発達を指摘されたあと、柏市で最初にすることはひとつだけです。いくつもの窓口を回る必要はありません。
この記事には、そのあとに必要になる手続きを、順番に並べてあります。今日ぜんぶを読む必要はありません。今いるところだけ読んでください。
柏市で障害児通所支援(児童発達支援・放課後等デイサービスなど)の福祉サービス受給者証を出すのは福祉部 障害福祉課です。柏市柏5丁目10番1号の本庁舎別館2階にあり、電話は 04-7167-1136 です。
柏市で受給者証をはじめて申請するときは、市職員との聞き取り調査が必ず行われます。市は「まずはお電話にてご相談ください」「予約が1か月以上先となる可能性があるため、早めにご相談ください」と案内しています。窓口にいきなり書類を出す形ではありません。
手帳がなくても対象になり得ます。18歳未満の対象確認の書類として、市は身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・自立支援医療(精神通院)受給者証・特定疾患医療受給者証・医師の診断書・特別児童扶養手当受給を証する書類・公的機関(児童相談所、保健所等)や児童発達支援センターの意見書・障害児関連事業所の意見書(5年以上の経験がある心理職、言語聴覚士が作成し知能検査又は発達検査の結果を記載したもの)を挙げています。
| 所得区分(障害児通所支援) | 負担上限月額 |
|---|---|
| 生活保護・非課税世帯 | 0円 |
| 一般1(市民税所得割額28万円未満) | 4,600円 |
| 一般2(上記以外) | 37,200円 |
市が示す目安は「相談からサービスの利用まで、時期により前後するがおおよそ1か月程度」です。更新の案内は受給者証の有効期限の約1か月半前に郵送されます。なお沼南支所(福祉係)の取扱業務一覧には手帳や手当の申請書受付は載っていますが、障害福祉サービス・障害児通所支援の受給者証の申請は載っていません。
出典:障害福祉サービスの利用申請(利用者の方向け)(柏市)(令和8(2026)年7月28日 更新)/障害福祉サービスと利用負担(柏市)(令和7(2025)年11月27日 更新)/沼南支所(柏市)(令和8(2026)年6月15日 更新)/各出張所(柏市 施設案内)
柏市の就学前の発達相談は柏市こども発達センター(柏市柏下65-1・ウェルネス柏内、電話 04-7128-2223)の1か所です。開所は平日午前8時30分から午後5時15分で、土曜・日曜・祝日と年末年始は休みです。区はありませんので、住んでいる地域で相談先が分かれることはありません。
市は相談の入口として「ことばが遅い」「落ち着きがない」「友達と上手く遊べない」「集団に参加できない」「耳の聞こえに心配がある」「ハイハイしない」「歩かない」を挙げています。心理相談員、社会福祉士、保育士、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士等が相談に応じます。市は「当センターは診断を行う機関ではありません」と明記しています。
利用までは、①電話または直接窓口(3階)で相談内容を伺い、必要に応じて面接を予約 ②初回面接(お子さんと一緒に来所し、発達検査等を実施) ③支援内容の検討 ④支援開始、という順です。初回面接には市の様式の「初回面接資料」と母子健康手帳、ゴミ袋、お子さんの上履きを持っていきます。吃音の相談は専用の調査票の記入も求められます。
| 支援の名前 | 中身と連絡先 |
|---|---|
| 外来支援(集団) | 「いちごルーム」=落ち着きがない、ことばが遅い、友達とうまく遊べない、運動発達がゆっくりなど。「さくらんぼ」=首がすわらない、おすわりをしない、歩かないなど運動面の遅れ。4名から10名程度の集団で保育士等が支援。外来支援の費用は無料(04-7128-2223) |
| 外来支援(個別) | 理学療法(PT)・作業療法(OT)・言語聴覚療法(ST)・心理相談。担当する専門職がそれぞれ支援します(04-7128-2223) |
