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✏️ 学びの困りごと

スモールステップとは?——課題を刻んで「できた」を積む、支援の基本技術

最終更新:2026年7月24日
スモールステップとは、大きな目標をそのまま目指すのではなく、小さな段階(ステップ)に分けて、確実にできることから一段ずつ積み上げていく方法です。療育や特別支援教育で広く使われている、支援の基本技術のひとつです。ポイントはただ細かくすることではなく、「必ず成功できる大きさ」に刻むことにあります。

なぜ「刻む」と伸びるのか

大きな課題に挑んで失敗が続くと、課題そのものが嫌いになります。逆に、小さくても「できた」が続くと、次の一歩へ向かう力が湧きます。スモールステップは、失敗の経験を減らし、成功の経験を最大化する設計だと言えます。

POINT
当教室の支援の合言葉は「たくさん・小さく・確実に」。1回の大きな成功より、10回の小さな成功を大切にしています。

家庭での使い方(例)

例1:一人で着替える

  1. 大人が着せて、最後の一引きだけ本人がやる(「できた!」で終わる)
  2. 袖に腕を通すところから本人がやる
  3. 服を持つところから本人がやる
  4. 声かけだけで着替える

最後の工程から任せていくこの方法は、「できた!」で毎回終われるのが利点と言われています。

例2:宿題

「全部やる」→「1枚だけ」→「1問だけ一緒に」。始めの一歩を小さくし、できたら少しずつ増やします。

うまくいかないときのチェック

よくあるご質問

甘やかしにはなりませんか?
スモールステップは、最終的な目標を下げる方法ではなく、目標への道のりを登れる形にする方法です。ゴールは同じで、階段の高さを変えているだけです。
どれくらい小さく刻めばいいですか?
「ほぼ確実に成功できる大きさ」が目安です。8割がた成功できる程度に刻み、2回続けて失敗したらさらに刻む、という運用が分かりやすいでしょう。
勉強にも使えますか?
使えます。学年をさかのぼって「確実にできるところ」から積み直す方法は、スモールステップの代表的な使い方です。英語のような積み上げ教科とは特に相性が良いと言われています。
この記事について:本記事は、子育て・発達に関する一般的な情報の提供を目的としています。内容は一般に知られている知見や国・自治体の公的情報に基づいてまとめていますが、お子さまの発達には個人差があり、すべてのお子さまに当てはまるものではありません。診断や治療に関する判断は、医師などの専門機関にご相談ください。制度の内容・手続きはお住まいの自治体や時期により異なる場合があります。最新の情報は各自治体の窓口・公式サイトでご確認ください。

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