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唐津市の受給者証と手当——申請する窓口

最終更新:2026年9月24日
児童発達支援や放課後等デイサービスを使うには、唐津市が出す通所受給者証が要ります。申請する窓口と、障害児福祉手当の窓口を、唐津市の公式ページで2026-09-24に確かめた事実だけでまとめました。
確かめられなかったことは「確認できませんでした」と書いています。

通所受給者証は、どこで出るのか(唐津市)

唐津市で児童発達支援や放課後等デイサービスを使うときの窓口は、福祉こども部 障がい者支援課です。場所は市役所本庁舎ではなく、唐津市障がい者支援センター「りんく」(〒847-0016 唐津市東城内1番3号)で、電話は 0955-72-9150、ファクスは 0955-74-5628 です。市の「障がい児通所サービス」のページ(2026年7月29日更新)は、申請窓口を「障がい者支援課または各市民センター総務・福祉課」と書いています。

唐津市は合併でできた市で、本庁のほかに8つの市民センター(浜玉・厳木・相知・北波多・肥前・鎮西・呼子・七山)があります。受給者証の申請は、本庁の障がい者支援課のほか市民センターでも受け付けると市は案内しています。ただし、いまの市の組織ページでは、各市民センターの担当は「総務・福祉課」ではなく「地域支援グループ」という名前になっていて、業務に「福祉、保健、生活保護など」が並んでいます。ページによって呼び名が違うので、市民センターに行くときは代表番号で障がい児通所サービスの申請だと伝えてください。

市が説明している障がい児通所サービスは、児童発達支援(未就学児の児童を対象に、日常生活における基本的な動作の指導、知識技能の付与、集団生活への適応訓練を行う)、医療型児童発達支援、放課後等デイサービス、居宅訪問型児童発達支援、保育所等訪問支援の5つです。市は「都道府県から指定を受けている障がい児通所支援事業所であれば、市内外を問わず利用することができます」と書いています。

申請に持って行くものは、身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳のいずれか、すでに支給決定を受けている人は障がい福祉サービスの受給者証、代理人が申請する場合は印かん、マイナンバーがわかる書類です。手帳が無い場合も申請できます。市は「1を持っていない場合は、特別児童扶養手当を受給していることを証明する書類や、医師の診断書または保健センターなどの意見書が必要です。詳しくは問い合わせてください」と書いています。市の「障がい福祉サービス」のページにも「障がい児(18歳未満)については、手帳を持っていない人も診断書などで利用できます」とあります。医師の診断書だけでなく保健センターなどの意見書という道が書かれているのが唐津市の特徴です。

申請から利用までの流れは、市の「サービスの流れ」(PDF)に9段階で書かれています。①市に申請する、②市が概況調査とサービス利用の意向調査を行い、「サービス等利用計画・障害児支援利用計画案の提出依頼書」を渡す、このとき保護者は計画案を相談支援事業者に作ってもらうか、セルフプランにするかを選ぶ、③事業者に頼む場合は事業者と契約する、④事業者が計画案を作る、⑤計画案などを市に出す、⑥市が支給決定をして「決定通知書」と「受給者証」を渡す、⑦事業者が計画を作って市に出す、⑧サービス提供事業所と契約して利用を始める、⑨事業者がモニタリングをする、という順です。受給者証が届いてから事業所と契約する流れになっています。申請から交付までの日数は、市は公表していません。

計画案づくりを頼める障害児相談支援の事業所は、市の「唐津市・玄海町内の障がい福祉サービス事業所一覧」(令和8年5月現在)の相談支援事業所の表で、障害児相談支援(表の「児」の欄)に印が付いているところです。からつ医療福祉センターきずな、くれよん、発達相談支援室 てとてと、なぎさ支援センター、そらサポ、愛の木、十色、大翔、あゆみ、しん、いぶきの11か所に印があります(同じ表のからつ学園・むつみは障害児相談支援の印がありません)。一覧のお問い合わせ先は北部地域障がい者相談支援センター(0955-72-9272)です。通所先となる児童発達支援・放課後等デイサービスの事業所も、同じ一覧で探せます。

