📣 放課後等デイサービスは 2027年4月 開所予定です(現在、指定申請の準備を進めています)
お問い合わせ・見学予約
🌱 のびのび発達ラボ|こどもの発達と学びの情報室(記事一覧へ
ホームのびのび発達ラボ家庭で試す
🏠 家庭で試す

家庭で試す——今夜・今週、家でできること

最終更新:2026年9月23日
ことば、切り替え、眠り、着替え、食事、歯みがき、感覚——。

ラボの記事のうち、家で試せる部分だけを、困りごと別に集めました。どれも、出典つきの元の記事から取っています。

全部やる必要はありません。いちばん困っているところを1つ選んで、1つだけ試してください。

いま困っていることから選ぶ

ことばを増やしたい

  1. 毎日の同じ場面で、同じことばを繰り返す——お風呂なら「あたたかい」「ながす」。返事は求めません。動きのことば(はく・のむ)も意識して入れます。
  2. 一語に、一語足して返す——「ジュース」→「ジュース、のむ?」。
  3. 絵本は、文を読まずに絵を指して交代で——めくる前に数秒待ちます。

家庭でできる「ことば遊び」ことばを引き出す絵本の読み方

切り替え・見通し

  1. 終わりを、始める前に決める——「あと3回すべったら」。時間より、回数や量で区切ります。
  2. 次にすることを、先に見せる——「おしまい→次はごはん」。
  3. 流れを写真3〜5枚で見せる——家の実物を撮り、終わったら外す。本人の目線の高さに置きます。

切り替えが苦手視覚支援とは?

寝つき・夜中に起きる

  1. 寝室の明かりを落とす——真っ暗が怖いなら、消さずに照度を落とすだけで構いません。
  2. 画面を寝室の外に出す——テレビ・タブレット・スマートフォンを持ち込みません。
  3. 寝る前の順番を口に出してから始め、毎晩変えない——「歯をみがいたら、絵本を一冊読んで、電気を消すよ」。
  4. 眠くなってから寝床に入る——寝床で長く粘るより、明かりの少ない静かな場所で待つほうが早いことがあります。

今夜うまくいかなくても、失敗ではありません。三日〜一週間ほど同じ形を続けてから見てください。→ 寝つきが悪い・夜中に起きる

着替え

  1. 前の晩に、明日の服を着る順に重ねておく——朝の「選ぶ」と「探す」を無くします。
  2. 場所と順番を固定する——毎朝同じ位置、同じ順番で。
  3. 朝は「覚える時間」にしない——止まるところは朝は手伝い、覚える練習は夕方や休日に。

着替えが進まない・ボタンや靴が苦手なとき

食事・偏食

  1. 道具の前に、足の裏→ひじ→皿を整える——足が床か足台につくか、机がひじの高さに近いか、皿が動かないか。
  2. 道具の練習は、一食のうち一品だけ——残りは手づかみでもスプーンでもよいことにします。
  3. 食べられるものを確保し、変えるのは一度に一つ——食べられるもの・食べられないものの食感・色・温度・においの共通点を見ます。

スプーン・フォーク・箸がまだのとき偏食

歯みがき

  1. 段階を分ける——見る→持つ→口の外にふれる→口に入れてすぐ出す→前歯だけ。止まっている段階だけを扱います。
  2. 数えて、数え終わったら必ず終わる——3秒→5秒→10秒。
  3. 戻ってよい、と決めておく——「今日は3秒に戻す」と決められるほうが、翌日につながります。

歯みがきが苦手なとき

音・服・においなどの感覚

  1. どの感覚か、どの場面かを絞る——「うるさいのが苦手」ではなく「ハンドドライヤーの音が苦手」。
  2. 予告する・逃げ場を決めておく——「これから掃除機かけるよ」。つらくなったら移動していい場所を決めておきます。
  3. 道具を使う——イヤーマフ、帽子、タグを切る、素材を選ぶ。道具で解決するのは、逃げではありません。

その子が落ち着く感覚活動(ぶらんこ、押す・引く、静かな場所での休息など)をどう取り入れるかは、作業療法士(OT)と相談しながら組み立てるのが基本です。→ 感覚過敏センサリーダイエットとは?感覚とからだ

うまくいかない日は、やめてかまいません。家での関わりが嫌な時間にならないことのほうが大事です。記録は3日で十分——長く続けるものではなく、園や事業所に見せて手放すためのものです。

家で抱えないほうがよい目安

お住まいの市区町村の発達相談窓口は、無料で、診断の有無にかかわらず使えます(→お住まいの市区町村の窓口)。

次に読む1本

相談に行くと決めたら——発達相談で聞かれることと、印刷して使える準備シート

ほかのまとまり

この記事について:本記事は、子育て・発達に関する一般的な情報の提供を目的としています。内容は学会・職能団体・国の機関が公開している情報にもとづいてまとめていますが、お子さまの発達には個人差があり、すべてのお子さまに当てはまるものではありません。診断や治療に関する判断は、医師などの専門機関にご相談ください。

お子さまのこと、専門スタッフに相談してみませんか

のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・都電早稲田駅徒歩1分)には、言語聴覚士・公認心理師・精神保健福祉士・保育士など多職種の専門スタッフが在籍しています。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。