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📋 手続き・制度

加古川市で発達を指摘されたら——受給者証・相談・就学の窓口

最終更新:2026年9月9日
健診や園で「一度相談してみては」と言われた——その日の夜に読む記事です。
加古川市で、どこに電話をかければよいのか。受給者証はどこで出るのか。就学相談はいつまでに申し込むのか。加古川市の公式ページで2026-09-09に確かめた事実だけを、出典つきで並べました。
確かめられなかったことは「確認できませんでした」と書いています。推測は書きません。

結論から——加古川市で、まず電話をかける先

発達を指摘されたあと、加古川市で最初にすることはひとつだけです。いくつもの窓口を回る必要はありません。

最初の一本
お住まいの市区町村の子育て・発達の相談窓口に電話をしてください。

この記事には、そのあとに必要になる手続きを、順番に並べてあります。今日ぜんぶを読む必要はありません。今いるところだけ読んでください。

通所受給者証は、どこで出るのか(加古川市)

児童発達支援・放課後等デイサービスなどの障害児通所支援受給者証を出すのは、福祉部 障がい者支援課 自立支援係です。窓口は市役所新館2階(加古川市加古川町北在家2000)、電話は 079-427-3626 です。申請は窓口のほか「かこがわオンライン申請システム」からもできます。

🔴 加古川市は申請のページに「事前に相談支援事業者を選択し、計画相談に関する依頼が必要です」と書いています。先に相談支援事業所(指定障害児相談支援事業所)を1つ決めて、障害児支援利用計画案の作成を依頼してから申請するという順番です。相談支援の利用料は無料ですが、事業所が遠方の場合などは交通費等の実費がかかることがあります。

対象は加古川市に居住地のある身体・知的・精神の障がい児と、対象疾患(難病)による障がい児です。身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳のいずれも持っていない場合は、市が「医師の意見書や特定疾患医療受給者証等の客観的に支援の必要性が認められる資料の提出を依頼しています」と案内しています。「障害児通所支援に係る医師意見書」の様式は市のページからダウンロードできます。

申請書は「障害福祉サービス等申請書」です。マイナンバーの確認は、18歳未満の障がい児の場合、障がい児本人と保護者の両方について番号確認書類と本人確認書類が必要です。

世帯の所得区分(保護者の属する住民基本台帳での世帯)負担上限月額
所得区分1(生活保護世帯)0円
所得区分2(市民税非課税世帯で障がい児の保護者の年収が80万円以下)0円
所得区分3(市民税非課税世帯で所得区分2に該当しないもの)0円
所得区分4(市民税課税世帯で、市民税所得割の合計が28万円未満)4,600円
所得区分5(市民税課税世帯で、市民税所得割の合計が28万円以上)37,200円
市民センターでは受給者証の手続きはできません
加古川市には市民センターが9か所と東加古川市民総合サービスプラザ(イオン加古川店2階)がありますが、「取扱業務一覧」で福祉として挙がっているのは「児童手当の申請、身体障害者手帳の申請」だけです。障害児通所支援の受給者証も、障害児福祉手当も、特別児童扶養手当も入っていません。手続きは市役所へ行くことになります。

市のページには利用者負担として「費用の1割」と所得区分ごとの上限額しか書かれておらず、就学前の無償化についての案内は見当たりませんでした。実際にいくら払うことになるかは自立支援係(079-427-3626)に確かめてください。

出典:障害児通所支援(2024年01月16日 更新)/障害福祉サービス各種申請書(2026年02月18日 更新)/計画相談支援・障害児相談支援について(2022年10月31日 更新)/取扱業務一覧(市民センター)(2026年06月11日 更新)

発達の相談は、どこにするのか(加古川市)

加古川市の発達の相談はお子さんの年齢で窓口が分かれます。市教育委員会のパンフレット「この子たちとともに」(令和8年度版)は、子育て相談(0〜4歳児)=育児保健課 母子保健係 079-427-9216教育相談(5〜15歳)=教育相談センター 079-421-5484 と並べて書いています。

