発達を指摘されたあと、船橋市で最初にすることはひとつだけです。いくつもの窓口を回る必要はありません。
この記事には、そのあとに必要になる手続きを、順番に並べてあります。今日ぜんぶを読む必要はありません。今いるところだけ読んでください。
船橋市で障害児通所支援(児童発達支援・放課後等デイサービス・保育所等訪問支援・居宅訪問型児童発達支援)の通所受給者証を出すのは療育支援課です。船橋市役所(〒273-8501 船橋市湊町2-10-25)にあり、電話は 047-436-2342、受付時間は午前9時から午後5時まで(土曜日・日曜日・祝休日・12月29日から1月3日を除く)です。
市は「必要書類の確認と来庁日時のご予約のため、事前に療育支援課までお電話をいただいたうえ、窓口で通所受給者証の申請をしてください」と案内しています。新規申請は1時間から1時間半程度かかり、お子さまの同席は不要です。
対象になるのは心身の発達に遅れや障害のある18歳未満のお子さんで、手帳がなくても対象になり得ます。未就学児の目安は、手帳の交付を受けている/医療機関で医師から療育の必要性があると判断されている/船橋市こども発達相談センターで継続して通所相談を受けている/ひまわり親子教室・たんぽぽ親子教室・西簡易マザーズホーム・東簡易マザーズホームのいずれかに通所している(または通所が決定している)/児童発達支援センターに通所している(または通所が決定している)、などです。小学生以上は、手帳の交付を受けている/医師から療育の必要性があると判断されている/特別支援学校・特別支援学級・通級指導教室に通っている、などが目安です。
| 区分(世帯の収入状況) | 負担上限月額 |
|---|---|
| 生活保護(生活保護受給世帯) | 0円 |
| 低所得(市民税非課税世帯) | 0円 |
| 一般1(市民税課税世帯・所得割28万円未満) | 4,600円 |
| 一般2(上記以外) | 37,200円 |
就学前の無償化は、令和元年10月から満3歳になって初めての4月1日から3年間、児童発達支援などの利用者負担が無償になる仕組みです。新たな手続きは必要ありません。
出典:障害児通所支援(船橋市)(令和8(2026)年8月27日 更新)/通所支援を利用するまでの流れ(船橋市・PDF)
船橋市の発達相談の中心はこども発達相談センターです。北本町1丁目16番55号(保健福祉センター5階)にあり、市内に1か所です。区がないので、住んでいる地域で担当が分かれることはありません。
相談の種類によって対象年齢と電話番号が違います。顔を合わせて相談する「来所相談」は市内に住む就学前のお子さんとその保護者が対象で、予約は 047-424-7012(またはLINE・Webの受理面接予約システム)です。「電話相談」は0歳から18歳までが対象で、専用電話は 047-409-1754 です。就学後のお子さんの相談は電話相談で受け付けています。
相談は無料で、心理発達相談員・言語相談員・作業療法士・理学療法士・保育士・社会福祉士が内容に応じて対応します。こども発達相談センターは医療機関ではないため、診断書や処方箋は発行できません。
| 相談の名前 | 対象・申し込み |
|---|---|
| 来所相談 | 市内に住む就学前のお子さんとその保護者。相談時間は月曜日から金曜日の午前9時30分から午後5時(土日祝日・年末年始を除く)。初めての来所相談(受理面接)の開始時刻は(1)午前9時30分 (2)午前10時45分 (3)午後1時。予約はLINE・Webの受理面接予約システム、または電話 047-424-7012(電話予約は月曜日から金曜日の午前9時から午後5時) |
| 電話相談 | 市内に住む0歳から18歳までのお子さんとその保護者。専用電話 047-409-1754。月曜日から金曜日の午前9時から午後5時(土日祝日・年末年始を除く) |
| 医学相談 | 継続して相談している保護者とお子さんに、必要に応じてセンターから嘱託医との相談を勧めるもの。お子さんと保護者が同室で、それぞれ医師と面接する |
| 巡回相談 | こども発達相談センターの専門職が市内の保育園・幼稚園等を訪問し、園に対して支援を行うもの |
来所相談にかかる時間は、受付面接が1回50分、2回目以降は1回45分です。相談は複数回続けて行い、回数やペースは状況によって異なります。きょうだいや祖父母の同行もできます。
