八代市で児童発達支援・放課後等デイサービスなどの障害児通所支援を使うときの窓口は、健康福祉部 障がい者支援課です。場所は八代市役所本庁舎の1階(〒866-8601 八代市松江城町1-25)、電話は0965-35-0294、ファックスは 0965-33-8983 です。市のページは「申請書は、障がい者支援課又は各支所の地域振興課の窓口で受け付けます。」と案内していて、坂本・千丁・鏡・東陽・泉の各支所でも申請を出せます。市役所の業務時間は、月曜日から金曜日の午前8時30分から午後5時15分まで(土日・祝日、12月29日から1月3日を除く)です。
対象になる子どもについて、市の子育てサイト「やつしろあったかねっと」と『障がい福祉ガイドブック』(令和7年度版)は、障がい者手帳(身体・療育・精神)を持っている児のほか、児童相談所や医師等により療育訓練の必要性が認められた児を挙げています。手帳が無くても、療育の必要性が認められれば対象に入るという書き方です。サービスは、未就学児の児童発達支援、就学児の放課後等デイサービス、保育所・幼稚園・小学校などを訪ねる保育所等訪問支援、外出が難しい重度の障がい児の自宅を訪ねる居宅訪問型児童発達支援の4つが挙がっています。
申請から利用までの流れは、『障がい福祉ガイドブック』17ページの図にまとまっています。①利用申請 → ②調査(市の職員が本児の状況等について聞き取り)→ ③障害児支援利用計画案の提出(相談支援専門員が作った計画案を保護者が確認し、同意した案を市に出す)→ ④支給決定(通知書と受給者証が送られてくる)→ ⑤サービス担当者会議 → ⑥サービス利用開始(事業者と契約)の順です。ガイドブックは、①の利用申請の前に、市町村が指定する相談支援事業所へ計画の作成を依頼しておくことを、申請前がおすすめです、と書いています。利用が始まった後は、相談支援専門員が定期的に自宅を訪ねて利用状況を確かめます(モニタリング)。
計画を作る相談支援事業所は、保護者が選んで契約します。市の「計画相談・障害児計画相談のご案内」(令和8年6月18日更新)は、八代圏域の指定特定相談支援事業所・指定障害児相談支援事業所の一覧(令和8年6月1日現在)を載せ、その中から選んで作成を依頼するよう案内しています。あわせて「他圏域にある相談支援事業者でも計画案の作成は可能です。」とも書いています。市の『第3期八代市障がい児福祉計画』は、障害児相談支援について「計画相談支援専門員不足から、サービス利用開始までに時間がかかる場合があります。」と書いていて、令和5年度に1か所の事業所が休止し、保護者が自分で計画を作るセルフプランに切り替えたケースがあったことも記しています。早めに事業所へ連絡しておくと安心です。
1か月に使える日数(支給量)について、同じ計画は、八代市では一律に「当該月の日数-8日」とするのではなく、市が定めた八代市上限支給量指標で支給量を決めていると説明しています。具体的な日数の表は、市のページには載っていません。
利用者負担は原則として費用の1割で、所得に応じた月の上限額があります。『障がい福祉ガイドブック』18ページの表では、生活保護世帯と非課税世帯(低所得)は利用者負担なし、課税世帯のうち一般1(世帯の所得割の合計額が28万円未満の方)は月額4,600円、一般2(一般1に該当しない方)は月額37,200円です。ここでいう世帯は、申請者(保護者)の属する住民票上の世帯です。やつしろあったかねっとの表では一般1の欄が通所4,600円・入所9,300円の2段になっていて、通所で使う場合は4,600円のほうです。
就学前の無償化は2段になっています。満3歳になって初めての4月1日(4歳になる年)から3年間(年少・年中・年長)は、国の制度で所得にかかわらず無償です。これに加えて八代市は、令和8年度から市独自に0~2歳児の利用料を無償化しました。対象は児童発達支援(旧医療型児童発達支援を含む)・居宅訪問型児童発達支援・保育所等訪問支援で、「放課後等デイサービスは対象外です」と書かれています。年度の途中で満3歳になっても、満3歳になって初めての3月31日までは対象です。しくみはいったん事業所に1割分を支払い、あとで市が給付する払い戻しで、市から払い戻しの申請書が年2回送られてきます(初回は令和8年10月下旬)。届いた申請書を障がい者支援課の窓口に出します。食費などの利用者負担額以外の費用は、これまでどおり支払いが要ります。
令和8年熊本地震で被災した世帯には、利用料の免除があります。住家の全半壊・全半焼・床上浸水またはこれに準ずる被災をした方、主たる生計維持者が死亡・重篤な傷病・行方不明・業務の廃止や休止・失職して収入がない方のいずれかに当たる場合、障害児通所支援(放課後等デイサービス、児童発達支援 等)の利用料が令和8年11月サービス利用分まで免除されます。手続きは利用している事業所へ口頭で申告するだけで、市は「罹災証明書の提示は必要ありません。」と書いています。免除されるのは利用料だけで、食費などは支払いが要ります。
申請書の様式(障害児通所の支給申請書兼利用者負担額減額・免除申請書など)は、市の「障害福祉サービス・障害児通所支援の申請様式」のページから印刷できます。申請のときに持って行くものとして、市のページは手帳(持っている場合)、マイナンバーカード又は通知カード、官公署が発行した顔写真付の身分証明書を挙げ、サービスによっては世帯の収入状況等が分かる資料が要るとしています。
| 区分(ガイドブック18ページ) | 利用者負担の上限額(月額) |
|---|---|
| 生活保護世帯・非課税世帯(低所得) | 利用者負担なし |
| 一般1(世帯の所得割の合計額が28万円未満) | 4,600円 |
| 一般2(一般1に該当しない) | 37,200円 |
