乳幼児健診は月齢に応じて名称・実施方法が分かれています。3か月児・7か月児・12か月児・3歳6か月児健康診査は指定医療機関での個別健診で、対象者には郵送で案内し、保護者が医療機関へ直接予約します(令和6年5月1日から生駒市立病院が指定医療機関に追加)。3歳6か月児健診の受診には視力検査とささやき声検査の用紙が必要で、健診対象月の前月20日頃に診査録や案内一式が発送されます。指定医療機関以外での受診(里帰り出産や治療等でやむを得ない場合)は、事前に健康課へ相談すれば、費用の一部補助を申請できます。1歳6か月児健康診査はセラビーいこまでの集団健診で、対象者に郵送で案内し、日程は「母子保健事業の年間スケジュール」で公表されています。2歳6か月児歯の相談・子育て相談も実施されています。集団健診の受診が体調等の事情で難しい場合、事前に健康課へ相談すれば、医療機関受診分の費用補助を受けられる制度があります。
生駒市は令和6年10月1日設置の「生駒市5歳児健康診査事業の実施体制の整備等に関する懇話会」で外部有識者の意見を聴きながら5歳児健康診査を組み立てています。令和7年度に試行実施を行い、令和8年度も試行実施(案)として継続しています。実施方式は「巡回方式」=オンラインの問診票回答(保護者・所属園)→所属園での事前協議→巡回チームによる集団観察(所属園へ巡回)→所属園での事後協議→医師(園医・嘱託医)による観察・判定(既存の定期健診の場を活用)→園から個別に結果通知、という流れです。対象は「実施年度に満5歳となる幼児」=年中児で、令和7年度はモデル園に限定した試行でした。令和8年度案では、これに加えて、生駒市外の園に通う児童・園に所属していない児童・園実施の5歳児健診を欠席した児童(150名程度を想定)向けに、セラビーいこまでの集団健診(年3回・平日午後・希望制で各回30名程度の来所を想定)を新設する案が示されています。
結果は「異常なし」「要観察」「要支援」「既支援」の4区分で通知されます。要観察・要支援と判定された場合のフォロー体制として、園での支援に加え、健康課の発達検査、「とことこ相談」、幼保巡回相談、生活支援センターあすなろ、ことばの教室、かかりつけ医、児童発達支援(作業療法・言語療法)、就学前教育相談につながる体制が公開資料に図示されています。令和7年度の試行から見えた課題として、市は「国の要綱上は実施年度に満5歳となる幼児が対象(『年中児』の設定)」であることを明記したうえで、春に巡回すると進級直後で子どもの様子を把握しにくいこと、4歳半〜5歳半の間に健診を受けられない児がいることなどの課題を挙げ、精神面の判定時期を定期健診とずらすなどの対応策を示しています。対象外条件(療育通所中の子を除外するかどうか等)は、公開されている懇話会資料には明記されていません。
| 健診名 | 方式・会場 |
|---|---|
| 3か月児・7か月児・12か月児・3歳6か月児健康診査 | 個別健診(指定医療機関) |
| 1歳6か月児健康診査 | 集団健診(セラビーいこま) |
| 2歳6か月児歯の相談・子育て相談 | 健康課が案内する方式で実施 |
| 5歳児健康診査(試行実施) | 巡回方式(所属園)+令和8年度案でセラビーいこまの集団健診を追加 |
健診名は生駒市の正式名称のとおり書いています(例:「3歳児健診」ではなく「3歳6か月児健康診査」)。
出典:3か月児・7か月児・12か月児・3歳6か月児健康診査(個別健診)(2026年4月1日 更新)/1歳6か月児健康診査(集団健診)(2026年4月1日 更新)/2歳6か月児歯の相談・子育て相談/5歳児健康診査事業の実施体制の整備等に関する懇話会(2026年7月15日 更新)/資料1 令和7年度5歳児健康診査(試行実施)の報告/資料2 令和8年度5歳児健康診査(試行実施)(案)について