教育相談センター(市役所北館1階・加古川町北在家2718)は、対象を「加古川市内の幼児(年長5歳児)から児童生徒(小学生・中学生)及びその保護者」とし、「乳幼児(5歳未満)の相談は、育児保健課で行っています」と明記しています。受付は9時00分〜17時00分(土日祝・年末年始を除く)、電話または面接で、面接は事前の電話予約が必要です。相談は無料です。

🔴 加古川市立こども療育センター(志方町原604-1、079-452-2511)の診療所は、完全予約制で、医療機関・相談機関(教育相談センター、育児保健課など)・学校園からの紹介制です。保護者が直接申し込む入口ではありません。紹介元が「利用申込書兼紹介状」を作り、市の代表窓口を通じて療育センターへ送られ、受付後に紹介元から保護者へ「利用案内」と「問診票」が渡されます。そのあと保護者が「かこがわオンライン申請システム」の申し込みフォームから申し込み、申請から連絡まで2週間を見て予約日を調整します。初回は原則、医師の診察で約1時間です。医療機関から紹介された場合は、オンラインの申し込みから始めます。

障がいの種別や年齢にかかわらない相談先として、加古川市障がい者基幹相談支援センター(加古川市総合福祉会館1階・加古川町寺家町177-12、079-424-4358)があります。市は「障害の種別や障害者手帳の有無に関係なく対応します。予約いただく必要はありません」と案内しています。開館は平日8時30分〜17時15分です。医療的ケア児等コーディネーターもこのセンターに配置されています。

妊娠・出産・子育ての相談窓口は2か所です
市は妊娠・出産・子育てに関する相談窓口を2か所置いています。1つは市役所本館1階の育児保健課(月〜金 8時30分〜17時15分。子育て支援係 079-427-9325/訪問指導係 079-427-3067/母子保健係 079-427-9216/育児助成係 079-454-4188または079-427-9217)。もう1つはぽかぽか相談室(イオン加古川店2階・東加古川市民総合サービスプラザ内、079-441-8733)で、土日祝も9時00分〜17時30分に開いています(休業日は毎月第1・3・5日曜、偶数月の第2土曜、年末年始ほか)。どちらも事前の電話予約が必要です。

出典:安心して入学を迎えるために「この子たちとともに」のご案内(R8この子たちとともに)(2026年04月07日 更新)/乳幼児の発達相談(2026年06月08日 更新)/子育て相談(教育相談センター)(2024年11月26日 更新)/こども療育センター診療所を利用したい方へ(2025年06月01日 更新)/加古川市障がい者基幹相談支援センターについて(2021年03月09日 更新)/妊娠・出産・子育てに関する相談窓口(2026年06月18日 更新)

就学相談は、いつ・どこに申し込むのか(加古川市)

就学相談の担当は教育委員会 教育支援課 特別支援教育係(市役所北館1階・加古川町北在家2718)で、電話は 079-427-9750 です。市は就学相談の流れと相談機関をまとめたパンフレット「この子たちとともに」(令和8年度版)を毎年出しています。

🔴 加古川市の就学相談は、お子さんが今どこに通っているかで入口が3通りに分かれます法人園・就学前施設等に通っている場合は、市教育委員会が夏に開く「夏季就学相談」に申し込みます。公立園の場合は園と相談します。小・中・義務教育学校に在籍している場合は、学校(担任や特別支援教育コーディネーター等)と相談します。いずれも市は「特別支援学級や特別支援学校への就学・入級・転入を検討している方は、必ずご相談ください」と書いています。

🔴 8月の「特別支援教育就学・進路支援委員会」への申し込みは、保護者の同意をもとに、在籍している園・施設・学校が市教育委員会に書類を提出します。保護者が直接出す形ではありません。特別支援学級・特別支援学校への入級・就学を希望する場合は、この委員会での判定が必ず要ります。特別支援学校への就学を希望する場合は、判定を受けるまでに特別支援学校の教育相談を受けておく必要があります。

就学時健康診断は学務課(市役所新館8階、079-427-9343)の担当で、来年4月(令和9年4月)に小学校・義務教育学校へ入学するお子さん(令和2年4月2日〜令和3年4月1日生まれ)が対象です。10月1日(木曜日)〜11月12日(木曜日)の期間に各学校で行われ、受診は無料です。9月下旬ごろに場所と日時のハガキが届きます。市は「障がいをお持ちの方で配慮が必要な場合は、事前に学務課へご連絡ください」と案内しています。

