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📋 手続き・制度

千曲市の受給者証と手当——申請する窓口

最終更新:2026年9月24日
児童発達支援や放課後等デイサービスを使うには、千曲市が出す通所受給者証が要ります。申請する窓口と、障害児福祉手当の窓口を、千曲市の公式ページで2026-09-24に確かめた事実だけでまとめました。
確かめられなかったことは「確認できませんでした」と書いています。

通所受給者証は、どこで出るのか(千曲市)

千曲市で児童発達支援・放課後等デイサービスなどの障害児通所支援を申請する窓口は、福祉課 障がい者支援係です。市の『福祉のしおり』(令和8年6月更新)は「Ⅳ 児童福祉法(障害児通所支援)について」の中で、児童発達支援・居宅訪問型児童発達支援・放課後等デイサービス・保育所等訪問支援のいずれも「下記窓口で申請してください」として「千曲市役所 福祉課 障がい者支援係」を名指ししています。福祉課は市役所本庁舎1階にあり、代表電話は 026-273-1111、障がい者支援係の内線は1275・1276です。市のページでも「申請前に担当窓口でご相談ください」と、まず相談してから手続きに入る流れが案内されています。

手続きの流れは、しおりの「サービスの利用手続きについて」に沿って進みます。①利用申請書・世帯状況等申告書の提出、②市のケースワーカーによる聞き取り(障害児は障害支援区分認定調査は原則不要)、③指定を受けた障害児相談支援事業者が作成した「障害児支援利用計画案」の提出(あわせて計画相談支援給付費等支給申請書も提出)、④市がサービスの支給量と利用者負担額の上限額を決定して受給者証を交付、⑤事業者と契約してサービス利用開始、⑥利用者は原則1割の利用者負担を事業者へ支払う、という順です。利用者負担額についての詳細は障がい者支援係にご相談くださいと、しおりは案内しています。

千曲市は、障害児通所支援の負担上限月額(生活保護・低所得・一般1・一般2の区分ごとの金額)を、ウェブページにも『福祉のしおり』にも公表していません。しおりの障害児通所支援の項目には「※利用者負担額については、障がい者支援係にご相談ください」とあるだけで、金額の表は載っていません。しおりに載っている9,300円は、Ⅳの制度とは別の「高額障害福祉サービス等給付費算定基準額」(市町村民税課税世帯=37,200円、非課税世帯・生活保護世帯=0円)で、これは世帯合算の払い戻し基準額であり、通所そのものの負担上限月額の表ではありません。区分ごとの金額を知りたい場合は、申請の際に障がい者支援係で確かめてください。

就学前の障害児支援の無償化は、市の『子育て・各種支援制度等一覧ページ』に「令和元年10月1日より、幼児教育・保育の無償化にあわせて、就学前障がい児(3歳から5歳まで)の障がい児支援サービスにかかる利用料も無償化となります」と明記されています。ただし、このページの詳細リンク先の href が入っておらず、クリックしても開きません(ページ内に文言だけがあり、リンクは実質死んでいます)。手続きの要不要までは、この一覧ページからは分かりませんので、障がい者支援係へお尋ねください。

申請から受給者証の交付までの期間、必要書類の一覧、医師の診断書や意見書の要否は、市のページや『福祉のしおり』のどこにも数字や様式一覧としては示されていません。「相談支援事業者(特定・障害児)の指定」のページには、事業者が市の指定を受けるための審査には2か月ほどかかることは書かれていますが、これは利用者本人の受給者証交付までの期間ではありません。保護者向けの日数の目安は公表されていないため、電話で先に確認してから来庁するのが確実です。

令和8年7月1日(水曜日)から、市役所本庁舎(全部署)の窓口と電話の受付時間が変わりました。市の告知「7月1日から市役所窓口・電話の受付時間を変更します」によれば、令和8年6月30日までは8時30分から17時15分7月1日からは8時45分から16時30分です(導入から6か月間は試行期間)。福祉課も本庁舎1階にあるため対象に含まれます。ただし上山田戸倉出張所の受付時間や、公民館・文化施設・図書館・体育館などの利用時間は変更されていません

