伊万里市で障がいのある子どもの福祉を担当しているのは、健康福祉部 福祉課 障がい福祉係です(伊万里市役所・〒848-8501 伊万里市立花町1355番地1・電話 0955-23-2156・ファクス 0955-22-7650)。市の福祉課のページに載っている障がい福祉係の業務には、「身体・知的障がい者(児)、精神障がい者及び難病患者の福祉に関すること」「特別指定相談支援事業者及び指定障害児相談支援事業者の指定等に関すること」が含まれています。
ただし、伊万里市のホームページには、児童発達支援・放課後等デイサービスを使うための受給者証の申請窓口・必要書類・流れを説明したページがありません。市の「障がいのある方向けの福祉」の分類に並ぶのは日常生活用具・住宅改修・重度心身障がい者医療費助成などで、障がい児通所支援の申請ページは見当たりませんでした。申請の前に、障がい福祉係(0955-23-2156)に電話で持ち物と流れを確かめてください。
手がかりになるのは、市の「第7期伊万里市障がい福祉計画・第3期伊万里市障がい児福祉計画」(令和6年3月・令和6年度から令和8年度)です。計画は、児童発達支援を療育が必要な未就学の児童への支援と説明し、障がい児相談支援については、障がい児通所支援を利用する前に障がい児支援利用計画を作成するサービスだと書いています。つまり、通い始める前に、相談支援事業所が作る利用計画(またはセルフプラン)が要ります。
計画の数字では、伊万里市で児童発達支援を使う子どもは月あたり53人(令和3年度)→56人(令和4年度)→67人(令和5年度見込み)と増え、令和8年度は76人を見込んでいます。放課後等デイサービスは令和5年度見込みで137人です。一方で計画は「市内の通所支援事業所と障がい児相談支援事業所は、新規の参入が少なく、不足している状況となっています」と書いていて、事業所探しと計画づくりに時間がかかる可能性があります。児童発達支援センターは、令和8年度末(令和9年3月31日)までに1か所を目標にしています。
負担上限月額の金額は、伊万里市のページと計画に書かれていません。利用料がいくらになるかは、申請のときに障がい福祉係で確かめてください。
障がいのある人と家族の相談は、市が設置する伊万里市障がい者生活支援センター(伊万里市役所 別館1階・0955-23-3512)が受けています。計画では、このセンターが相談支援事業を行い、地域の相談支援事業所へ専門的な指導・助言をする基幹相談支援事業所の機能を備えるとしています。受給者証の計画を作ってくれる事業所を探すときの相談先にもなります。
出典:福祉課(業務内容)/障がいのある方向けの福祉/第7期伊万里市障がい福祉計画・第3期伊万里市障がい児福祉計画(2024年4月1日 更新)/第7期伊万里市障がい福祉計画・第3期伊万里市障がい児福祉計画(PDF)/障がい者生活支援センターが移転しました(2022年4月1日 更新)
伊万里市では、特別児童扶養手当と障がい児福祉手当のどちらも福祉課 障がい福祉係(0955-23-2156)が担当しています。市の福祉課のページの業務内容に、障がい福祉係の仕事として「障がい児福祉手当及び特別障がい者手当に関すること」「特別児童扶養手当に関すること」が並んでいます。
手当の案内は、広報伊万里 令和8年3月号の「各種手当ての申請受け付け」に載っています。市は「次の手当の申請を随時受け付けています。支給を受けるには、一定の要件と所得制限があります」と書いています。
特別児童扶養手当は、身体・知的または精神に中度以上の障がいのある20歳未満の児童(施設入所児を除く)を養育している父または母もしくは養育者が対象です。手当額(令和8年度)は、1級(重度)58,450円/2級(中度)38,930円(月額)です。
障がい児福祉手当は、20歳未満の障がい児で、心身に重度の障がいがあるために、日常生活において常時、在宅介護を必要とする児童(施設入所児を除く)が対象で、手当額(令和8年度)は月額16,560円です。
申請に要る書類は、伊万里市のページと広報には書かれていません。申請の前に障がい福祉係に確かめてください。伊万里市独自の障がい児向けの手当は見当たりませんでした。関連する市の事業として、佐賀県立伊万里特別支援学校に通う子どもの放課後の場伊万里市特別支援学校留守家庭児童クラブ(はってんクラブ)(利用料 日額300円・月の上限額3,000円)があり、申込みも障がい福祉係です。
| 手当 | 月額(令和8年度) |
|---|---|
| 特別児童扶養手当 1級(重度) | 58,450円 |
| 特別児童扶養手当 2級(中度) | 38,930円 |
| 障がい児福祉手当 | 16,560円 |
出典:広報伊万里 令和8年3月号(11~17ページ・PDF)/No.865広報伊万里 令和8年3月号/福祉課(業務内容)/伊万里市特別支援学校留守家庭児童クラブについて(2024年7月4日 更新)
ここは全国どこでも同じです。児童福祉法は、通所給付決定を行うのは保護者が住んでいる市町村だと定めています(第21条の5の5ほか)。
事業所が別の市区町村にあっても、使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは、条文にはありません。
ただし、支給量の決め方や面接の進め方は市区町村ごとに違います。決めるのは、お住まいの窓口です。
ここまでは伊万里市の窓口の話です。全国共通の制度のしくみは、次の記事にまとめています。
※上記の出典は2026年9月24日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・都電早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。