長岡京市で児童発達支援などの障がい児通所支援を使うときの窓口は、障がい福祉課 障がい支援係です。所在地は長岡京市開田1丁目1番1号、本庁舎3階・窓口番号33、電話は075-955-9710、ファクスは075-952-0001です。市のページ「障害者総合支援法・児童福祉法による福祉サービス」に、原則として利用したサービス費用の1割を負担するしくみで、同一世帯の市民税課税状況等により毎月の自己負担に上限が設定されると説明されています。18歳未満の「障がい児」は障害支援区分の認定は行わず、別の方法により支給決定されます。
市が案内する児童福祉サービスは、児童発達支援(就学前の支援を要する児童に、日常生活の基本動作の指導、集団生活への適応訓練などを行う)、放課後等デイサービス(就学後の支援を要する児童に同様の支援を行う)、保育所等訪問支援(保育所などを利用中の児童が集団生活に適応するための専門的な支援)の3つと、これに付随する障がい児相談支援(障がい児支援利用計画案の作成と一定期間ごとのモニタリング)です。
利用の手順は、市のページによれば次の順です。①申請(利用したいサービスがあれば、まず障がい福祉課に相談・申請。18歳未満の場合は保護者が申請)②サービス等利用計画(障がい児支援利用計画)案の作成(申請した人に市から「計画作成依頼通知」を発行し、「指定特定相談支援事業者」と契約。費用負担は発生しません)③添付書類(本人および扶養義務者の収入や課税状況が分かる書類、申請するサービスの内容によっては医師の意見書や診断書)を添えて計画案を提出④支給決定(必要に応じて障害支援区分認定審査会を開催し、サービスの量や期間、利用者負担額などを決定)⑤受給者証の交付(支給決定内容が記載された「障害福祉サービス受給者証」が交付される)⑥事業所・施設との契約⑦サービス利用⑧モニタリング。申請から受給者証が交付されるまでの具体的な日数は、市のページに書かれていません。
負担上限月額は、令和8年度版『障がい者福祉のしおり』にはっきり金額が出ています。障がい児の場合、市民税課税世帯で所得割28万円以上は37,200円、所得割28万円未満は4,600円、市民税非課税世帯・生活保護世帯は0円です(地域生活支援事業の移動支援・日中一時支援なども同じ上限額)。「世帯」の範囲は住民票上の世帯と同じ、6月までは前年度の課税状況で決まるとも書かれています。
就学前の無償化も、しおりに明記されています。「ただし、満3歳になった次の4月から小学校就学までの児童発達支援等にかかる利用者負担については、令和元年10月1日から無償です(実費等を除く)」という一文です。手続きの要否までは書かれていないため、対象になるかどうかは障がい福祉課へご確認ください。
多子軽減措置もしおりに載っています。対象は2区分あり、①市民税所得割合算額が77,101円以上の世帯で、小学校就学前の子どもが2人以上いる場合(就学後の子どもは含めない)②77,101円未満の世帯で、就学前後を問わず子どもが2人以上いる場合(就学後の子どもも含む)です。軽減内容は、①の場合は第1子が費用総額の10%、第2子が5%、第3子以降は無償。②の場合は就学後の子ども全員が10%、就学前の第1子が10%、第2子が5%、第3子以降は無償です。この額と、従来の利用者負担上限月額(所得に応じて決定)を比較して、低い方が適用されます。市のページには平成26年当時の制度説明(申請不要で軽減後の金額を支払う、という古い案内)も残っていますが、本文の金額と条件は令和8年度版しおりの記載を優先しています。
サービス等利用計画案を作る「指定特定相談支援事業者」(計画相談支援事業所)は、乙訓地域(長岡京市・向日市・大山崎町)に約20か所あり、しおりに一覧で載っています。ただし、すべての事業所が障害児相談支援に対応しているわけではありません。しおりの一覧表には、事業所ごとに「計画相談支援」「障害児相談支援」など対応するサービスに印が付いており、対応の有無は事業所によって違います。長岡京市障がい者地域生活支援センター「キャンバス」(長岡京市神足2丁目3番1号・075-958-6912)や、こらぼねっと相談支援センター(長岡京市長岡1丁目13-9・075-953-4452)など、障害児相談支援に対応する事業所も一覧に含まれていますが、実際に依頼できるかは各事業所の受け入れ状況によりますので、しおりの一覧を見ながら事業所へ直接お問い合わせください。
乙訓児童発達支援センター「U-BOC24」(長岡京市井ノ内朝日寺13番地3・電話075-956-3010)は、地域の障がいや特性のある子どもの支援の中核的役割を担う機関として児童福祉法に位置付けられた施設です。未就学児への通所支援(児童発達支援)を提供するほか、地域の事業所へのスーパーバイズやインクルージョンの推進も担うと、しおりに説明されています。運営は社会福祉法人朔日で、令和8年4月に開所しました。受給者証の申請窓口は障がい福祉課ですが、通所先の相談先としてこのセンターの名前も知っておくと役立ちます。
| 区分(障がい児・在宅通所) | 自己負担上限月額 |
|---|---|
| 市民税課税世帯・所得割28万円以上 | 37,200円 |
| 市民税課税世帯・所得割28万円未満 | 4,600円 |
| 市民税非課税世帯・生活保護世帯 | 0円 |
