結論から——海老名市で、まず電話をかける先
発達を指摘されたあと、海老名市で最初にすることはひとつだけです。いくつもの窓口を回る必要はありません。
最初の一本
お住まいの市区町村の子育て・発達の相談窓口に電話をしてください。
この記事には、そのあとに必要になる手続きを、順番に並べてあります。今日ぜんぶを読む必要はありません。今いるところだけ読んでください。
通所受給者証は、どこで出るのか(海老名市)
児童発達支援を使うために必要な通所受給者証(海老名市の呼び方は「児童通所支援」の受給者証)の窓口は、海老名市 保健福祉部 障がい福祉課 相談支援係です。電話は046-235-4812。市役所は〒243-0492 海老名市勝瀬175番地の1です。
市のページは「サービスの支給申請等に関する問い合わせ」の行に046-235-4812を挙げ、『児童通所支援 ご利用の手引き』(令和7年2月発行)の裏表紙も「海老名市障がい福祉課相談支援係 TEL 046-235-4812」としています。同じ課でも障がい福祉係は046-235-4813で番号が違います。受給者証は相談支援係のほうです。
手続きは①障がい福祉課の窓口へ申請書を提出 → ②お子さんの状況についての聞き取り → ③支給決定 → ④受給者証を自宅へ郵送 → ⑤事業所に受給者証を提示して契約・利用開始という流れです。受給者証は窓口で受け取るのではなく郵送されます。
🔵 聞き取りに要する時間を市が数字で書いています。「聞取りには30分程度時間を要します」(手引き2ページ)。窓口へ行くときは時間に余裕をみてください。いっぽう申請から交付までの日数は公表されていません。手引きは「申請から交付まで、お手続きに一定のお時間を要します」と書くにとどまっています。
更新は毎年必要です。市が「誕生日の前月に、障がい福祉課より継続利用のための申請書等を郵送します」と書いています。年度末ではなく誕生月が区切りです。
- 対象として市が挙げているのは、①身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳を持っている児童、②神奈川県指定難病(小児慢性特定疾病を除く)の診断を受けている児童、③療育の必要性が認められる児童、の3つです。
- 🔴 ③の場合は「医師、臨床心理士、児童相談所等による、療育の必要性が記載された意見書」を提出します。診断書ではなく意見書で、しかも作成できるのは医師だけではありません(臨床心理士・児童相談所も挙げられています)。
- 🔴 放課後等デイサービスは要件が1段重くなります。手引きは「『放課後等デイサービス』の利用申請時に医師等の意見書または診断書の提出をお願いします。(上記③の方のみ)」「なお、児童発達支援から継続利用の方も意見書等の提出は必要となります」と書いています。児発から放デイへ移るときにも出し直しが要ります。
- 他市から引っ越してきた場合は「他市で発行した児童通所支援の受給者証の写し等」が必要です。
- 申請に持っていくものは、手帳または意見書等/児童通所給付支給申請書と支援利用計画(またはセルフプラン)/保護者の本人確認書類/保護者と児童のマイナンバーがわかるもの/代理申請なら代理人の身元確認書類、です。2か所以上の事業所と契約する見込みなら利用者負担上限管理事務依頼(変更)届出書も出します。
- 支援利用計画は児童相談支援事業所に作ってもらうか、保護者が自分で作る「セルフプラン」かの2通りです。事業所に頼む場合は、まず直接事業所へ連絡して調整してから障がい福祉課へ申請します。計画作成に保護者の費用負担はありません。
- 🔵 「サポートファイル」という記録冊子を障がい福祉課で配っています。手帳や診断の有無にかかわらず受け取れます。
| 所得区分 | 負担上限月額 |
| 生活保護 | 0円 |
| 低所得(市民税非課税世帯) | 0円 |
| 一般1(市民税課税世帯・所得割合計28万円未満) | 4,600円 |
| 一般2(市民税課税世帯・所得割合計28万円以上) | 37,200円 |
