富田林市で児童発達支援や放課後等デイサービスを使うための受給者証は、障がい福祉課 給付係が扱います。市の「障がい児通所給付について」のページは、サービス利用までの流れの1番目を「障がい福祉課窓口でサービス利用についての相談・申請をします。」と書き、問い合わせ先を「障がい福祉課給付係 電話:0721-25-1000(内線194・195)」としています。障がい福祉課は市役所2階です(市の相談窓口一覧に「市役所2階障がい福祉課 6番窓口」とあります)。
対象になる子どもとして、市は5つを並べています。身体障がい者手帳を持っている/療育手帳を持っている/精神障がい者保健福祉手帳を持っている/特別児童扶養手当等を受給している、そして「療育を受けなければ福祉を損なうおそれのある児童」です。手帳や手当がなくても、療育が必要な子どもは対象に入る書き方です。そのときにどんな書類で必要性を示すのか(医師の診断書や意見書が要るのか)は、市のページには書かれていません。申請の前に給付係に確かめてください。
申請の流れは「まず市に申請」の順です。市のページの流れは、1.相談・申請(障がい福祉課窓口)→2.調査・障がい児支援利用計画案の提出→3.決定通知(受給者証の交付)→4.事業者との契約→5.サービス利用→6.利用者負担額の支払い、の6段です。2の段では「市の職員が生活や障がいの状況についての聞き取り調査を行います。」とあり、保護者は「指定障がい児相談支援事業者が作成した障がい児支援利用計画案を障がい福祉課に提出します。」とされています。事業者を選んで契約するのは、受給者証が届いたあとです。申請から交付までの日数は、市は公表していません。
計画案を作る障がい児相談支援事業所は、市の「富田林市内の障がい者計画相談支援事業所及び障がい児相談支援事業所について」のページに一覧(令和8年7月1日現在)があり、障がい児相談支援の事業所が25か所載っています。その1つが、市内3圏域に置かれた基幹相談支援センターのうちの基幹相談支援センター 聖徳園みどりの風(川向町6番31号・0721-26-8627)です。市はこのページで「分かりにくい手続きも専門相談員が丁寧にご案内いたします。」と利用を呼びかけています。
富田林市は、家族が自分で計画を作るセルフプランが多い市です。『第7期富田林市障がい福祉計画・第3期富田林市障がい児福祉計画』によれば、障がい児相談支援のセルフプラン率は令和4(2022)年度末で69.7%で、計画は全国平均(令和3年度末 28.9%)や大阪府平均(50.5%)と比べて「高い状況で推移しています」と書いています。市は解消策として、基幹相談支援専門員などが相談支援の必要性を助言し、計画相談支援専門員へつなげるとしています。
負担上限月額は、市のページの表でこうなっています。生活保護(生活保護受給世帯)0円、低所得(市町村民税非課税世帯)0円、一般1(市町村民税課税世帯・所得割28万円未満)は「通所施設、ホームヘルプ利用の場合」4,600円・「入所施設利用の場合」9,300円、一般2(上記以外)37,200円。児童発達支援・放課後等デイサービスに通う子どもは、一般1なら4,600円の行です。9,300円は入所施設を使う場合の額です。所得割の額は「申請者及びその配偶者の市町村民税所得割額(住宅借入金特別税控除及びふるさと納税控除前)の合計」で見ます。
就学前の3年間は無償です。市は「満3歳になった後の4月1日から小学校入学前まで3年間に限り、令和元年10月利用分から無償化されます。」と書き、「この適用ための特別な手続きは生じませんので、既に受給者証をお持ちの方はそのままご利用ください。」と添えています。
市役所の開庁時間は、月曜日から金曜日の9時00分から17時00分です(土・日曜、祝日、年末年始を除く)。市内の児童発達支援・放課後等デイサービスの事業所は、市の一覧で探せます。
| 区分(世帯の収入状況) | 負担上限月額 |
|---|---|
| 生活保護(生活保護受給世帯) | 0円 |
| 低所得(市町村民税非課税世帯) | 0円 |
| 一般1(所得割28万円未満)通所施設・ホームヘルプ | 4,600円 |
| 一般1 入所施設利用の場合 | 9,300円 |
| 一般2(上記以外) | 37,200円 |
出典:障がい児通所給付について(2024年4月1日 更新)/富田林市内の障がい者計画相談支援事業所及び障がい児相談支援事業所について(2026年7月22日 更新)/障がい児相談支援事業所一覧(令和8年7月1日現在・PDF)/第7期富田林市障がい福祉計画・第3期富田林市障がい児福祉計画(PDF)/各担当課相談窓口一覧(2026年6月1日 更新)
