け付けています。受給者証の手続きそのものは町民課(0267-92-2525)が窓口ですが、まずは保健師に相談するところから始まります。

小海町の窓口の情報は、3つのページに分けています。今日ぜんぶを読む必要はありません。知りたいことが載っているページだけ開いてください。

知りたいこと載っているページ
発達の相談をする窓口このページ
こども家庭センターこのページ
通所受給者証を申請する窓口② 受給者証と手当
障害児福祉手当の窓口② 受給者証と手当
乳幼児健診・5歳児健診③ 健診と就学相談
就学相談の申し込み③ 健診と就学相談

発達の相談は、どこにするのか(小海町)

発達の心配ごとをいちばん気軽に相談できる窓口は、町民課保健係の「子育て相談」です。毎週水曜日の午前9時から11時30分まで、役場保健室で「おっぱい・食事・生活リズムなどなんでも相談」を受け付けています。担当は保健師で、このほか妊婦訪問・新生児訪問・乳児訪問・1歳児訪問といった家庭訪問も行っており、訪問を希望する場合も保健係(0267-92-2525)に連絡します。

発達そのものについてより専門的に相談したいときは、南佐久郡6町村共同運営の「あゆみ園」(0267-92-4381)が窓口になります。あゆみ園には月1回の発達相談(心理判定員)、年2回の健康診断(佐久総合病院の小児科医)、隔月の機能訓練(作業療法士・理学療法士)が組まれており、通っていない子どもでも見学・体験入園という形で利用を始められます。申し込みはお住いの町村役場保健師を通す形です。

未就学のお子さんと保護者向けには、小海なかよし児童館内の「子育て支援センター」(こども課子育て支援係・0267-92-2580)があります。町は「お子さんの発達に合わせたおもちゃや広い遊戯室」「保育士や子育て経験の豊富な職員」による相談を案内しており、発達専門の相談ではありませんが、日々の育児の困りごとを話せる場所です。開館時間は、行く前に電話(0267-92-2580)で確かめてください。

小海町議会民生文教常任委員会が令和8年2月にまとめた調査報告書には、「役場保健室に保健師が不在の事も少なくない」「児童館に職員は常駐しているが、医療・心理面での専門性はない」という、町自身による現状分析が記されています。相談先として保健師のほか社会福祉協議会やあゆみ園が挙げられていますが、「十分な知識を持つ職員、資格を有する専門職が少ない」「相談しても、関係機関への繋ぎが十分ではない」という課題も指摘されていました。

同じ報告書は、専門職を町単独で雇用することは難しいとしたうえで、あゆみ園を運営する南佐久郡の5か町村や、協定を結んでいる佐久穂町との連携強化、県や佐久広域連合の支援の活用を、令和8年度のこども家庭センター設置にあわせて進めるよう町に提言しています。したがって、小海町だけで発達相談が完結する体制はまだ整っておらず、あゆみ園や近隣町村との連携が前提になっています。

保健室に保健師がいないこともあります
小海町議会の調査報告書は「役場保健室に保健師が不在の事も少なくない」と町の現状を記しています。電話をしてつながらない場合は、あゆみ園(0267-92-4381)や子育て支援センター(0267-92-2580)にも相談できます。

出典:母子手帳交付・子育て相談・家庭訪問(2026年05月13日 更新)/児童発達支援事業「あゆみ園」(2021年08月03日 更新)/あゆみ園パンフレット(PDF)/子育て支援センターについて(2026年05月22日 更新)/小海なかよし児童館 ご利用案内(2025年04月01日 更新)/民生文教常任委員会 所管事務調査報告書(PDF)/提言書(PDF)/長野県佐久児童相談所

こども家庭センター(小海町)

小海町のこども家庭センターは、令和8年度に新しく設置されました。小海町議会民生文教常任委員会が令和8年2月18日付でまとめた調査報告書には「令和8年度のこども家庭センター設置にあたり、必要な事項について町関係機関の現状を把握するとともに…調査研究を実施した」とあり、設置に先立って小海小学校の視察、東京都奥多摩町の子育て支援事業の行政視察、佐久穂町こども課での視察・研修、小海保育所・小海なかよし児童館の視察、保護者との意見交換を行ったことが記録されています。

現在、町の「仕事一覧表」(更新日2026年5月13日)には、保健師の担当として「保健係 こども家庭センター保健師」が載っており、母子保健・健診・予防接種・各種児童手当の相談を受け付けています(内線151・153)。また「児童・母子・父子の福祉」のページの問い合わせ先は町民課こども家庭センター係(0267-92-2527)で、児童手当・児童扶養手当・特別児童扶養手当の相談先として案内されています。

設置に向けた調査報告書は、それまでの小海町の状況を「保育所関係は保育所で、医療費や各種助成・ひとり親家庭事業等は役場町民課、こども・子育て事業関係はなかよし児童館と、内容によって相談先が散在しており、どこに行けばよいか混乱するなど、保護者の時間的精神的負担につながっている」と分析していました。あわせて「役場保健室に保健師が不在の事も少なくない」「児童館に職員は常駐しているが、医療・心理面での専門性はない」という課題も挙げています。