🔵 海老名市は「利用日数の上限」を数字で公表しています
令和7年4月からの基準として、
児童発達支援=原則15日/月、特例(保育所・幼稚園等に通園していない・できない場合、または手帳所持者)は23日/月、
放課後等デイサービス=原則15日/月、特例(手帳所持者)は23日/月、
保育所等訪問支援=2日/月と決めています。特例に当たらなくても
児童相談支援事業所が必要と認めた場合は23日/月以上の利用ができるとも書かれています。令和7年4月より前から利用していた方は令和7年4月〜令和8年3月が経過措置期間で、
新基準の適用は令和8年4月からです。
就学前の無償化は満3歳になって初めての4月1日から小学校入学までの3年間で、手続きは不要です。無償化されるのはサービス費用の利用者負担額で、医療費や食費等の実費は対象外です。令和元年10月以降、通所受給者証に「無償化対象」であることが記載されています。このほか高額児童通所給付費(世帯合計が37,200円を超えたときの還付・該当者へ市から申請書を送付)と多子軽減措置(申請が必要)があります。
出典:児童通所支援(保健福祉部 障がい福祉課)(令和8年3月25日 更新)/児童通所支援 ご利用の手引き(令和7年2月発行・海老名市障がい福祉課)
発達の相談は、どこにするのか(海老名市)
就学前のお子さんの発達の相談は、海老名市 保健福祉部 こども育成課 こども健康係の「親と子の相談支援」が入口です。電話は046-235-7885、場所はえびなこどもセンター1階(海老名市中新田377)です。
市の説明は「お子さんの発達(言葉、動作)、子育ての不安や悩み、気になるくせなどの相談に臨床心理士が応じます。また、身体のこと(お座りをしない、歩くのがゆっくりなど)も、理学療法士が相談に応じます」です。対象は就学前までのお子さん、日程は随時、予約制・定員制です。申し込みは電話、または直接えびなこどもセンター1階(こども育成課)へ。
🔴 この相談のページは「プレパパ・ママ教室、親と子の相談支援」という題名で、妊娠中の教室と1ページに同居しています。題名だけを見て通り過ぎやすいので、ページの下半分を見てください。
子育てそのものがつらい、というご相談はこども家庭相談室(保健福祉部 子育て相談課)です。えびなこどもセンター3階、電話046-235-4825、受付は9時〜12時、13時〜17時(土曜日・日曜日・祝日、12月29日〜1月3日を除く)。来所でも電話でもよく、訪問もしてくれます。市は相談の例に「子どもの発達が遅れているのでは?と悩んでしまう」も挙げています。
- 市立わかば学園(中新田383-1・電話046-235-2703)が市の療育の施設です。建物はわかば会館(同じ中新田383-1・電話046-235-2700)で、同じ住所で番号が2つあります。かけ間違いにご注意ください。市は「わかば会館では、既存の療育事業である『児童発達支援センター事業』に加え…」と書いています。
- 🔵 受給者証がなくても相談できる窓口が別にあります。市は「一般相談支援」として、グランメールポラリス(中新田1-13-19・046-206-6190・月〜金10時〜18時)とティーズ相談支援(河原口1-1-7 杉山ビル207・046-208-2595/070-1464-4484・月〜金9時〜17時)の2か所を挙げ、「市でのお手続きなどは不要」「療育を受ける上でのご不明点やご不安な気持ちなど気軽にご相談いただけます」と説明しています。
- 手帳の有無に関係なく相談できる海老名市障がい者サポートセンター(海老名市役所西棟内・046-244-3950・平日8時30分〜17時15分・予約優先)もあります。
- 18歳未満の子ども全般の相談先として市が挙げているのは厚木児童相談所(厚木市水引2-11-7・046-240-6430・平日8時30分〜17時15分)です。
🔴 わかば会館は改修中です。市は令和9年9月の工事完了を目指しており、内装等の工事は令和8年10月から令和9年9月までの予定です。「各事業を運営しながら改修工事を行う予定」としながら「改修内容により危険が伴う場合には、やむを得ず短期間の休館等をお願いする場合があります」とも書いています。訪ねる前に046-235-2703へ電話でご確認ください。
