発達を指摘されたあと、姫路市で最初にすることはひとつだけです。いくつもの窓口を回る必要はありません。
この記事には、そのあとに必要になる手続きを、順番に並べてあります。今日ぜんぶを読む必要はありません。今いるところだけ読んでください。
姫路市で障害児通所支援(児童発達支援・放課後等デイサービス・保育所等訪問支援・居宅訪問型児童発達支援)の通所受給者証を出すのは健康福祉局 福祉総務部 障害福祉課です。市役所本庁舎1階(姫路市安田四丁目1番地)にあり、電話は 079-221-2454 です。
市は最初の段階として「サービス利用をお考えの方は、障害福祉課までご相談ください。あわせて事業所の見学を行い、プログラムや空き状況、利用する曜日などを確認してください」と案内しています。事業所を見てから申請に進む形です。
手帳がなくても対象になり得ます。市は対象児童として、身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳を持っている児童、特別児童扶養手当を受給している児童、難病患者等および診断書等により療育の必要性が認められる児童を挙げています。
| 所得区分(世帯の所得等の状況) | 負担上限月額 |
|---|---|
| 生活保護(生活保護受給者) | 0円 |
| 低所得世帯(市民税非課税世帯) | 0円 |
| 一般1(市民税所得割額28万円未満) | 4,600円 |
| 一般2(市民税所得割額28万円以上) | 37,200円 |
市の「障害福祉サービス等の利用方法」のページには所得区分が5つ並んでいて、一般1が2行あります。9,300円のほうは居宅で生活している市民税所得割16万円未満の障害者または20歳未満の施設入所者の額で、在宅で通所するお子さんは 4,600円のほうです。就学前の多子軽減については障害福祉課に問い合わせるよう案内されています。
出典:障害児通所支援(姫路市)(2026年1月21日 更新)/児童発達支援等の利用者負担無償化(姫路市)(2019年10月30日 更新)/障害福祉サービス等の利用方法(姫路市)(2026年8月3日 更新)
姫路市の就学前の発達相談の入口は「こどもの未来健康支援センター はぐくみ相談室」です。こどもの未来健康支援センター(愛称「みらいえ」・姫路市日出町三丁目3番地)の中にあり、電話は 079-263-7070、開室は平日午前9時から午後5時までです。心理士や保健師などの専門スタッフが対応し、相談は無料、来所は事前に電話予約が必要です。
市立の総合福祉通園センター・ルネス花北(姫路市増位新町二丁目37番地)には、こども発達支援センター「といろ」、発達医療センター花北診療所、発達相談室が集まっています。市は「ルネス花北の利用を希望される方は、まずは『はぐくみ相談室』にご相談ください」と案内しており、医療機関からの紹介状をお持ちの方と、診断を受けている方だけがルネス花北(発達相談担当 079-288-7122)で直接受け付けられます。
小学校に上がってからは窓口が変わります。市は「就学以降18歳までの方の発達に関するご相談は、総合教育センター育成支援課にご相談ください」と書いています。
| 相談したいこと | 窓口と電話 |
|---|---|
| 就学前の発達(ことばが出ない、落ち着きがない、視線が合いにくい、集団活動が難しい など) | こどもの未来健康支援センター はぐくみ相談室(みらいえ内・日出町三丁目3番地) 079-263-7070(平日9時から17時)。来所は電話予約制 |
| 医療機関の紹介状がある、またはすでに診断を受けている | 総合福祉通園センター・ルネス花北 発達相談担当 079-288-7122(平日9時から17時)。診療所の予約・診療の問い合わせは直通の079-288-7132 |
| 小学1年生から18歳までの発達・不登校・問題行動の悩み | 総合教育センター 育成支援課(北条口三丁目29番地) 079-224-5843。来所相談は予約制で、まず電話相談から |