町議会の提言書(令和8年3月18日)は、こども家庭センターの構築にあたり、専門職の確保と、あゆみ園を共同運営する南部5か町村や、協定を結んでいる佐久穂町との広域連携、県や佐久広域連合の支援の活用を町に求めています。こども家庭センターをすでに設置・運営している自治体は全国で71.2%(令和7年5月1日現在)にのぼることを踏まえ、「後発のメリットを充分に活かすべきである」とも述べています。

こども家庭センターが具体的にどの建物に置かれ、専任の職員が何人配置されているかなど、設置後の詳しい体制は、小海町のホームページには載っていません。相談したいときは、母子保健・健診のことは保健係(0267-92-2525)、児童手当や特別児童扶養手当などの手続きはこども家庭センター係(0267-92-2527)が、町のページ上の問い合わせ先です。

こども家庭センターは令和8年度にできたばかりです
小海町議会は設置前、「相談先が散在しており、どこに行けばよいか混乱する」という町の課題を指摘していました。設置後の建物・職員体制は、町のホームページにまだ詳しく載っていません。

出典:民生文教常任委員会 所管事務調査報告書(PDF)/提言書(PDF)/仕事一覧表(2026年05月13日 更新)/児童・母子・父子の福祉(2026年09月08日 更新)

相談の前に、用意しておくとよいもの

手ぶらで行っても相談はできます。ただ、次のものがあると話が早く進みます。

メモの書き方
「言葉が遅い」ではなく、「2歳半で、単語は10個くらい。二語文は出ていない」のように、数と場面で書くと、相手に正確に伝わります。

相談の場で聞かれることと、その理由は発達相談で聞かれることに、申請までに整理しておくと話が早いことは受給者証申請の準備チェックリストにまとめています。

相談したあと、どう進むのか

  1. 相談——話を聞いてもらいます。ここで終わることもあります
  2. 発達の確認——必要に応じて、発達検査や医師の診察に進みます
  3. 受給者証の申請——支援を使うと決めたら、住んでいる市区町村に申請します
  4. 面接・調査——市区町村の担当者が、状況と必要な量を確かめます
  5. 受給者証の交付——支給量(月に何日使えるか)が書かれて届きます
  6. 事業所と契約——見学して選び、契約して利用が始まります

①から⑥までにかかる期間は、市区町村と時期によって違います。数週間で進むこともあれば、数か月かかることもあります。急ぐ事情があるときは、最初の相談でそう伝えてください。

「発達障害」という言葉について

発達障害者支援法 第2条は、発達障害を「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」と定めています。

これは法律の定義であって、医学の診断基準とは別のものです。また、支援を受けるために診断名が必ず要る、とは条文に書かれていません。

大切なこと
指摘を受けたことは、お子さんに何かが足りない、という意味ではありません。早く分かれば、早く合う関わり方が見つかる、というだけのことです。

長野県のほかのページ

長野県全体の相談先(発達障害者支援センターなど)は長野県のページにまとめています。

長野県内で、同じ形式でまとめている市区町村です。富士見町 飯島町 軽井沢町 松川町 箕輪町 御代田町 長和町 佐久穂町 下諏訪町 立科町 辰野町

ほかの市区町村は手続き・制度の一覧から探せます。

この記事で書かないこと

出典

※上記の出典は2026年9月29日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。

よくあるご質問

こども家庭センターはいつできましたか。
令和8年度にできたばかりです。設置前、小海町議会は「相談先が散在しており、どこに行けばよいか混乱する」という課題を報告書にまとめていました。
児童相談所はどこが担当ですか。
長野県佐久児童相談所(佐久市岩村田3152-1・0267-67-3437)です。小諸市・佐久市・東御市と、南佐久郡・北佐久郡のすべての町村(小海町を含む)を管轄しています。
小海なかよし児童館の子育て支援センターは何時から開いていますか。
開館時間は、行く前に電話(0267-92-2580)で確かめてください。
受給者証がないと、相談もできませんか?
いいえ。相談は受給者証がなくてもできます。受給者証が必要になるのは、児童発達支援や放課後等デイサービスを実際に使うときです。
診断名がないと、支援は受けられませんか?
診断名が必ず要る、とは児童福祉法の条文に書かれていません。実際の運用は市区町村によって違うため、窓口でお確かめください。
相談したら、必ず何かをすることになりますか?
いいえ。話を聞いて終わりにしてもかまいません。相談したことが記録に残って不利になる、ということもありません。
こども家庭センターは、どの市区町村にもありますか?
児童福祉法 第10条の2 は「市町村は、こども家庭センターの設置に努めなければならない」と定めています。設置は努力義務で、名前や置き方は市区町村によって違います。このページの「こども家庭センター」の節で、お住まいの市区町村のようすを確かめてください。
都道府県の発達障害者支援センターにも相談できますか?
発達障害者支援法 第14条は、都道府県知事が発達障害者支援センターに、発達障害のある人とその家族などからの相談に専門的に応じ、情報の提供や助言を行う業務を行わせる(または自ら行う)と定めています。市区町村の窓口とあわせて使えます。
この記事について:本記事は、子育て・発達に関する一般的な情報の提供を目的としています。内容は学会・職能団体・国の機関が公開している情報にもとづいてまとめていますが、お子さまの発達には個人差があり、すべてのお子さまに当てはまるものではありません。診断や治療に関する判断は、医師などの専門機関にご相談ください。

制度のこと、見学のときに一緒に確認できます

のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・都電早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。