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東京都世田谷区の乳幼児健診と就学相談——いつ・どこで

最終更新:2026年9月17日
健診で指摘を受けたとき、小学校への入学が近づいたとき——世田谷区では、どこで何をするのか。世田谷区の公式ページで2026-09-17に確かめた事実だけを、出典つきで並べました。
確かめられなかったことは「確認できませんでした」と書いています。

乳幼児健診は、どこで受けるのか(世田谷区)

世田谷区の乳幼児健診は、総合支所健康づくり課で受ける集団健診と、医療機関で受ける個別健診に分かれます。区は各健診や予防接種の望ましい時期に個別に郵送で知らせていて、令和8年度の『乳幼児健康診査等のご案内』(令和8年4月1日現在)に健診ごとの時期と方法がまとまっています。受診票が届かない、通知時期を過ぎて転入した、受診票をなくした、集団健診の日程に行けない(里帰りなど)といったときは、お住まいの地域の健康づくり課に問い合わせます。

1か月児健康診査は生後28日~41日に医療機関で受け、受診票と費用助成の案内は「母と子の保健バッグ」に入っています(令和8年10月1日から都内の委託医療機関で受診票を使えます)。3~4か月児健康診査は、首のすわりなどの成長を確かめるため生後4か月になる月に各健康づくり課で集団・指定日時で行い、通知は生後3か月になった月の月末までに郵送されます。6~7か月児・9~10か月児健康診査は都内の指定医療機関で個別に受けます(案内は3~4か月児健診の案内に同封)。

1歳6か月児健康診査は内科と歯科で場所が分かれます。内科は1歳6か月~1歳11か月までに区内の指定医療機関で個別に受け、通知は1歳5か月になった月の月末までに届きます。歯科は1歳7か月になった月に各健康づくり課で集団・指定日時で行い(1歳11か月まで受けられます)、通知は1歳6か月になった月の翌月までに届きます。2歳6か月児歯科健康診査は2歳6か月~2歳8か月までに区内の指定医療機関で受けます。3歳児健康診査(内科・歯科)は3歳1か月になった月に各健康づくり課で集団・指定日時で行い(3歳11か月まで受けられます)、通知は3歳になった月の翌月までに郵送されます。区は令和4年4月から、健康づくり課の3歳児健診の眼科検査でスポットビジョンスクリーナーによる屈折検査をしていて、異常を指摘されたら専門機関(眼科)を紹介します。

🔴 世田谷区には「5歳児健康診査」があります。令和8年度の案内では、対象の時期は4歳6か月~5歳6か月までで、4月~9月生まれは5月頃、10月~3月生まれは9月頃に郵送で案内が届きます。やり方は二段階で、全員にアンケート調査を行ったあと、該当する方に各健康づくり課での健診が案内されます。つまり、全員が会場で健診を受けるのではなく、アンケートの結果で健診の案内が来る形です。区の令和8年度当初予算概要では、衛生費が増えた主な理由の一つに「5歳児健康診査(+59)」(百万円)が挙がっています。玉川地域の健康づくり課のページも、乳幼児健診として3~4か月児・1歳6か月児歯科・3歳児・5歳児の健診を実施し、対象の方に通知するとしています。

5歳児健康診査とは別に、区の『令和7年度保健福祉総合事業概要』には「4歳6か月児発達相談案内」(平成19年6月開始)が載っています。4歳6か月を迎えた児童の保護者にリーフレットを送り、発達障害などによる支援が必要な状態に気づいたときに、健康づくり課の母子保健相談や子育てステーション発達相談室などの専門機関へ相談できるよう促すもので、令和6年度の延べ送付数は6,426件でした。

