飯山市で児童発達支援・放課後等デイサービスなどの障害児通所支援を利用するときの窓口は、保健福祉課 障がい福祉係です。市役所1階6-2番窓口にあり、電話は0269(67)0727(課代表)、ファックスは0269(62)3127、メールは hoken@city.iiyama.nagano.jp です。市のホームページの「障がい福祉係」のページには、身体障害者手帳・療育手帳・精神保健福祉手帳の交付、障害者自立支援の介護給付・訓練等給付・医療給付、障害児福祉手当・特別障害者手当などが並んでいますが、「障害児通所支援」「児童発達支援」という名前の案内ページは、市のホームページには見当たりません。
この係が障害児通所支援も扱っていることは、市の決算資料から確かめられます。飯山市の令和6年度(2024年度)決算の事項別明細書を見ると、障がい福祉係が所管する「障害者自立支援費」(介護・訓練等給付事業)の扶助費の内訳に、障害福祉サービス費等とならんで障害児通所給付費等 24,374,837円という行があります(決算額はページのレイアウトが多段組みのため、正確な桁数はPDF原本でご確認ください)。障害児(20歳未満)の通所給付費は、大人の障害福祉サービスと同じ予算科目・同じ係で扱われているとわかります。
『飯山市障がい福祉計画(第7期)・障がい児福祉計画(第3期)』(令和6年度〜令和8年度)には、障害児通所支援として市が説明しているサービスが並んでいます。児童発達支援(障がいのある未就学児を対象にした通所訓練施設)、医療型児童発達支援(発達支援に併せて治療を行う)、居宅訪問型児童発達支援(外出が著しく困難な障がい児の自宅を訪問して支援する)、放課後等デイサービス(主に小学生から高校生までの障がい児が学校の帰りや休校日に利用する)、保育所等訪問支援(児童指導員等が保育所等を隔週程度で訪問し、集団生活への適応を支援する)、福祉型児童入所支援、医療型児童入所支援、障がい児相談支援(利用計画の作成とモニタリング)の8つです。
同じ計画に載っている「事業所の状況」の一覧を見ると、飯山市内で児童発達支援を提供している事業所は1つもありません。一覧に載っている児童発達支援の事業所(かすたねっと、脳を育てる運動療育センター こどもプラス信州中野教室、ひふみ中野たかおか教室)は、いずれも所在地が中野市です。飯山市の子どもが児童発達支援を利用する場合、市外の事業所に通うことになります。
放課後等デイサービスと保育所等訪問支援だけは、飯山市内に1か所あります。「北信圏域障害者生活支援センター コンパス」(定員は放課後等デイサービスが10人、保育所等訪問支援が15人)です。計画の本文には「子ども子育ての拠点施設となる『飯山市子ども館』内に、平成30年(2018年)6月、放課後等デイサービス施設(コンパス)を設置しました」とあり、飯山市子ども館(きらら)の中に、市が設けた放課後等デイサービス施設であることがわかります。ほかの放課後等デイサービス事業所(脳を育てる運動療育センター こどもプラス信州中野教室、ながでんハートネットメゾふぉるて中野、同ポルカ、ひふみ中野たかおか教室)は、いずれも中野市にあります。
受給者証の申請前に利用計画(障がい児支援利用計画)を作る相談支援事業所についても、同じ計画に「相談支援」の事業所一覧が載っています。飯山市内にあるのは「こころサポートステーションこの葉」と「常岩の里ながみね」の2か所です。そのほか、相談支援事業所 よろこび・ながでんハートネットカラー’s中野・中野市障がい児者相談支援事業所・はるかぜ・北信圏域障害者総合相談支援センター・未来工房つむぎ(以上中野市)、障がい者相談支援事業所 みのり(山ノ内町)、相談支援事業所 たむろ(中野市)が一覧にありますが、いずれも市外です。この一覧は障がい者(成人)も含む計画相談支援全体の事業所一覧で、障がい児だけに限った一覧として区別されているわけではありません。
計画には、サービスごとの過去の利用実績と今後の見込み量(1か月当たりの平均)の表もあります。児童発達支援は令和3年度の実績が17人日分、令和4年度は0人日分、利用人数は令和3年度2人・令和4年度0人と、もともと利用が少なく、年によって利用者がいない月もあることがうかがえます。放課後等デイサービスは令和3年度160人日分(14人)・令和4年度224人日分(20人)と、こちらは一定の利用があります。保育所等訪問支援は令和3年度4人日分(3人)・令和4年度3人日分(2人)でした。障がい児相談支援は令和3年度6人・令和4年度8人です。
負担上限月額(収入に応じた自己負担の上限額)や、就学前の障害児の発達支援の無償化について、市のホームページに専用の案内ページは見当たりませんでした。「幼児教育・保育の無償化について」のページは保育所・幼稚園等の利用料の無償化を説明したもので、障害児通所支援の無償化には触れていません。障がい福祉係のダウンロードのページにも、障害児通所支援の申請書式は見当たりません。金額や必要書類、申請から受給者証が交付されるまでの日数は、保健福祉課 障がい福祉係(0269-67-0727)に直接お尋ねください。
申請の窓口や大まかな手続きの流れについて、市のホームページに保護者向けの説明ページが無いため、まず保健福祉課 障がい福祉係、または飯山市こども女性家庭センター(0269-67-0742)に電話で相談するのが確実な入口です。こども女性家庭センターは妊産婦・子育て世帯・こどもを対象にした総合的な相談窓口として設置されており、「どこに相談したらよいか迷った場合でも、お気軽にご連絡ください」と市が案内しています。
| サービス名 | 飯山市内の事業所(障がい福祉計画の一覧より) |
|---|---|
| 児童発達支援 | 市内になし(中野市に3事業所) |
