蒲郡市で児童発達支援・放課後等デイサービスなどの児童通所支援を使うための受給者証は、市役所の福祉課(障害福祉係)に申請します。市の障害者ガイドブック『しあわせ辞典』(R8.9月版)は、「児童通所支援(児童発達支援、放課後等デイサービス 等)の利用を希望される方は、福祉課や蒲郡市児童発達支援センター、事業所・施設等で情報収集・相談をし、福祉課に支給申請をしてください」と書き、問い合わせ先を「福祉課(障害福祉係)電話:66-1106」としています。福祉課は市役所(〒443-8601 蒲郡市旭町17番1号)にあり、電話は 0533-66-1106 です。
障がいのある子どもの福祉は、用件で課が分かれます。受給者証・障害児福祉手当・手帳は福祉課ですが、特別児童扶養手当と18歳未満の補装具・日常生活用具・軽度中等度難聴児の補聴器助成は子育て支援課(0533-66-1108)です。子育て支援ガイドブック「にこにこ」2026の障がいのある子どもへの支援のページも、この書き分けで問い合わせ先を載せています。
申請に必要なものは、児童通所給付費支給申請書等(福祉課にあります)、支援の必要性がわかる書類(新規申請時)=身体障害者/療育/精神障害者保健福祉手帳または、医師の診断書等、申請者と児童のマイナンバーが分かるもの、申請者・児童・代理申請者の本人確認書類です。ガイドブックは「新規の申請時には、保護者の方と児童ご本人で一緒に福祉課にお越しください」と明記しています。「にこにこ」には、放課後等デイサービスについて「障がいの手帳または、医師の意見書/診断書が必要です」とあります。
流れは、①児童通所給付費支給・児童計画相談支援給付費支給の申請、②相談支援事業者の決定、③相談支援事業者にサービス等利用計画案を立ててもらう、④支給決定(受給者証の発行。市が聴き取り調査を行い、計画案や意向を勘案して種類・支給量・期間・上限月額を決定)、⑤受給者証を事業所に提示して契約・利用、⑥利用料の1割を上限月額まで事業所に支払う、の順です。「受給者証に記載されていないサービスは使えません」とも書かれています。申請から交付までの日数は、蒲郡市は公表していません。
負担上限月額について、ガイドブックは「利用料の1割を、利用者負担上限月額(世帯の課税額により異なります)まで」と書くだけで、区分ごとの金額の表はありません。一方で、「満3歳以降の4月から就学前までの児童は、利用者負担額はかかりません。(無償化制度)」「未就学児(通園/通所している)が二人以上いる家庭の場合等に、二人目以降の利用者負担の割合が減額される制度があります。(多子軽減制度)」と案内しています。上限額は福祉課で確かめてください。
蒲郡市には市独自の「児童通所支援給付利用者負担額補助金」があります。児童通所支援の受給決定者のうち、通所している事業所の方針により親子通所をしている場合に、保護者の申請に基づき、事業所に支払った毎月の利用料(福祉部分に限る)の半額を市が補助する制度です(多子軽減対象児童は条件あり)。流れは、補助金の申請→市が事業所の親子通所の実施を確認→交付決定通知→利用月の領収書原本と請求書を提出→請求書の提出から1か月以内に支払い、です。領収書はコピーでは受け付けられません。
市内で児童通所支援給付を受けている子どもは増えています。『蒲郡市こども総合計画』(令和8年3月改訂版)によれば、受給者は令和元年度193人から令和5年度259人で、「令和元年度との比較では、34.1%も増加」しています。
市役所と保健医療センターの窓口の受付は、午前9時から午後4時30分までに変わっています(市の告知。変更前は午前8時30分から午後5時15分)。ただし市は「開庁時間、電話応対の時間、職員の勤務時間は従前どおり(午前8時30分から午後5時15分まで)」としていて、電話はこれまでどおりの時間でつながります。
| 用件 | 窓口と電話 |
|---|---|
| 受給者証(児童通所支援) | 福祉課 障害福祉係/0533-66-1106 |
| 新規申請の持ち物 | 申請書(福祉課)・手帳または医師の診断書等・マイナンバー・本人確認書類 |
| 新規申請の来庁 | 保護者と児童本人が一緒に福祉課へ |
| 就学前の利用者負担 | 満3歳以降の4月から就学前まで無償(無償化制度) |
| 親子通所の利用料(市独自) | 毎月の利用料(福祉部分)の半額を市が補助 |
負担上限月額の区分ごとの金額は、市のガイドブックと子育て支援ガイドブックには載っていません。
出典:蒲郡市障害者ガイドブック しあわせ辞典(R8.9月・PDF)/蒲郡市障害者ガイドブック しあわせ事典(2026年9月1日 更新)/子育て支援ガイドブック「にこにこ」2026 8_障がいのある子どもへの支援(PDF)/蒲郡市こども総合計画(令和8年3月改訂版・PDF)/窓口応対時間を変更します(2026年3月9日 更新)