出典:プレパパ・ママ教室、親と子の相談支援(保健福祉部 こども育成課 こども健康係)(令和7年12月25日 更新)/こども家庭相談室(保健福祉部 子育て相談課)(令和8年6月17日 更新)/相談支援について(窓口一覧)(保健福祉部 障がい福祉課)(令和8年6月26日 更新)/わかば会館の改修工事・施設の再編成等に関するQ&A(令和8年3月27日 更新)/施設案内 わかば学園(平成30年2月28日 更新)/その他相談窓口(保健福祉部 障がい福祉課)(令和8年6月26日 更新)
就学相談は、いつ・どこに申し込むのか(海老名市)
就学相談の窓口は海老名市教育支援センター(教育部 教育支援課)です。海老名市中新田392番地1、電話046-234-8764。市役所ではなく、えびなこどもセンターやわかば会館と同じ中新田の一角にあります。市は「就学にあたって児童の発達のことなどについてご相談がある方は、教育支援センターにご連絡ください」「来所相談は事前予約が必要です」と書いています。
🔴 いちばん大事な期日は「5月末」です。『海老名市の就学相談』(令和8年度版)の流れ図は、4月に就学相談が始まり、「支援学校を考えている場合は5月末までにご相談ください」と明記しています。就学時健康診断は10月から11月ですから、健康診断を待ってから相談を始めると、支援学校の相談には間に合いません。年長の4月からお考えください。
1年の流れは、4月=就学相談の開始(初回の面接。保護者からお子さんの様子や教育的ニーズを伺う)/5〜7月=支援学校見学会・小学校の見学(学校開放は各校3日程度、電話での申込みが必要)とお子さんの状況把握/9〜10月=居住地の小学校見学会(特別支援学級と通常の学級1年生の授業を参観)/10〜11月=就学時健康診断/12月〜2月=教育支援委員会の審議と最終審議、通級指導教室の見学、学校との面談/3月=就学先の学校へのフィードバックです。
🔴 市内の特別支援学級および県立特別支援学校への就学を希望する場合は「医学的意見書」が必要になります。これは就学相談の資料に注記として書かれています。準備に時間がかかるので、早めに教育支援センターへご相談ください。
🔵 お子さんの状況把握は、市の職員が園へ出向いて行います。資料には「幼稚園・保育園・わかば学園等にてお子様の観察を行います」とあります。また「在籍園からお子様の情報提供をしていただきますが、希望されない場合は事前にお知らせください」とも書かれています。
- 特別支援学級は全小中学校に設置されています。市は「知的障がい学級と自閉症・情緒障がい学級は全小中学校に設置」と書き、そのうえで障がいの状態等に応じて肢体不自由・病弱・身体虚弱・言語障がい等の学級が設置されるとしています。入級を考えるときの相談先は在籍する学校または教育支援センターです。
- 通級指導教室は小学校=「ことばの教室」「そだちの教室」/中学校=「じりつの教室」という名前です。相談先は在籍する学校の担任の先生または「教育支援コーディネーター」の先生で、教育支援センターではありません。
- 🔴 通級指導教室の設置校の一覧が、市のページと就学相談の資料で違います。ホームページ(令和8年7月3日更新)は「そだちの教室」を上星・中新田・海老名・大谷・今泉・杉本の6校としていますが、『海老名市の就学相談』(令和8年度版)はこの6校に加えて東柏ケ谷小学校・有鹿小学校・社家小学校を「R8.4開設予定」として挙げています。どの学校が通えるかは046-234-8764へお確かめください。
- 🔵 教室には拠点型・巡回型・自校型の別があります。ホームページは「ことばの教室…柏ケ谷小学校(拠点型)・有馬小学校(巡回型)・杉久保小学校(拠点型)」「じりつの教室…海西中学校(巡回型)・大谷中学校(巡回型)・柏ケ谷中学校(巡回型)」と書き分けています。