時期(令和8年度版パンフレットより)内容
4月〜在籍している園・学校で就学相談・教育相談を始める
5月夏季就学相談のお知らせ(広報かこがわ6月号に掲載)
6月夏季就学相談の申し込み・日程案内
7月夏季就学相談
8月特別支援教育就学・進路支援委員会の申し込み(在籍校園・施設が市教育委員会へ書類を提出)
9月委員会での審議(専門の委員が在籍校園・施設へ出向き、観察・面談)
10月判定のお知らせ(市教育委員会→在籍校園長・施設長→保護者)
11月判定先決定(保護者・在籍校園・施設と合意形成のうえ就学先を決定)
12月〜1月就学通知書を送付(特別支援学校の場合は副籍校の通知書とともに3月頃)
2月入学説明会。全家庭対象の「すこやかアンケート」を実施し、希望すれば学校との就学前相談もできる

通級指導教室は「自閉症及びLD、ADHD等」が市内の多くの小・中学校に、「言語」が尾上小学校と野口南小学校に置かれています。設置されていない学校には担当教員が巡回して通級指導を行います。

出典:安心して入学を迎えるために「この子たちとともに」のご案内(R8この子たちとともに)(2026年04月07日 更新)/特別支援教育小学校・義務教育学校入学前の健康診断(2026年09月01日 更新)

乳幼児健診は、どこで受けるのか(加古川市)

加古川市の乳幼児健診は育児保健課(市役所本館1階、079-427-9216)の担当です。集団で行う3つの健診(4か月児・1歳6か月児・3歳児)は、すべてウェルネージかこがわ(加古川町)1階ウェルネージホールが会場で、月2〜3回、午後に行われます。10か月児健康診査だけは協力医療機関での個別健診です。

🔴 集団健診は予約が必要です。市は「健診案内が届いた後に『かこがわ電子申請システム』で予約してください。予約せずに来所された場合は、受診できません」と書いています。案内の日程で受診できない場合や、電子申請での予約が難しい場合、集団での受診に不安がある場合は、育児保健課(079-427-9216)に相談するよう案内しています。

🔴 加古川市に5歳児健診はありません。市の「乳幼児健診・子どもの病気」のページに載っているのは4か月児・10か月児・1歳6か月児・3歳児の4つで、「加古川市こども・若者計画(令和7年度〜令和11年度)」の乳幼児健康診査も「4か月児・10か月児・1歳6か月児・3歳児を対象に健康診査を実施」と書かれています。令和8年度の当初予算資料にも5歳児健診の記載は見当たりませんでした。

代わりに市は「5歳児発達相談」を実施しています。5歳の誕生日月(対象月の下旬ごろ)に質問票が自宅に郵送され、気になることがあれば育児保健課に相談すると、相談内容に応じて「育ちの相談」を案内されます。「育ちの相談」には親子で来所し、心理相談員と保健師が担当して、相談内容に応じて発達検査を行い、必要なときは支援先を紹介します。受付期間はありますが、市は「受付期間を過ぎてもこどもの発達面や育児についてご相談がある場合は、育児保健課へご連絡ください」と書いています。すでに医療機関や子育て相談センター等で相談中の方、療育機関に通っている方は、引き続きそちらで相談するよう案内されています。

健診対象・会場・案内が届く時期
4か月児健康診査生後4か月〜5か月。ウェルネージかこがわ1階(月2〜3回・水曜日の午後)。3か月を迎える月に個別に案内
10か月児健康診査生後10か月〜11か月。協力医療機関での個別健診。おおむね9か月を迎える月に個別に案内
1歳6か月児健康診査1歳6か月〜1歳11か月。ウェルネージかこがわ1階(月2〜3回・金曜日の午後)。1歳5か月を迎える月に個別に案内
3歳児健康診査3歳2か月〜3歳11か月。ウェルネージかこがわ1階(月2〜3回・火曜日の午後)。3歳1か月を迎える月に個別に案内
気象警報が出たら中止になります
集団健診の注意事項に「健診当日、午前11時の時点で「加古川市」に気象警報(波浪以外)が出ている場合は中止になります」と書かれています。会場内にごみ箱はなく、使ったおむつ等は持ち帰りです。会場内での食事はできません(お茶・水の水分補給は可)。車で行く場合の駐車場は有料です。3歳児健康診査は尿検査があり、朝起きた時の尿を持参します(採れなければ当日午前中の尿でも可、採れない場合は尿検査だけ別日に案内されます)。