| キッズルーム(通園) | 令和8年に「キッズルームひまわり」と「こすもす」を一元化した市の通園の場。単独通園は歩行が安定した3歳児から就学前、親子通園は満2歳から就学前、定員50名。入園希望はこども発達センターに連絡し、入園検討会議で可否が決まります(キッズルーム 04-7128-2224) |
| 保育所等訪問支援 | 契約したお子さんが通う保育園・幼稚園・認定こども園などを訪問支援員が月1、2回訪問し、園の職員にも支援方法を助言します。訪問先には小学校・特別支援学校・こどもルームも含まれます(キッズルーム 04-7128-2224) |
キッズルームや保育所等訪問支援を使うには、こども発達センター側の手続きとは別に、障害福祉課(04-7167-1136)で福祉サービス受給者証の交付申請が必要です。受給者証が交付されてから契約になります。
出典:こども発達センター(柏市)(令和8(2026)年8月20日 更新)/外来支援(柏市こども発達センター)(令和6(2024)年4月26日 更新)/障害児相談支援(柏市こども発達センター)(令和5(2023)年12月8日 更新)/キッズルーム(柏市)/保育所等訪問支援(柏市)(令和8(2026)年4月1日 更新)
柏市の就学相談の窓口は児童生徒課の「就学相談窓口」で、場所は市役所でも沼南庁舎でもなくウェルネス柏3階(柏市柏下65-1)です。電話は 04-7128-2227、平日の午前9時から午後4時に受け付けます。相談方法は来所(予約制)で、専門の相談員が保護者と一緒に適切な教育方法や教育の場を考えます。
所管の課は学校教育部 児童生徒課で、こちらは沼南庁舎2階(柏市大島田48番地1)にあり電話は 04-7191-7210 です。相談の予約は児童生徒課ではなくウェルネス柏の就学相談窓口(04-7128-2227)にかけます。
小学校入学予定者の就学時健康診断は、9月中旬に保護者あてにお知らせが郵送され、お住まいの住所の指定校(入学予定校)で10月下旬から11月末までに行われます。検査内容は内科・歯科検診、聴力・視力・発達の状態の検査、面談等です。市は健康診断のページでも「心身の発達や障害等の心配があるお子様の就学先に関するご相談は、就学相談窓口へご連絡ください」と案内しています。
| 用件 | 窓口と電話 |
|---|---|
| 就学先についての相談(心身の発達や障害等) | 児童生徒課 就学相談窓口(ウェルネス柏3階) 04-7128-2227/平日午前9時〜午後4時・来所予約制 |
| 児童生徒課への問い合わせ全般 | 学校教育部児童生徒課(沼南庁舎2階) 04-7191-7210 |
| 学区外就学の申請、国・県・私立に入学する場合の書類提出 | 学校教育課 学務係 04-7191-7367 |
| 就学時健康診断のお知らせが届かないとき | 保健係 04-7190-5781 |
柏市の公式サイトと柏市教育委員会のサイトのどちらにも、就学相談の申込み締切日は示されていません。来所予約制で随時受け付ける形なので、心配があれば早めに 04-7128-2227 へ電話してください。
出典:就学相談(柏市)(令和3(2021)年2月26日 更新)/就学相談(柏市教育委員会 児童生徒課)/小学校入学予定者の就学時健康診断(柏市)(令和8(2026)年8月24日 更新)
柏市の乳幼児健診は、乳児一般健康診査は委託医療機関で個別に2回、1歳6か月児健康診査と3歳児健康診査はウェルネス柏で集団、という組み合わせです。集団健診の会場はウェルネス柏1階「こども健康ルーム」(柏市柏下65-1)の1か所で、受付時間はどちらも12時45分から13時55分です。
集団健診は自分で日を選んで申し込むのではなく、対象となる受診月の前月下旬に通知が郵送され、届いてから同封の案内にある予約フォーム等で日時を予約します。通知が届かないとき、転入して間もないとき、その月の日程で受けられないときは母子保健課(04-7167-1257)に連絡すると翌月以降の予約を受け付けてもらえます。
