江戸川区の乳幼児健診は、区内8か所の健康サポートセンターで受ける集団健診と、指定医療機関で受ける個別健診に分かれます。集団健診の会場は、お住まいの町丁名で決まる担当の健康サポートセンターで、区は「健康サポートセンター所管区域一覧」で町丁名から担当を引けるようにしています。🔴 3歳児健康診査などのページには「会場の変更はできません。」と明記されています。また各健診は受診期間内に受ける必要があり、期間を過ぎると受けられません。
乳児健康診査(3・4か月)は、0歳3か月以上0歳6か月未満が対象で、0歳3か月に達する月の下旬に案内が届きます。会場は担当の健康サポートセンターで日時指定です。内容は医師による診察、身体測定、保健師による健康・育児相談と栄養士による栄養相談の個別相談で、持ち物は母子健康手帳、質問票、子育て質問票、バスタオルです。続く6から7か月児・9から10か月児健康診査は、乳児健康診査で渡される受診票を使って指定医療機関で受けます。
1歳6か月児健康診査は、内科と歯科で場所が違います。内科健診は1歳5か月に達する月の下旬に受診票が届き、区内指定医療機関で受けます(1歳6か月から2歳未満。2歳になる日の前日まで)。歯科健康診査は担当の健康サポートセンターで予約制で、歯科医師による歯科健診と、歯科衛生士・保健師・栄養士の個別相談があります。🔴 区の『発達障害支援情報ガイド』は、この1歳6か月児歯科健康診査の保健師による健康・育児相談にM-CHAT短縮版を活用した発達や育児の相談が含まれることを書いています。
3歳児健康診査は3歳に達する月の下旬に案内が届き、3歳から4歳未満(対象時期は3歳1か月の頃)に担当の健康サポートセンターで予約制で受けます。内容は歯科医師による歯科健診、尿検査、屈折検査(スポットビジョンスクリーナー)、身体測定、医師による内科健診、保健師・栄養士・歯科衛生士の個別相談です。持ち物は母子健康手帳、問診票、目と耳のアンケート(自宅で視力検査・聴力検査を行って記入)、尿検査容器、タオルです。区は、目の機能は3歳頃までに急速に発達し6歳頃には終わるため、弱視や目の異常を見逃さないよう屈折検査を行うと説明しています。
健診のあとのフォローも区が公開しています。『発達障害支援情報ガイド』の表によると、1歳6か月児健康診査・1歳6か月児歯科健康診査・3歳児健康診査の事後フォローには心理相談員による子ども(発達)相談、乳幼児経過観察健診、保健師による個別支援(電話・面接・訪問)があります。子ども(発達)相談は各健康サポートセンターの予約制で、1歳6か月児歯科健康診査と3歳児健康診査では健診日に合わせて相談することもできます。さらに、ことばの遅れや対人関係に課題のあるお子さんとその保護者を対象にした1歳6か月児心理集団指導(各健康サポートセンター・登録制・月1回)があり、こちらは子ども(発達)相談を経たうえでの参加です。
🔴 江戸川区の5歳児健康診査は、令和8年度に始まりました。区は「令和8年度より5歳児健康診査がはじまりました」と告知し、対象は今年度に5歳の誕生日を迎えるお子さん(令和8年度は令和3年4月2日生から令和4年4月1日生)、案内は5歳になる年度の5月頃としています。区内の保育園・幼稚園に通っている方には園から直接配られ、認可外保育施設・インターナショナルスクール・区外の園に通う方と、園に通っていない方には自宅へ郵送されます。区は「5歳児健康診査は任意の幼児健康診査です。」と書いています。
5歳児健康診査の中身は3つです。(1)保護者によるアンケート(子どもの強さと困難さアンケート=SDQと、こども家庭庁の5歳児健康診査問診表などを含む。10分程度・二次元コードから回答)、(2)医師による診察、(3)心理士等が園を訪問して集団遊び等の様子を観察。🔴 受け方は、通っている園の種類で3通りに分かれます。区内の園に通っている子は園の定期健診が診察を兼ね、心理士が園を訪問します。認可外保育施設・インターナショナルスクール・区外の園に通っていて定期健診の機会がない子と、園に通っていない子は、アンケート回答後に案内される区内指定機関での5歳児相談会(8月から12月頃)で医師の健診と心理士の集団観察を受けます。区は療育に通っている場合も「対象となる児童の保護者様全員にご回答をお願いしています。」としていて、療育利用中でも対象から外れません(アンケートの中に療育利用の有無を答える欄があります)。
