結論から——市川市で、まず電話をかける先
発達を指摘されたあと、市川市で最初にすることはひとつだけです。いくつもの窓口を回る必要はありません。
最初の一本
お子さんの発達で心配なことがあれば、まず「市川市こども発達相談室(ぺあ)」(電話 047-370-3577)に電話してください。0歳から18歳までが対象で、費用は無料です。来所による相談は予約制なので、電話で初回相談の予約をとります(電話相談は随時受け付け)。
場所は
市川市こども発達センター2階(大洲4-18-3)で、同じ建物の1階に受給者証を出す
発達支援課があります。
市役所(八幡)ではありません。市川市に区はありませんが、健診・教育相談・こども家庭センターは
行徳・南行徳側にも窓口があり、用件ごとに分かれ方が違います。
市川市の窓口の情報は、3つのページに分けています。今日ぜんぶを読む必要はありません。知りたいことが載っているページだけ開いてください。
発達の相談は、どこにするのか(市川市)
市川市の発達相談の入口はこども発達相談室(ぺあ)です。市川市こども発達センター2階(〒272-0032 市川市大洲4丁目18番3号)にあり、電話は 047-370-3577、受付時間は月曜日から金曜日の午前9時から午後5時(土曜・日曜・祝日・年末年始を除く)です。市内に1か所で、住んでいる地域で担当が分かれることはありません。
対象は市川市内に住所のある0歳から18歳までのお子さんで、費用は無料です。来所による相談は予約制で、まず電話をして初回相談の予約をとります。電話による相談は随時受け付けています。
初回相談の所要時間は約50分です。保護者から生育歴・生活状況・心配なことを詳しく聞き取り、専門職員が一緒に遊びながらお子さんの様子を見ます。その後は希望を聞きながら継続相談・個別相談や療育につなぎます。担当するのは公認心理師等・保育士・言語聴覚士・作業療法士・理学療法士・保健師/看護師などで、内容に応じて分かれます。
- こども発達センターの代表番号は 047-370-3561 ですが、発達の相談は 047-370-3577 です。市も「お子様の発達のご相談はこども発達相談室(ぺあ)047-370-3577 へおかけください」と注記しています
- 市が運営する児童発達支援はあおぞらキッズ(行動・情緒・知的発達に課題をもつお子さん)とおひさまキッズ(主に運動発達に課題をもつお子さん)で、いずれもこども発達センター内にあり、利用には通所受給者証が必要です
- こども発達センターの休みは土曜・日曜・祝日・年末年始です。駐車場は無料ですが台数に限りがあります
- 「そよかぜキッズ」の民営化にともない、幼児ことばの教室(稲荷木)は令和7年12月末日をもって閉室しました
| 相談の入口 | 対象・連絡先 |
| こども発達相談室(ぺあ) | 市内に住む0歳から18歳まで。市川市こども発達センター2階(大洲4-18-3)。電話 047-370-3577(月曜日から金曜日 午前9時から午後5時)。来所相談は予約制、電話相談は随時 |
| 教育センター | 不登校、特別支援学級・特別支援学校を含む進路など、学校生活に関する相談。市川市生涯学習センター3階(鬼高1-1-4)電話 047-320-3336/行徳相談室(行徳支所2階・末広1-1-31)電話 047-318-3223 |
| こども家庭センター | 妊娠期から18歳までの子育て全般の相談。市川市役所第一庁舎2階(八幡1-1-1)。子育て相談専用 047-711-0679 |
| 医療機関 | 自閉スペクトラム症やADHDなどの診断について知りたい場合。市は「児童の発達障がいに関する診療を行っている医療機関」の一覧を公開しています |
就学後は相談先が分かれます
小学生以降(6歳から18歳)については、市は3つの入口を示しています。
こども発達相談室(初回相談を希望する場合はまず電話)、
教育センター(不登校や進路など学校生活に関すること)、
医療機関(診断を知りたい、診断をもとに学校へ支援を頼みたい場合)です。相談したい内容によって、かける先が変わります。
こども発達センターでは、通所受給者証の申請に必要な在籍証明書・報告書・スマイルプラン・意見書・情報提供書の発行も受け付けており、オンライン申請の窓口があります。
出典:こども発達相談室(ぺあ)(市川市)(2026年9月4日 更新)/市川市こども発達センター(市川市)(2026年6月26日 更新)/未就学児のお子さん(0~6歳)の発達相談(市川市)(2025年10月27日 更新)/小学生以降のお子さん(6~18歳)の発達相談(市川市)(2026年3月19日 更新)/こども発達相談室パンフレット(市川市・PDF)
こども家庭センター(市川市)
市川市は令和6年度に「こども家庭センター」を設置しました。市のこども計画には「令和6年度に設置した『こども家庭センター』では児童福祉と母子保健の一体的な相談支援等を行い、産前産後から子育て期を通じた切れ目のない継続的な支援を提供できる体制を構築してまいります」と書かれています。所管はこども家庭部 こども家庭相談課で、計画上の「こども家庭センター型」の実施施設数は1か所です。
