加西市で障害のある子どもの福祉サービス(児童発達支援・放課後等デイサービスなど)を担当するのは、福祉部 地域福祉課 障がい者支援係です。地域福祉課は加西市役所(〒675-2395 加西市北条町横尾1000番地)の1階9番窓口にあり、電話は0790-42-8725(ファックス0790-43-1801)です。市役所の開庁時間は月曜日から金曜日の午前8時30分から午後5時15分です。
加西市の公式サイトには、障害児通所支援の受給者証の申請手順だけを説明したページは見当たりませんでした。手順が書かれているのは、加西市を含む北播磨の市町でつくる北播磨障がい福祉ネットワーク会議の『医療的ケアが必要な子どもを見守るハンドブック』で、市が地域福祉課のページで配っています。このハンドブックの流れは、相談(市町の障がい福祉担当課または相談支援事業所)→ 申請・調査 → 計画書の作成・支給決定(受給者証の発行)→ 事業所と契約 → 利用開始です。申請のときに相談支援の申請も同時に行い、担当の相談支援事業所が決まるとされています。加西市の担当課としては地域福祉課(0790-42-8725)が載っています。
手帳について、ハンドブックは「子どもの福祉サービス利用に関して、療育手帳、身体障がい者手帳を持っていなくても、支援の必要性が医師の意見書等で確認できれば利用できます。」と書いています。自己負担は原則1割で、世帯の所得に応じて上限額が決まる、とだけ書かれています。加西市は、負担上限月額の金額も、3歳から5歳までの無償化の案内も、公式サイトに載せていません。金額と手続きの持ち物は、地域福祉課に電話で確かめてください。
申請の手続きの援助は、加西市基幹相談支援センター「やすらぎ」でも受けられます。やすらぎは加西市からの委託を受けて社会福祉法人ゆたか会が運営する相談支援事業所で、場所は加西市役所1階、電話は0790-42-6708(直通)、受付は平日午前9時から午後5時です。発達障がいのある人とその家族も対象で、居宅及び施設サービスを利用するための情報提供と申請手続きの援助、療育や教育に対する助言を行うと市のページに書かれています。相談は無料です。
計画を作る相談支援事業所について、『第7期加西市障害福祉計画・第3期加西市障害児福祉計画』(令和6年3月)は「当市の課題としてセルフプランの多さがある」と書き、相談支援事業所の新規開設補助や相談員の育成で解消を図るとしています。市の地域生活支援拠点等の登録事業所一覧には、障がい児相談支援を行う事業所としてラヴィかさい相談支援センター(西笠原町172-142)、ねっこらんど加西相談支援事業所(北条町古坂1299)、はんど(北条町東高室595-1)が載っています。
特別支援学校に通う子どもには、市の障がい児タイムケア事業があります。対象は、就労などで保護者が放課後に家庭で監護できない市内の障がい児で、特別支援学校の小学部・中学部・高等部に在籍する児童・生徒です。場所は加西市健康福祉会館デイルーム、定員10名以内、利用料は週1日で月1,200円(8月は2,400円)から週5日で月6,000円(8月は12,000円)です。委託事業所は社会福祉法人ゆたか会の児童発達支援事業所なゆたで、申込みは地域福祉課 障がい者支援係です。
| 手順(北播磨のハンドブックから) | 中身 |
|---|---|
| 1 相談 | 地域福祉課(0790-42-8725)または相談支援事業所 |
| 2 申請・調査 | 必要書類を添えて申請。相談支援の申請も同時に行う |
| 3 計画書の作成・支給決定 | 相談支援専門員が計画書を作り、市が支給を決めて受給者証を発行 |
| 4 事業所と契約・利用開始 | 計画書に基づいて利用 |
| 利用者負担 | 原則1割・所得に応じた上限あり(加西市は金額を公表していない) |
申請から交付までの日数と負担上限月額を、市は公表していません。