5歳児相談会を行う指定機関は、区立の児童発達支援センター4か所(発達相談・支援センター=平井4-1-29、篠崎児童発達支援センター=篠崎町3-18-5、葛西児童発達支援センター=宇喜田町175、小岩児童発達支援センター=北小岩2-14-17)です。区は、5歳児健康診査を区の委託を受けた特定非営利活動法人ADDS(発達相談・支援センターの指定管理を担う法人)を主として、区内4つの児童発達支援センターが一部を実施していると書いています。アンケート回答後のお知らせは9月から12月頃に届きます。区のQ&Aは、お知らせが届いたあとでも「随時相談を受け付けております。どなたでもお気軽にご相談ください。」として、4か所の児童発達支援センターを案内しています。
5歳児健康診査の問い合わせ先は用件で分かれます。案内の紛失・アンケートの二次元コード・お知らせの再発行・区に住民登録がない場合は健康部健康サービス課母子保健係(03-5661-2466)、アンケートの内容・相談会・進行状況は5歳児健診受託事業者(03-6822-4501)、研究機関への情報提供の同意の撤回は福祉部障害者福祉課障害施設係(03-5662-8027)です。年度途中の転入は、4月から9月の転入なら11月頃に自宅へ郵送、10月から3月の転入で前の自治体で5歳児健診を受けていない方は受託事業者へ問い合わせる形です。
里帰りなどで区外の自治体で乳児健康診査・3歳児健康診査などを受けたいときは、受け入れの可否や依頼先の自治体名・部署名・住所を電話等で先に確かめたうえで、電子申請で依頼します。健診の日程や受診票の再交付など、そのほかの相談は、お住まいの地域の健康サポートセンターです。
| 健診・教室 | 時期と場所 |
|---|---|
| 1か月児健康診査 | 生後28日から41日まで/指定医療機関(妊娠届出のときに案内) |
| 乳児健康診査(3・4か月) | 0歳3か月から6か月未満/担当の健康サポートセンター(日時指定) |
| 6から7か月児・9から10か月児健康診査 | 指定医療機関(受診票は乳児健康診査で配布) |
| 1歳6か月児健康診査(内科健診) | 1歳6か月から2歳未満/区内指定医療機関 |
| 1歳6か月児歯科健康診査 | 1歳6か月から2歳未満/担当の健康サポートセンター(予約制) |
| 3歳児健康診査 | 3歳から4歳未満(3歳1か月頃)/担当の健康サポートセンター(予約制) |
| 5歳児健康診査 | 今年度5歳になる子/案内は5歳になる年度の5月頃。園での健診+園訪問、または区内指定機関の5歳児相談会 |
| 子ども(発達)相談・1歳6か月児心理集団指導 | 各健康サポートセンター(相談は予約制、集団指導は登録制・月1回) |
出典:子どもの健診(乳幼児健康診査)・講習会一覧(2026年4月1日 更新)/5歳児健康診査(2026年8月1日 更新)/3歳児健康診査(2026年5月15日 更新)/1歳6か月児健康診査(内科健診)(2026年9月1日 更新)/1歳6か月児歯科健康診査(2026年3月1日 更新)/乳児健康診査(3・4か月)(2026年3月1日 更新)/健康サポートセンター所管区域一覧(2026年3月1日 更新)/子どもの相談(2026年3月1日 更新)/発達障害支援情報ガイド 第2章 乳幼児期(PDF)
