渋川市の乳幼児健診は、すべて渋川市保健センターで行われます。保健センターは市役所本庁舎ではなく第二庁舎にあり、住所は渋川市石原6番地1、担当はこども健康部 健康増進課(第二庁舎一階)、電話 0279-25-1321です。市は日程と対象者を「乳幼児健診カレンダー」にまとめていて、対象は生年月日で回ごとに割り振られます。持ち物は母子健康手帳・問診票・バスタオルで、市は「母子健康手帳の『保護者の記録』と問診票は自宅で記入してきてください」と添えています。
渋川市の健診は7本立てで、名前と月齢が一般的な呼び方と違います。3か月児健康診査(生後3か月になった乳児)、6か月児健康相談(生後6か月)、10か月児健康診査(生後10か月)、1歳6か月児健康診査(満1歳6か月)、2歳児歯科健康診査(満2歳)、2歳6か月児歯科健康診査(満2歳6か月)、そして3歳児健康診査は「3歳3か月になった幼児」が対象です。歯科の健診が2歳と2歳6か月の2回あり、3歳児健診は3歳になってすぐではない点に気をつけてください。
心理相談を受けられる健診は決まっています。1歳6か月児健康診査・2歳児歯科健康診査・3歳児健康診査は「希望者は栄養相談、フッ素塗布、心理相談が受けられます」となっていますが、10か月児健康診査は栄養相談のみ、2歳6か月児歯科健康診査は栄養相談とフッ素塗布のみです。さらに乳幼児健診カレンダーには「心理相談は対応できる人数に限りがありますので」という注意があり、希望する場合は事前に電話で保健センターに知らせておく必要があります。当日に申し出れば受けられる、という形ではありません。
健診の内容も健診ごとに違います。10か月児健康診査から「社会性の発達の確認」も行うと市は書いていて、「10か月児健診以降の健診では、体の発達とともに、社会性の発達の確認も行っており、育児相談の場としてもご活用いただいております」としています。3歳児健康診査は身長・体重測定、歯科・内科診察、尿と眼科(屈折)検査、育児相談、歯みがき指導で、事前に問診票と検尿セットが郵送され、家庭で視力・聴力検査、採尿、アンケート記入をして持参します。1歳6か月児以降はこども用歯ブラシも持ち物に加わります。
渋川市は5歳児の健診を行っていますが、名前が「年中児健診」で、乳幼児健診カレンダーには載っていません。『渋川市障害福祉プラン』(第6期障害者計画・第7期障害福祉計画・第3期障害児福祉計画)の「一貫した早期相談・支援体制づくり」の事業一覧に年中児健診事業があり、事業概要には「発達障害(特性)のある子どもの早期発見や特性に応じた」早期支援に取り組み、小学校へのスムーズな移行を行うため、「市内居住の5歳到達児童を対象に健診を実施する」とあります。担当課は健康増進課です。
この健診は、「すこやか子育て発達支援事業」という大きな事業の一部です。市の企業版ふるさと納税のページは、令和7年度の充当事業として「すこやか子育て発達支援事業」を挙げ、内容を「発達に心配のある子どもを持つ養育者が気軽に相談できる場所を提供し」18歳までの発達段階に応じた切れ目のない支援を実施するものとしたうえで、「のびのび発達相談・教室(就学前)」「5歳児検診(年中児検診)」「こども発達相談室(~18歳)」「健診フォローアップ園訪問」「巡回カンファレンス」を並べています。契約の相手方は特定非営利活動法人渋川広域障害保健福祉事業者協議会(渋川市渋川1760番地1)です。
『渋川市こども計画』(令和7年度から令和11年度)でも、基本施策<妊産婦、乳幼児の健康の保持>の関連事業に年中児健診が並び、<発達に心配のある就園期のこどもに対する支援の充実>の関連事業にはのびのび発達相談・のびのび発達教室・巡回カンファレンス等園訪問・年中児発達相談会・こども発達相談室が並んでいます。担当はいずれも健康増進課です。令和8年度も続いています。令和8年度予算内示説明会資料の「すこやか子育て発達支援事業」(主管課=健康増進課)に、①のびのび発達相談・教室(就学前)②5歳児健診(年中児健診)③こども発達相談室(18歳まで)④健診後フォローアップのための専門職による園訪問、が挙げられています。
いっぽうで、年中児健診の実施日・会場・対象の生まれ月・申込み方法は、市が公表していません。乳幼児健診カレンダー(令和8年度)に年中児健診の欄はなく、市のホームページ全5,826ページを機械で照合しても「年中児」が出てくるのは企業版ふるさと納税のページ1本だけでした。案内が園を通して配られるのか、個別に通知が届くのかも書かれていません。お子さんが年中になる年度には、健康増進課(0279-25-1321)に年中児健診の日程を一度確かめておくと確実です。