- 海老名市は『海老名市フルインクルーシブ教育 推進ビジョンと5年間の取組計画』(令和7年3月発行)を出しており、小学校にはスペシャルサポートルーム(教室に行くことができない、または安定していられない児童の居場所。学校ごとに独自の名前がついています)を設置しています。介助員はインクルーシブサポートスタッフ、看護介助員は看護スタッフと呼び名が変わりました。
🔴 就学相談1回あたりの所要時間は公表されていません。ホームページにも『海老名市の就学相談』にも記載がないため、予約のときにお尋ねください。
出典:特別支援教育(教育部 教育支援課 教育支援センター)(令和8年7月3日 更新)/海老名市の就学相談(令和8年度・教育支援センター)/教育に関する相談 よくある質問(来年小学校に上がる子の就学について相談したい)(令和8年5月8日 更新)
乳幼児健診は、どこで受けるのか(海老名市)
海老名市の乳幼児健康診査は1カ月児・4カ月児・8カ月児・1歳6カ月児(内科・歯科)・2歳児歯科・3歳6カ月児の6本です。担当は保健福祉部 こども育成課 こども健康係(えびなこどもセンター・海老名市中新田377)、電話046-235-7885です。
🔴 集団で受けるものと、医療機関で個別に受けるものが混ざっています。集団=4カ月児・2歳児歯科・3歳6カ月児の3本で、会場はえびなこどもセンター。個別=1カ月児・8カ月児・1歳6カ月児(内科・歯科)で、委託医療機関で受けます。「1歳6カ月児健診は集団だろう」と思って待っていると受け損ねます。
🔵 3歳児健診ではなく「3歳6カ月児健康診査」です。対象は満3歳6カ月児で、内容は問診・計測・内科診察・歯科診察・尿検査・視聴覚検査と個別相談(歯科・育児・栄養・心理)。心理の個別相談が入るのはこの健診と2歳児歯科健診です。
集団健診は曜日が決まっています。4カ月児=木曜日、2歳児歯科=金曜日、3歳6カ月児=水曜日で、それぞれ月2回。受ける日は生まれ月で決まり、対象の方へ個別に通知が届きます。混雑緩和のため受付時間が指定されますが、日時の変更を希望するときは事前にこども育成課へ連絡してください。
- 持ち物=母子健康手帳、問診票、アンケート。3歳6カ月児健康診査は、これに視聴覚問診票と採尿容器を合わせて持っていきます。
- 個別健診の対象月齢は8カ月児健診=生後8〜10カ月児、1歳6カ月児健診(内科・歯科)=1歳6カ月〜1歳9カ月児です。この間に指定医療機関で受診します。委託医療機関は海老名市内および市外(座間市・綾瀬市・厚木市)にあり、一覧は市のページに添付されています。1歳6カ月児の歯科は市内の歯科医療機関のみです。
- 1カ月児健診は「神奈川県産科婦人科医会に実施報告が可能である医療機関」で個別に実施します。
- 4カ月児・2歳児歯科・3歳6カ月児の3本には、市が案内動画を用意しています。
🔵 5歳児健診があります。名前は「5歳のみらいデザイン」、令和8年度はモデル実施です
海老名市の5歳児健診の呼び名は
「5歳児健診(5歳のみらいデザイン)」です。
令和8年度は一部の園に協力してもらってのモデル実施で、市は「モデル実施の対象者には8月下旬に案内を送付します」としています。対象は
実施年度に満5歳になるお子さん(年中/4歳児クラス)。
やり方は2ステップです。《第1ステップ》Webアンケート=保護者がスマートフォン等で回答(8月下旬)/保育園または幼稚園等による回答(9月上旬)。《第2ステップ》市内の園に通う方は園の一般健診(10月頃)、市外の園に通う方は、来所による健診が必要な場合に市から個別連絡。結果は
令和9年1月下旬頃にお知らせする予定と市が書いています。担当はこども育成課 こども健康係(046-235-7885)です。
5歳児健診について市は「5歳児健診の結果だけで診断をつけたり、すぐに医療機関の受診をおすすめしたりするものではありません」「まずは保健師等がお話を伺いながら、お子さんの得意なことや苦手なことを確認し、その子に合った支援や関わり方を保護者の方と一緒に考えていきます」と説明しています。アンケートには否定形の設問があり、市は「文末が『〜ない』と否定形の表現となっているものは、あてはまる場合『ある』と選択してください」と注意を付けています。
