伊奈町で児童発達支援や放課後等デイサービスを使うための受給者証(通所受給者証)は、伊奈町役場 社会福祉課 障害者福祉係に申請します。町のガイドブックの「児童発達支援・放課後等デイサービス利用の流れ」は、最初の段を「利用の申請(受給者証の申請):伊奈町社会福祉課の窓口」としています。電話は役場の代表 048-721-2111 で、障害者福祉係の内線は2121・2122・2162です。『伊奈町子ども・子育て支援事業計画(第3期)』でも、障害児通所支援事業(児童発達支援や放課後等デイサービス等の療育サービスを受けられるよう適切な支給決定を行う)の担当は社会福祉課と書かれています。
町の中で、同じ「療育」でも窓口が2つに分かれています。ガイドブックは流れの図の上に「心身障害児通園施設の利用については、子育て支援課へお問い合わせください」と注記しています。町立の心身障害児通園施設(「もも」「いちご」)は子育て支援課 保育係が申込みを受け付け、児童発達支援・放課後等デイサービスの受給者証は社会福祉課が受け付けます。どちらを使いたいかで電話する課が変わります(通園施設のことは「発達の相談」の項に書きます)。
ガイドブックが挙げている申請に必要なものは、支給申請書(役場の担当課窓口でもらえます)、本人と保護者のマイナンバーのわかるもの、障害者手帳(身体・知的・精神・対象の難病)です。手帳に当てはまらない場合は「医師などから療育の必要性が認められた児童については、医師の診断書や専門家の意見書」と書かれています。手帳がなくても、診断書か専門家の意見書で申請できる道があるということです。
申請からあとの流れは、ガイドブックでは次の順です。①利用の申請(受給者証の申請)→②利用したい事業所への見学や体験→③障害児支援利用計画の作成・提出(障害児相談支援事業所の利用または、セルフプラン)→④支給決定と受給者証の発行→⑤利用する事業所との利用契約→サービス利用開始。ガイドブックは「見学や相談は申請前に行う事も可能です。あらかじめ利用したい事業所を探しておき、利用に向けた相談をしておくと手続きがスムーズに進みます」「事業所によっては希望する曜日や時間に空きがない場合もあります」と添えています。
計画については、「障害児相談支援事業者が本人・家族の意向を聞き取り、必要なサービスの種類や内容を記した障害児支援利用計画案を作成し、町へ提出します」とあり、「保護者が作成するセルフプランの提出も可能です」と明記されています。町は計画や診断書等を基に支給決定を行い、支給決定通知書と受給者証を交付します。事業所との契約は、その受給者証を事業所に見せて結びます。
計画を頼める障害児相談支援事業所として、ガイドブックには次の13か所が載っています。町内は相談支援事業所あしすと(伊奈町小針新宿363・048-729-5122)とひかり相談支援所(伊奈町本町1-328・048-721-1096)の2か所です。町外(上尾市・桶川市)は、相談支援事業所つながる(上尾市平塚322-2)、KoKoRoの相談(桶川市下日出谷1-32-9)、相談支援事業所PONO桶川(桶川市若宮2-33-4)、指定特定相談支援事業所ノーベル(上尾市柏座2-5-10)、わいかるてっと相談支援事業所(上尾市春日1-4-16)、相談支援事業所「ピュア・スマイル」(上尾市大字中新井361-3)、そして★印の5か所(相談支援センターわおん・障害者生活支援センターあげお・みのり・あらぐさ・杜の家)です。★印は「暮らしの困りごとの相談と支援をおこないます」と説明されています。
負担上限月額の金額は、伊奈町の資料には見当たりませんでした。『福祉のしおり』(令和8年2月作成)の障がい者福祉の章は児童発達支援・放課後等デイサービスの内容を説明していますが、障がい児通所の利用者負担の表はありません。いくら払うことになるかは、申請のときに社会福祉課 障害者福祉係で確かめてください。
申請から受給者証が届くまでの日数も、町の資料には書かれていません。『福祉のしおり』の「障がい者福祉サービスを利用するには」は調査・審査会・障害支援区分の段を含む大人向けの流れで、ガイドブックの子ども向けの流れとは違います。子どもの受給者証は、ガイドブックの流れで考えてください。
町の計画には、利用の見込みも出ています。『伊奈町第7期障害福祉計画及び伊奈町第3期障害児福祉計画』は、ひと月あたりの見込量を児童発達支援で令和8年度369人日・41人、放課後等デイサービスで2,940人日・196人としています。あわせて「子どもの発達の状況等に合わせて保護者が事業所を選択できるよう、事業所情報の提供を行います」と書いており、その一つがこのガイドブックです。町内の事業所は、このガイドブックで探せます。
障害者生活支援センター杜の家の電話は、町の「障害者生活支援センター(相談支援センター)について」(2025年12月3日)では 048-729-7876、ガイドブックと『福祉のしおり』では 048-778-3531 です。つながらないときはもう一方へおかけください。
出典:伊奈町内 心身障害児通園施設、児童発達支援事業所、放課後等デイサービス事業所ガイドブック(2026年4月24日 更新)/令和7年度版 ガイドブック(PDF・令和7年8月時点の情報)/障がい者・障がい児に対する各種手当について(2016年9月29日 更新)/伊奈町子ども・子育て支援事業計画(第3期)(PDF)/伊奈町第7期障害福祉計画及び伊奈町第3期障害児福祉計画(PDF)/福祉のしおり(2026年3月5日 更新)/福祉のしおり(PDF・令和8年2月作成)/障害者生活支援センター(相談支援センター)について(2025年12月3日 更新)