健診の日程・受診票などの窓口は、お住まいの地域の健康づくり課の事業係です。世田谷 03-5432-2893、北沢 03-6804-9355、玉川 03-3702-1948、砧 03-3483-3161、烏山 03-3308-8228。育児・健康相談やネウボラ面接(妊娠期面接・産後面接)は保健相談の番号(世田谷 03-5432-2896、北沢 03-6804-9667、玉川 03-3702-1982、砧 03-3483-3166、烏山 03-3308-8246)です。世田谷総合支所の健康づくり課は、窓口が区役所第2庁舎3階34番窓口で、健診会場は世田谷総合支所健康づくり課分室です。健康づくり課では乳幼児健康診査のほか、経過観察健診や育児相談、すくすく歯科相談なども行っています。制度全体の問合せは世田谷保健所健康推進課(03-5432-2446)です。

健診時期と場所
1か月児健康診査生後28日~41日/医療機関(個別)
3~4か月児健康診査生後4か月になる月/各健康づくり課(集団・指定日時)
6~7か月児・9~10か月児健康診査各期間に1回ずつ/都内の指定医療機関(個別)
1歳6か月児健康診査(内科)1歳6か月~1歳11か月/区内の指定医療機関(個別)
1歳6か月児健康診査(歯科)1歳7か月になった月/各健康づくり課(集団・指定日時・1歳11か月まで)
2歳6か月児歯科健康診査2歳6か月~2歳8か月/区内の指定医療機関(個別)
3歳児健康診査(内科・歯科)3歳1か月になった月/各健康づくり課(集団・指定日時・3歳11か月まで)
5歳児健康診査4歳6か月~5歳6か月/全員にアンケート→該当する方に各健康づくり課で健診
5歳児健診はアンケートから
5歳児健康診査は4歳6か月~5歳6か月が対象です。4月~9月生まれは5月頃、10月~3月生まれは9月頃に案内が郵送され、全員のアンケートのあと、該当する方に健康づくり課での健診が案内されます。

出典:乳幼児の健康診査・予防接種のスケジュール(2026年8月10日 更新)/予防接種・健診のご案内(令和8年度 乳幼児健康診査等のご案内・PDF)総合支所業務案内 健康づくり課(2025年4月1日 更新)/世田谷総合支所 健康づくり課(2025年9月17日 更新)/妊娠・出産・育児(玉川地域)(2026年3月9日 更新)/3歳児健康診査でスポットビジョンスクリーナーを用いたスクリーニング検査を実施します(2022年4月1日 更新)/令和8年度(2026年度)当初予算概要(PDF・45ページ)令和7年度保健福祉総合事業概要(PDF・213ページ)

就学相談は、いつ・どこに申し込むのか(世田谷区)

世田谷区の就学相談の窓口は、教育総合センター 支援教育課 支援教育担当(若林5-38-1 教育総合センター1階・電話 03-6453-1514)です。障害や発達上の特性があるお子さんの区立小・中学校または都立特別支援学校への入学・進学や、通級指導学級・特別支援教室などの利用について、望ましい就学先や支援の方法を保護者と一緒に考えます。区の公表では、令和5年度の小学校への入学相談は504件(令和4年度 458件)、中学校への入学相談は322件(令和4年度 317件)でした。

🔴 令和8年度(令和9年4月に小学校入学・中学校進学)の申込みは、令和8年4月15日(水曜日)から始まっています。区の電子申請のページは「小学校入学相談の受付期間は4月15日~10月31日までです。」「中学校進学相談の受付期間は4月15日~6月30日までです。」と書いています。中学校進学相談はすでに締め切られていて、小学校入学相談は10月31日までです。電子申請は申請者ID登録が不要で、スマートフォンからも申し込めます。区の冊子『ふれあいの教育』(令和7年6月発行)は、この期限までに申し込めば3月31日までに相談を終えられるとしています。

申込みは保護者が行います。『ふれあいの教育』では、在籍している園などからの申込みはできず、オンラインでの手続きが難しい場合は電話(03-6453-1514)でも申し込めます(所要時間は15~20分程度)。電話では相談の流れの説明を受け、お子さんの普段の様子、保護者の考え、希望する就学先などを聞かれるので、過去の発達検査の結果や医師の診断書があれば手元に用意します。受付が済むと、就学相談に必要な書類「就学支援ファイル」が自宅に郵送されるので、記入して返送します(発達検査の結果の写し、愛の手帳・身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳を持っている場合はその写しも同封します)。