出典:乳幼児健康診査のご案内(保健福祉部 こども育成課)(令和8年7月9日 更新)/令和8年度海老名市乳幼児健康診査日程表(4カ月、2歳児歯科、3歳6カ月児)/5歳児健診(5歳のみらいデザイン)(保健福祉部 こども育成課)(令和8年8月21日 更新)
障害児福祉手当の窓口(海老名市)
🔴 手当の窓口は障がい福祉課ではありません。特別児童扶養手当・障害児福祉手当のどちらも保健福祉部 国保医療課 福祉医療・手当係が担当で、電話は046-235-4823です。障がい福祉課の担当事務にも「障がい者福祉に関すること。(医療費・手当に関することを除く。)」と、はっきり除かれています。
窓口の場所は海老名市役所1階8番窓口「障がい福祉のこと」です(市が現況届の提出先として明記)。郵送先は〒243-0492 海老名市勝瀬175番地の1 国保医療課 福祉医療・手当係、ファクスは046-233-5731です。
🔴 国保医療課は係ごとに番号が4つあり、市自身が「おかけ間違いにご注意ください」と注意書きを出しています。国保年金係 国保046-235-4594/年金046-235-4596、後期高齢者医療係046-235-4595、福祉医療・手当係046-235-4823。手当は4823です。
手続きに必要なものは、お持ちの手帳、振込先のわかるもの、診断書(指定用紙)などです。指定用紙は市の窓口で受け取ります。
- 特別児童扶養手当は4カ月分をまとめて4月・8月・11月に支給されます。対象は市の書き方で「身体に重・中度の障がいのある方又は長期にわたる安静を必要とする方(おおむね身体障害者手帳1級から3級までと4級の一部)」「日常生活において常時介護を必要とする程度の知的障がいのある方(おおむね知能指数50以下)」です。保護者の前年所得が限度額以上のとき、児童が施設等に入所しているとき、児童が障がいを事由とする公的年金を受けているときは受けられません。
- 障害児福祉手当は2月・5月・8月・11月の年4回、各月10日(土日祝日にあたる場合はその前日)に支給されます。障がいを支給事由とする年金を受けている場合、施設に入所している場合は受給できません。受給が決まったあとも、毎年8月の所得状況届、有期認定の方の再認定届、支給月の前月(1月・4月・7月・10月)の現況届の提出が要ります。所得状況届を出さないと8月分以降が受けられなくなります。
- 🔵 市独自の「海老名市障がい者福祉手当」があります。ただし条件が厳しめで、毎年7月1日現在で市内に住所があり、障がい者本人と住民票上同居している方のいずれもが市民税非課税であることが要ります。額はア(身体1級・2級、療育A、知能指数35以下)=年額36,000円/イ(身体3級、療育B、知能指数75以下)=年額12,000円。毎年の申請手続きが必要で、市は「広報えびなで周知します」としています。窓口は同じ国保医療課(046-235-4823)です。
- 🔵 県の手当もあります。神奈川県在宅重度障害者等手当=年額60,000円(毎年1月に支給)。新規申請は8月1日からの約1カ月間で、この受付期間を逃すとその年度は申請できません。基準日(8月1日)時点で6カ月以上県内に継続して住んでいることなど、5つの要件があります。市の窓口は同じく国保医療課(046-235-4823)です。
| 手当の名前 | 月額・年額(令和8年4月現在) |
| 特別児童扶養手当(重度障がい児) | 月額 58,450円 |
| 特別児童扶養手当(中度障がい児) | 月額 38,930円 |
| 障害児福祉手当(20歳未満・常時介護) | 月額 16,560円 |
| 海老名市障がい者福祉手当(市独自・ア) | 年額 36,000円 |
| 海老名市障がい者福祉手当(市独自・イ) | 年額 12,000円 |
| 神奈川県在宅重度障害者等手当 | 年額 60,000円 |