| 0~2歳児(令和8年度からの市独自助成) | 1割分を後日給付して実質0円。放課後等デイサービスは対象外 |
| 3歳になって初めての4月1日から3年間 | 国の制度で無償 |
地震による利用料の免除は、令和8年11月サービス利用分までの措置です。
出典:障害福祉サービス・障害児通所支援について(2025年10月14日 更新)/組織から探す/令和7年度版 障がい福祉ガイドブックを作成しました(2026年3月30日 更新)/令和7年度版 障がい福祉ガイドブック(PDF)/障がい児支援(やつしろあったかねっと)/~障がい福祉サービス等を利用する方へ~ 計画相談・障害児計画相談のご案内(2026年6月18日 更新)/第7期八代市障がい福祉計画・第3期八代市障がい児福祉計画について(2024年7月16日 更新)/第7期八代市障がい福祉計画・第3期八代市障がい児福祉計画(PDF)/R8年度より0~2歳児の児童児童発達支援等の利用料を無償化します<八代市独自助成>(2026年3月24日 更新)/(令和8年熊本地震により被災された方へ)障害福祉サービス等の利用料が免除されます(2026年9月2日 更新)/障害福祉サービス・障害児通所支援の申請様式(2025年10月10日 更新)
八代市では、特別児童扶養手当と障害児福祉手当の2つとも障がい者支援課が窓口です。手当のページに載っている直通の電話は 0965-33-5110 で、受給者証の問い合わせ先(0965-35-0294)とは番号が違います。各支所の地域振興課も窓口として挙がっています。
特別児童扶養手当は、身体・知的・精神に中度以上の障がいのある20歳未満の児童を家庭で養育している父母または養育者に支給されます。月額は1級(重度)が児童1人につき58,450円、2級(中度)が38,930円(令和8年4月1日現在)です。支給は4月(12~3月分)・8月(4~7月分)・11月(8~11月分)の年3回です。障がい児が児童福祉施設等に入所していないこと、所得が一定額以下であることなどが要件です。新規申請には、所定の様式の診断書、手帳(持っている場合)、請求者と対象児童の戸籍謄本、請求者名義の通帳、個人番号が分かるもの、本人確認書類などが要ります。手帳は「所持者のみ」とされていて、手帳が無くても診断書で申請する形です。認定後は、毎年8月12日から9月11日までの間に所得状況届を出します。
障害児福祉手当は、重度の障がいがあり日常生活で常に介護を必要とする20歳未満の人に支給されます。月額は16,560円(令和8年4月1日現在)で、2月・5月・8月・11月に原則3か月分ずつ振り込まれます。申請月の翌月から支給対象になります。新規申請には所定の様式の診断書、手帳(持っている場合)、戸籍謄本、障がい児本人名義の通帳などが要ります。
難聴児補聴器購入費助成は、身体障害者手帳の対象にならない軽度・中等度の聴覚障がいのある18歳未満の児童が対象です。両耳の聴力レベルが30デシベル以上、医師が補聴器で言語の習得等の効果が期待できると判断すること、同一世帯員に市民税所得割額46万円以上の人がいないことが条件で、補聴器の購入経費(種類ごとの基準額が上限)の3分の2を助成し、3分の1が自己負担です。必ず購入する前に申請します。
手当ではありませんが、障がい児タイムケア事業(障がい者手帳を持つ小学1年生から高校3年生までの子の放課後・土日・長期休暇の預かり)は、年度ごとの支給決定のため毎年申請が要り、新規はオンラインで申請できます。利用料は原則1割で、市町村民税非課税世帯・生活保護世帯は自己負担がありません。決定通知は申請の約10日後で、1~3月に申請すると3月中旬以降になります。
療育手帳は、八代児童相談所又は熊本県福祉総合相談所で知的障がいと判定された人に交付され、区分はA1(最重度)・A2(重度)・B1(中度)・B2(軽度)の4段階です。市のページの問い合わせ先は障がい者支援課です。
| 手当・助成 | 月額と窓口 |
|---|---|
| 特別児童扶養手当 1級 | 58,450円(令和8年4月1日現在)/障がい者支援課 0965-33-5110 |
| 特別児童扶養手当 2級 | 38,930円(令和8年4月1日現在)/障がい者支援課 0965-33-5110 |
| 障害児福祉手当 | 16,560円(令和8年4月1日現在)/障がい者支援課 0965-33-5110 |
| 難聴児補聴器購入費助成 | 購入経費の3分の2(基準額が上限)/購入前に申請 |
市独自の児童向けの手当は、市のページでは見当たりませんでした。
出典:特別児童扶養手当(2026年4月1日 更新)/障害児福祉手当(2026年4月1日 更新)/八代市難聴児補聴器購入費助成事業について(2024年3月14日 更新)/日中一時支援事業(障害児タイムケア事業・日中短期入所)について(2024年5月13日 更新)/療育手帳(2024年10月28日 更新)
ここは全国どこでも同じです。児童福祉法は、通所給付決定を行うのは保護者が住んでいる市町村だと定めています(第21条の5の5ほか)。
事業所が別の市区町村にあっても、使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは、条文にはありません。
ただし、支給量の決め方や面接の進め方は市区町村ごとに違います。決めるのは、お住まいの窓口です。
ここまでは八代市の窓口の話です。全国共通の制度のしくみは、次の記事にまとめています。
※上記の出典は2026年9月24日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・都電早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。