書類が届いたあと、区内の各教育相談室を会場に、保護者は就学相談員と面談し、お子さんは心理相談員による発達検査等を受けます(これまでに発達検査を受けている場合は、時期などによって行わないことがあります)。母子手帳等があれば持参します。次に教育総合センター等で専門委員会があり、保護者は就学相談担当職員と面談、お子さんは小・中学校の教員等と小集団で活動します(小学校就学児童は6月~2月、中学校進学児童は7月~2月・日時は教育委員会が調整)。その様子をもとに、医師・小中学校長・心理相談員・教員等による就学支援委員会(7月~3月に月1~2回・8月を除く)が望ましい支援や就学先を話し合い、結果は電話で知らされたうえで書面が送られます。教育委員会からの就学通知は原則として1月31日までに送られます。🔴 都立特別支援学校への就学・進学を希望する場合は、このあと東京都教育委員会での相談が続きます。就学支援委員会の結果で自閉症・情緒障害学級が望ましいとされ、そこへの就学を希望する場合は、区指定の様式「医師の診察記録」を出します。

区立小・中学校の特別支援学級は、区のページ(2026年8月6日更新)によると、小学校では固定学級の知的障害が21校、肢体不自由が2校(松沢・奥沢)、自閉症・情緒障害が10校(多聞・旭・池之上・玉川・京西・中町・烏山・船橋・給田・喜多見)、通級指導学級は弱視が笹原、難聴(きこえの教室)が駒沢・烏山北、言語障害(ことばの教室)が駒沢・九品仏・砧・烏山北です。中学校は知的障害が10校、肢体不自由が東深沢、自閉症・情緒障害が4校(桜丘・喜多見・世田谷・玉川)、難聴が駒沢です。発達障害などのある児童・生徒の特別支援教室(区の呼び名は「すまいるルーム」)は小学校・中学校とも全校に設置され、拠点校の教員がグループ内の学校を巡回して指導します。『ふれあいの教育』では、小学校のきこえの教室・ことばの教室は、在籍している学校によって通級先が指定されています。

すでに小・中学校の通常の学級に通っているお子さんがすまいるルームを使いたいときは、事前に在籍校の先生に伝えたうえで、支援教育担当へオンライン等で申し込みます(在籍校からの申込みはできません)。心理相談員による発達検査と、小学校は校内委員会・中学校は利用相談会を経て、特別支援教室利用支援委員会等で支援の方法が話し合われます。弱視・難聴・言語障害の通級指導学級は、各学級に直接相談します。通常の学級と特別支援学級の間の転籍や特別支援学校への転校(転学相談)は、流れがお子さんによって違うので、10月末までに支援教育担当へ直接問い合わせるよう案内されています。

就学時健康診断は、令和9年4月に小学校へ入学する予定のお子さんが対象で、住所ごとに指定された学区域の区立小学校で受けます。案内は令和8年9月中旬に送られ、健診は令和8年10月8日(木曜日)から11月26日(木曜日)の期間の、指定校ごとの実施日です(日程は区の「令和8年度就学時健康診断日程表」)。都合が合わないときは、保護者が指定校と受診を希望する学校の両方に直接連絡すれば他校でも受けられますが、定員を超えた学校は他校からの受入れを断る場合があります。他校でも受けられなかった方向けに区施設での欠席者検診も予定されています。区は「受診は強制ではありませんので、区立小学校入学に際して支障はありません。」としています。健診の問合せは学校健康推進課 学校健康推進係(03-5432-2693)、指定校変更や外国籍の方の就学手続きは学務課就学係(03-5432-2683)です。