江戸川区の就学相談の窓口は、教育委員会事務局 学務課 相談係(03-5662-1627)です。来年度に小学校へ入学するお子さんで、心や体などの発達に心配がある場合の相談を受けています。🔴 申込みは電子申請と電話の2段構えです。区の就学相談の事前申請フォームにお子さんの状況を入力し、完了時に表示される受付番号を確認したうえで、電話で面談日を予約します。手続きの関係でフォーム入力の翌日以降に電話するよう案内されていて、区は「電子申請後2週間以内に電話連絡をするようにしてください。」と書いています。フォームを送っただけでは受付が終わりません。
小学校の就学相談の申し込み期間は、令和8年4月13日(月曜日)から令和8年10月30日(金曜日)までです。持ち物は医師診察記録(様式3)・心理発達検査・母子手帳です。区は「通常学級のみを希望し、特別支援学校や特別支援学級を就学先としてお考えでない場合は、申し込む必要はありません。」とし、通常学級で特別支援教室(巡回指導)を希望する場合の申込み先は就学予定校だと書いています。通常学級に進むけれど不安がある、というときのために、区は「就学支援シート ともだち」(手書き用とエクセル入力用)を用意しています。
相談の流れは、区が「江戸川区の就学相談(小学校知的障害の例)」として公開しています。申し込み → 学務課相談係の相談室等での就学相談の実施(就学相談票・面接票などの就学支援ファイルを作り、日常生活の様子や保護者の意向を聞き取り、医師診察記録や心理検査結果を提出。担当は特別支援教育相談員と事務職員)→ 特別支援学校・特別支援学級の見学・体験 → 行動観察会 → 就学支援委員会 → 保護者へ連絡 → 就学先の決定または継続相談、という順です。
🔴 行動観察会は、お子さんが実際に活動する様子を見る場です。区の資料は、子ども1人に大人1人がつく個別活動と、子ども7人程度に大人1人の集団活動、そして保護者面接の3つを行うと書いています。そのあとの就学支援委員会は、特別支援学校長経験者、特別支援学級設置校長経験者、医師、特別支援学級(知的障害)設置校長・教員、教育研究所教育相談員(心理士)、特別支援学校コーディネーター、教育指導課指導主事、学務課特別支援教育相談員で構成され、医師診察記録・発達に関する検査結果・学校(学級)体験の様子・在籍園での状況をもとに審議します。区のQ&Aは、委員会の判断と違う学びの場を希望する場合は、保護者・就学希望校・教育委員会の三者で十分に確認したうえで決定される、と書いています。
🔴 中学校の就学相談は、小学校とは日程も申込み先も違います。対象は令和9年4月に特別支援学級(知的障害)・特別支援学校へ入学を希望する小学6年生と、現在特別支援学級に在籍していて通常学級への入学を希望する小学6年生です。まず事前申請フォームに令和8年5月15日(金曜日)から令和8年6月30日(火曜日)までに入力し、次に指定の中学校特別支援学級へ直接電話して面談日を予約します(申込期間は令和8年7月2日(木曜日)から令和8年7月31日(金曜日)の午前9時から16時)。電話先は小松川中・松江第一中・松江第五中・二之江中・清新第一中・瑞江第二中・鹿本中・篠崎中・小岩第五中の9校です。必要書類は医師診察記録(様式3)・心理発達検査・愛の手帳(所持者のみ)です。
在学中の転学相談と、通級指導学級(弱視・難聴・言語)の相談は、どちらも令和8年4月13日(月曜日)から令和8年12月28日(月曜日)まで受け付けています。手続きは小学校の就学相談と同じで、事前申請フォームのあとに学務課相談係へ電話します。転学相談は在籍学校の担任と管理職の先生に相談し、転学相談がふさわしいと判断されてから申請する形で、医師診察記録(診断書)は任意です。
