伊那市の乳幼児健診は、0歳から3歳までのお子さんを対象に実施されます。市のページは「お子さんの成長や発達を確認したり、子育て世代の親子同士が交流できたりする場」と説明しています。健診の種類は4か月児健診、6か月児相談、10か月児健診、1歳6か月児健診、2歳児健診、3歳児健診の6つです。内容は身体計測、問診、歯科相談、歯科健診、内科診察、栄養相談、臨床心理士相談、言語相談などで、健診の種類によって内容が異なります。会場はすべて伊那市保健センターです。
伊那市は、市内の地区をAとBの2つのグループに分けて乳幼児健診を実施しています。「地区のグループ分けは乳幼児カレンダーでご確認下さい」と案内があり、市自身が「令和7年度と令和8年度でグループが違う地区があります」と注記しています。案内通知は健診の約1か月前に各家庭へ郵送で届きます。日程の変更などの問い合わせ先は伊那市子育てサポート課母子保健係です。
伊那市は、令和8年度時点で5歳児健診(5歳児健康診査)を実施していません。市の乳幼児健診の案内ページに載っている健診の種類は前述の6つだけで、5歳児は含まれていません。『伊那市こども計画(案)』(令和7年度から令和11年度)の本文を検索しても、5歳児健診について書かれた箇所は見つかりませんでした。『伊那市 令和8年度 主要事業の概要』にも5歳児健診の記載はありませんでした。今後の実施予定を示す資料も、確認した範囲では見当たりませんでした。
健診とは別の仕組みとして、「育ちの相談」があります。市の『発達支援ケアパス』によれば、言語聴覚士等と個別相談ができるもので、問い合わせ先は子育てサポート課母子保健係です。健診で気になることがあったときに、そのまま個別の相談へつなげられる入口です。
「健康相談」は、本庁(健康推進課保健係)のほか、高遠町総合支所・長谷総合支所でも実施されています。『福祉の手引き』の「様々な悩みに関する相談窓口」の表は、健康相談の窓口として伊那市役所健康推進課保健係・高遠町総合支所市民福祉課保健福祉係・長谷総合支所市民福祉課保健福祉係の3つを並べ、各種健診についての相談やからだとこころの相談全般を扱うとしています。健診そのものの会場は保健センター1か所ですが、健診に関する相談は高遠・長谷の総合支所でも受けられます。
妊娠・出産・子育てに関する相談は、伊那市保健センター内の子育てサポート課母子保健係(電話0265-78-9711)が窓口です。『福祉の手引き』の同じ相談窓口一覧によれば、保健師が妊娠・出産・子どもの成長発達や子育ての悩みについて相談に応じ、栄養士が離乳食の相談に応じるとされており、乳幼児健診とあわせて相談できる体制になっています。
| 健診の名前 | 実施場所 |
|---|---|
| 4か月児健診 | 伊那市保健センター(地区A・Bで日程が異なります) |
| 6か月児相談 | 伊那市保健センター |
| 10か月児健診 | 伊那市保健センター |
| 1歳6か月児健診 | 伊那市保健センター |
| 2歳児健診 | 伊那市保健センター |
| 3歳児健診 | 伊那市保健センター |
健診ごとの詳しい対象月齢・受付時間・持ち物は、市が発行する『令和8年度 乳幼児カレンダー』(PDF)に掲載されています。日程は年度ごとに変わるため、届いた個別の案内通知を優先してください。
出典:乳幼児健診/乳幼児健診のお知らせ(2026年4月9日 更新)/発達支援ケアパス(PDF)/伊那市こども計画(案)(PDF)/伊那市 令和8年度 主要事業の概要(PDF)/障害者のための福祉の手引き(PDF・様々な悩みに関する相談窓口)
伊那市には「就学相談」という名前の独立したページはありません。就学に関する相談は、教育委員会 学校教育課が担当しています。学校教育課には3つの係があり、学務係(内線2713)が「教職員、教科書、教材、通学区、就学支援に関すること」、教育支援係(内線2717、2718、2734)が「教育支援、読み書き支援、相談支援、いじめ・不登校対策に関すること」を担当しています。市の『発達支援ケアパス』は教育についての相談先を「学校教育課 0265-78-4111(内)2718」とし、「教育相談、就学相談、特別支援教育(合理的配慮など)に関する相談」と書いています。
『発達支援ケアパス』にまとめられた流れによると、就学相談は「教育相談」の延長として位置づけられています。発達に気になるところがあり配慮や支援を望む家族が教育相談を受け、入学前にその内容を学校へ共有したうえで、教育委員会が園・学校との間で就学先の相談(就学相談)を行い、医学的・心理的な観点や家族の希望も含めて総合的に就学先を判断する、という流れがケアパスの図に示されています。締切や申込方法、相談にかかる時間は、市のホームページにもケアパスにも書かれていません。年長さんの秋を迎える前に、まず学校教育課(内線2718)へ電話することをおすすめします。
伊那市こども家庭センター(保健センター内、0265-72-0999)も「就学についての相談」を受け付けています。市のページには相談内容の例として「個別相談」「就学についての相談」「教育に関する相談」が挙げられていて、就学の悩みは学校教育課だけでなく、こども家庭センターからも相談を始められることが分かります。
就学時健康診断は、学校教育課(学務係)が担当します。『発達支援ケアパス』によれば、実施機関は入学予定の小学校で、入学の5から6か月前に実施されます。健診とあわせて、就学時健診では心理士等の専門職と個別相談ができるともケアパスに書かれています。ただし、実施日の一覧や申込方法は市のホームページに専用ページとして公開されていませんでした。
ことばに障害のある児童への相談・指導は、「ことばの教室」が受けています。実施施設は伊那小学校内・高遠小学校内の「ことばの教室」の2か所で、問い合わせ先は教育委員会 学校教育課 教育支援係(電話0265-78-4111 内線2734)です。
特別支援学級・通級指導教室が具体的にどの小中学校に何学級あるか、伊那市は令和8年度時点の一覧をホームページ上には公開していません(教育要覧などの冊子でのみ確認できる可能性があります)。学校ごとの設置状況を知りたい場合は、通っている(通う予定の)学校または学校教育課へお問い合わせください。
長野県教育委員会が作成した就学相談リーフレット(外部サイト)へのリンクも、市の「子どもの発達に関する相談」ページから張られています。県の資料は制度の全体像を知るのに役立ちますが、伊那市での実際の相談先・連絡先は、あくまで学校教育課とこども家庭センターです。
就学相談の締切・申込方法・所要時間は、市のページにも『発達支援ケアパス』にも記載がなく、伊那市は公表していません(学校教育課・こども家庭センターまで確認したURLの範囲では見当たりませんでした)。年長さんの年は早めに学校教育課へ相談することをおすすめします。
出典:発達支援ケアパス(PDF)/学校教育課(2025年4月1日 更新)/子どもの発達に関する相談(2026年6月8日 更新)/伊那市こども家庭センター(2026年5月25日 更新)/障害者のための福祉の手引き(PDF・ことばの教室)
就学相談では、通常の学級のほかに、次のような学びの場を一緒に考えます。それぞれが法律でどう位置づけられているかは、次の記事にまとめています。
※上記の出典は2026年9月24日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。
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