千曲市は平成の合併(旧更埴市・旧戸倉町・旧上山田町)を経た市ですが、障害児通所支援の申請窓口そのものは本庁舎の福祉課1か所に集約されています。戸倉上山田地区にある上山田戸倉出張所(千曲市上山田温泉四丁目15-1、旧上山田庁舎1階)は、住民票・戸籍・税証明などの窓口業務に加えて、「障がい者、福祉に関すること」を含むオンライン対面窓口を設けており、出張所から本庁舎の担当課とオンラインで相談できます。ただし、これは相談の取り次ぎであり、受給者証の申請書類そのものは本庁舎の福祉課で扱うことに変わりはありません。なお、市は「千曲市旧戸倉庁舎(現在の『千曲市ふれあい福祉センター』)では、窓口業務は行っておりません」と明記しています。ふれあい福祉センターには後述の基幹相談支援センターが入っていますが、市役所の出張窓口ではありません。

受給者証を使わずに相談できる場として、市立の親子通園施設「あすなろ園」(心身障害児母子通園訓練施設)があります。市のページは利用方法について「直接あすなろ園にご相談いただくか、園開放・体験・見学会にご来園ください」とだけ案内しており、受給者証の提示や事前の支給決定を必要とする書き方はされていません。所在地は千曲市大字稲荷山2149番地1、開園時間は午前9時から午後4時まで(土日祝・年末年始休園)、問い合わせ先は026-274-0554(あすなろ園)です。対象は就学前の子どもが中心で、園長・保育士2名のほか言語聴覚士1名・医師2名(各月単位)が配置されています。児童発達支援など受給者証が必要なサービスへ進む場合は、あらためて福祉課での手続きが必要になります。

確かめたいこと市の案内
申請窓口福祉課 障がい者支援係(本庁舎1階・内線1275、1276)
負担上限月額の区分表公表されていません(障がい者支援係へ確認)
高額障害福祉サービス等給付費の算定基準額課税世帯=37,200円/非課税・生保世帯=0円(通所の負担上限額とは別の基準)
就学前(3〜5歳)の無償化あり(令和元年10月1日から)。詳細リンクは切れているため係へ確認
受給者証なしで相談・通園できる窓口あすなろ園(026-274-0554)
9,300円は「別の制度」の基準額です
『福祉のしおり』に出てくる9,300円は、障害児通所支援の負担上限月額の表ではなく、世帯合算で払い戻す「高額障害福祉サービス等給付費算定基準額」(課税世帯37,200円・非課税0円の2区分)です。通所そのものの負担上限額(生活保護・低所得・一般1・一般2)は、市のページに表として出ていません。

無償化について案内している『千曲市子育て・各種支援制度等一覧ページ』のリンクはhrefが入っておらず開けません。手続きの要否まで確認したい場合は、福祉課 障がい者支援係(内線1275、1276)に直接お尋ねください。

出典:「障害者総合支援法」、「児童福祉法」に基づくサービス福祉のしおり(令和8年6月更新)福祉のしおり Ⅳ 児童福祉法(障害児通所支援)について(PDF)千曲市子育て・各種支援制度等一覧ページ相談支援事業者(特定・障害児)の指定7月1日から市役所窓口・電話の受付時間を変更します(2026年04月01日 更新)/戸倉上山田地区「市民窓口」の開設(2022年09月01日 更新)/あすなろ園施設の概要庁舎案内(2025年04月09日 更新)

障害児福祉手当の窓口(千曲市)

千曲市では、子どもに関する主な手当の窓口がこども未来課福祉課に分かれています。特別児童扶養手当の窓口はこども未来課子育て支援係(026-273-1111、内線1251)です。市のページの末尾には「窓口 こども未来課子育て支援係」と明記されています。一方、障害児福祉手当・特別障害者手当のページは福祉課が問い合わせ先になっており係名までは明記されていませんが、同じ福祉課が扱う在宅重度障害児介護手当・重度心身障害児者介護者慰労金の窓口は福祉課障がい者福祉係(内線1274)と案内されています。

