糸魚川市で児童発達支援・放課後等デイサービスの受給者証を申請する窓口は、福祉事務所 地域包括ケア係です。市の組織案内によれば、地域包括ケア係の業務には「基幹型地域包括支援センター業務」などとあわせて「障害者・児福祉サービス(給付)」「障害者総合相談」が挙げられています。所在地は市役所本庁舎(〒941-8501 新潟県糸魚川市一の宮1-2-5)の庁舎1階、電話は025-552-1511(代表)、ファックスは025-552-8250です。
同じ福祉事務所の中でも、手当や補装具の窓口は別の係です。組織案内では「福祉サービス係」の業務に「補装具費支給」「特別障害者手当」「特別児童扶養手当」が挙げられており、地域包括ケア係(給付=受給者証)と福祉サービス係(手当・補装具)に分かれています。同じ庁舎1階・同じ代表電話(025-552-1511)にかかるため、用件を伝えてつないでもらう形になります。
『障害者福祉のしおり』(令和8年度版)は、相談先を市役所だけに絞っていません。「障害福祉サービスを利用するためには、事前に申請などの手続が必要です。まずは、市役所福祉事務所、能生・青海事務所又は相談支援事業所にご相談ください」と明記しています。糸魚川市は平成17年の合併で能生町・青海町を編入した市で、能生事務所(大字能生1941-2・025-566-3111)と青海事務所(大字青海4648-11・025-562-2260)にも相談窓口があります。組織案内によれば、能生事務所の住民係は「戸籍・住民異動…税等の収納窓口、福祉関係窓口」を扱うとされていますが、受給者証の交付そのものをどこまで各事務所で完結できるかは、しおりにも組織案内にも明記されていません。能生・青海地区にお住まいの方は、まず最寄りの事務所に電話で確認することをおすすめします。
市が案内している障害児通所支援は、児童発達支援(未就学児が対象。日常生活における基本的な動作の指導、集団生活への適応訓練、保護者に対する療育技術の指導などを行う)と放課後等デイサービス(就学児が対象。放課後や夏休み等の長期休暇中に、生活能力向上のための訓練や居場所づくりを行う)の2つです。あわせて、サービスを利用する前に利用計画を作る障害児相談支援(一定期間ごとのモニタリングを含む)も同じ児童福祉法のサービスとして案内されています。
糸魚川市の児童発達支援は「発達支援センターめだか園」で、市が直営で行っています。『第7期糸魚川市障害者計画・障害福祉計画・第3期障害児福祉計画』は「現在、児童発達支援は『めだか園』において市直営で実施しています」と述べたうえで、「この施設を児童発達支援センターとして位置付けるには、建物の規模や専門職の確保等、運営上の問題から困難な状況です。今後は、めだか園も含めた事業所で、障害のある子どもを総合的に支援することのできるセンター的機能を担える体制づくりの検討が必要です」と、体制の課題にも触れています。同じ計画は「保育所等訪問支援については、現在、市が独自でめだか園職員、臨床心理士、保健師等で保育園、幼稚園へ訪問して支援を行っており、市独自の支援として、今後も引き続き実施します」が担っているとも記しており、児童発達支援も保育所等訪問支援も、めだか園が中心であることがわかります。
申請に使う書式は、市のページから直接ダウンロードできます。障害児通所給付費支給申請書のほか、介護給付費等訓練費等支給申請書、受給者証再交付申請書、障害支援区分再判定申請書、申請内容変更届が並んでいます。もっとも、申請から交付までの標準的な日数、医師の診断書や意見書が必要かどうかといった手続きの詳細は、市のページにもしおりにも書かれていません。ページにあるのは「詳しくは福祉事務所までお問い合わせください」という案内までです。
利用者負担は1割の定率負担で、世帯の所得に応じた負担上限月額が決まっています。『障害者福祉のしおり』が示す障害児(通所)の上限額は、生活保護世帯・市町村民税非課税世帯(低所得1・低所得2)がいずれも0円、市民税課税世帯のうち所得割28万円未満が4,600円、28万円以上が37,200円です。これは国が定める標準の区分どおりで、糸魚川市独自の軽減や上乗せは、しおりの中には見当たりませんでした。なお、しおりは「令和8年7月以降に申請される方につきましては、市民税非課税世帯で本人及び配偶者の収入が826,500円以下の方が『低1』となります」とも注記しています。
就学前の障害児通所支援の利用料無償化について、糸魚川市の公式ページに独立した案内は見当たりませんでした。『障害者福祉のしおり』の利用者負担の章にも無償化の記載はなく、保育園・幼稚園向けの幼児教育・保育の無償化に関するページにも、障害児通所支援に触れた記述は確認できませんでした。無償化の対象になるかどうかは、申請時に福祉事務所へ直接お尋ねください。
受給者証の申請前後で相談にのる相談支援事業所(障害児相談支援・計画相談支援)は、市の資料に一覧があります。『障害福祉相談窓口』のページと『第7期障害者計画』のいずれにも、地域生活支援センターこまくさ・相談支援センターみずほ・障害者相談支援事業所エスポアールはやかわ・相談支援センターめだか園の4カ所が並んでおり、障害児の計画相談を担うのはこまくさ・みずほ・めだか園の3カ所(エスポアールはやかわは障害者のみ)です。詳しい連絡先は本ページの相談(sodan)欄をご覧ください。
| 所得区分(障害児・通所) | 負担上限額(月額) |
|---|---|
| 生活保護世帯 | 0円 |
| 市町村民税非課税世帯(低所得1・2) | 0円 |
| 市民税課税世帯・所得割28万円未満 | 4,600円 |
