甲斐市で児童発達支援・放課後等デイサービスなどを使うための受給者証は、福祉部(福祉事務所)障がい者支援課 自立支援係が扱っています。場所は〒400-0192 山梨県甲斐市篠原2610の市役所(竜王庁舎)新館1階12番窓口、電話は 055-267-7287 です。
敷島支所・双葉支所でも申請書を出せます。市の『障がいのある方のためのガイドブック』(令和8年3月31日現在)は、障がい福祉サービスの申請書の提出先として、甲斐市役所 障がい者支援課 自立支援係(新館1階⑫番窓口・055-267-7287)、敷島支所 市民地域課 福祉健康係(③番窓口・055-277-3112)、双葉支所 市民地域課 福祉健康係(1階③番窓口・0551-20-3650)の3か所を挙げています。子育てガイドブックも、児童福祉法のサービスの申請場所を「竜王庁舎 障がい者支援課 自立支援係、敷島・双葉庁舎 市民地域課 市民窓口係」としています(係の名前が資料によって違うので、支所に出すときは電話で確かめてください)。
手続きの流れは、市のページ「障害福祉サービスの種類」に書かれています。窓口で支給申請をすると、申請書の受理後に保健師による聞き取り等の調査が行われます。次に計画相談支援の相談員がサービスの利用計画案を作り、その計画案に基づいて支給決定が行われます。受給者証には、サービスの利用量、支給期間、利用者負担上限月額が記載されます。受給者証を持ってサービス事業者と契約し、利用後は原則として費用の1割を事業者に払います。障害支援区分の認定は介護給付を希望する場合の手順です。
申請に必要なものは、ガイドブックの「児童福祉法に基づく障がい児通所支援サービス」の欄によれば、申請書と世帯状況・収入申告書(どちらも市窓口にあります)、身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳(児童が手帳を有する場合のみ)、医師の診断書または特定疾患医療受給者証等(児童が対象疾患にかかっている場合のみ)、認印、マイナンバーのわかるもの、所得課税証明書(市外からの転入の場合等)などです。子育てガイドブックは、必要なものに「診断書(障害者手帳がない方)」と書いています。手帳がなくても、診断書などで申請できるということです。
児童発達支援の対象について、ガイドブックは「療育の観点から集団療育及び個別療育を行う必要があると認められる未就学児の障がい児」とし、具体例として、市町村等が行う乳幼児健診等で療育の必要性があると認められた児童と、保育所や幼稚園に在籍しながら児童発達支援事業所で専門的な療育・訓練を受ける必要があると認められた児童を挙げています。
利用者負担の上限は、18歳未満は月4,600円(軽減後)です。市のページ「障がい福祉サービスを利用する際の費用負担について」の表では、生活保護受給世帯 0円、市民税非課税世帯 0円、一般(18歳未満)・市民税課税世帯で所得割28万円未満は 37,200円が軽減後 4,600円とされています(18歳以上の一般は軽減後 9,300円)。市は「現在、軽減措置継続中」と書いています。
3歳から5歳は無料です。子育てガイドブックは、児童発達支援・保育所等訪問支援の利用者負担額について、満3歳になってからはじめての4月1日から3年間は保育の無償化に伴い無料になると書いています。
甲斐市独自の無償化が2つ上乗せされています。1つ目は「第2子以降障がい児通所支援利用者負担額無償化」です。ガイドブックによれば、児童発達支援等を利用する第2子以降の児童で、0歳から3歳までの間に利用した際の利用者負担額の所得制限を撤廃し、無償とします。対象サービスは児童発達支援・医療型児童発達支援・居宅訪問型児童発達支援・保育所等訪問支援で、対象期間は利用開始から満3歳になって初めての3月31日までです。
2つ目は「児童発達支援等通所利用に係る昼食費等の給付」です。児童発達支援または医療型児童発達支援の通所給付決定を受けた未就学児の保護者が対象で、事業所を利用した日の昼食費(おやつを含む)を1人1日あたり500円を上限に給付します。事業所から提供された昼食だけでなく、持参した手作り弁当やコンビニなどで買った昼食も対象です(コンビニなどの場合は申請時に領収書またはレシートが要ります)。給付期間は通所給付の支給決定日から小学校に入学する前月までです。
障がい福祉サービスの相談は、甲斐市障がい者基幹相談支援センター(甲斐市島上条3163・敷島保健福祉センター内・電話 055-267-7010)でも受けています。市は、専門の相談員が障がいの種別や年齢、障がい者手帳の有無を問わず対応し、相談は無料と書いています。市内の相談支援事業所は、市が公開している『甲斐市障がい福祉事業所マップ』に載っています。
| 甲斐市の負担軽減 | 内容 |
|---|---|
| 18歳未満の上限額(課税世帯・所得割28万円未満) | 月4,600円(軽減後) |