転入などで案内が届かない場合は、育児保健課(079-427-9216)に連絡するよう市が案内しています。

出典:4か月児健康診査について(2026年04月22日 更新)/10か月児健康診査について(2025年11月01日 更新)/1歳6か月児健康診査について(2026年04月22日 更新)/3歳児健康診査について(2026年04月22日 更新)/5歳児発達相談について(2025年04月21日 更新)/加古川市こども・若者計画(令和7年度〜令和11年度)

障害児福祉手当の窓口(加古川市)

🔴 加古川市は国の手当2本の窓口が部から違います障害児福祉手当は福祉部 障がい者支援課 管理係(市役所新館2階) 079-427-9372特別児童扶養手当はこども部 家庭支援課 手当給付係(市役所本館1階) 079-427-9212 です。同じ建物ではありません。

障害児福祉手当は、20歳未満の重度障がい児のうち、日常生活で常に介護を必要とする在宅の障がい児に支給されます。月額16,100円(令和7年4月改定)で、認定されると申請を受理した月の翌月分から支給されます。支給日は2月6日・5月6日・8月6日・11月6日の年4回(前月分から前3か月分)です。社会福祉施設に入所しているとき(通所は除く)、障害を事由とする国民年金等を受給しているとき、本人・配偶者・扶養義務者の所得が制限額を超えているときは支給されません。毎年8月12日から9月11日の間に現況届が必要です。

特別児童扶養手当は、身体または精神に重度・中度の障がいのある20歳未満の児童を監護している父母などに支給されます。1級(重度)は1人あたり月額58,450円、2級(中度)は1人あたり月額38,930円です。支給日は4月11日・8月11日・11月11日で、手当は請求日の翌月分から支給されます。前年の所得が限度額以上だと、その年度(8月から翌年7月まで)の支給が止まります。令和6年7月1日から特別児童扶養手当証書が廃止され、証明が必要なときは「特別児童扶養手当受給証明書」が交付されます。認定請求に必要な書類は家庭支援課で案内されます。

手当窓口・月額
障害児福祉手当障がい者支援課 管理係(新館2階) 079-427-9372/月額16,100円(令和7年4月改定)
特別児童扶養手当家庭支援課 手当給付係(本館1階) 079-427-9212/1級58,450円・2級38,930円(1人あたり)
加古川市重度心身障害者(児)介護手当(市独自)障がい者支援課/1か月あたり10,000円(介護している方へ支給)
市独自の介護手当には「障害福祉サービスを受けていると対象外」という条件があります
加古川市重度心身障害者(児)介護手当は、居宅で過去6か月以上常時寝たきり状態にある65歳未満の重度身体障がい者(児)、または生命にかかわる発作・放浪等がある65歳未満の知的障がい者(児)を常時介護している方に、1か月あたり10,000円を支給する市独自の手当です。🔴 対象の障がい者(児)が障害福祉サービスまたは介護保険サービスを受給しているとき(受給を終了した日から1年を経過しないときも含む)は対象になりません。世帯員のいずれかに市民税が課税されている場合も対象外です。申請には、民生委員・児童委員または身体障害者相談員・知的障害者相談員の確認を受けた申請書が必要で、確認が難しい場合は事前に障がい者支援課に相談するよう案内されています。現況届は毎年7月1日から7月31日です。

市民センターの「取扱業務一覧」で福祉として扱うのは児童手当の申請と身体障害者手帳の申請だけです。手当の新規申請は市役所の窓口へ行くことになります。

出典:障害児福祉手当特別児童扶養手当(2026年04月01日 更新)/加古川市重度心身障害者(児)介護手当取扱業務一覧(市民センター)(2026年06月11日 更新)

こども家庭センター(加古川市)

