水俣市で児童発達支援・放課後等デイサービスなどを使うための申請先は、こども子育て課(水俣市役所2階)です。市が載せている『水俣芦北圏域発達支援パンフレット』(令和7年5月発行)は、申請先の役所を、水俣市はこども子育て課と書いています。市の『みなまた子育てガイドブック』(令和7年10月発行)も、障害児通所支援の問い合わせ先をこども子育て課 こども家庭センター(市役所2階)・0966-61-1667としています。
利用までの流れは、パンフレットに10段階で書かれています。①サービスの必要性について専門的な意見をもらう(心理士や病院の先生からの意見、障がい者手帳など)→②事業所の見学を行う→③役所へ利用申請を行う(申請時には心身の発達状況などの聞き取り調査がある)→④相談支援事業所を選ぶ→⑤相談支援専門員が自宅等で聞き取り調査を行う→⑥相談支援専門員が利用計画案を役所に出す→⑦役所が支給決定を行い受給者証が交付される→⑧サービス担当者会議→⑨サービス利用→⑩定期的なモニタリング会議。水俣市では、申請の前に、専門的な意見をもらうことと事業所の見学が段取りに入っています。パンフレットは「利用できるまでに1~2ヵ月を要する場合があります」と書き、1年に一度更新があり、期限の約1か月前に更新のお知らせが送られてくるとしています。
対象の子どもとして、パンフレットは身体・知的・精神・発達に障がいのある子ども、難病の子どもに加えて、発達障がいのおそれのある子どもを挙げています。ただし、発達障がいのおそれのある子どもが利用する場合は、心理士や医師等の専門的な立場からの意見や診断が必要と書いています。ガイドブックの保育所等訪問支援の欄には、手帳、診断名は必須ではありませんとも書かれています。
計画を作る指定特定(障がい児)相談支援事業所は、市のページ「障がい福祉サービス等利用計画について」(令和8年4月現在)に水俣・芦北管内の6か所が載っています。水俣市内は、支援センターまどか 相談支援事業所(0966-61-1515)、わくワークみなまた 相談支援事業所(0966-63-3598)、相談支援センター グループ・エコ(0966-83-6000)で、芦北町に石蕗の里相談支援事業所、くまもと芦北相談支援センター、みつば学園相談支援事業所「真心」があり、どこも主たる対象者に障がい児が含まれています。パンフレットは、記載以外の事業所を選ぶこともできると書いています。このページの問い合わせ先は福祉課 福祉支援係(0966-61-1650)です。
利用者負担は、パンフレットの表で、生活保護受給世帯と市町村民税非課税世帯が0円、一般1(市町村民税課税世帯・所得割28万未満)が月額4,600円、一般2が月額37,200円です。利用料は1回あたりの総費用の1割で、おやつや食事代は含まれず実費負担です。パンフレットは「児童発達支援の利用料については、3歳になった翌年度の 4 月から小学校入学まで無料となります」と書き、0~3歳で第2子以降、かつ兄姉が未就学の場合は減免対象(多子軽減)としています。市の幼児教育・保育無償化のページも、障害児通園施設等について3歳児~5歳児クラスは無償化の対象で、特別な手続きは不要としています。市独自の0~2歳の無償化は、市のページに案内が見当たりません。
| 区分(パンフレット4ページ) | 負担上限月額 |
|---|---|
| 生活保護 | 0円 |
| 低所得(市町村民税非課税世帯) | 0円 |
| 一般1(課税世帯・所得割28万未満) | 4,600円 |
| 一般2 | 37,200円 |
出典:水俣芦北圏域発達支援パンフレット(2025年6月25日 更新)/水俣芦北圏域発達支援パンフレット(R7.5~・PDF)/みなまた子育てガイドブック(2025年10月1日 更新)/みなまた子育てガイドブック(令和7年10月発行・PDF)/障がい福祉サービス等利用計画について(2026年5月21日 更新)/幼児教育・保育無償化について(2026年6月1日 更新)
水俣市では、特別児童扶養手当と障害児福祉手当のどちらも、福祉課 福祉支援係(市役所2階1番窓口)・0966-61-1650が手続き先です。障害児福祉手当のページは手続き先を「市役所新庁舎2階1番窓口」と書いています。
特別児童扶養手当は、20歳未満で身体または知的・精神に中度以上の障害のある児童を養育している父母または養育者に支給されます。支給額は令和8年4月から1級 月額58,450円、2級 月額38,930円で、受給資格が認定されると申請月の翌月分から、4月・8月・11月にそれぞれ前月(11月は当月)までの4か月分が支給されます。所得による支給制限があり、所得制限限度額は申請者本人で扶養親族0人のとき4,596,000円などと表で示されています。市は、身体障がい者手帳の対象とならない血液、その他疾病による障害も手当の対象となる場合があると書いています。手続きに必要な書類は窓口で案内するとしています。
障害児福祉手当は、身体又は知的・精神に重度の障がいがあり日常生活に常に介護を必要とする20歳未満の在宅の人が対象で、令和8年4月から月額16,560円、申請月の翌月分から2月・5月・8月・11月にそれぞれ前月までの3か月分が支給されます。手続きは、窓口で障害児福祉手当用認定診断書をもらい、医師に書いてもらったうえで、手帳(交付を受けている人のみ)や特別児童扶養手当の証書などと一緒に申請します。障がいの程度の認定は、原則として認定請求の際の診断書で審査されます。
市独自の障がい児向けの手当は、市のページとガイドブックには見当たりませんでした。
| 手当 | 月額と窓口 |
|---|---|
| 特別児童扶養手当 1級 | 58,450円(令和8年4月から)/福祉課 福祉支援係 0966-61-1650 |
| 特別児童扶養手当 2級 | 38,930円(令和8年4月から)/福祉課 福祉支援係 |
| 障害児福祉手当 | 16,560円(令和8年4月から)/福祉課 福祉支援係 |
出典:特別児童扶養手当(2026年3月16日 更新)/障害児福祉手当(2026年3月16日 更新)/みなまた子育てガイドブック(令和7年10月発行・PDF)
ここは全国どこでも同じです。児童福祉法は、通所給付決定を行うのは保護者が住んでいる市町村だと定めています(第21条の5の5ほか)。
事業所が別の市区町村にあっても、使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは、条文にはありません。
ただし、支給量の決め方や面接の進め方は市区町村ごとに違います。決めるのは、お住まいの窓口です。
ここまでは水俣市の窓口の話です。全国共通の制度のしくみは、次の記事にまとめています。
※上記の出典は2026年9月24日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・都電早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。