| 子どもの体や発達、健診、予防接種、子育て全般 | お住まいの保健センター・分室、またはこどもの未来健康支援センター「みらいえ」 079-263-7863(平日9時から19時) |
| 障害のある方の総合的な相談(こどもから大人まで) | 地域相談窓口「ひめりんく」。小学校区で5か所に分かれます(北部 079-265-0202/西部 079-297-6476/東部 079-280-7979/中央 079-240-6717/南西部 079-280-6150。平日9時から16時) |
医療的ケアが必要なお子さんについては、市が医療的ケア児等コーディネーターの相談窓口を市内の医療機関に委託しています。電話は 079-240-5088(平日9時から17時)です。相談支援事業者への助言などを行う姫路市基幹相談支援センター(総合福祉会館2階)は 079-260-8507 です。
出典:こどもの未来健康支援センター『はぐくみ相談室』(姫路市)(2026年3月9日 更新)/ルネス花北のこどもへのサービスの利用を希望される方へ(姫路市)(2025年6月12日 更新)/こども発達支援センター「といろ」〈児童発達支援センター〉(姫路市)(2026年3月31日 更新)/発達相談室(姫路市)(2025年6月2日 更新)/子育て相談窓口(姫路市 わくわくチャイルド)(2026年8月3日 更新)/障害者・障害児等の相談窓口(姫路市)(2023年11月28日 更新)/医療的ケア児等やそのご家族の相談・支援(姫路市)(2025年7月24日 更新)
姫路市の教育相談は姫路市立総合教育センター 育成支援課(姫路市北条口三丁目29番地)が担当します。電話は 079-224-5843、ファクスは 079-224-5849 です。育成支援課には特別支援教育係(079-224-5845)が置かれ、特別支援教育に関する業務を担当しています。5歳児健康診査モデル事業のページでも、就学について相談したいときの相談先として総合教育センターが示されています。
育成支援課の教育相談は「姫路市在住の小学1年生から18歳までの児童生徒に関する教育相談(不登校・問題行動・発達における悩み等)」と案内されています。就学前のお子さんの発達の相談は、はぐくみ相談室(079-263-7070)が入口です。来所相談・訪問相談・専門医による相談は事前の予約が必要で、まず 079-224-5843 への電話相談から始めます。
小学校入学の事務手続きそのものは、教育委員会事務局 学校教育部が扱います。就学時健康診断は健康教育課(079-221-2774)、指定校以外の学校への就学(校区外就学)の相談は学校指導課 学事担当(079-221-2762)と、担当が分かれています。
| 用件 | 窓口と電話 |
|---|---|
| 特別支援教育に関すること | 総合教育センター 育成支援課 特別支援教育係 079-224-5845 |
| 小学1年生から18歳までの発達・不登校などの教育相談 | 総合教育センター 育成支援課 079-224-5843(来所は予約制)。電話相談は姫路っ子なやみ相談 0120-7830-28 |
| 就学時健康診断(通知が届かない、当日受けられない など) | 教育委員会事務局 学校教育部 健康教育課 079-221-2774 |
| 入学・転校の手続き、指定校以外への就学の相談 | 教育委員会事務局 学校教育部 学校指導課 学事担当 079-221-2762 |
姫路市の公式サイトには、障害のあるお子さんの就学相談の申込み方法や締切日を示したページは見当たりません(2026年9月時点)。就学の見通しについて相談したいときは、就学前なら はぐくみ相談室(079-263-7070)、特別支援教育については総合教育センター 育成支援課 特別支援教育係(079-224-5845)へ、早めに電話してください。
出典:就学時健康診断(姫路市)(2026年8月21日 更新)/不登校・問題行動・発達における悩みの相談(姫路市)(2026年4月8日 更新)/教育委員会事務局 学校教育部 総合教育センター 育成支援課(姫路市)/市立小学校・中学校・義務教育学校への入学・転校など(姫路市)(2026年9月7日 更新)/5歳児健康診査モデル事業(姫路市)(2026年7月29日 更新)