障害児福祉手当・特別障害者手当には所得制限があり、扶養親族等が0人の場合で本人(請求者)3,758,000円/配偶者及び扶養義務者6,287,000円が基準です。1人増すごとに本人は380,000円、配偶者等は213,000円が加算されます。
出典:手当・年金(保健福祉部 国保医療課 福祉医療・手当係)(令和8年7月27日 更新)/特別障害者手当・障害児福祉手当(保健福祉部 国保医療課)(令和8年7月27日 更新)/障がい福祉課 担当事務(市の組織・窓口案内)(平成30年4月1日 更新)
こども家庭センター(海老名市)
🔴 海老名市は、こども家庭センターを「置いている」ことは計画から読み取れますが、どの組織がそれに当たるかを公表していません。『海老名市こども計画(概要版)』の利用者支援事業の表に、事業類型ごとの量の見込みと確保方策が並んでおり、「こども家庭センター型 1か所」が計画期間の各年度とも 1か所 と記されています(同じ表の基本型は 1→4→5→5→6か所、特定型は各年度 1か所)。つまり市内に1か所ある前提で計画が組まれています。
ただし、その1か所がどの施設・どの課なのかは、市の公表資料に書かれていませんでした。組織一覧・令和8年4月1日の行政機構図・こども家庭相談室のパンフレット(令和8年6月作成)・令和8年度施政方針・こども子育て会議の資料・伴走型相談支援のページを当たって、「こども家庭センター」の語が出てくるのは上のこども計画(概要版)1か所だけです(市のサイト内全文検索でも 1件)。
🔵 お子さんの発達のことで最初に相談する先は、こども家庭センターを探すよりも、このページの「まず、どこに電話するか」に書いた窓口のほうが確実です。こども家庭センターは市町村が担う相談支援の仕組みの名前で、看板としてその名前を掲げていない市が、実測した範囲でも半分近くあります。
| 確かめたこと | 結果 |
| こども計画(概要版)の記載 | 利用者支援事業に「こども家庭センター型 1か所」(計画期間の各年度とも1か所) |
| どの組織かの明示 | 市の公表資料では確認できませんでした |
| 市のサイト内全文検索 | 「こども家庭センター」は1件(上のこども計画 概要版)。「子ども家庭センター」は0件 |
| 問い合わせ先 | こども育成課・こども家庭相談室(このページの相談の節に記載の番号) |
「こども家庭センターはどこですか」と聞くより、用件を言うほうが早いです
海老名市は、こども家庭センターという名前を看板に使っていません。電話をかけるときは「発達のことで相談したい」「受給者証の申請をしたい」と用件を伝えてください。そのほうが担当につながります。
この項目は、市がどの組織をこども家庭センターとしているかを公表していないため、計画に書かれた「1か所」という事実だけを載せています。最新の扱いは市にご確認ください。
出典:海老名市こども計画(概要版・PDF/利用者支援事業の量の見込みと確保方策)/海老名市こども計画(市のページ)
受給者証を出すのは「住んでいる市区町村」——事業所の場所ではありません
ここは全国どこでも同じです。児童福祉法は、通所給付決定を行うのは保護者が住んでいる市町村だと定めています(第21条の5の5ほか)。
事業所が別の市区町村にあっても、使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは、条文にはありません。
ただし、支給量の決め方や面接の進め方は市区町村ごとに違います。決めるのは、お住まいの窓口です。
相談の前に、用意しておくとよいもの
手ぶらで行っても相談はできます。ただ、次のものがあると話が早く進みます。
- 母子健康手帳——健診での指摘は、たいていここに書かれています
- 健診で渡された紙——「要経過観察」「要紹介」などの判定が書かれていることがあります
- 気になっていることを3つだけ書いたメモ——全部言おうとすると、かえって伝わりません
- いつごろから気になったか——月単位でかまいません
- 園や学校で言われたこと——連絡帳の写しがあれば、そのまま持って行けます
