伊豆市で児童発達支援などの障害児通所支援を使うには、福祉サービス受給者証が要ります。市立の児童発達支援センターおひさまの案内PDFに「児童発達支援や保育所等訪問支援の利用には福祉サービス受給者証が必要です」と書かれています。ただし、伊豆市の公式サイトには、障害児通所支援の申請窓口・申請の流れ・交付までの期間を児童向けにまとめたページが見当たりませんでした。サイト内で受給者証と障がい児の負担上限額を案内しているのは、社会福祉課 障害福祉スタッフの「障がい福祉サービスについて」のページです。
社会福祉課 障害福祉スタッフは市役所本庁ではなく、修善寺生きいきプラザ内(伊豆市小立野66-1)にあります。電話は 0558-72-9863、ファックスは 0558-72-8638 です。市の「各課の情報・業務内容」の一覧では、このスタッフの担当に「身体・知的・精神障害者の福祉、特別児童扶養手当・特別障害者手当等の支給」などが並んでいます。なお、同じ建物の2階には子育て支援課(子育て支援スタッフ・0558-72-9864)があり、こちらの担当業務には「児童発達支援センター」が入っています。
合併前の旧町ごとに支所がありますが、支所では障害福祉を扱っていません。市の一覧で中伊豆支所(0558-83-1111)・土肥支所(0558-98-1111)・天城湯ケ島支所(0558-85-1111)の支所スタッフの業務を見ると、住民票・印鑑登録・各種証明・国保・年金などで、障害福祉や手当は入っていません。受給者証の相談は、修善寺生きいきプラザの社会福祉課へ向かってください。
市の役割を担う相談先として、市立の児童発達支援センターおひさまが「相談支援」を持っています。案内PDFの相談支援の欄には「一般相談」と「計画相談(福祉サービスの利用計画の作成)」が並んでいます。受給者証の申請の前後で、利用計画をどこに頼むか迷ったら、おひさま(0558-73-1160)に尋ねることができます。
市の障がい児福祉計画には、伊豆市の相談支援に係る主な事業所の一覧(資料=市・社会福祉課)が載っています。サービス種別はいずれも指定特定相談支援事業所で、相談支援事業こころ(伊豆市下白岩700-1)、障害者生活支援センターなかいずリハ(伊豆市冷川1523-108)、伊豆医療福祉センター相談支援事業所 サポートセンターみらいず(伊豆の国市寺家202)、サポートセンターゆめワーク(伊豆の国市田京1259-294)、伊豆市児童発達支援センター相談支援事業所おひさま(伊豆市加殿22-1)の5つです。一覧には子どもを受けるかどうかの注記がありません。障害児相談支援を受けてもらえるかは、各事業所か社会福祉課で確かめてください。
費用は、負担上限月額の表が市のページに載っています。「障がい福祉サービスについて」のページは、障がい者の表と障がい児の表を分けて掲げています。障がい児の表は、生活保護=0円、低所得(市民税非課税世帯)=0円、一般1(市民税課税世帯で所得割28万円未満)のうち通所施設、ホームヘルプ利用の場合=4,600円、同じ一般1で入所施設利用の場合=9,300円、一般2=37,200円です。児童発達支援に通うお子さんが該当するのは「通所施設」の行の4,600円のほうです。障がい者(大人)の表にも一般1=9,300円がありますが、これは別の表です。
3歳から就学前までの無償化は、子育て支援課の「幼児教育・保育が無償化されました」のページに書かれています。「満3歳になった最初の4月から就学前の障害児の発達支援を行う通所施設や通所サービスの利用料が無償化となります」とあり、対象に児童発達支援・居宅訪問型児童発達支援・保育所等訪問支援が挙がっています。おひさまの通園も、案内PDFに「保育無償化対象児は無料」「給食費は実費負担」とあります。伊豆市独自の上乗せ助成(0〜2歳の無償化など)は、市のページには見当たりませんでした。
市内で児童発達支援を使っている子どもの数も、計画に載っています。第3期障がい児福祉計画の表では、児童発達支援の利用者数(人/月)の実績が令和3年度12人・令和4年度10人・令和5年度15人、放課後等デイサービスは38人・38人・44人です。障がい児相談支援の利用者数の実績は59人・54人・57人でした。計画は「児童発達支援、放課後等デイサービスは、今後ニーズが高まるとして、増加を見込んでいます」と書いています。
受給者証をすでに持っている人の手続きについては、「障がい福祉サービスについて」のページに、住所や氏名が変わったときは受給者証の記載事項を変更するので届け出ること、市外に転出するときは受給者証を返還することが書かれています。
「障がい福祉サービスについて」のページの更新日は2023年03月01日です。申請に要る書類や交付までの期間は公表されていないため、社会福祉課で確かめてください。
