佐野市の乳幼児健診は股関節脱臼検診・4か月児健康診査・9か月児健康診査・1歳6か月児健康診査・3歳児健康診査と、5歳児を対象にした「のびのび発達相談」の6つが公表されています。問い合わせ先はいずれもこども家庭センター(〒327-8501 佐野市高砂町1・電話0283-85-7317・ファクス0283-24-2708)です。1歳6か月児・3歳児・9か月児の健診会場は佐野市保健センター(大橋町2042番地)に統一されています。
股関節脱臼検診は、生後3~4か月を対象に、先天性股関節脱臼等の有無を検査するものです。案内通知は生後2か月頃に郵送されます。会場は佐野医師会病院内の佐野休日・夜間緊急診療所で、受付は午後1時15分から1時45分、診察は午後2時からです。持ち物は母子健康手帳・バスタオル・赤ちゃん訪問時に渡される股関節脱臼検診票です。
1か月児健康診査は、令和6年4月1日から市が費用助成を始めた制度で、健診自体は栃木県内の指定医療機関で個別に受診します。助成金額は乳児1人につき6,000円を上限とし、上限を超えた差額は自己負担です。妊娠届出時に受診票が渡され、県外の医療機関を受診する場合(里帰り等)は事前にこども家庭センターへの申し出が必要です。他市町村への転出後は佐野市の受診票を使えず転入先市町村に確認する必要があり、逆に他市から転入した場合は佐野市の受診票と交換するため、健診の前にこども家庭センターへ来所するよう案内されています。
9か月児健康診査(対象は9か月から1歳未満)は、身体計測・歯のお話・問診・医師の診察・絵本のお話が内容で、持ち物は母子健康手帳・すくすくアンケート(水色)・バスタオル等です。受付時間は午後0時30分から午後1時、所要時間は2時間程度です。
1歳6か月児健康診査(対象は1歳6か月から2歳未満)は、身体計測・歯のお話・問診・医師の診察・歯科医師の診察が内容で、持ち物は母子健康手帳・すくすくアンケート(黄色)・バスタオル等です。受付は午後0時30分から午後1時、所要時間は2時間程度です。
3歳児健康診査(対象は3歳から4歳未満)は、尿検査・眼科屈折検査・身体計測・栄養のお話・問診・医師の診察・歯科医師の診察が内容で、持ち物は母子健康手帳・すくすくアンケート(紫色)・お子さんの尿です。受付は午後0時30分から午後1時20分、所要時間は2時間半程度と、他の健診より長めです。
佐野市は5歳児健診を「のびのび発達相談(5歳児健康診査)」という名前で実施しています。対象は「佐野市に住所のある年中児(今年度5歳を迎えるお子さん)」で、市は「年中の時期は、集団のルールを理解する、コミュニケーションが発達するなど人との関係や社会性を伸ばし、基本的な生活習慣の確立などの小学校生活に向けた準備をしていく大切な時期です」と趣旨を説明しています。
実施方法は、園に通っているかどうかで2通りに分かれます。①佐野市内の保育園・幼稚園に通園している場合は、園を通して調査票が保護者に配布され、保護者が記入して園へ提出、その調査票をもとに保健師などが園を訪問して観察し、園を通して結果が案内されます(必要時は医師・作業療法士・言語聴覚士・教諭・心理士など専門職の相談を紹介)。②佐野市以外の園に通う場合や未就園の場合は、保護者あてに調査票が郵送され、案内に同封される「のびのび運動グループ相談」(年中児対象・保健センターで実施)にお子さんと一緒に参加し、調査票や当日の様子をもとに小児科医師・作業療法士・保健師などと個別相談を行います。
園訪問・グループ相談とも、共通の活動を通じて発達を見ます。市が挙げる活動内容は「手遊び・ケンケン・片足立ち・人物画・四角を描く・丸の切り抜き・のり貼り・へびおに等」です。あわせて市は「年中児の発達の目安」として、4歳半頃と5歳頃に分けた到達点の例を示しています。大きな体の動き(片足ケンケンが左右の足でできる→スキップができる)、手先の動き(はずむボールをつかむ→紙飛行機を自分で折る)、習慣(信号を見て正しく道路をわたる→ひとりで着替えができる)、人とのかかわり(じゃんけんで勝敗が分かる→砂場で友達と協力して一つの山を作る)、ことば(四数詞の復唱が2つ以上できる→文章の復唱が2つ以上できる)、理解(数の概念が分かる〈5まで〉→左右が分かる)です。