メモの書き方
「言葉が遅い」ではなく、
「2歳半で、単語は10個くらい。二語文は出ていない」のように、
数と場面で書くと、相手に正確に伝わります。
相談したあと、どう進むのか
- 相談——話を聞いてもらいます。ここで終わることもあります
- 発達の確認——必要に応じて、発達検査や医師の診察に進みます
- 受給者証の申請——支援を使うと決めたら、住んでいる市区町村に申請します
- 面接・調査——市区町村の担当者が、状況と必要な量を確かめます
- 受給者証の交付——支給量(月に何日使えるか)が書かれて届きます
- 事業所と契約——見学して選び、契約して利用が始まります
①から⑥までにかかる期間は、市区町村と時期によって違います。数週間で進むこともあれば、数か月かかることもあります。急ぐ事情があるときは、最初の相談でそう伝えてください。
「発達障害」という言葉について
発達障害者支援法 第2条は、発達障害を「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」と定めています。
これは法律の定義であって、医学の診断基準とは別のものです。また、支援を受けるために診断名が必ず要る、とは条文に書かれていません。
大切なこと
指摘を受けたことは、
お子さんに何かが足りない、という意味ではありません。早く分かれば、早く合う関わり方が見つかる、というだけのことです。
神奈川県のほかのページ
神奈川県全体の相談先(発達障害者支援センターなど)は神奈川県のページにまとめています。
神奈川県内で、同じ形式でまとめている市区町村です。厚木市 綾瀬市 茅ヶ崎市 藤沢市 秦野市 平塚市 伊勢原市 鎌倉市 川崎市 南足柄市 三浦市 小田原市 相模原市 大和市 横浜市 横須賀市 座間市 逗子市
ほかの市区町村は手続き・制度の一覧から探せます。
この記事で書かないこと
- 診断はしません。この記事は制度と窓口の案内です
- どの事業所がよいか、順位は付けません。選ぶのは保護者の方です
- ここに書いた事実は、2026-09-10 時点で海老名市の公式サイトに載っていたものです。制度も窓口も変わります。動く前に、必ず公式ページか電話でお確かめください
出典
※上記の出典は2026年9月10日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。
よくあるご質問
受給者証の申請はどこへ行けばよいですか。
海老名市役所の障がい福祉課 相談支援係(046-235-4812)です。窓口へ申請書を出したあと、その場でお子さんの状況の聞き取りがあります。市は「聞取りには30分程度時間を要します」と書いていますので、時間に余裕をみてお出かけください。受給者証は窓口では渡されず、ご自宅へ郵送されます。
利用料の上限は月いくらですか。
海老名市は金額を公表しています。生活保護=0円、低所得(市民税非課税世帯)=0円、一般1(市民税課税世帯で世帯員全員の所得割合計額が28万円未満)=4,600円、一般2(28万円以上)=37,200円の4区分です。さらに満3歳になって初めての4月1日から小学校入学までの3年間は無償化され、この無償化に手続きは要りません。
申請に医師の診断書は要りますか。
🔴 サービスによって違います。児童発達支援は、手帳も県指定難病の診断もない場合に「療育の必要性が記載された意見書」を出しますが、市は書ける人を「医師、臨床心理士、児童相談所等」としていて、医師に限っていません。いっぽう放課後等デイサービスは「利用申請時に医師等の意見書または診断書の提出をお願いします」とされ、しかも児童発達支援から続けて放課後等デイサービスを使う場合も出し直しが必要です。
月に何日通えますか。
海老名市は上限日数を数字で決めています。児童発達支援は原則15日/月で、保育所・幼稚園等に通園していない(できない)場合、または手帳をお持ちの場合は23日/月。放課後等デイサービスは原則15日/月、手帳所持者は23日/月、保育所等訪問支援は2日/月です。特例に当たらない場合でも、児童相談支援事業所が必要と認めた場合は23日/月以上使えるとされています。令和7年4月より前から利用していた方への新基準の適用は令和8年4月からです。