富田林市では、国の2つの手当の窓口が別々の課です。障がい児福祉手当は障がい福祉課(問い合わせは総務係 内線192・193)、特別児童扶養手当はこども政策課 給付支援係(特別児童扶養手当担当・内線205・283)です。市の特別児童扶養手当のページ自身が「(※ 障がい児福祉手当 とは異なります。)」と注意書きをしています。電話はどちらも代表の0721-25-1000からつながります。
特別児童扶養手当は、市の説明では「精神または身体に障がいがある児童を監護している父母、あるいは父母に代わってその児童を養育している方に支給される手当です。」。額は1級 月額58,450円、2級 月額38,930円で、市は「令和8年4月分から の対象児童1人あたりの月額を示しています。」と書いています。支払月は4月・8月・11月で、原則11日に口座へ振り込まれます。
特別児童扶養手当の障がいの程度の判定について、市は「障がい程度の判定は、大阪府が医師に委託して行います。」と書き、「身体障がい者手帳、療育手帳(AまたはB1)をお持ちの場合、診断書の提出を省略できるときがありますので、 市町村担当窓口 までご相談ください。」と添えています。両親が監護している場合は「主として 児童の生計を維持する方(所得の高い方)」が請求者になります。受給が始まったら、毎年8月12日から9月11日の間に所得状況届を出す必要があり、出さないと8月分以降の支給が止まります。
障がい児福祉手当は「身体、知的または精神に重度の障がいがあるため、日常生活において常時介護を要する20歳未満の在宅障がい者に手当が支給されます。」という制度です。支給額は16,560円(月額)(令和8年度)、支給月は2月・5月・8月・11月で、3か月分ずつ年4回に分けて支払われます。本人・配偶者・扶養義務者の前年の所得が一定額以上のとき、障がいを理由とする公的年金を受けているとき、施設に入所しているときなどは受けられません。申請場所は障がい福祉課です。
障がい福祉課の「障がい者手当など」のページに並んでいるのは、特別障がい者手当・障がい児福祉手当・大阪府重度障がい者在宅介護支援給付金・外国人重度心身障がい者特別給付金・大阪府障がい者扶養共済制度で、富田林市独自の障がい児向け手当は載っていません。
手帳の関係では、療育手帳の申請も障がい福祉課(相談係 内線434・435)です。市は療育手帳を「大阪府子ども家庭センターまたは大阪府障がい者自立相談支援センターにおいて、知的障がいと判定された人に交付される」と説明しています。また、身体障がい者手帳の新規・再交付や精神障がい者保健福祉手帳の初めての申請にかかった診断書料を市が支給する制度(手帳診断料支給制度・生活保護受給中の人は対象外)もあります。
| 手当 | 月額・窓口 |
|---|---|
| 特別児童扶養手当 1級 | 58,450円(令和8年4月分から)/こども政策課 給付支援係 |
| 特別児童扶養手当 2級 | 38,930円(令和8年4月分から)/こども政策課 給付支援係 |
| 障がい児福祉手当 | 16,560円(令和8年度)/障がい福祉課 |
出典:特別児童扶養手当(2026年4月1日 更新)/障がい児福祉手当(2026年5月1日 更新)/障がい者手当など(2020年4月1日 更新)/療育手帳の手続きについて(2024年4月1日 更新)/障がい者手帳診断料支給制度について(2024年4月1日 更新)
ここは全国どこでも同じです。児童福祉法は、通所給付決定を行うのは保護者が住んでいる市町村だと定めています(第21条の5の5ほか)。
事業所が別の市区町村にあっても、使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは、条文にはありません。
ただし、支給量の決め方や面接の進め方は市区町村ごとに違います。決めるのは、お住まいの窓口です。
ここまでは富田林市の窓口の話です。全国共通の制度のしくみは、次の記事にまとめています。
※上記の出典は2026年9月24日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・都電早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。