「のびのび発達相談」は希望者だけの任意相談ではなく、対象となる年中児全員に調査票を配る形の集団的な仕組みです。対象外の条件(療育に通所中の子を除く、など)は市のページに明記されておらず、確認できませんでした。実施主体は障がい福祉課ではなくこども家庭センターです。
健診とは別に、予約不要の「育児相談」(発育・発達や育児全般の相談)が保健センターで開かれています。健診で気になることを言われた流れで相談したいときや、健診と健診の間で相談したいときの入口になります(詳しくは sodan 項目をご覧ください)。
| 健診の名前 | 対象月齢・受付時間 |
|---|---|
| 股関節脱臼検診 | 3~4か月/受付午後1時15分~1時45分・診察午後2時~ |
| 1か月児健康診査 | 個別受診(助成上限6,000円)/医療機関ごとに異なる |
| 9か月児健康診査 | 9か月~1歳未満/受付午後0時30分~午後1時 |
| 1歳6か月児健康診査 | 1歳6か月~2歳未満/受付午後0時30分~午後1時 |
| 3歳児健康診査 | 3歳~4歳未満/受付午後0時30分~午後1時20分 |
| のびのび発達相談(5歳児健康診査) | 年中児(今年度5歳を迎える子)/園訪問または保健センターでのグループ相談 |
1歳6か月児・3歳児・9か月児健診の令和8年度の具体的な日付・曜日は、こども家庭センターが個別に発送する通知が優先します。この記事の情報は市のページに公表されている日程です。
出典:乳幼児の健康診査(2025年07月02日 更新)/股関節脱臼検診(2026年04月01日 更新)/1か月児健康診査(2026年04月01日 更新)/9か月児健康診査(2026年04月01日 更新)/1歳6か月児健康診査(2026年04月01日 更新)/3歳児健康診査(2026年04月01日 更新)/のびのび発達相談(5歳児健康診査)(2026年04月01日 更新)/育児相談(2026年04月01日 更新)
佐野市には「就学相談」という名前の単独のページはなく、就学の相談は教育部学校教育課が所管する「佐野市教育支援委員会」の枠組みで行われています。設置根拠は学校教育法施行令と佐野市教育支援委員会条例で、主な設置目的は「心身に障がいのある児童及び生徒の適切な就学を図る」ことと市が説明しています。
会議は令和8年度、5月7日(木曜日)から12月24日(木曜日)までの間に8回開かれます(5月7日・5月14日・10月1日・10月15日・11月5日・11月19日・12月3日・12月24日)。開催場所は佐野市教育センターで、議題は「心身障がい児の教育支援相談」、会議そのものは個人のプライバシーに関わるため非公開です。問い合わせ先は教育部学校教育課(0283-20-3107)です。
市の教育要覧は、就学相談の実務を「就学相談・教育支援委員会への協力」という事業として説明しています。「児童生徒の適切な就学を図ることを目的に、保育園・幼稚園・認定こども園・市立学校・関係機関等と連携を図って保護者と就学相談を行ったり、教育支援委員会への協力をしたりします」というもので、担当は教育センターです。ただし、保護者が就学相談をいつまでに、どこへ申し込めばよいかという具体的な期限・方法・所要時間を示すページは見当たりませんでした。会議が5月から12月にかけて8回組まれていることから、年長さんの夏から秋にかけて相談を進める流れであることはうかがえますが、申込みの締切自体は公表されていません。就学の相談をしたい場合は、在籍する保育園・幼稚園・認定こども園を通じて相談するか、教育部学校教育課(0283-20-3107)へ直接お問い合わせください。
「通級による指導」を希望する場合の手続きも、教育センターが窓口です。教育要覧は「通常の学級に在籍する児童生徒の中で、言語等に障がいがあり保護者が通級による指導を希望している児童生徒、及びソーシャルスキル、コミュニケーション能力、対人関係等について課題があり、保護者が通級による指導を希望している児童生徒の通級手続きを行います」と説明しています。
通級指導教室が設置されているのは、令和6年度時点で10校です。教育要覧によれば、設置校と開設年度は、佐野小学校(平成9年4月1日・担当者2人)、天明小学校(令和5年4月1日・1人)、植野小学校(令和2年4月1日・1人)、城北小学校(平成30年4月1日・1人)、石塚小学校(平成13年4月1日・1人)、田沼小学校(平成22年4月1日・2人)、城東中学校(令和3年4月1日・1人)、南中学校(令和5年4月1日・1人)、北中学校(令和2年4月1日・1人)、あそ野学園義務教育学校(令和2年4月1日・1人)です。