柏市の公式サイトに5歳児健康診査の案内はありません。「健康診断・予防接種」の一覧に載っているのは乳児一般健康診査・1歳6か月児健康診査・3歳児健康診査で、市のよくある質問「子どもの健康診査の種類」(更新日2025年4月15日)でも、個別乳児健診2回と1歳6か月児・3歳児の集団健診だけが挙げられています。5歳前後の発達の心配は、こども発達センター(04-7128-2223)や就学相談窓口(04-7128-2227)が受け付けています。
| 健診 | 対象と受け方 |
|---|---|
| 乳児一般健康診査 | 生後3か月から6か月(7か月になる前日まで有効)に1回、9か月から11か月(1歳になる前日まで有効)に1回の計2回。母子健康手帳別冊の受診票を使い、千葉県内の委託医療機関に直接電話等で申し込んで受診。健診1回につき上限6,638円の公費助成 |
| 1歳6か月児健康診査 | 1歳7か月になる月が受診月。ウェルネス柏1階こども健康ルームでの集団健診。問診、身体計測、歯科診察、育児相談、ブックスタート。必要なお子さんには小児科診察・歯科相談・栄養相談・発達相談 |
| 3歳児健康診査 | 3歳6か月になる月が対象月。同じくウェルネス柏1階での集団健診。問診、身体計測、眼の屈折検査、歯科健診、育児相談、尿検査。必要なお子さんには小児科診察・視力検査・歯科相談・栄養相談・発達相談 |
市は「連絡がなく未受診の場合は、状況確認のため、電話や家庭訪問、関係機関に情報照会をさせていただきます」と両方の健診のページに書いています。行けないときは黙って欠席せず、母子保健課(04-7167-1257)に連絡してください。
出典:1歳6か月児健康診査(柏市)(令和8(2026)年3月17日 更新)/3歳児健康診査(柏市)(令和8(2026)年3月17日 更新)/乳児一般健康診査(柏市)(令和8(2026)年5月26日 更新)/健康診断・予防接種の一覧(柏市 はぐはぐ柏)/子どもの健康診査の種類(柏市 よくある質問)(2025/04/15 更新)
障害児福祉手当・特別児童扶養手当は、どちらも福祉部 障害福祉課(本庁舎別館2階・04-7167-1136)が窓口です。受給者証と同じ課・同じ電話番号ですが、手帳を持っていても手当は自動では始まりません。窓口で改めて申請します。
柏市の障害児福祉手当には市独自の上乗せがあります。市は「月額19,560円(市独自の手当3,000円を含む)」と示しています(令和8年4月1日から改定)。所得額が一定額以上あると支給されません。
申請書の受付だけなら沼南支所の4番窓口(福祉係・04-7191-7392)でもできます。柏市福祉手当・特別障害者手当・障害児福祉手当・特別児童扶養手当のいずれも受付の対象です(手帳の受取りは障害福祉課になります)。
| 手当 | 月額(令和8年4月1日から) |
|---|---|
| 障害児福祉手当(在宅の20歳未満で、重度の障害のため日常生活での介護を常に必要とする方) | 19,560円(市独自の手当3,000円を含む) |
| 特別児童扶養手当 1級 | 58,450円 |
| 特別児童扶養手当 2級 | 38,930円 |
特別児童扶養手当は、開庁時間に窓口へ行けない方向けに、専用フォームから新規申請書類の郵送依頼ができます。ただし郵送で届くまで7営業日ほどかかることがあり、フォームから書類を提出することはできません(記入した書類は郵送か窓口で障害福祉課へ)。急ぐときは障害福祉課か沼南支所の窓口へ行くよう市は案内しています。
出典:障害児福祉手当(柏市)(令和8(2026)年4月1日 更新)/特別児童扶養手当(柏市)(令和8(2026)年8月5日 更新)/沼南支所(柏市)(令和8(2026)年6月15日 更新)