申請から受給者証交付までの日数、および計画案作成の依頼から実際に事業所と契約できるまでの見通しは、市のページ・しおりのいずれにも数字の記載がありませんでした。相談支援事業所の一覧は令和8年度版しおりのものです。事業所の対応状況は変わることがあるため、事業所へ直接ご確認ください。
出典:障害者総合支援法・児童福祉法による福祉サービス(2014年09月01日 更新)/令和8年度版 障がい者福祉のしおり/障がい者福祉のしおり(PDF・令和8年度版)/26年4月から障がい児通所支援の利用者負担に多子軽減措置が加わります(2014年03月13日 更新)/障がい福祉
長岡京市では、子どもに関わる手当の窓口が2つの課に分かれています。障害児福祉手当は障がい福祉課 障がい支援係(本庁舎3階・窓口番号33・電話075-955-9710)、特別児童扶養手当は子育て支援課 子育て支援係(本庁舎3階・窓口番号31・電話075-955-9558)です。どちらも国の制度に基づく手当ですが、担当課が異なります。
障害児福祉手当は、20歳未満で重度の障がいがあり、日常生活で常時の介護を必要とする人に支給されます。市のページによれば月額1万6,560円(令和8年4月改正)で、支給時期は毎年2月・5月・8月・11月の年4回、前月までの分がまとめて支給されます。手続きには、障がいの程度についての医師の診断書、認定請求書、所得状況届などが必要です。障がいを支給事由とする公的年金を受けられる方、児童福祉法上の障がい児入所施設等に入所している方は対象外で、本人・配偶者・扶養義務者の前年所得が限度額を超えると支給が停止されます。
特別児童扶養手当は、20歳未満で身体もしくは精神に中程度以上の障がいのある子どもを養育している人が対象です。令和8年4月から額が改定され、1級は月額5万8,450円(改定前5万6,800円)、2級は月額3万8,930円(改定前3万7,830円)になりました。認定は京都府知事が行い、支給は8月・12月・4月の年3回(各支払月の前月までの分)です。手続きに必要な戸籍謄本は省略できず、郵送での受付は取り扱っていません。請求は子育て支援課で、「時間に余裕を持って、手当を受けようとするご本人が直接窓口でお問い合わせください」と案内されています。児童が児童福祉施設(母子生活支援施設・保育所・通園施設を除く)に入所しているときや、障がいを事由とする公的年金を受けられるときは対象外です。
手帳が無くても申請できる給付として、軽度・中等度難聴児発育支援事業があります。対象は、身体障害者手帳(聴覚障害)の交付対象とならない、0歳から18歳の誕生日後の最初の3月31日までの児童で、医師が「補聴器の装用により言語の習得等に一定の効果が期待できる」と判断した場合です。助成額は市町村民税課税世帯は基準額の3分の2、生活保護世帯・非課税世帯は10分の10で、片耳分が基本、両耳装用が必要と医師意見書で認められれば2個まで申請できます。購入・修理の前に障がい福祉課へ相談・申請する必要があり、購入・修理後の申請は受け付けられません。窓口は障がい福祉課 障がい支援係です。
特別障害者手当(月額3万450円)は20歳以上が対象で、20歳未満の子どもは対象になりません。子どもの手当として使えるのは障害児福祉手当と特別児童扶養手当の2本、それに難聴児の補聴器助成、というのが長岡京市の形です。この3つの制度以外に、市独自の子ども向け手当が別途あるという記載は、障がい福祉課のページには見当たりませんでした。
| 手当・給付 | 月額と窓口 |
|---|---|
| 障害児福祉手当 | 16,560円(令和8年4月改正)/障がい福祉課 障がい支援係 |
| 特別児童扶養手当 1級 | 58,450円(令和8年4月分から)/子育て支援課 子育て支援係 |
| 特別児童扶養手当 2級 | 38,930円(令和8年4月分から)/子育て支援課 子育て支援係 |
| 軽度・中等度難聴児補聴器購入・修理費助成 | 基準額の3分の2(非課税等は10分の10)/障がい福祉課 障がい支援係 |
特別児童扶養手当の額は令和8年4月分からの改定後の金額です。障害児福祉手当も令和8年4月改正後の金額として市のページに記載されています。どちらも次の改定で額が変わる可能性があるため、申請時に窓口でご確認ください。
出典:手当・助成・給付(障害児福祉手当)(2026年07月27日 更新)/特別児童扶養手当(2026年04月01日 更新)/聞こえに支援を必要とする児童の補聴器購入・修理費を助成します(2025年07月31日 更新)
ここは全国どこでも同じです。児童福祉法は、通所給付決定を行うのは保護者が住んでいる市町村だと定めています(第21条の5の5ほか)。
事業所が別の市区町村にあっても、使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは、条文にはありません。
ただし、支給量の決め方や面接の進め方は市区町村ごとに違います。決めるのは、お住まいの窓口です。
ここまでは長岡京市の窓口の話です。全国共通の制度のしくみは、次の記事にまとめています。
※上記の出典は2026年9月24日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・都電早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。