特別児童扶養手当は、精神または身体に一定以上の障害のある20歳未満の児童を監護する父母などに支給されます。月額は1級(重度)58,450円、2級(中度)38,930円(令和8年4月分から)で、支給は4月(12月〜3月分)・8月(4月〜7月分)・11月(8月〜11月分)の年3回、それぞれ4か月分ずつです。手続きには請求者と対象児童の戸籍謄本、所定の診断書(療育手帳A判定または身体障害者手帳1〜3級交付済みなら診断書を省略できる場合あり)、金融機関の口座が分かるもの、療育手帳または身体障害者手帳(交付されている人のみ)が必要です。毎年8月に所得状況届の提出が必要で、提出しないと8月分以降の手当が受けられず、2年間未届けだと資格を失います。診断書による認定の場合は、原則2年後の3月・7月・11月のいずれかの時期に再認定が必要です。

障害児福祉手当は、20歳未満で重度の障害があり日常生活で常時介護を必要とする在宅の児童に支給されます。月額16,100円(令和7年4月〜)で、支給月は特別児童扶養手当と同様の年3回です(施行令別表第1に基づく認定基準)。所得が一定額を超える場合や、障害を支給事由とする年金を受けられるとき、施設に入所したときは支給されません。請求には認定請求書、認定診断書、所得状況届、個人番号確認書類などが必要で、福祉事務所(福祉課)へ提出します。このページの更新日は2025年11月20日ですが、金額の表記自体は「令和7年4月〜」のままで、特別児童扶養手当のページ(令和8年4月分から、と明記)とは改定年度の書き方が揃っていません。令和8年度の最新額は福祉課で確かめてください。

手帳が無くても使える市独自の制度もあります。心身障害児母子通園訓練事業(あすなろ園)は手帳の有無を問わず相談・利用の入口が開かれています。また発達障害児子育て支援事業は、身体障害者手帳・療育手帳を所持していない20歳未満の発達障害児(知的障害を伴わないもの)を対象に、家庭で一時的に介護を受けられない場合に登録した介護者への委託費用を市が助成する制度です(自己負担は1時間あたり150円、上限は利用登録証の有効期限内で1人100時間)。申込みはこども未来課子育て支援係です。医師の診断書・医療情報提供書が必要になります。

心身障害児(障害者)タイムケア事業は、市内に住所がある在宅の重症心身障害児(者)・知的障害児(者)・身体障害児・重度身体障害者・精神障害者とその家族を対象に、登録した事業者・個人へ介護を依頼できる制度です。年間1人あたり300時間が上限で、飲食物費などの実費は自己負担です。窓口は福祉課障がい者福祉係(内線1272、1273)です。障害児通園施設利用児療育支援は、児童発達支援・医療型児童発達支援の施設に通う就学前の障害児がいる世帯で、同一世帯にきょうだいが複数就学前施設に通っている場合などに、2人目の利用者負担金を50%、3人目を100%軽減する制度です(担当は同じく福祉課障がい者福祉係)。

重度心身障害児者介護者慰労金は、重度心身障害児者等と同居し、基準日(11月1日)前1年間に6か月以上介護している介護者へ支給されます。在宅重度障害児介護手当は、療育手帳A1・A2・B1を持つ20歳未満の在宅の方を介護する保護者が対象で、基準日は2月1日です(重度心身障害児者介護者慰労金・社会福祉施設等通所等扶助を受けている場合は対象外)。どちらも支給額は担当係へ問い合わせるよう案内されており、金額は公表されていません。窓口はいずれも福祉課障がい者福祉係(内線1274)です。

このほか、難聴児の補聴器給付事業(身体障害者手帳の交付対象とならない軽・中等度難聴児が対象。基準価格の範囲内で自己負担3分の1)や、重度障害児住宅改修費の給付(在宅の重度障害児・者が段差解消などの住環境改善を行う場合の費用給付)もあります。就学援助制度(経済的理由による就学困難な児童生徒への学用品費・給食費等の援助)は教育総務課が窓口で、対象や目的が異なる別の制度です。福祉課の障害児向けの手当と混同しないようご注意ください。

