入れない背景はさまざま
- 何をするのか分からない——活動の流れやルールの理解が追いついていない。
- 刺激が多すぎる——人数・音・動きの多い場は、感覚的な負担が大きい。
- 一人遊びの段階にいる——遊びの発達には、一人遊び→そばで遊ぶ→一緒に遊ぶ、という段階があると言われています。
- 失敗への不安——「うまくできないかも」が参加の壁になっている。
参加につなげる工夫
- 見ている時間を認める——外から見るのも立派な参加の第一歩。「見てたね」「面白そうだったね」と共有します。
- 役割から入る——「カードを配る係」など、輪の中に「自分の仕事」があると入りやすくなります。
- 小さい集団から——大人数の前に、2〜3人の遊びで成功体験を積みます。
- 得意・好きを入口にする——好きな遊びが集団の活動になっている日は、参加のチャンスです。
POINT
「集団に入れること」自体を目標にせず、「集団の中で楽しかった経験」を目標にする。順番が逆になると、参加はかえって遠のくと言われています。
児童発達支援でできること
当教室では、まずマンツーマンの関わりで「大人と一緒にできた」を積み、その力を小集団の活動で発揮していく段階的な支援(般化)を大切にしています。集団が苦手なお子さまこそ、小さな集団で「できた」を経験する場が役立ちます。
よくあるご質問
一人遊びばかりで友だちに興味がないようです。
遊びの発達には段階があり、一人遊びが中心の時期は自然にあります。年齢や他の様子との組み合わせで見ていくものなので、気になる場合は全体の様子とあわせてご相談ください。
園で加配の先生をお願いすべきでしょうか?
加配(保育補助)の制度や条件は自治体・園によって異なります。園と相談するほか、保育所等訪問支援で専門スタッフが園での様子を見て助言する方法もあります。
無理にでも輪に入れたほうが慣れますか?
無理な参加はかえって集団への苦手意識を強めることがあると言われています。見る参加→そばで参加→部分参加、と階段を作るのがおすすめです。
この記事について:本記事は、子育て・発達に関する一般的な情報の提供を目的としています。内容は一般に知られている知見や国・自治体の公的情報に基づいてまとめていますが、お子さまの発達には個人差があり、すべてのお子さまに当てはまるものではありません。診断や治療に関する判断は、医師などの専門機関にご相談ください。制度の内容・手続きはお住まいの自治体や時期により異なる場合があります。最新の情報は各自治体の窓口・公式サイトでご確認ください。
お子さまのこと、専門スタッフに相談してみませんか
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・早稲田駅徒歩1分)には、言語聴覚士・公認心理師・精神保健福祉士・保育士など多職種の専門スタッフが在籍しています。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。