特別な支援が必要な児童生徒については、教育センターの「巡回相談事業」と「スクーリング・サポート事業」という2つの支援があります。巡回相談事業は「特別な支援が必要な児童生徒について適切な指導や必要な支援に関する助言を行い、市立学校における特別支援教育の充実を図る」もの、スクーリング・サポート事業は「教育センターに指導員(スクーリングサポーター)を1名配置することによって、特別な教育的支援を必要とする児童生徒の支援等に努める」ものです。いずれも学校を通じて利用する仕組みで、保護者が直接申し込む窓口ではありません。
就学時健康診断は、令和9年4月に小学校・義務教育学校(前期課程)への入学を予定するお子さんが対象です。市は「8月中に『健康診断通知書』を郵送する予定」と案内し、「お子さんの健康状態についてよくわかる方が付き添って、各学校で受診してください」「『健康診断通知書』と『母子健康手帳』をお持ちください」としています。転居・転出の予定がある場合は学校教育課へ連絡するよう案内されています。
令和8年度の就学時健康診断は、9月から10月にかけて、通学予定の学校ごとに日程が分かれています。ほとんどの学校は「全員」が同じ日に受診しますが、植野小学校(9月9日が女子、9月11日が男子)と城北小学校(9月28日が女子、9月29日が男子)は男女別の日程です。あそ野学園義務教育学校は同日の午後1時20分からと午後2時20分からの2回に分かれています。受付開始時間は学校によって午後1時20分から午後1時30分の間で異なります。
小・中学校への入学の一般的な手続きとしては、4月に小学校・中学校へ入学するお子さんのいる家庭に、1月下旬に「就学通知書」が郵送されます。市外からの転入学の場合は、まず市民課届出証明係、または田沼・葛生行政センターの市民係で住民登録をしたうえで、「就学児童生徒通知書」を受け取り、前の学校で発行された「在学証明書」「教科書給与証明書」とあわせて指定された学校へ持参する流れです。
特別支援教育就学奨励費という市独自ではなく国の制度に基づく就学支援もあります。教育要覧の令和5年度実施状況によれば、特別支援学級に就学する児童生徒の保護者に対し、学校の教育に係る費用の一部を支給するもので、給与人員は小学生320人・中学生78人(計398人)、給与額は小学生11,421,226円・中学生4,121,238円(計15,542,464円)でした。個々の家庭がいくら受け取れるかの基準額や、申請の締切・必要書類を具体的に示すページ・PDFは見当たらず、詳しくは学校または学校教育課への確認が必要です。
| 就学時健康診断の会場(一部) | 受診期日・受付開始時間・対象 |
|---|---|
| 佐野小学校 | 9月15日(火曜日)/午後1時30分~1時50分/全員 |
| 植野小学校 | 9月9日(水曜日)女子・9月11日(金曜日)男子/午後1時30分~2時 |
| 城北小学校 | 9月28日(月曜日)女子・9月29日(火曜日)男子/午後1時30分~2時 |
| 田沼小学校 | 10月8日(木曜日)/午後1時20分~1時40分/全員 |
| 葛生義務教育学校 | 9月24日(木曜日)/午後1時30分~1時50分/全員 |
特別支援教育就学奨励費の給与実績(令和5年度)は市の教育要覧の統計であり、申請方法や締切、支給基準額を具体的に示す市のページは見当たりませんでした。教育要覧は令和6年度版が公表の最新版です。
出典:佐野市教育支援委員会(2026年05月28日 更新)/就学時健康診断のお知らせ(2025年07月21日 更新)/小中学校入学等の手続き(2024年06月13日 更新)/就学援助制度について(2025年12月09日 更新)/教育要覧2024 令和6年度 佐野市の教育(PDF)/教育センター/教育部学校教育課
就学相談では、通常の学級のほかに、次のような学びの場を一緒に考えます。それぞれが法律でどう位置づけられているかは、次の記事にまとめています。
※上記の出典は2026年9月23日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。
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