| 市民税課税世帯・所得割28万円以上 | 37,200円 |
負担上限月額の表は国の標準区分どおりで、糸魚川市独自の軽減策は確認できませんでした。就学前の無償化についても市の公式ページに独立した案内が見当たらず、対象になるかどうかは申請時に福祉事務所でご確認ください。
出典:障害者福祉サービス(2026年4月1日 更新)/障害福祉相談窓口(2026年4月28日 更新)/障害者福祉のしおり(2026年4月1日 更新)/令和8年度 障害者福祉のしおり(PDF)/福祉事務所(組織)/能生事務所(組織)/青海事務所(組織)/第7期糸魚川市障害者計画・障害福祉計画・第3期障害児福祉計画(PDF)/糸魚川市障害者計画・障害福祉計画
糸魚川市の障害児にかかわる手当は、窓口が2つに分かれています。組織案内によれば、障害児福祉手当・特別障害者手当・特別児童扶養手当のいずれも福祉事務所 福祉サービス係(庁舎1階・025-552-1511)が担当で、受給者証(通所給付)を扱う地域包括ケア係とは別の係です。児童扶養手当(ひとり親家庭向け、障害児福祉手当とは別の制度)だけは、こども家庭課 子育て支援係(庁舎2階)が窓口になります。
特別児童扶養手当は、精神または身体に一定の障害のある20歳未満の子どもを養育する保護者に支給される国の手当です。令和8年4月分からの月額は1級58,450円、2級38,930円です。市のページには、認定診断書の様式が新潟県のホームページにあることが案内されています。
障害児福祉手当は、在宅で暮らす20歳未満の重度障害児に支給される国の手当で、月額16,560円です。あわせて、20歳以上の重度障害者向けの特別障害者手当(月額30,450円)も同じ福祉サービス係の窓口です。障害基礎年金(窓口:税務保険課国保係)や障害厚生年金(窓口:年金事務所等)は、障害児福祉手当や特別児童扶養手当とは別の窓口になりますので、あわせて確認するとよいでしょう。
市独自の経済的支援として「こども療育交通費助成事業」があります。令和8年度は、「糸魚川市外(近隣市町村は除く)の療育施設や医療機関などに障害に関係のある治療・リハビリ等で年4回以上通院している方」を対象に、翠ペイポイント25,000ポイント(25,000円相当)を助成する仕組みです。申請方法はチラシで案内されており、スマートフォンからのオンライン申請も可能です。窓口は福祉事務所 福祉サービス係です。
地域生活支援事業の中にも、障害児・障害者が使える経済的支援がいくつかあります。自動車運転免許取得費の助成(障害をお持ちの方が自動車の運転免許を取得する際の費用の一部を助成)と自動車改造費等の助成(身体障害用の自動車改造費の一部を助成)です。いずれも申請書と請求書の2段階の様式が用意されています。窓口は福祉事務所 福祉サービス係(025-552-1511)です。
地域活動支援センター事業として、市内3事業所で創作的活動・生産活動などの日中活動の場が提供されています。市のページに掲載されているのはこまくさ(南寺町一丁目1番6号)・青空いちょうの家(大字能生1170番地2)・あけぼの(大字田海605番地)の3カ所です。いずれも障害福祉サービスの利用者負担のしくみとは別枠の、地域生活支援事業(市が実施する必須事業)の一部として案内されています。
手当の申請に必要な書類や、複数の手当を受けている場合の扱い(例えば障害児福祉手当と特別児童扶養手当を同時に受けられるかどうか)といった詳細は、市のページに一般的な説明以上の記載がありませんでした。『詳しくは福祉サービス係にお問い合わせください』という案内にとどまっているため、具体的な手続きは電話で確認することをおすすめします。
| 手当・助成 | 月額・内容と窓口 |
|---|---|
| 特別児童扶養手当 1級 | 58,450円(令和8年4月分から)/福祉事務所 福祉サービス係 |
| 特別児童扶養手当 2級 | 38,930円(令和8年4月分から)/福祉事務所 福祉サービス係 |
| 障害児福祉手当 | 16,560円/福祉事務所 福祉サービス係 |
| こども療育交通費助成事業(市独自) | 翠ペイポイント25,000ポイント(年4回以上・市外通院者)/福祉事務所 福祉サービス係 |
手当の申請に必要な書類や、複数の手当の併給に関する詳しい条件は、市のページには一般的な説明までしか書かれていません。具体的な手続きは福祉事務所 福祉サービス係(025-552-1511)に電話でご確認ください。
出典:障害者の年金と手当(2026年4月1日 更新)/令和8年度こども療育交通費助成事業(2026年3月25日 更新)/地域生活支援事業(2026年4月1日 更新)/福祉事務所(組織)/令和8年度 障害者福祉のしおり(PDF)
ここは全国どこでも同じです。児童福祉法は、通所給付決定を行うのは保護者が住んでいる市町村だと定めています(第21条の5の5ほか)。
事業所が別の市区町村にあっても、使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは、条文にはありません。
ただし、支給量の決め方や面接の進め方は市区町村ごとに違います。決めるのは、お住まいの窓口です。
ここまでは糸魚川市の窓口の話です。全国共通の制度のしくみは、次の記事にまとめています。
※上記の出典は2026年9月23日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・都電早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。