| 3歳から5歳 | 児童発達支援・保育所等訪問支援は満3歳後最初の4月1日から3年間無料 |
| 第2子以降障がい児通所支援利用者負担額無償化(市独自) | 第2子以降・満3歳後最初の3月31日まで。所得制限なしで無償 |
| 昼食費等の給付(市独自) | 未就学・児童発達支援の利用日1日500円まで。持参弁当も対象 |
出典:障害福祉サービスの種類/障がい福祉サービスを利用する際の費用負担について/児童発達支援等通所利用に係る昼食費等の給付について/障がいのある方のためのガイドブック(ページ)/障がいのある方のためのガイドブック(PDF・令和8年3月31日現在)/甲斐市子育てガイドブック(PDF)/障がい者基幹相談支援センター/甲斐市障がい福祉事業所マップ
甲斐市では、子どもの障がいに関わる手当は障がい者支援課 生活支援係(電話 055-267-7287)が扱っています。障害児福祉手当・特別児童扶養手当・市独自の心身障がい者(児)福祉手当の3つのページとも、問い合わせ先はこの係です。
障害児福祉手当は、20歳未満で、身体又は精神に重度の障がいの程度の状態にあるため、日常生活において特別な介護を必要とする方が対象です。月額は16,560円(令和8年4月〜)で、認定請求をした翌月分から2月・5月・8月・11月の年4回に分けて支給されます。受給者・配偶者・扶養義務者の前年の所得が一定額以上の場合は支給が停止されます。
特別児童扶養手当は、20歳未満で身体又は精神に中度以上の障がいをお持ちのお子さんを監護している父もしくは母、又は養育者に支給されます。令和8年4月からの月額は、1級(重度障がい児)58,450円、2級(中度障がい児)38,930円です。県知事の認定を受けると、認定請求をした翌月分から4月・8月・11月の年3回支払われます。
どちらの手当も、認定を受けている方は毎年8月12日から9月11日までの間に所得状況届を出します。申請には認定請求書、戸籍謄本、世帯全員の住民票の写し、所定の診断書(手帳の内容によっては省略可)、振込先口座申出書などが要り、本年1月2日以降に転入した場合は前住所地の所得の書類も要ります。
甲斐市独自の「心身障がい者(児)福祉手当」があります。対象は、身体障害者手帳4級以上、療育手帳A・B、精神障害者保健福祉手帳1級・2級の方などと、特別児童扶養手当・障害児福祉手当などの認定を受けていても所得制限で支給されていない方です。特別児童扶養手当・障害児福祉手当などが支給されているとき、本人(18歳未満の場合は保護者)の市民税所得割が課税されているときなどは支給されません。支給は7月・11月・3月の年3回で、支給日は当該月の最終水曜日です。
子どもに関係する月額は、市の表によれば、身体障害者手帳4級該当障がい児(18歳未満)月額2,500円、療育手帳B2該当障がい児(18歳未満)月額2,500円、特別児童扶養手当の認定者で、その支給を保護者以外の所得超過により制限されている方に養育されている子どもは手当等級1級で月額22,500円・2級で月額15,000円、障害児福祉手当などの認定者で生計同一者の所得超過により支給が制限されている方は月額6,500円です。特別児童扶養手当や障害児福祉手当が所得制限で止まった場合に、この市の手当が代わりになることがあるので、あわせて確かめてください。
| 手当 | 月額(市のページの記載) |
|---|---|
| 障害児福祉手当(国) | 16,560円(令和8年4月〜) |
| 特別児童扶養手当 1級(国) | 58,450円(令和8年4月〜) |
| 特別児童扶養手当 2級(国) | 38,930円(令和8年4月〜) |
| 心身障がい者(児)福祉手当(市独自)18歳未満の身体4級・療育B2該当 | 2,500円 |
| 心身障がい者(児)福祉手当(市独自)特別児童扶養手当が保護者以外の所得超過で制限 | 1級22,500円・2級15,000円 |
出典:障害児福祉手当/特別児童扶養手当/甲斐市心身障がい者(児)福祉手当
ここは全国どこでも同じです。児童福祉法は、通所給付決定を行うのは保護者が住んでいる市町村だと定めています(第21条の5の5ほか)。
事業所が別の市区町村にあっても、使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは、条文にはありません。
ただし、支給量の決め方や面接の進め方は市区町村ごとに違います。決めるのは、お住まいの窓口です。
ここまでは甲斐市の窓口の話です。全国共通の制度のしくみは、次の記事にまとめています。
※上記の出典は2026年9月24日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・都電早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。