相談の種類受付期間と窓口
小学校入学相談(令和9年4月入学)令和8年4月15日~10月31日/電子申請(電話 03-6453-1514 でも可)
中学校進学相談(令和9年4月進学)令和8年4月15日~6月30日(受付終了)/電子申請
在籍中のすまいるルーム(特別支援教室)支援教育担当へオンライン等で申込み(在籍校からの申込みは不可)
弱視・難聴・言語障害の通級指導学級(在籍中)各学級に直接相談
転学相談(学級間の転籍・特別支援学校への転校)10月末までに支援教育担当 03-6453-1514 へ
就学時健康診断令和8年10月8日~11月26日の指定校の実施日/学校健康推進課 03-5432-2693
小学校入学相談は10月31日まで
令和9年4月に小学校へ入学するお子さんの就学相談は、令和8年10月31日までに電子申請(難しければ電話 03-6453-1514)で申し込みます。園からは申し込めないので、保護者が手続きします。

『ふれあいの教育』は令和7年6月発行で、冊子内の特別支援学級一覧は令和7年4月1日現在です。学校名は区の「特別支援学級・特別支援教室」ページ(2026年8月6日更新)のほうが新しく、小学校の自閉症・情緒障害学級に中町・給田・喜多見が加わっています。

出典:就学相談(入学・中学進学相談)(2026年4月17日 更新)/【電子申請】令和8年度就学相談の申込について(小学校入学・中学校進学相談)(2026年4月10日 更新)/ふれあいの教育(PDF)特別支援学級・特別支援教室(2026年8月6日 更新)/就学にあたっての健康診断(就学時健康診断)(2026年9月17日 更新)/教育相談室(2026年4月1日 更新)

小学校に上がったあとの学びの場

就学相談では、通常の学級のほかに、次のような学びの場を一緒に考えます。それぞれが法律でどう位置づけられているかは、次の記事にまとめています。

この記事で書かないこと

出典

※上記の出典は2026年9月17日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。

よくあるご質問

就学相談はいつまでに申し込めばよいですか。
令和9年4月に小学校へ入学するお子さんは、令和8年10月31日までに電子申請で申し込みます(中学校進学相談は6月30日で締め切り)。園からは申し込めないので保護者が手続きし、オンラインが難しければ支援教育課(03-6453-1514)に電話でも申し込めます。
世田谷区に5歳児健診はありますか。
あります。5歳児健康診査は4歳6か月~5歳6か月が対象で、4月~9月生まれは5月頃、10月~3月生まれは9月頃に案内が郵送されます。全員にアンケート調査を行ったあと、該当する方に各健康づくり課での健診が案内されます。
5歳児健診は、どの市区町村でも受けられますか?
市区町村によって違います。母子保健法 第12条が市町村に実施を義務づけているのは、満1歳6か月を超え満2歳に達しない幼児と、満3歳を超え満4歳に達しない幼児の健康診査です。それ以外の健康診査は第13条で「必要に応じ」行うものとされていて、5歳児健診の有無や対象は市区町村ごとに決まります。
就学先は、教育委員会が保護者の意見を聞かずに決めるのですか?
いいえ。学校教育法施行令 第18条の2 は、市町村の教育委員会が障害のある子どもの就学先について通知しようとするときは、保護者と、教育学・医学・心理学などの専門家の意見を聴くと定めています。
入学する学校の通知は、いつまでに届きますか?
学校教育法施行令 第5条は、市町村の教育委員会が小学校などの入学期日を、翌学年の初めから2か月前までに保護者に通知すると定めています。就学相談の申し込みの締め切りは、それより前に市区町村ごとに決まっています。
この記事について:本記事は、子育て・発達に関する一般的な情報の提供を目的としています。内容は学会・職能団体・国の機関が公開している情報にもとづいてまとめていますが、お子さまの発達には個人差があり、すべてのお子さまに当てはまるものではありません。診断や治療に関する判断は、医師などの専門機関にご相談ください。

制度のこと、見学のときに一緒に確認できます

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