相談の窓口は市川市役所 第一庁舎2階(八幡1丁目1番1号)にあり、電話は047-711-0679(子育て相談専用)、虐待相談ダイヤルは047-711-1697です。電話の受付時間は月曜日から金曜日の午前8時45分から午後5時15分(年末年始・祝日を除く)です。来所して相談する場合は、電話またはオンライン窓口予約で事前に予約します。
対象は妊娠期から18歳までのこどもと保護者および関係者です。こどもの養育、家庭でのしつけ、家族関係など子育てに関するあらゆる相談を窓口・電話で受け、市の子育て支援サービスの紹介や専門機関の案内も行います。担当するのは家庭相談員です。
- 主な相談内容として市が挙げているのは、子育てに関する不安、こどものこと(友達と遊べない、母親から離れない、乱暴、落ち着きがない、言葉の発達のこと、しつけ、生活習慣など)、生活のこと(園や学校に行きたがらない、いじめ、友達・先生とうまくいかないなど)です
- 相談はFax(047-711-1754)やインターネットでも受け付けています。回答を希望する場合は連絡先を書きます。急ぎの用件は開庁時間内の電話が確実です
| 窓口 | 場所・電話 |
| こども家庭センター(子育て相談) | 市川市役所 第一庁舎2階(八幡1-1-1)。子育て相談専用 047-711-0679。来所相談は予約制(電話またはオンライン窓口予約) |
| 虐待相談ダイヤル | 047-711-1697 |
| こども家庭相談課 母子保健グループ | 市川市保健センター1階(南八幡4-18-8)。047-377-4511。乳幼児健診など母子保健の担当 |
| 南行徳こども家庭センター | 南行徳市民センター(南行徳1-21-1)。047-359-8785。南行徳市民センターが会場の乳幼児健診の問い合わせ先でもあります |
「こども家庭センター」は名前が2つの場所で使われています
市川市では、市役所第一庁舎2階の相談窓口が「こども家庭センター」で、これとは別に南行徳市民センターに
「南行徳こども家庭センター」(047-359-8785)があります。南行徳こども家庭センターは乳幼児健診の会場別の問い合わせ先としても案内されています。
電話をかける前に、どちらの窓口の用件かを確かめてください。
こども家庭センターは、児童福祉法の改正により令和6年4月から市町村が設置に努めることとされた、児童福祉と母子保健の相談支援を一体的に行う仕組みです。市川市はこども計画(令和7年3月)の中で、こども家庭センター型の利用者支援事業を令和7年度から令和11年度まで1か所で継続する計画を示しています。
出典:こども家庭センターを紹介します(市川市)(2025年10月27日 更新)/市川市こども計画 令和7年3月(市川市・PDF)/こども家庭部(市川市 組織案内)/行徳支所(市川市 組織案内)
相談の前に、用意しておくとよいもの
手ぶらで行っても相談はできます。ただ、次のものがあると話が早く進みます。
- 母子健康手帳——健診での指摘は、たいていここに書かれています
- 健診で渡された紙——「要経過観察」「要紹介」などの判定が書かれていることがあります
- 気になっていることを3つだけ書いたメモ——全部言おうとすると、かえって伝わりません
- いつごろから気になったか——月単位でかまいません
- 園や学校で言われたこと——連絡帳の写しがあれば、そのまま持って行けます
メモの書き方
「言葉が遅い」ではなく、
「2歳半で、単語は10個くらい。二語文は出ていない」のように、
数と場面で書くと、相手に正確に伝わります。
相談の場で聞かれることと、その理由は発達相談で聞かれることに、申請までに整理しておくと話が早いことは受給者証申請の準備チェックリストにまとめています。
相談したあと、どう進むのか
- 相談——話を聞いてもらいます。ここで終わることもあります
- 発達の確認——必要に応じて、発達検査や医師の診察に進みます
- 受給者証の申請——支援を使うと決めたら、住んでいる市区町村に申請します
- 面接・調査——市区町村の担当者が、状況と必要な量を確かめます
- 受給者証の交付——支給量(月に何日使えるか)が書かれて届きます
- 事業所と契約——見学して選び、契約して利用が始まります
①から⑥までにかかる期間は、市区町村と時期によって違います。数週間で進むこともあれば、数か月かかることもあります。急ぐ事情があるときは、最初の相談でそう伝えてください。
「発達障害」という言葉について
発達障害者支援法 第2条は、発達障害を「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」と定めています。
これは法律の定義であって、医学の診断基準とは別のものです。また、支援を受けるために診断名が必ず要る、とは条文に書かれていません。