蒲郡市では、子どもの国の手当2本の窓口が別の課です。障害児福祉手当は福祉課(0533-66-1106)、特別児童扶養手当は子育て支援課(0533-66-1108)です。子育て支援ガイドブック「にこにこ」2026も、障害児福祉手当・市障害者扶助料・県在宅重度障害者手当の問い合わせ先を福祉課、特別児童扶養手当を子育て支援課としています。
障害児福祉手当は、20歳未満で在宅生活をしていて、身体障害1級(2級の一部を含む)、IQ20以下、またはそれと同程度の障害・病状で常時介護が必要な人に「国と愛知県から支給される手当」です。『しあわせ辞典』(R8.9月版)の月額は、国支給分16,560円に県加算分が付き、A種=県加算6,900円(身体障害1・2級で療育手帳の知的障害の程度がIQ35以下の人)、B種=県加算1,150円(身体障害1・2級を持つ人、または療育手帳の知的障害の程度がIQ35以下の人)、C種=県加算0円です。市は「障害者手帳を所持していなくても重度の障害が認められれば、対象となる場合があります」と書いています。愛知県在宅重度障害者手当とは同時に受けられません。申請には認定請求書(福祉課にあります)と認定診断書、本人名義の預金通帳などが要り、支給は2月・5月・8月・11月の10日です。
特別児童扶養手当は令和8年4月分から1級58,450円・2級38,930円です。市のページは対象を、身体障害者手帳の概ね3級(4級の一部を含む)程度、IQ50以下(療育手帳A・B判定)程度の20歳未満の児童を養育している人とし、「特別児童扶養手当に該当するかは診断書により判定します」と書いています。『しあわせ辞典』には「手帳の等級にかかわらず、医師の診断書による申請が可能です」「精神障害1・2級程度の障害のある児童」も対象と書かれています。支給日は8月11日・11月11日・4月11日(土日祝休日なら直前の平日)で、診断書は障害の種類ごとに8種類の様式が市のページに載っています。
市独自の「蒲郡市障害者扶助料」は、蒲郡市内に住所があり身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳を持つ人に市から支給される手当です。『しあわせ辞典』の月額は、1種(身体1・2級/療育A判定/精神1級)3,000円、2種(身体3級/療育B判定/精神2級)2,200円、3種(身体4級/精神3級)1,800円、4種(身体5・6級/療育C判定)700円で、4月・8月・12月の20日に前4か月分がまとめて振り込まれます。必要なものは本人名義の預金通帳と手帳です。
県の制度の愛知県在宅重度障害者手当は、特別障害者手当・障害児福祉手当など国の手当を受けている人は対象外です(問い合わせは福祉課)。
| 手当 | 月額と窓口 |
|---|---|
| 障害児福祉手当 A種 | 16,560円+県加算6,900円/福祉課 0533-66-1106 |
| 障害児福祉手当 B種 | 16,560円+県加算1,150円/福祉課 |
| 障害児福祉手当 C種 | 16,560円/福祉課 |
| 特別児童扶養手当 | 1級58,450円・2級38,930円/子育て支援課 0533-66-1108 |
| 蒲郡市障害者扶助料(市独自) | 3,000円/2,200円/1,800円/700円(種別による)/福祉課 |
障害児福祉手当と扶助料の額は『しあわせ辞典』(R8.9月版)によります。
出典:特別児童扶養手当について(2026年7月17日 更新)/蒲郡市障害者ガイドブック しあわせ辞典(R8.9月・PDF)/蒲郡市障害者ガイドブック しあわせ事典(2026年9月1日 更新)/子育て支援ガイドブック「にこにこ」2026 8_障がいのある子どもへの支援(PDF)
ここは全国どこでも同じです。児童福祉法は、通所給付決定を行うのは保護者が住んでいる市町村だと定めています(第21条の5の5ほか)。
事業所が別の市区町村にあっても、使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは、条文にはありません。
ただし、支給量の決め方や面接の進め方は市区町村ごとに違います。決めるのは、お住まいの窓口です。
ここまでは蒲郡市の窓口の話です。全国共通の制度のしくみは、次の記事にまとめています。
※上記の出典は2026年9月24日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・都電早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。