生駒市立小学校への入学前には、市内市立小学校へ入学する児童全員を対象に「就学時健康診断」を実施します。令和9年4月入学(令和2年4月2日〜令和3年4月1日生まれで生駒市に住民登録がある者)が対象で、対象児童の保護者には9月中に「健康診断通知書」が発送されます。健診内容は内科健診・歯科健診・視力検査・聴力検査で、学校によって受付時間が指定される場合があるため通知書の確認が必須です。問い合わせは教育部教育総務課(電話0743-74-1111 内線 庶務係2660・学務係2670・新しい学校づくり係2680)。転入・転出のタイミングで受診校が変わる仕組みも公開されており、生駒市の入学予定校の健診日より前に転入する場合は転入手続き時に通知書を受け取って生駒市内で受診、健診日より後に転入する場合は現在の市区町村で受診したうえで生駒市へ転出予定を伝えるよう案内されています。
発達や障がいが気になる子どもの就学先や学校生活についての相談は、教育部学校支援課(電話0743-74-1111 内線 支援係2712、ファクス0743-74-6464)が窓口です。市が配布する「障がいや発達に不安があるこども達の『ライフステージに応じた支援機関の一覧』」には、生駒市役所の担当窓口として「教育指導課(就学および教育相談)」の記載があり、これが実務上の就学相談の窓口にあたります(別のページでは「教育指導課(2階18番窓口)」とも案内されています)(組織再編により現在の課名は学校支援課です)。あわせて、児童・生徒とその保護者、生駒市立学校の教員を対象にした「生駒市教育相談室」(北新町12-32、電話0743-74-5571、メール ikoma_sodan@e-net.nara.jp)が、生活習慣・学校生活・家庭関係・心身の障がいなどについて、面接相談(要事前予約)・電話相談・メール相談に応じています。開設時間は月〜金曜9時00分〜17時00分、相談員3名(非常勤のカウンセラー・スクールソーシャルワーカーを含む)が対応します。
就学前の相談・指導は生駒小学校内の「生駒市ことばの教室」(電話0743-75-1408)が担い、発音・ことば・コミュニケーション・生活面・行動面の相談を受け付けています。就学後は、中学校の通常学級に在籍するLD(学習障害)やADHD(注意欠陥多動性障害)などの発達特性が気になる生徒を対象に、「生駒市通級指導教室」(光明中学校内、小明町55番地)で週1〜8時間程度の個別指導が受けられます。相談だけの利用も可能で、市は「お気軽にご連絡ください」と案内しています。指導は原則マンツーマンで、回数は相談のうえ決定し、授業時間中の通級と放課後の通級があります。
| 窓口 | 連絡先・対象 |
|---|---|
| 就学時健康診断(教育総務課) | 0743-74-1111 内線2660/2670/2680/令和9年度新1年生 |
| 学校支援課(就学・特別支援教育の相談) | 0743-74-1111 内線2712 |
| 生駒市教育相談室 | 0743-74-5571/児童生徒・保護者・教員 |
| 生駒市ことばの教室 | 0743-75-1408/就学前の幼児 |
| 生駒市通級指導教室(光明中学校内) | 電話は市配布のリンク集に記載/中学校在籍のLD・ADHD等 |
出典:就学時健康診断(2026年8月26日 更新)/学校支援課/特別支援教育(2021年2月24日 更新)/生駒市教育相談室(2025年6月3日 更新)/ことばの教室(2023年5月10日 更新)/生駒市通級指導教室のご案内/障がいや発達に不安があるこども達の「ライフステージに応じた支援機関の一覧」(本文PDF)
就学相談では、通常の学級のほかに、次のような学びの場を一緒に考えます。それぞれが法律でどう位置づけられているかは、次の記事にまとめています。
※上記の出典は2026年9月24日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・都電早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。