手当・給付月額・窓口
特別児童扶養手当 1級58,450円(令和8年4月分から)/こども未来課子育て支援係(内線1251)
特別児童扶養手当 2級38,930円(令和8年4月分から)/こども未来課子育て支援係(内線1251)
障害児福祉手当16,100円(令和7年4月〜、ページ更新は2025年11月20日)/福祉課
心身障害児(障害者)タイムケア事業年間1人100時間まで/福祉課障がい者福祉係(内線1272、1273)
発達障害児子育て支援事業自己負担1時間150円・上限100時間/こども未来課子育て支援係
重度心身障害児者介護者慰労金・在宅重度障害児介護手当額は担当係へ問い合わせ(公表なし)/福祉課障がい者福祉係(内線1274)
同じ「障がい児向けのサポート」でも窓口が2課に分かれます
特別児童扶養手当と発達障害児子育て支援事業はこども未来課子育て支援係、障害児福祉手当・タイムケア事業・介護手当・慰労金は福祉課(障がい者福祉係など)が窓口です。同じ一覧ページに並んでいても、担当課が違います。

障害児福祉手当のページは金額が「令和7年4月〜」のままで、令和8年度の最新額としての明記がありません。特別児童扶養手当は「令和8年4月分から」と明記されているため、年度表記がそろっていません。申請前に福祉課で最新額を確認してください。

出典:特別児童扶養手当(2026年04月01日 更新)/特別障害者手当・障害児福祉手当(2025年11月20日 更新)/障害児福祉事業(介護者慰労金・在宅重度障害児介護手当)(2024年01月30日 更新)/発達障害児子育て支援事業(2024年12月27日 更新)/心身障害児(障害者)タイムケア事業(2024年01月19日 更新)/障害児通園施設利用児療育支援(2024年01月19日 更新)/千曲市子育て・各種支援制度等一覧ページ

受給者証を出すのは「住んでいる市区町村」——事業所の場所ではありません

ここは全国どこでも同じです。児童福祉法は、通所給付決定を行うのは保護者が住んでいる市町村だと定めています(第21条の5の5ほか)。

事業所が別の市区町村にあっても、使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは、条文にはありません。

ただし、支給量の決め方や面接の進め方は市区町村ごとに違います。決めるのは、お住まいの窓口です。

制度のしくみを、もう少し詳しく

ここまでは千曲市の窓口の話です。全国共通の制度のしくみは、次の記事にまとめています。

この記事で書かないこと

出典

※上記の出典は2026年9月24日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。

よくあるご質問

受給者証の申請窓口はどこですか。
市役所本庁舎1階の福祉課 障がい者支援係(内線1275、1276)です。しおりには「申請前に担当窓口でご相談ください」とあるので、まず電話で相談してから来庁するのが確実です。
負担上限月額はいくらですか。
市はウェブページにも『福祉のしおり』にも、障害児通所支援の負担上限月額の区分表(生活保護・低所得・一般1・一般2)を公表していません。しおりに出てくる9,300円・37,200円は、世帯合算で払い戻す「高額障害福祉サービス等給付費算定基準額」(課税世帯37,200円・非課税0円)で、通常の負担上限額の表ではないのでご注意ください。金額は申請時に障がい者支援係でご確認ください。
受給者証がなくても相談・療育を体験できますか。
できます。市立の親子通園施設「あすなろ園」(千曲市大字稲荷山2149-1・026-274-0554)は、直接の相談や園開放・体験・見学会への参加が案内されており、受給者証を前提としていません。児童発達支援など受給者証が必要なサービスに進む場合は、あらためて福祉課での手続きが必要です。
引っ越したら、受給者証はどうなりますか?
受給者証を出しているのは住んでいる市区町村です。転出すると、転入先で改めて申請することになります。転出の前に、両方の窓口に連絡してください。
事業所が別の市区町村にあっても使えますか?
使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは条文にありません。ただし手続きの進め方は、お住まいの市区町村が決めます。
費用はどれくらいかかりますか?
世帯の所得に応じた月額の上限額が決まっており、上限までは1割の負担です。また、満3歳になって最初の4月1日から3年間は、児童発達支援等の利用料が無償になります。上限額の区分は市区町村の窓口でお確かめください。
この記事について:本記事は、子育て・発達に関する一般的な情報の提供を目的としています。内容は学会・職能団体・国の機関が公開している情報にもとづいてまとめていますが、お子さまの発達には個人差があり、すべてのお子さまに当てはまるものではありません。診断や治療に関する判断は、医師などの専門機関にご相談ください。

制度のこと、見学のときに一緒に確認できます

のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・都電早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。