出典:障がい福祉サービスについて(2023年03月01日 更新)/健康福祉部 社会福祉課 障害福祉スタッフ(2023年03月01日 更新)/各課の情報・業務内容(お問合せ先一覧)(2026年04月08日 更新)/伊豆市児童発達支援センターおひさま(PDF)/児童発達支援センターの紹介(2026年03月17日 更新)/第4次伊豆市障がい者計画・第7期伊豆市障がい福祉計画・第3期伊豆市障がい児福祉計画(PDF)/障がい者計画・障がい福祉計画・障がい児福祉計画を策定しました(2024年04月26日 更新)/幼児教育・保育が無償化されました(2023年03月01日 更新)
伊豆市では、特別児童扶養手当と障害児福祉手当の窓口は同じ、社会福祉課 障害福祉スタッフ(修善寺生きいきプラザ内・0558-72-9863)です。市の「各課の情報・業務内容」でも、障害福祉スタッフの業務に「特別児童扶養手当・特別障害者手当等の支給」が入っており、子育てガイドブック2026も両方の手当の問い合わせ先を社会福祉課 0558-72-9863 としています。子育て支援課や支所では扱いません。
令和8年度の額は、子育てガイドブック2026に載っています。特別児童扶養手当は1級が月額58,450円、2級が月額38,930円(令和8年4月現在)で、支給月は4月・8月・11月(それぞれの前月分までを支給)です。対象は、身体または知的、精神に重度または中度の障がいを有する20歳未満のこどもを扶養している人です。障害児福祉手当は月額16,560円(令和8年4月現在)で、支給月は5月・8月・11月・2月、対象は日常生活において常時介護を必要とする20歳未満の在宅重度障がいの人です。どちらも、障がいの程度や所得の状況により受けられない場合があります。
市のウェブページ「障がい者の手当について」は、令和4年度の額のままです(更新日2023年03月01日)。額はガイドブックの令和8年4月現在のほうを見てください。このページには申請に必要な書類がまとまっています。障害児福祉手当は、認定請求書・認定診断書・所得状況届・振込先の通帳(口座の名義は障がい児本人名義)・障害者手帳・個人番号カードまたは通知カード及び本人確認のできるものなどです。
特別児童扶養手当の申請には、認定請求書、養育している方及び対象児童が載っている戸籍謄本(発行から1カ月以内)、対象児童の障害状況を明らかにする書類(診断書・身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の写し)、振込先口座申出書などが要ります。市は「障害程度や手帳の判定日により必要書類が異なりますので事前にご相談ください」と書いており、申請の前に電話で相談するのが確実です。申請後は県の審査があり、要件を満たしていれば認定されます。
障害児福祉手当の注意書きとして、市のページは「重度の重複障がい のため 日常生活において常に介護が必要な方 に対してのみ、手当が支給されます」と書き、重度の重複障がいはおおむね身体障害者手帳の1・2級の障がいが重複している状態で、障がいが重複していても常時の介護が必要でない場合には支給されないことがある、としています。
療育手帳も同じ社会福祉課が窓口です。市のページによれば、療育手帳は児童相談所又は知的障害者更生相談所で面接を受け、知的障がいと判定された場合に交付されます。申請のあと、後日児童相談所の面接を受け、その際に生育歴等が分かる書類が必要になります。
伊豆市独自の子ども向けの障がい手当は、市のページとガイドブックには見当たりませんでした。ガイドブックには、同じ社会福祉課の制度として重度心身障害者(児)医療費助成も載っています。
| 手当(令和8年4月現在) | 月額 |
|---|---|
| 特別児童扶養手当 1級 | 58,450円 |
| 特別児童扶養手当 2級 | 38,930円 |
| 障害児福祉手当 | 16,560円 |
出典:伊豆市子育てガイドブック2026(PDF)/子育てガイドブックをご活用ください(2026年06月10日 更新)/各課の情報・業務内容(お問合せ先一覧)(2026年04月08日 更新)/健康福祉部 社会福祉課 障害福祉スタッフ(2023年03月01日 更新)/障がい者の手当について(2023年03月01日 更新)/障害者手帳について
ここは全国どこでも同じです。児童福祉法は、通所給付決定を行うのは保護者が住んでいる市町村だと定めています(第21条の5の5ほか)。
事業所が別の市区町村にあっても、使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは、条文にはありません。
ただし、支給量の決め方や面接の進め方は市区町村ごとに違います。決めるのは、お住まいの窓口です。
ここまでは伊豆市の窓口の話です。全国共通の制度のしくみは、次の記事にまとめています。
※上記の出典は2026年9月24日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・都電早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。