| 放課後等デイサービス | コンパス(飯山市子ども館内・定員10人)ほか中野市に4事業所 |
| 保育所等訪問支援 | コンパス(定員15人)ほか中野市に1事業所 |
| 相談支援(計画相談支援) | こころサポートステーションこの葉・常岩の里ながみね(市内2か所) |
負担上限月額・無償化・申請に必要な書類・受給者証が交付されるまでの日数は、市のホームページに専用ページが見当たらず、公表状況を確認できませんでした。申請時に保健福祉課 障がい福祉係(0269-67-0727)で必ずご確認ください。
出典:障がい福祉係(2017年09月25日 更新)/障害児福祉手当・特別障害者手当(2026年07月16日 更新)/飯山市障がい者計画・障がい福祉計画・障がい児福祉計画を策定しました/第7期障がい福祉計画・第3期障がい児福祉計画(本編・PDF)/令和6年度(2024年度)決算 事項別明細書(PDF)/幼児教育・保育の無償化について(2025年12月22日 更新)/飯山市こども女性家庭センターについて(2025年04月02日 更新)
飯山市では、子どもの手当の窓口が2つの課に分かれています。特別児童扶養手当は教育委員会事務局 教育部 子ども育成課 こども家庭係(電話0269(62)3111内線179、ファックス0269(62)3127)、障害児福祉手当は保健福祉課 障がい福祉係(市役所1階6-2番窓口、電話0269(67)0727課代表)です。手当の種類によって担当課が違うので、番号をかけ間違えないようご注意ください。
特別児童扶養手当は、精神または身体に障害のある20歳未満の児童を監護する父母などに支給される国の手当です。手当の額(令和8年4月分以降)は、1級該当児童が月額58,450円、2級該当児童が月額38,930円です。支払いは4月・8月・12月の年3回(それぞれ支払月の前月までの分をまとめて)。障害を支給事由とする年金を受けられるときや、児童が児童福祉施設に入所しているときなどは支給されません。毎年8月11日から9月10日までの間に所得状況届を提出する必要があり、「この届を出さないと、8月以降の手当が受けられません。なお、2年間届けをしないと資格がなくなります」と市は注意しています。
障害児福祉手当は、日常生活で常時介護を必要とする在宅の重度障がいのある20歳未満の児童に支給されます。月額は令和8年3月分まで16,100円、令和8年4月分以降は16,560円です。障がいを支給事由とする年金を受けられるときや、肢体不自由児施設などに入所しているときは支給されません。支払いは2月・5月・8月・11月の年4回で、請求時に指定した受給者本人名義の口座へ振り込まれます。申請には認定請求書・認定診断書・所得状況届・税務情報等の閲覧提供に関する同意書が必要です。
同じ保健福祉課 障がい福祉係が扱う特別障害者手当は、20歳以上で重度の障がいがあり常時特別な介護を必要とする方が対象で、20歳未満の児童は対象になりません(月額は令和8年4月分以降30,450円)。障害児福祉手当と名前が似ていますが、対象年齢が正反対(20歳未満/20歳以上)である点に注意してください。
手当を受けている間は、受給資格がなくなったときの受給資格喪失届、氏名・住所・金融機関口座を変更したときの変更届、証書をなくしたときの証書亡失届など、届出が必要になる場面があります。届け出をしないまま資格がなくなった状態で手当を受け取ってしまうと、返還が必要になると市は注意を呼びかけています。
飯山市独自の上乗せ手当や、特別支援学校への通学に対する市独自の補助金は、市のホームページからは見当たりませんでした。学校給食費補助金のページには「他の制度:就学援助、特別支援教育就学奨励費、他市町村からの給食費補助等」という記載があり、特別支援教育就学奨励費という制度自体は存在することがわかりますが、対象者・金額・申請窓口を説明した専用ページは公開されていません。特別支援学級・通級指導教室に在籍するお子さんの費用助成について詳しく知りたい場合は、子ども育成課 学校教育係(0269-67-0741)にお尋ねください。
| 手当 | 月額と窓口 |
|---|---|
| 特別児童扶養手当 1級 | 58,450円(令和8年4月分以降)/子ども育成課 こども家庭係 |
| 特別児童扶養手当 2級 | 38,930円(令和8年4月分以降)/子ども育成課 こども家庭係 |
| 障害児福祉手当 | 16,560円(令和8年4月分以降)/保健福祉課 障がい福祉係 |
| 特別障害者手当(20歳以上) | 30,450円(令和8年4月分以降)/保健福祉課 障がい福祉係 |
特別支援教育就学奨励費は、名称のみ学校給食費補助金のページに登場し、金額・対象を説明する専用ページは見当たりませんでした。市独自の上乗せ手当も、ホームページからは確認できませんでした。
出典:特別児童扶養手当(2026年04月14日 更新)/障害児福祉手当・特別障害者手当(2026年07月16日 更新)/飯山市学校給食費補助金について
ここは全国どこでも同じです。児童福祉法は、通所給付決定を行うのは保護者が住んでいる市町村だと定めています(第21条の5の5ほか)。
事業所が別の市区町村にあっても、使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは、条文にはありません。
ただし、支給量の決め方や面接の進め方は市区町村ごとに違います。決めるのは、お住まいの窓口です。
ここまでは飯山市の窓口の話です。全国共通の制度のしくみは、次の記事にまとめています。
※上記の出典は2026年9月24日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・都電早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。