出典:地域福祉課/医療的ケアが必要な子どもを見守るハンドブック/医療的ケアが必要な子どもを見守るハンドブック(PDF)/加西市基幹相談支援センター やすらぎ(2020年11月30日 更新)/第7期加西市障害福祉計画・第3期加西市障害児福祉計画(2024年3月31日 更新)/第7期加西市障害福祉計画・第3期加西市障害児福祉計画(PDF)/地域生活支援拠点等事業(2025年8月1日 更新)/地域生活支援拠点等事業 登録事業所一覧(PDF)/障がい児タイムケア事業(2024年2月14日 更新)
加西市では、国の手当2つの窓口が別の課です。特別児童扶養手当は子育て支援課(市役所・0790-42-8709)、障害児福祉手当は地域福祉課 障がい者支援係(市役所1階・0790-42-8725)です。市の子育て応援ガイド2026も、この2つの問い合わせ先を分けて載せています。
特別児童扶養手当は、20歳未満で身体または精神に障害のある児童を監護する父もしくは母、または父母に代わって養育している人に支給されます。父母が監護している場合は所得の高い方が受給者です。市のページの月額(児童1人あたり・令和8年4月現在)は1級58,450円、2級38,930円です。認定請求した日の属する月の翌月分から支給され、振込日は4月・8月・11月の11日です。認定請求の審査は県で行われるので、認定まで時間がかかることがあると市は書いています。
認定請求に必要なものは、請求者と対象児童の戸籍謄本(請求日から1か月以内)、世帯全員の個人番号、指定の様式の診断書(請求日から2か月以内に作成)、請求者名義の通帳です。所得制限は扶養親族等0人の場合で受給者本人4,596,000円、配偶者・扶養義務者6,287,000円です。受給中は毎年8月に所得状況届を出し、原則として2年に1回、3月・7月・11月のうち決められた時期に診断書等を出して再認定を受けます。
障害児福祉手当は、重度の心身障がいのため日常生活で常時特別の介護を要する20歳未満の在宅の子どもが対象で、所得制限があります。支給月額は年度ごとに改定されるので、申請の前に地域福祉課で確かめてください。
市の制度として、重度心身障害者(児)介護手当(在宅でおおむね6か月以上寝たきりの状態にあり常時介護を要する重度心身障がい者(児)の介護者に年額100,000円・介護保険等の利用の有無と所得制限あり)と、加西市障害者福祉年金(身体障害者手帳1〜3級、療育手帳A・B1判定、精神障害者保健福祉手帳1・2級の人などで市民税非課税世帯に該当する人に年額25,000円または18,000円)があります。どちらも窓口は地域福祉課です。
| 手当 | 月額と窓口 |
|---|---|
| 特別児童扶養手当 1級 | 58,450円(令和8年4月現在)/子育て支援課 0790-42-8709 |
| 特別児童扶養手当 2級 | 38,930円(令和8年4月現在)/子育て支援課 |
| 障害児福祉手当 | 令和8年度の額は案内なし/地域福祉課 0790-42-8725 |
| 重度心身障害者(児)介護手当(市の制度) | 年額100,000円・所得制限あり/地域福祉課 |
加西市障害者福祉年金の年額は、2023年4月更新の年金・手当のページによります。
出典:特別児童扶養手当について(2026年4月1日 更新)/年金・手当等(2023年4月1日 更新)/子育て応援ガイド2026(PDF)/地域福祉課
ここは全国どこでも同じです。児童福祉法は、通所給付決定を行うのは保護者が住んでいる市町村だと定めています(第21条の5の5ほか)。
事業所が別の市区町村にあっても、使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは、条文にはありません。
ただし、支給量の決め方や面接の進め方は市区町村ごとに違います。決めるのは、お住まいの窓口です。
ここまでは加西市の窓口の話です。全国共通の制度のしくみは、次の記事にまとめています。
※上記の出典は2026年9月24日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・都電早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。