姫路市の乳幼児健診は、4か月児・10か月児は医療機関で個別に、1歳6か月児・3歳児は集団で市内7か所、という組み合わせです。集団健診の会場と健診日は、お住まいの小学校区と生年月日で決まります。健診日の約1か月前に案内が郵送され、自分で日を選んで申し込むものではありません。
集団健診の会場は、こどもの未来健康支援センター(みらいえ・日出町三丁目3番地)、南保健センター(飾磨区細江2655番地)、南保健センター家島分室(家島町宮2169番地)、坊勢サービスセンター(家島町坊勢186番地)、香寺公民館(香寺町土師396)、前之庄公民館(夢前町前之庄2160)、ネスパルやすとみ(安富町安志1151番地)の7か所です。
3歳児健康診査は令和2年度から対象年齢を3歳6か月前後に変更して行われています。姫路市の3歳児健診は「満3歳6か月から満4歳になるまで」が対象です。
| 健診 | 対象と受け方 |
|---|---|
| 4か月児健康診査・10か月児健康診査 | 実施医療機関で個別に受けます。実施医療機関の名簿が市のページに載っています |
| 1歳6か月児健康診査 | 満1歳6か月から満2歳になるまで。市内7か所の集団健診。身体計測、小児科診察、歯科診察、健診結果の説明と子育て相談、食事相談(希望者) |
| 3歳児健康診査 | 満3歳6か月から満4歳になるまで。市内7か所の集団健診。上記に眼科検査と尿検査が加わります |
| 5歳児健康診査モデル事業 | 令和8年度は無作為抽出した500人が対象。アンケートと集団健診の二段階方式 |
会場を変更したいときの連絡先は会場ごとに違います。みらいえは中央保健センター 079-289-1654、南保健センターは 079-235-0320、家島分室・坊勢サービスセンターは 079-325-1428、香寺公民館は中央保健センター北分室 079-265-3075、前之庄公民館・ネスパルやすとみは中央保健センター安富分室 0790-66-2921 です。会場の変更は健診日の1週間前までに電話します(日程だけの変更は電子申請)。当日午前10時時点で大雨・氾濫・土砂災害・高潮・暴風・暴風雪・大雪の警報が出ている場合、健診は中止です。
出典:乳幼児の健康診査(姫路市)(2026年7月6日 更新)/1歳6か月児健康診査(姫路市)(2026年7月22日 更新)/3歳児健康診査(姫路市)(2026年7月22日 更新)/5歳児健康診査モデル事業(姫路市)(2026年7月29日 更新)
障害児福祉手当と特別児童扶養手当は、どちらもこども未来局 こども育成部 こども支援課が窓口です。市役所本庁舎2階(姫路市安田四丁目1)にあり、電話は児童扶養手当・特別児童扶養手当担当の 079-221-2311 です。受給者証を出す障害福祉課(本庁舎1階 079-221-2454)とは局も階も電話番号も違います。
受付の窓口は本庁舎だけではありません。市は受付窓口として「市役所(こども支援課)または家島事務所、保健福祉サービスセンター(香寺、夢前、安富)」を挙げています。受給者証の申請先として市が案内しているのは障害福祉課だけなので、手当と受給者証で行き先が変わる点に注意してください。
市は「お子さんの障害の状況などにより、診断書などの必要な書類が異なりますので事前に窓口にてご相談ください」と案内しています。手帳を持っていても申請は別に必要です。
| 手当 | 月額(令和8年4月分から) |
|---|---|
| 障害児福祉手当(20歳未満で、重度の障害のため日常生活で常時介護を必要とするお子さん) | 16,560円 |
| 特別児童扶養手当 重度障害児(1級相当) | 58,450円 |
| 特別児童扶養手当 中度障害児(2級相当) | 38,930円 |
どちらの手当にも所得制限があり、8月1日から翌年7月31日までを1つの支給年度として額が決まります。認定請求が審査・認定されるまで約1か月から2か月かかり、認定されると請求した月の翌月分から支給されます。特別児童扶養手当は市に出した書類が県へ送られ、兵庫県知事または兵庫県各県民局(センター)長が認定します。毎年1回、所得状況届の提出が必要です。