出典:こども発達相談センター(船橋市)(令和8(2026)年6月25日 更新)/子どもの発達に関する相談・支援(船橋市)(令和8(2026)年8月24日 更新)/こども発達相談センター よくある質問(船橋市)(令和6(2024)年12月27日 更新)/こども発達相談センター 医学相談(船橋市)(令和6(2024)年12月27日 更新)
就学相談の窓口は船橋市総合教育センター 教育支援室 就学相談担当です。〒273-0863 船橋市東町834番地にあり、電話は 047-422-9236、受付は月曜日から金曜日の午前9時から午後5時まで(国民の祝日、年末年始を除く)です。
対象は、次年度に就学予定のお子さんの保護者で、特別支援学級や特別支援学校への就学を希望・検討している方、またはお子さんの発達に課題があり就学について心配のある方です。市は「特別支援学級、特別支援学校への就学を希望される場合は、就学相談の必要がありますので、必ずお申し込みください」と書いています。
申し込みはオンラインが基本です。インターネットで「船橋市スマート申請」を検索し、手続き一覧から「就学相談のお申し込み」を選んで必要事項を入力します。オンラインで申し込めない場合は、上記の電話番号に直接電話して申し込めます。申し込んだ方には4月中旬以降に担当から連絡があり、個別相談の案内が届きます。
| 相談の内容 | 窓口と電話 |
|---|---|
| 就学相談の申し込み(特別支援学級・特別支援学校を希望/発達に課題があり就学が心配) | 総合教育センター 教育支援室 就学相談担当 047-422-9236(月曜日から金曜日 午前9時から午後5時) |
| 特別支援教育に関する相談(障害のある、またはあるかもしれない子どもの就学や、児童生徒に関する相談) | 総合教育センター 教育支援室 特別支援教育班 047-422-9236。会場は総合教育センター。電話と来所(予約が必要)。相談費用は無料 |
| 就学時健康診断の通知に関すること | 保健体育課(就学時健康診断の通知を送付する担当課) |
| 入学通知書・転居や転入に伴う入学手続き | 学務課(入学通知書を送付する担当課) |
小学校入学の手続きそのものは別の流れです。新小学1年生には10月中旬に就学時健康診断の通知が届き、11月に入学予定校で就学時健康診断が行われます。市立小学校はすべて入学説明会を就学時健康診断と同じ日に開催します。入学通知書は1月中旬に送付されます。
出典:就学相談のお申し込みについて(令和9年度就学予定)(船橋市総合教育センター)(令和8(2026)年2月10日 更新)/就学に関する相談のご案内(船橋市・PDF)/特別支援教育に関する相談(船橋市)(平成28(2016)年2月21日 更新)/船橋市立小・中学校の入学手続(船橋市)(令和7(2025)年10月1日 更新)
船橋市の乳幼児健診は「保健センターでの集団健診」と「市の協力医療機関での内科個別健診」の2本立てです。1歳6か月児健康診査と3歳児健康診査は、集団健診(歯科健康診査・計測・面接など)を受けたあと、別に協力医療機関を予約して小児科の診察(内科個別健診)を受けます。集団健診だけでは終わりません。
集団健診の会場は市内4か所の保健センターで、区はありませんが日時と会場は市が個別に指定し、案内文が郵送されます。自分で申し込むのではありません。案内された3日間以外の日を希望する場合は案内文の表面に書かれた保健センターへ、別の保健センターへの変更を希望する場合は希望する保健センターに直接連絡します。
5歳児健康診査は令和8年度から新たに始まりました。令和8年度に満5歳となるお子さん全員(令和3年4月2日から令和4年4月1日生まれで船橋市に住民票のあるお子さん)に事前アンケートを送り、回答結果や希望により対象となったお子さんに集団健診を案内する形です。
| 健診・健康相談 | 対象・受け方 |
|---|---|
| 4か月児健康相談 | 生後4か月のお子さんと保護者。生後3か月になる月に個別通知。身体計測、保健師等の面談、離乳食・歯のおはなし、絵本の読み聞かせ(後の2つは希望制)。来所が難しい場合は生後7か月になる前日までに保健センターの窓口で面談を受けられる |