柏市の公式サイトには「柏市こども家庭センター」という名前の施設ページや組織のページはありません。こども家庭センターの名前が出てくるのは、こども部 母子保健課の業務内容だけで、そこには「こども家庭センターに関すること(母子保健機能のうち妊婦等包括相談支援事業等及び要支援家庭相談に係るものに限る)」と書かれています。母子保健課はウェルネス柏3階(柏市柏下65番地1)、電話は 04-7167-1257 です。
実際に保護者が使う入口は、妊娠・育児の側が柏市妊娠子育て相談窓口(市内4か所・予約制)、18歳未満の子どもと家庭の相談がこども相談センター(ウェルネス柏3階・04-7170-0179、平日午前8時30分から午後5時15分)です。こども相談センターは子育ての不安や悩み、しつけ、児童虐待などの相談に応じています。
柏市は中核市として児童相談所の設置を進めていて、青少年センター敷地内(柏市十余二)に「(仮称)柏市こども・若者相談センター」(児童相談所機能を含む)を建設中です。市は令和8年度中の開設を目指していると示しています。令和6年度にはこども相談センターに「乳幼児担当」と「学齢児担当」が新設されました。
| 窓口 | 場所・受付・電話 |
|---|---|
| こども相談センター(18歳未満の子どもと家庭の相談) | ウェルネス柏3階(柏市柏下65-1)/平日午前8時30分〜午後5時15分/04-7170-0179 |
| 妊娠子育て相談窓口 TeToTe | 柏市柏4-9-7 TeToTe 2階/平日午前10時〜午後6時、土曜午前10時〜午後3時30分/予約・変更は母子保健課 04-7167-1257 |
| 妊娠子育て相談窓口 ウェルネス柏 | 柏市柏下65-1 ウェルネス柏3階/平日午前9時〜午後4時30分/予約・変更は母子保健課 04-7167-1257 |
| 妊娠子育て相談窓口 柏市役所・沼南 | 柏市役所別館3階と沼南庁舎1階。予約が入った日時だけ開設し、取扱いは母子健康手帳の交付と妊婦面談のみ/予約・変更は母子保健課 04-7167-1257 |
乳幼児と家族向けには、TeToTe 2階の「駅前すこやかプチルーム」(月曜・水曜・金曜、午前10時〜11時30分と午後2時〜4時、個別予約制)もあり、身体計測と保健師・助産師・栄養士・歯科衛生士等による育児相談が受けられます。
出典:母子保健課(柏市 組織案内)(令和8(2026)年4月2日 更新)/こども相談センター(柏市 組織案内)(令和8(2026)年4月3日 更新)/柏市妊娠子育て相談窓口(柏市)(令和8(2026)年5月13日 更新)/(仮称)柏市こども・若者相談センター(児童相談所機能含む)の整備(柏市)(令和8(2026)年6月2日 更新)
ここは全国どこでも同じです。児童福祉法は、通所給付決定を行うのは保護者が住んでいる市町村だと定めています(第21条の5の5ほか)。
事業所が別の市区町村にあっても、使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは、条文にはありません。
ただし、支給量の決め方や面接の進め方は市区町村ごとに違います。決めるのは、お住まいの窓口です。
手ぶらで行っても相談はできます。ただ、次のものがあると話が早く進みます。
①から⑥までにかかる期間は、市区町村と時期によって違います。数週間で進むこともあれば、数か月かかることもあります。急ぐ事情があるときは、最初の相談でそう伝えてください。
発達障害者支援法 第2条は、発達障害を「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」と定めています。
これは法律の定義であって、医学の診断基準とは別のものです。また、支援を受けるために診断名が必ず要る、とは条文に書かれていません。
※上記の出典は2026年9月9日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。