背景として考えられること
- 園での苦手な場面——特定の活動・音・場所・友だち関係など、園の中に「つらい何か」がある。
- 家庭がいい——下の子の誕生や生活の変化で、保護者と離れたくない気持ちが強まっている。
- 疲れ——集団生活は想像以上にエネルギーを使います。特に敏感なお子さまは疲れがたまりやすいと言われています。
- 体調——ことばにできない不調が「行きたくない」として出ることがあります。
朝の対応のコツ
- 気持ちは受け止め、行動は淡々と——「行きたくないんだね」と気持ちを認めつつ、準備は淡々と進める。説得や交渉を長引かせないほうがよいと言われています。
- 朝に決めさせない——行く・行かないの交渉を毎朝することは、親子とも消耗します。特別な事情がある日以外は「行く前提」の流れをつくります。
- 送り出しは短く——別れ際が長いほどつらくなります。「お迎えに来るね、タッチ!」と短く。
- 帰宅後にゆっくり聞く——園の話は、落ち着いた時間に。連絡帳や先生から日中の様子(泣き止んだ時間・楽しめた活動)を聞いておくと安心材料になります。
POINT
多くの場合、送り出し後は切り替えて過ごせていると言われています。「別れ際の涙」と「日中の様子」を分けて見ることが、保護者の心を守ります。
休ませる判断・相談のタイミング
体調不良のサインがある日や、明らかに限界の様子の日に休むことは「逃げ」ではありません。一方で、しぶりが数週間続く・日中も楽しめていない・特定の場面への強い拒否がある場合は、園との面談で背景を探ることをおすすめします。園の中の苦手場面が背景にある場合は、保育所等訪問支援で専門スタッフが園での様子を見る方法もあります。
よくあるご質問
休ませるとクセになりませんか?
体調や限界のサインを見て休むことと、行きたくないから毎回休むことは別です。「休む日は家でゆっくり過ごす(特別に楽しい日にしない)」など、休み方のルールを決めておくとよいと言われています。
何週間も続いています。相談すべきですか?
数週間続く場合は、園との面談で日中の様子を確認することをおすすめします。園の中の特定の場面が背景にあることも多く、対策を園と一緒に考えられます。
発達特性と関係ありますか?
感覚の敏感さや切り替えの苦手さが、集団生活の疲れやすさにつながっている場合があります。しぶり以外の様子も気になるときは、専門機関にご相談ください。
この記事について:本記事は、子育て・発達に関する一般的な情報の提供を目的としています。内容は一般に知られている知見や国・自治体の公的情報に基づいてまとめていますが、お子さまの発達には個人差があり、すべてのお子さまに当てはまるものではありません。診断や治療に関する判断は、医師などの専門機関にご相談ください。制度の内容・手続きはお住まいの自治体や時期により異なる場合があります。最新の情報は各自治体の窓口・公式サイトでご確認ください。
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