🔴🔴 加古川市のページで「こども家庭センター」と出てきたら、それは兵庫県の児童相談所のことです。市の児童虐待のページは相談先として「078-921-9119(兵庫県中央こども家庭センター)」を挙げています。障害福祉サービスのページも、療育手帳を持っていない場合の知的障害の判定先を「知的障害者更生相談所(18歳未満の場合は、こども家庭センター)」と書いています。市が設置する児童福祉法 第10条の2 のセンターとは別のものです。

加古川市の公式サイトには、児童福祉法 第10条の2 に基づく市の「こども家庭センター」の設置を知らせるページが見当たりませんでした。「組織から探す」の一覧にも、その名前の課・施設はありません(こども部は、こども政策課・家庭支援課・育児保健課・幼児保育課・こども療育センターの構成です)。

一方で「加古川市こども・若者計画(令和7年度〜令和11年度)」の利用者支援事業の欄には、「こども家庭センター型(子育て世代包括支援センター)」を令和7年度から令和11年度まで各年度2か所と見込むと書かれています。市が「妊娠・出産・子育てに関する相談窓口」として案内している2か所は、市役所本館1階の育児保健課ぽかぽか相談室(イオン加古川店2階・東加古川市民総合サービスプラザ内、079-441-8733)です。

子ども本人や家庭の悩みの相談はこども部 家庭支援課 家庭支援係(市役所本館1階31番窓口)079-427-3073が、0歳から18歳未満までの子育てに関する相談を平日9時から17時まで受け付けています。

「こども家庭センターに相談して」と言われたとき、それが市の窓口か兵庫県の児童相談所かで行き先が変わります。用件を伝えて確かめてください。

出典:児童虐待(2025年08月28日 更新)/障害福祉サービス(2024年01月16日 更新)/加古川市こども・若者計画(令和7年度〜令和11年度)妊娠・出産・子育てに関する相談窓口(2026年06月18日 更新)/児童に関する相談(2023年02月13日 更新)/こども部(組織から探す)

受給者証を出すのは「住んでいる市区町村」——事業所の場所ではありません

ここは全国どこでも同じです。児童福祉法は、通所給付決定を行うのは保護者が住んでいる市町村だと定めています(第21条の5の5ほか)。

事業所が別の市区町村にあっても、使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは、条文にはありません。

ただし、支給量の決め方や面接の進め方は市区町村ごとに違います。決めるのは、お住まいの窓口です。

相談の前に、用意しておくとよいもの

手ぶらで行っても相談はできます。ただ、次のものがあると話が早く進みます。

メモの書き方
「言葉が遅い」ではなく、「2歳半で、単語は10個くらい。二語文は出ていない」のように、数と場面で書くと、相手に正確に伝わります。

相談したあと、どう進むのか

  1. 相談——話を聞いてもらいます。ここで終わることもあります
  2. 発達の確認——必要に応じて、発達検査や医師の診察に進みます
  3. 受給者証の申請——支援を使うと決めたら、住んでいる市区町村に申請します
  4. 面接・調査——市区町村の担当者が、状況と必要な量を確かめます
  5. 受給者証の交付——支給量(月に何日使えるか)が書かれて届きます
  6. 事業所と契約——見学して選び、契約して利用が始まります

①から⑥までにかかる期間は、市区町村と時期によって違います。数週間で進むこともあれば、数か月かかることもあります。急ぐ事情があるときは、最初の相談でそう伝えてください。

「発達障害」という言葉について

発達障害者支援法 第2条は、発達障害を「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」と定めています。