伊奈町で障がいのある子の手当を申請する窓口は、社会福祉課 障害者福祉係(048-721-2111・内線2121,2122,2162)です。町の手当のページと『福祉のしおり』は、特別児童扶養手当・障害児福祉手当のどちらも相談窓口をここにしています。
障害児福祉手当は、支給するのが伊奈町ではなく埼玉県です。埼玉県の「特別障害者手当等の支給事務(東部中央福祉事務所)」のページは「当事務所では、伊奈町、宮代町、杉戸町、松伏町を担当しています」と書き、相談窓口を「お住まいの町役場障害福祉担当課」としています。申請は「まず、お住まいの町役場の障害福祉担当課に御相談ください。その後、認定請求書に必要書類を添え、町役場に申し込んでください」。つまり書類を出すのは伊奈町役場、支給を決めるのは県の東部中央福祉事務所です。県は「申請から認定まで通常2〜3週間かかります」と書いています。
障害児福祉手当の額は、県のページで月額16,560円(令和8年4月から)です。対象は在宅の重度障害児(20歳未満で日常生活において常時介護を必要とする者)で、支給月は2月・5月・8月・11月です。障害を理由とする年金等を受けている場合や施設に入所している場合は支給されず、所得制限があります。町の手当のページは、対象の目安を「身体障害者手帳1級及び2級の一部の方」「療育手帳マルA相当の方」「精神障がい、血液疾患、肝臓疾患等で、(1)、(2)と同程度の障がいを有する方」と書いています。
特別児童扶養手当は、知的・精神または身体に一定の障がいのある20歳未満の児童を家庭で養育している方に支給されます。埼玉県のページでは、令和8年4月分からの月額は1級(重度障害児)58,450円、2級(中度障害児)38,930円(児童1人につき)で、原則として毎年4月・8月・11月の年3回、前4か月分が支払われます。町の子ども・子育て支援事業計画には「申請を受け付けた翌月分から手当の対象になる」とあり、県も「認定請求をした日の属する月の翌月から」支給と書いています。所得制限があり、受給中は毎年8月に届出が必要です(県のページは所得状況届の提出期間を8月12日から9月11日までとしています)。
伊奈町の独自の手当として「在宅重度心身障害者手当」があります。『福祉のしおり』によれば、特別障害者手当・障害児福祉手当・経過的福祉手当を受給していない重度の障がい者に月額5,000円を9月・3月に半年分まとめて支給します。対象は1級または2級の身体障害者手帳、ⒶまたはAの療育手帳、1級の精神障害者保健福祉手帳を持つ方で、施設に入所した場合は対象外です。窓口は社会福祉課 障害者福祉係です。
手帳の申請にかかる費用の補助もあります。『福祉のしおり』は、身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳・入浴サービスの申請や施設入所等の際に必要な診断書の文書料を1件につき5,000円を限度として補助すると書いています(窓口は社会福祉課 障害者福祉係)。療育手帳は、申請を町で受け付け、判定は埼玉県が行います(伊奈町を管轄する埼玉県中央児童相談所が療育手帳の判定を行うと町のガイドブックにあります)。
| 手当 | 額と支給する機関 |
|---|---|
| 障害児福祉手当 | 月額16,560円(令和8年4月から)・支給は埼玉県 東部中央福祉事務所・申請は町の社会福祉課 |
| 特別児童扶養手当 1級 | 月額58,450円(令和8年4月分から) |
| 特別児童扶養手当 2級 | 月額38,930円(令和8年4月分から) |
| 在宅重度心身障害者手当(町) | 月額5,000円・9月と3月に半年分 |
町の手当のページ(2016年9月29日)は金額を載せず「支給金額等については埼玉県のホームページでご確認ください」としています。金額は埼玉県のページから写しました。
出典:障がい者・障がい児に対する各種手当について(2016年9月29日 更新)/福祉のしおり(PDF・令和8年2月作成)/特別障害者手当等の支給事務(東部中央福祉事務所)(埼玉県)(2026年4月1日 更新)/特別児童扶養手当(埼玉県)(2026年7月31日 更新)/伊奈町子ども・子育て支援事業計画(第3期)(PDF)/令和7年度版 ガイドブック(PDF・令和7年8月時点の情報)
ここは全国どこでも同じです。児童福祉法は、通所給付決定を行うのは保護者が住んでいる市町村だと定めています(第21条の5の5ほか)。
事業所が別の市区町村にあっても、使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは、条文にはありません。
ただし、支給量の決め方や面接の進め方は市区町村ごとに違います。決めるのは、お住まいの窓口です。
ここまでは伊奈町の窓口の話です。全国共通の制度のしくみは、次の記事にまとめています。
※上記の出典は2026年9月24日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・都電早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。