健診を待たずに相談したいときの入口もあります。親と子の健康相談は月曜日から金曜日(祝日・休日を除く)の9時から11時30分と13時から16時に、こども家庭センター(渋川市保健センター)で受けられ、乳幼児の身体計測や個別相談ができます。発達が心配なときは子育て相談(心理士による発達相談・毎月3回・要予約)とのびのび発達相談(就園児対象・要予約)があります。いずれも予約と問い合わせは0279-25-1321です。
| 健診・相談の名前(令和8年度) | 対象と受付時間 |
|---|---|
| 3か月児健康診査 | 生後3か月になった乳児/受付 午後0時40分〜2時00分 |
| 6か月児健康相談 | 生後6か月になった乳児/受付 午前8時50分〜10時15分 |
| 10か月児健康診査 | 生後10か月になった乳児/受付 午後0時50分〜1時50分 |
| 1歳6か月児健康診査 | 満1歳6か月になった幼児/受付 午後0時50分〜1時50分 |
| 2歳児歯科健康診査 | 満2歳になった幼児/受付 午後0時50分〜1時50分 |
| 2歳6か月児歯科健康診査 | 満2歳6か月になった幼児/受付 午後0時50分〜1時50分 |
| 3歳児健康診査 | 満3歳3か月になった幼児/受付 午後0時40分〜1時50分 |
| 年中児健診(5歳児健診) | 市内居住の5歳到達児童(日程・会場・申込方法は未公表) |
日程と対象の生年月日は令和8年度の乳幼児健診カレンダーに載っているものです。年度が替わると変わりますので、届いた通知の日付を優先してください。受診日の変更や体調不良のときは保健センターへ連絡するよう市が案内しています。
出典:乳幼児の健康診査・健康相談・講座など(令和8年6月9日 更新)/乳幼児健診カレンダー(令和8年6月5日 更新)/令和8年度渋川市乳幼児健診カレンダー(PDF)/妊産婦・乳幼児健康相談(令和7年10月21日 更新)/企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)/すこやか子育て発達支援事業(令和8年7月31日 更新)/渋川市障害福祉プラン(PDF・年中児健診事業)/渋川市こども計画【本編】(PDF)/令和8年度予算(予算内示説明会資料)/健康増進課
渋川市の公式サイトには「就学相談」という名前のページがありません。サイトマップに載っている全5,826ページを機械で照合しましたが、「就学相談」「教育支援委員会」「通級指導」という語はどのページにも出てきませんでした。そのため、就学の心配は用件ごとに別の窓口に分かれています。手続き(学区・入学・転校)は学校教育課、相談は教育研究所と保健センターです。
手続きの窓口は教育部 学校教育課です。場所は市役所本庁舎ではなく第二庁舎(〒377-0007 渋川市石原6番地1)で、学務係 0279-22-2121/指導係 0279-22-2614と係で番号が分かれています。指定学校変更や区域外就学の申請は「学校教育課の窓口にて申請をお願いいたします」とあり、必要書類は対象の児童生徒を含む世帯全員が記載されている住民票、ほかは申請理由によって異なるので学校教育課へ連絡するよう案内されています。
相談の入口は2つあります。ひとつは渋川市教育研究所の教育相談です。市は「幼児・児童・生徒またはその保護者の方を対象に、相談事業を行っています」と書いていて、対象に幼児が入っています。相談時間は毎週月曜日から金曜日の9時30分から16時30分まで(土日、祝日、8月10日から16日、12月29日から1月3日を除く)、場所は渋川市渋川2536番地2の教育研究所 教育相談室、電話は 0279-25-8980です。市は「相談を希望する場合は、直接相談室へ電話してください」としています。同じ建物に不登校のお子さんのための教育支援センター「かけはし」教室(0279-24-2226)があります。
もうひとつは保健センターの「のびのび発達相談」です。対象は「就園児の発達等に不安のある保護者」で、内容は「子どもの発達や就学に関する相談に心理士等の専門スタッフが応じます」。要予約で、予約は健康増進課(渋川市保健センター)0279-25-1321 です。就学先をどうするか迷っている段階では、教育委員会ではなくこちらから相談する道があります。
就学先の決定そのものについては、『渋川市障害福祉プラン』の事業一覧に説明があります。教育支援事業(担当課=学校教育課)は、障害のある児童・生徒の就学先を決定するための教育支援委員会を開催して個別のケースを審査し共通理解を図るもので、あわせて有識者による巡回相談を実施し就学先の決定の一助とする、と書かれています。教育支援委員会の開催時期や申込みの締切は、市が公表していません。年長の早い時期に、学校教育課(0279-22-2121)か教育研究所(0279-25-8980)へ電話して、その年の日程を確かめてください。