これは法律の定義であって、医学の診断基準とは別のものです。また、支援を受けるために診断名が必ず要る、とは条文に書かれていません。

大切なこと
指摘を受けたことは、お子さんに何かが足りない、という意味ではありません。早く分かれば、早く合う関わり方が見つかる、というだけのことです。

兵庫県のほかのページ

兵庫県全体の相談先(発達障害者支援センターなど)は兵庫県のページにまとめています。

兵庫県内で、同じ形式でまとめている市区町村です。明石市 尼崎市 姫路市 神戸市 西宮市 宝塚市

ほかの市区町村は手続き・制度の一覧から探せます。

この記事で書かないこと

出典

※上記の出典は2026年9月9日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。

よくあるご質問

加古川市立こども療育センターに直接電話して予約できますか。
できません。診療所は完全予約制で、医療機関・相談機関(教育相談センター、育児保健課など)・学校園からの紹介制です。紹介元がない方は、まず0〜4歳児なら育児保健課(079-427-9216)、年長5歳児以上なら教育相談センター(079-421-5484)に相談してください。
受給者証を申請する前にしておくことはありますか。
はい。市は「事前に相談支援事業者を選択し、計画相談に関する依頼が必要です」と書いています。先に相談支援事業所を1つ決めて障害児支援利用計画案の作成を依頼し、そのうえで障がい者支援課 自立支援係(079-427-3626)に申請します。相談支援の利用料は無料です。
加古川市に5歳児健診はありますか。
ありません。市の乳幼児健診は4か月児・10か月児・1歳6か月児・3歳児の4つです。代わりに「5歳児発達相談」があり、5歳の誕生日月に質問票が自宅に届きます。気になることがあれば育児保健課(079-427-9216)に相談すると、心理相談員と保健師が担当する「育ちの相談」を案内されます。
発達の相談は、何歳のときにどこへ行けばよいですか。
0〜4歳児は育児保健課 母子保健係(079-427-9216)、年長5歳児から中学生は教育相談センター(079-421-5484)です。教育相談センターは「乳幼児(5歳未満)の相談は、育児保健課で行っています」と明記しています。手帳や診断の有無を問わず相談できる窓口としては、予約不要の加古川市障がい者基幹相談支援センター(079-424-4358)もあります。
障害児福祉手当と特別児童扶養手当は同じ窓口で申請できますか。
できません。障害児福祉手当は市役所新館2階の障がい者支援課 管理係(079-427-9372)、特別児童扶養手当は市役所本館1階の家庭支援課 手当給付係(079-427-9212)で、部も建物も違います。
市民センターや東加古川市民総合サービスプラザで受給者証や手当の手続きはできますか。
できません。「取扱業務一覧」で福祉として挙がっているのは児童手当の申請と身体障害者手帳の申請だけです。障害児通所支援の受給者証も、障害児福祉手当も、特別児童扶養手当も市役所の窓口へ行くことになります。
就学相談はどこに申し込めばよいですか。
通っている場所で入口が変わります。法人園・就学前施設等に通っている場合は市教育委員会の「夏季就学相談」(お知らせは広報かこがわ6月号、申し込みは6月)、公立園なら園と、小・中・義務教育学校なら学校と相談します。8月の特別支援教育就学・進路支援委員会への申し込みは、保護者の同意をもとに在籍している園・施設・学校が市教育委員会へ書類を出します。問い合わせは教育支援課 特別支援教育係(079-427-9750)です。
受給者証がないと、相談もできませんか?
いいえ。相談は受給者証がなくてもできます。受給者証が必要になるのは、児童発達支援や放課後等デイサービスを実際に使うときです。
診断名がないと、支援は受けられませんか?
診断名が必ず要る、とは児童福祉法の条文に書かれていません。実際の運用は市区町村によって違うため、窓口でお確かめください。
引っ越したら、受給者証はどうなりますか?
受給者証を出しているのは住んでいる市区町村です。転出すると、転入先で改めて申請することになります。転出の前に、両方の窓口に連絡してください。
事業所が別の市区町村にあっても使えますか?
使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは条文にありません。ただし手続きの進め方は、お住まいの市区町村が決めます。
費用はどれくらいかかりますか?
世帯の所得に応じた月額の上限額が決まっており、上限までは1割の負担です。また、満3歳になって最初の4月1日から3年間は、児童発達支援等の利用料が無償になります。上限額の区分は市区町村の窓口でお確かめください。
相談したら、必ず何かをすることになりますか?
いいえ。話を聞いて終わりにしてもかまいません。相談したことが記録に残って不利になる、ということもありません。
この記事について:本記事は、子育て・発達に関する一般的な情報の提供を目的としています。内容は学会・職能団体・国の機関が公開している情報にもとづいてまとめていますが、お子さまの発達には個人差があり、すべてのお子さまに当てはまるものではありません。診断や治療に関する判断は、医師などの専門機関にご相談ください。

制度のこと、見学のときに一緒に確認できます

のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。