利用者負担は、市の「利用者負担の案内」(PDF)に、障がい児の負担上限月額が書かれています。生活保護受給世帯は0円、市町村民税非課税世帯は0円、市町村民税課税世帯(所得割28万円未満)は通所施設・ホームヘルパー利用の場合 4,600円、それ以外は37,200円です。同じ表の「一般1」の欄には「入所施設利用の場合 9,300円」という行もありますが、これは入所の場合の額で、通所で使うお子さんは4,600円の行です。また、その上にある「18歳以上の障がい者」の表の9,300円も大人向けの表です。世帯の範囲は、障がい児の場合「保護者の属する住民基本台帳での世帯」です。

就学前の3歳から5歳までの障がい児通所の無償化について、唐津市の「幼児教育・保育の無償化」のページ(2025年7月15日更新)には、保育所や幼稚園の保育料と一時預かりなどのことは書かれていますが、児童発達支援の無償化の説明はありません。利用料がいくらになるかは、申請のときに障がい者支援課で確かめてください。

市が直営している児童発達支援事業所「あゆみ教室」もあります(場所は同じ「りんく」の中、電話は障がい者支援センター 0955-72-9169)。対象は「唐津市在住の人で、満1歳以上から就学前までの支援が必要なお子さんとその保護者」で、親子で一緒に通園する形です。開園は月曜日から金曜日の9時00分から15時00分まで、利用料は「児童福祉法で決められている金額の半額」と市が書いています。

申請は本庁のほか市民センターでも
受給者証の申請窓口は、市のページでは「障がい者支援課または各市民センター総務・福祉課」です。本庁の障がい者支援課は市役所ではなくりんく(東城内1番3号・0955-72-9150)にあります。手帳が無くても、医師の診断書または保健センターなどの意見書で申請できます。

申請から受給者証の交付までの日数、就学前の利用料の無償化の扱いは、市のページに書かれていません。障がい者支援課(0955-72-9150)で確かめてください。

出典:障がい児通所サービス(2026年7月29日 更新)/サービスの流れ(PDF)利用者負担の案内(PDF)【令和8年5月現在】唐津市・玄海町内の障がい福祉サービス事業所一覧(PDF)障がい福祉サービス(2026年6月11日 更新)/児童発達支援 あゆみ教室(2026年3月11日 更新)/福祉こども部(組織と業務)相知市民センター(各市民センターの連絡先)幼児教育・保育の無償化(2025年7月15日 更新)

障害児福祉手当の窓口(唐津市)

唐津市では、特別児童扶養手当障害児福祉手当のどちらも福祉こども部 障がい者支援課(りんく・0955-72-9150)が担当しています。市の組織ページの障がい者支援課の業務にも「特別児童扶養手当・特別障害者手当・福祉手当」が並んでいます。

特別児童扶養手当は、20歳未満で身体や精神に中度以上の障がいがあると認められた児童を監護している父か母、または父母に代わって養育している人に支給されます。額は1級該当児童1人につき月額58,450円、2級該当児童1人につき月額38,930円(いずれも令和8年4月から)です。認定は、申請者から出された認定診断書などをもとに県の判定医が判定し、佐賀県知事が認定します。児童が児童福祉施設などに入所している場合や、障がいを理由に公的年金を受けられる場合は対象になりません。

特別児童扶養手当には所得制限があり、市のページの限度額表は、扶養親族などが0人の場合、受給者459万6千円・配偶者と扶養義務者628万7千円です。前年の所得が限度額を超えると、その年度(8月から翌年の7月まで)の手当は受けられません。認定後は、毎年8月12日から9月11日までの間に所得状況届を出します。この届け出をしないと8月以降の手当が受けられません。有期認定の人には、期限の1~2か月前に更新の案内が届きます。