大切なこと
指摘を受けたことは、
お子さんに何かが足りない、という意味ではありません。早く分かれば、早く合う関わり方が見つかる、というだけのことです。
千葉県のほかのページ
千葉県全体の相談先(発達障害者支援センターなど)は千葉県のページにまとめています。
千葉県内で、同じ形式でまとめている市区町村です。我孫子市 旭市 千葉市 銚子市 船橋市 富津市 市原市 印西市 いすみ市 鎌ケ谷市 鴨川市 柏市 香取市 勝浦市 君津市 木更津市 松戸市 南房総市 茂原市 流山市 習志野市 成田市 野田市 大網白里市 佐倉市 山武市 白井市 袖ケ浦市 匝瑳市 館山市 東金市 富里市 浦安市 八街市 八千代市 四街道市
ほかの市区町村は手続き・制度の一覧から探せます。
この記事で書かないこと
- 診断はしません。この記事は制度と窓口の案内です
- どの事業所がよいか、順位は付けません。選ぶのは保護者の方です
- ここに書いた事実は、2026-09-09 時点で市川市の公式サイトに載っていたものです。制度も窓口も変わります。動く前に、必ず公式ページか電話でお確かめください
出典
※上記の出典は2026年9月9日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。
よくあるご質問
市川市で児童発達支援を使うと、いくらかかりますか。
市は「2026年9月1日から、就学前の障がい児を支援するため、0歳児から5歳児までの児童発達支援等の利用者負担が無償化になります」と告知しています。国の制度(満3歳になって初めての4月1日から3年間)に加えて、市の制度として0歳から満3歳になった年度の年度末3月31日までも無償化の対象です。ただし無償になるのは「利用者負担」だけで、通園送迎費・食材料費・行事費などは支払いが必要です。
教育センターに月曜日に電話してもつながりますか。
つながりません。教育センター相談室の受付は火曜日から土曜日の午前9時から午後5時で、月曜日は開いていません(月曜日が祝日の場合は翌火曜日が休みになることがあります)。相談室は鬼高(生涯学習センター3階・047-320-3336)と行徳(行徳支所2階・047-318-3223)の2か所ですが、特別支援学校を希望する場合の資料には鬼高の番号だけが載っています。
同じ市役所なのに、どうして電話番号がいくつもあるのですか。
市川市は用件ごとに担当課と場所が分かれているためです。受給者証の申請=発達支援課 047-370-3561(大洲)/発達の相談=こども発達相談室 047-370-3577(大洲)/負担上限月額=障がい者支援課 相談グループ 047-712-8517(八幡)/手当=障がい者支援課 給付グループ 047-712-8512(八幡)/乳幼児健診=こども家庭相談課 047-377-4511(南八幡)または南行徳こども家庭センター 047-359-8785/就学相談=教育センター 047-320-3336(鬼高)または 047-318-3223(行徳)です。代表番号ではなく、用件の番号にかけてください。
受給者証がないと、相談もできませんか?
いいえ。相談は受給者証がなくてもできます。受給者証が必要になるのは、児童発達支援や放課後等デイサービスを実際に使うときです。
診断名がないと、支援は受けられませんか?
診断名が必ず要る、とは児童福祉法の条文に書かれていません。実際の運用は市区町村によって違うため、窓口でお確かめください。
相談したら、必ず何かをすることになりますか?
いいえ。話を聞いて終わりにしてもかまいません。相談したことが記録に残って不利になる、ということもありません。
こども家庭センターは、どの市区町村にもありますか?
児童福祉法 第10条の2 は「市町村は、こども家庭センターの設置に努めなければならない」と定めています。設置は努力義務で、名前や置き方は市区町村によって違います。このページの「こども家庭センター」の節で、お住まいの市区町村のようすを確かめてください。
都道府県の発達障害者支援センターにも相談できますか?
発達障害者支援法 第14条は、都道府県知事が発達障害者支援センターに、発達障害のある人とその家族などからの相談に専門的に応じ、情報の提供や助言を行う業務を行わせる(または自ら行う)と定めています。市区町村の窓口とあわせて使えます。
この記事について:本記事は、子育て・発達に関する一般的な情報の提供を目的としています。内容は学会・職能団体・国の機関が公開している情報にもとづいてまとめていますが、お子さまの発達には個人差があり、すべてのお子さまに当てはまるものではありません。診断や治療に関する判断は、医師などの専門機関にご相談ください。
制度のこと、見学のときに一緒に確認できます
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・都電早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。