出典:障害児福祉手当(姫路市 わくわくチャイルド)(2026年7月31日 更新)/特別児童扶養手当(姫路市 わくわくチャイルド)(2026年7月31日 更新)/こども未来局 こども育成部 こども支援課(姫路市)
姫路市には「姫路市こども家庭センター」という名前の建物や課はありません。市の計画は、こども家庭センターが創設されたことを受けて「本市においても、母子保健と児童福祉を一体的に運営するために、こども家庭総合支援室を子育て支援室とし、各保健センターや分室の保健師等を兼務という形で組織改正し、妊娠期から子育て期にわたる母子保健や育児に関する様々な悩み等に円滑に対応しています」と書いています。利用者支援事業の類型でも「こども家庭センター型:子育て支援室」と示され、母子保健機能は各保健センターおよび分室(中央、中央北分室、中央安富分室、南、南家島分室、西)で実施すると明記されています。
したがって実際の連絡先は子育て支援室(079-221-2066)です。18歳未満のお子さんに関する家庭内のさまざまな問題について、保健師や保育士などの専門職が相談に応じます。受付は平日午前9時から午後5時までです。
姫路には「兵庫県姫路こども家庭センター」という名前の機関もありますが、これは兵庫県の児童相談所で、市の窓口ではありません。電話は 079-297-1261(平日9時から17時)です。名前が似ているので取り違えないでください。
| 子育て支援室の担当(お住まいの中学校区) | 場所と電話 |
|---|---|
| 東光、大白書、書写、白鷺小中、琴陵、安室、高岡、四郷学院、城山、東、花田、城乾、増位、広嶺、豊富小中、香寺、神南、林田、置塩、菅野、安富 | 支援中央担当(姫路市中央保健センター内) 079-289-1730 |
| 飾磨東、飾磨中部、飾磨西、山陽、家島、坊勢、灘、大的 | 支援南担当(姫路市南保健センター内) 079-280-2180 |
| 朝日、大津、網干、夢前、広畑 | 支援西担当(姫路市西保健センター内) 079-280-1510 |
子育て支援室の3つの担当は中学校区で分かれます。乳幼児健診は小学校区、地域相談窓口「ひめりんく」も小学校区、手当の受付は本庁と4か所の出先と、姫路市は用件ごとに分け方そのものが違います。どこか分からないときは子育て支援室(079-221-2066)に電話して、内容に合う窓口につないでもらってください。
出典:子育て支援室について(姫路市 わくわくチャイルド)(2026年4月1日 更新)/姫路市子ども・子育て支援事業計画(姫路市)(2026年3月30日 更新)/姫路市子ども・子育て支援事業計画(第3期)本文(PDF)/子育て相談窓口(姫路市 わくわくチャイルド)(2026年8月3日 更新)
ここは全国どこでも同じです。児童福祉法は、通所給付決定を行うのは保護者が住んでいる市町村だと定めています(第21条の5の5ほか)。
事業所が別の市区町村にあっても、使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは、条文にはありません。
ただし、支給量の決め方や面接の進め方は市区町村ごとに違います。決めるのは、お住まいの窓口です。
手ぶらで行っても相談はできます。ただ、次のものがあると話が早く進みます。
①から⑥までにかかる期間は、市区町村と時期によって違います。数週間で進むこともあれば、数か月かかることもあります。急ぐ事情があるときは、最初の相談でそう伝えてください。
発達障害者支援法 第2条は、発達障害を「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」と定めています。
これは法律の定義であって、医学の診断基準とは別のものです。また、支援を受けるために診断名が必ず要る、とは条文に書かれていません。
※上記の出典は2026年9月9日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。