障害児福祉手当は、20歳未満で、重度の障がい状態にあるため日常生活において常時介護を必要とする人が対象で、月額16,560円(令和8年4月から)です。申請した月の翌月分から支給され、2月・5月・8月・11月に前月までの分が振り込まれます。本人または家族の所得が限度額以上の場合や、施設に入所している場合は支給されません。

障害児福祉手当の申請先は、障がい者支援課または各市民センター地域支援グループです。持ち物は障がい者手帳、認定診断書、本人名義の通帳、マイナンバーを確認できるものです。市は「指定の認定診断書により判定を行うため、障がい者手帳を持っていなくても申請可能です」と書いています。認定診断書の料金は申請者負担で、様式は障がい者支援課または各市民センターにあります。必要な書類は障がいの種類で異なるので、事前に相談するよう市は案内しています。

唐津市独自の障がい児向けの手当は、市のサイトで見つかりませんでした。関連する市の制度として、同じ障がい者支援課が難聴児補聴器購入費助成重度心身障害者(児)紙おむつ支給を扱っています。

手当月額(令和8年4月から)と窓口
特別児童扶養手当 1級58,450円/障がい者支援課 0955-72-9150
特別児童扶養手当 2級38,930円/障がい者支援課 0955-72-9150
障害児福祉手当16,560円/障がい者支援課または各市民センター地域支援グループ
手帳が無くても障害児福祉手当は申請できる
障害児福祉手当は指定の認定診断書で判定するため、手帳が無くても申請できます。診断書の料金は自己負担です。

出典:特別児童扶養手当の支給(2026年5月12日 更新)/障害児福祉手当の支給(2026年5月12日 更新)/福祉こども部(組織と業務)

受給者証を出すのは「住んでいる市区町村」——事業所の場所ではありません

ここは全国どこでも同じです。児童福祉法は、通所給付決定を行うのは保護者が住んでいる市町村だと定めています(第21条の5の5ほか)。

事業所が別の市区町村にあっても、使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは、条文にはありません。

ただし、支給量の決め方や面接の進め方は市区町村ごとに違います。決めるのは、お住まいの窓口です。

制度のしくみを、もう少し詳しく

ここまでは唐津市の窓口の話です。全国共通の制度のしくみは、次の記事にまとめています。

この記事で書かないこと

出典

※上記の出典は2026年9月24日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。

よくあるご質問

受給者証の申請は市役所本庁舎でできますか。
唐津市の障がい者支援課は市役所本庁舎ではなく、障がい者支援センター「りんく」(東城内1番3号・0955-72-9150)にあります。市は申請窓口を「障がい者支援課または各市民センター総務・福祉課」と案内しています。
手帳が無くても児童発達支援を使えますか。
使えます。市は、手帳を持っていない場合は「特別児童扶養手当を受給していることを証明する書類や、医師の診断書または保健センターなどの意見書が必要です」と書いています。詳しくは障がい者支援課に問い合わせてください。
引っ越したら、受給者証はどうなりますか?
受給者証を出しているのは住んでいる市区町村です。転出すると、転入先で改めて申請することになります。転出の前に、両方の窓口に連絡してください。
事業所が別の市区町村にあっても使えますか?
使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは条文にありません。ただし手続きの進め方は、お住まいの市区町村が決めます。
費用はどれくらいかかりますか?
世帯の所得に応じた月額の上限額が決まっており、上限までは1割の負担です。また、満3歳になって最初の4月1日から3年間は、児童発達支援等の利用料が無償になります。上限額の区分は市区町村の窓口でお確かめください。
この記事について:本記事は、子育て・発達に関する一般的な情報の提供を目的としています。内容は学会・職能団体・国の機関が公開している情報にもとづいてまとめていますが、お子さまの発達には個人差があり、すべてのお子さまに当てはまるものではありません。診断や治療に関する判断は、医師などの専門機関にご相談ください。

制度のこと、見学のときに一緒に確認できます

のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・都電早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。