就学時健康診断は、小学校ではなく市内2か所の会場で行われます。市は「9月上旬に『就学時健康診断のお知らせ』などの関係書類を郵送します」としたうえで、「なお、令和8年度の会場は、渋川市民会館または北橘公民館です」と書いています。令和9年度入学の日程は、令和8年9月30日(水曜日)北橘公民館=渋川西小・三原田小・津久田小・橘小・橘北小、令和8年10月1日(木曜日)=金島小・伊香保小・中郷小・長尾小、令和8年10月7日(水曜日)渋川市民会館=渋川北小・渋川南小・豊秋小、令和8年10月8日(木曜日)=古巻小・小野上小の4日で、受付時間はどの日も12時45分から13時までです。
その後の流れも市が書いています。小学校入学指定通知書は1月中旬に教育委員会から郵送され、入学する学校名と入学式の日時が書かれています。1月下旬になっても届かないとき、記載に誤りがあるときは学校教育課へ連絡します。入学説明会のお知らせは入学指定通知書と一緒に郵送され、開催は1月下旬から2月頃、学用品の販売も行われます。中学校の入学指定通知書は、現在在籍する小学校から配られます(時期は学校により異なります)。
通級指導教室は、市のホームページではなく『渋川市障害福祉プラン』にだけ書かれています。学習障害・注意欠陥多動性障害等通級指導教室運営事業として「市内小学校4校(渋川南小・古巻小・長尾小・三原田小)」と「中学校2校(渋川中・北橘中)」に設置されているとあります。あわせて言語指導教室運営事業(担当課=学校教育課)があり、言葉の機能に障害が認められたり言語発達遅滞が認められたりする幼児に通級指導を実施するという記述と、児童・生徒を対象とする記述の両方が載っています。入級の申込み方法は公表されていませんので、学校教育課 指導係(0279-22-2614)にお尋ねください。
このほか、市には特別支援教育支援員配置事業(特別な支援を必要とする児童・生徒に対し、学習活動及び日常生活のサポートを行う)、特別支援学級運営事業、特別支援教育就学奨励費(特別支援学級への就学の事情にかんがみ、保護者の経済的負担を軽減するため、負担能力の程度に応じて就学に必要な援助を行う)があります。経済的な理由の援助としては就学援助制度があり、新入学学用品費は小学校 57,060円・中学校 63,000円、学用品費は小学校 11,630円・中学校 22,730円などの年額(最大値)が公表されています。年度途中に申請した場合は申請月の翌月からの認定で、認定日以前に発生した費用は対象外です。
学区について、渋川市は小規模特認校制度も持っています。対象校は伊香保小学校と小野上小学校で、「通学区域外の児童でも、申請すれば市内どこからでも特認校に入学・転学できる制度」です。申請時期は毎年1月中旬から2月下旬、場所は学校教育課窓口、対象は次年度4月1日に小学1年生から6年生になる児童の保護者、持参物は世帯全員が記載されている住民票です。問い合わせは学校教育課(0279-22-2121)です。
| 令和9年度入学の就学時健康診断(令和8年度実施) | 会場と小学校区 |
|---|---|
| 令和8年9月30日(水曜日) | 北橘公民館/渋川西小・三原田小・津久田小・橘小・橘北小 |
| 令和8年10月1日(木曜日) | 北橘公民館/金島小・伊香保小・中郷小・長尾小 |
| 令和8年10月7日(水曜日) | 渋川市民会館/渋川北小・渋川南小・豊秋小 |
| 令和8年10月8日(木曜日) | 渋川市民会館/古巻小・小野上小 |
就学時健康診断の会場は年度によって変わります。上の日程と会場は市が令和9年度入学児童向けに公表しているものです。9月上旬に届く「就学時健康診断のお知らせ」の記載が優先します。届かないときは学校教育課へ連絡してください。
出典:小・中学校入学(令和8年8月21日 更新)/教育相談・教育支援センター(令和8年9月1日 更新)/妊産婦・乳幼児健康相談(のびのび発達相談)(令和7年10月21日 更新)/指定学校変更・区域外就学について/小規模特認校(伊香保小学校・小野上小学校)について/就学援助制度/学校教育課/渋川市役所(本庁舎 第二庁舎)直通電話番号一覧(令和8年7月10日 更新)/渋川市障害福祉プラン(PDF・教育支援事業/通級指導教室)
就学相談では、通常の学級のほかに、次のような学びの場を一緒に考えます。それぞれが法律でどう位置づけられているかは、次の記事にまとめています。
※上記の出典は2026年9月18日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。
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