海老名市に5歳児健診はありますか。
あります。名前は「5歳児健診(5歳のみらいデザイン)」で、令和8年度は一部の園に協力してもらってのモデル実施です。対象は実施年度に満5歳になるお子さん(年中/4歳児クラス)。まずWebアンケート(保護者は8月下旬、園は9月上旬)に答え、次に市内の園に通う方は園の一般健診(10月頃)、市外の園に通う方は来所健診が必要な場合に市から個別連絡が入ります。結果は令和9年1月下旬頃の予定です。
就学相談はいつ動き始めればよいですか。
🔴 年長の4月です。『海老名市の就学相談』は4月に相談を始める流れで書かれており、「支援学校を考えている場合は5月末までにご相談ください」と明記しています。就学時健康診断は10月から11月ですから、健康診断を待ってからでは支援学校の相談に間に合いません。窓口は教育支援センター(046-234-8764・中新田392-1)で、来所相談は事前予約が必要です。なお市内の特別支援学級や県立特別支援学校を希望する場合は「医学的意見書」が要ります。
就学時健康診断は、入学する小学校でやるのですか。
いいえ。海老名市は学校ではなく数か所の会場に集めて行います。令和8年度はえびなこどもセンターが大半で、門沢橋小学校の予定者はえびな市民活動センタービナレッジ、東柏ケ谷小学校は柏ケ谷コミュニティセンター、今泉小学校(1)は下今泉コミュニティセンターと、入学予定校ごとに会場が違います。日程は10月14日から11月27日までで各日とも午後、受診日の変更は市の公式LINEから申請できます。会場を必ず確かめてお出かけください。
手当の相談はどこですか。
🔴 障がい福祉課ではありません。特別児童扶養手当も障害児福祉手当も、国保医療課 福祉医療・手当係(046-235-4823)が担当で、窓口は海老名市役所1階8番窓口「障がい福祉のこと」です。国保医療課は係ごとに番号が4つあり、市自身が「おかけ間違いにご注意ください」と注意書きを出しています。手当は4823です。
受給者証がないと、相談もできませんか?
いいえ。相談は受給者証がなくてもできます。受給者証が必要になるのは、児童発達支援や放課後等デイサービスを実際に使うときです。
診断名がないと、支援は受けられませんか?
診断名が必ず要る、とは児童福祉法の条文に書かれていません。実際の運用は市区町村によって違うため、窓口でお確かめください。
引っ越したら、受給者証はどうなりますか?
受給者証を出しているのは住んでいる市区町村です。転出すると、転入先で改めて申請することになります。転出の前に、両方の窓口に連絡してください。
事業所が別の市区町村にあっても使えますか?
使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは条文にありません。ただし手続きの進め方は、お住まいの市区町村が決めます。
費用はどれくらいかかりますか?
世帯の所得に応じた月額の上限額が決まっており、上限までは1割の負担です。また、満3歳になって最初の4月1日から3年間は、児童発達支援等の利用料が無償になります。上限額の区分は市区町村の窓口でお確かめください。
相談したら、必ず何かをすることになりますか?
いいえ。話を聞いて終わりにしてもかまいません。相談したことが記録に残って不利になる、ということもありません。
この記事について:本記事は、子育て・発達に関する一般的な情報の提供を目的としています。内容は学会・職能団体・国の機関が公開している情報にもとづいてまとめていますが、お子さまの発達には個人差があり、すべてのお子さまに当てはまるものではありません。診断や治療に関する判断は、医師などの専門機関にご相談ください。
制度のこと、見学のときに一緒に確認できます
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。