🔴 自閉症・情緒障害特別支援学級は、就学相談ではなく在籍学校から申し込みます。小学校は令和8年4月から篠崎第四小学校に開設されていて、受付は在籍学校で令和8年6月1日(月曜日)から令和8年7月17日(金曜日)、9月に行動観察、10月16日に就学支援委員会、11月下旬頃に結果の通知です。中学校は令和9年4月から鹿骨中学校に開設され、受付は令和8年7月1日(水曜日)から令和8年9月11日(金曜日)、10月に行動観察、11月13日に就学支援委員会、12月中旬頃に通知です。対象は、知的発達の遅滞がないこと、区立小中学校に在籍していること、特別支援教室における巡回指導をすでに1年以上受けており、巡回指導では課題の改善が困難であること、当該学年の学習内容を習得する能力があること、在籍校に継続して登校していること、の5つすべてに該当する子です。区は注意欠陥多動性障害と学習障害は特別支援教室における指導対象、自閉症があり多動とみなされる行動がみられる場合も特別支援教室の指導対象、令和9年度に新1年生になる児童は除く、年度途中の転学は行わない、とも書いています。
区立学校の学びの場は4種類あります。知的障害の特別支援学級(固定)は小学校14校(平井東・松江・第三松江・船堀・二之江・第二葛西・第三葛西・新田・臨海・瑞江・春江・篠崎第三・南小岩・中小岩)と中学校9校(小松川・松江第一・松江第五・二之江・清新第一・瑞江第二・鹿本・篠崎・小岩第五)です。通級指導学級は、弱視が第四葛西小・小岩小・松江第一中、きこえの教室が第六葛西小・中小岩小・鹿本中、ことばの教室が大杉小・南葛西第三小・清新第一小・中小岩小にあります。特別支援教室は全小・中学校に設置され、拠点校(小学校15グループ・中学校6グループ)から先生が在籍校へ巡回して指導します。都立では、肢体不自由と知的障害の鹿本学園(本一色2-24-11)が区内にあります。
就学時健康診断は、令和9年4月に小学校へ入学する令和2年4月2日から令和3年4月1日生まれのお子さんが対象です。令和8年度は10月19日から11月26日まで、区内の各小学校で1日ずつ行われます(65会場)。詳しい案内は10月上旬頃に保護者あてに郵送されます。持ち物は、就学時健康診断のお知らせ、就学時健康診断調査票、子どもの強さと困難さアンケート(二次元コードから回答)、母子健康手帳、上履きと靴を入れる袋、筆記用具です。区は「入学予定校での受診が原則ですが、やむを得ず入学予定校で受診できない場合は、健診会場を変更するお手続きをお願いします。」とし、会場変更や欠席の手続きはLoGoフォームで、令和8年10月8日(木曜日)午前8時30分開始予定としています。問い合わせは学務課給食保健係(03-5662-1626・直通)です。
| 相談の種類 | 申込みの期間と方法 |
|---|---|
| 小学校の就学相談 | 令和8年4月13日から10月30日/事前申請フォーム→学務課相談係 03-5662-1627へ電話 |
| 中学校の就学相談 | フォームは5月15日から6月30日/指定中学校へ電話は7月2日から7月31日(9時〜16時) |
| 転学相談(在学中) | 令和8年4月13日から12月28日/在籍校と相談してから申請。医師診察記録は任意 |
| 通級指導学級(弱視・難聴・言語) | 令和8年4月13日から12月28日/フォーム→学務課相談係へ電話 |
| 自閉症・情緒障害特別支援学級(小) | 令和8年6月1日から7月17日/在籍学校へ申し込み(篠崎第四小) |
| 自閉症・情緒障害特別支援学級(中) | 令和8年7月1日から9月11日/在籍学校へ申し込み(令和9年4月 鹿骨中に開設) |
| 特別支援教室(巡回指導) | 就学予定校または在籍校へ相談(学務課では受け付けない) |
出典:就学相談および特別支援教育(2026年6月30日 更新)/江戸川区の就学相談(小学校知的障害の例・PDF)/就学相談Q&A(PDF)/就学時健康診断のお知らせ(令和8年度実施)(2026年9月1日 更新)/教育相談室(2025年11月26日 更新)
就学相談では、通常の学級のほかに、次のような学びの場を一緒に考えます。それぞれが法律でどう位置づけられているかは、次の記事にまとめています。
※上記の出典は2026年9月16日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。
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