| 1歳6か月児健康診査 | 1歳6か月以降から2歳になる前日まで。1歳6か月になる月に案内を発送。保健センターでの集団健診(歯科健康診査・計測・面接)+協力医療機関での内科個別健診 |
| 2歳6か月児歯科健康診査 | 2歳6か月になる月から2歳11か月になる月まで。2歳5か月になる月に案内を発送。歯科健診、希望者は歯科相談とフッ化物塗布。所要時間は30分程度 |
| 3歳児健康診査 | 3歳4か月以降から4歳になる前日まで。3歳3か月になる月に個別通知。保健センターでの集団健診(親子の歯科健康診査・計測・眼の検査・面接)+協力医療機関での内科個別健診。眼の検査はスポットビジョンスクリーナーによる屈折異常と斜視のスクリーニングを来所者全員に実施 |
| 5歳児健康診査 | 令和3年4月2日から令和4年4月1日生まれで船橋市に住民票のあるお子さん全員に事前アンケートを7月から9月の間に順次郵送。回答結果や希望により対象となったお子さんに、保健センターでの集団健診(身体測定・問診・集団遊び・歯科問診・医師の診察等)を案内。集団健診は10月から実施予定 |
5歳児健康診査の事前アンケートは2種類あります。「子どもの強さと困難さアンケート」は同封の返信用封筒で返送し、「事前アンケート」はオンラインでも回答できます。回答した方全員に結果が順次郵送されます。
出典:5歳児健康診査について(船橋市)(令和8(2026)年6月14日 更新)/1歳6か月児健康診査について(船橋市)(令和8(2026)年6月1日 更新)/3歳児健康診査について(船橋市)(令和8(2026)年6月4日 更新)/4か月児健康相談(船橋市)(令和8(2026)年9月8日 更新)/2歳6か月児歯科健康診査(船橋市)(令和8(2026)年4月1日 更新)
手当の窓口は障害福祉課(船橋市役所 湊町2-10-25)です。同じ課でも手当によって電話番号が違います。障害児福祉手当と特別児童扶養手当は 047-436-2345、船橋市心身障害児福祉手当は給付事業係 047-436-2340 です。受給者証の窓口である療育支援課(047-436-2342)とも番号が別です。
船橋市には国の手当のほかに、市独自の「船橋市心身障害児福祉手当」があります。在宅で20歳未満の心身障害児(身体障害者手帳1級から3級、または療育手帳所持)を監護している保護者が対象で、月額8,000円です。
障害児福祉手当と船橋市心身障害児福祉手当は同時には受けられません。市は、対象児童が障害児福祉手当を受給している場合は船橋市心身障害児福祉手当を受給できないとしています。
| 手当 | 月額と支給月 |
|---|---|
| 特別児童扶養手当 1級(在宅で20歳未満の心身障害児を監護している保護者) | 58,450円(令和8年4月から)。支給月は4月・8月・11月の各月11日 |
| 特別児童扶養手当 2級 | 38,930円(令和8年4月から)。支給月は4月・8月・11月の各月11日 |
| 障害児福祉手当(在宅で20歳未満の常時介護を必要とする心身障害児) | 16,560円(令和8年4月から)。支給月は2月・5月・8月・11月の各月10日 |
| 船橋市心身障害児福祉手当(市独自) | 8,000円。支給月は3月・7月・11月の各月20日 |
特別児童扶養手当と障害児福祉手当には所得制限があり、扶養親族等の数ごとの限度額が市のページに表で載っています。どちらも、施設に入所している場合や、対象児童が障害を支給事由とする公的年金を受けられる場合は受給できません。船橋市心身障害児福祉手当は、氏名・住所・振込口座に変更があったときは変更届、要件に当たらなくなったときは喪失届の提出が必要です。
出典:特別児童扶養手当(船橋市)(令和8(2026)年4月1日 更新)/障害児福祉手当(船橋市)(令和8(2026)年7月17日 更新)/船橋市心身障害児福祉手当(船橋市)(令和8(2026)年4月1日 更新)
船橋市は令和8年4月に「こども家庭センター」を開設しました。保健福祉センターにあった「家庭児童相談室」と「子育て世代包括支援センター(ふなここ)」に、こども家庭支援課で実施していた「ひとり親家庭等相談」「ヤングケアラー相談」「女性相談」を一元化したものです。
場所は船橋市湊町2-10-25 船橋市役所3階、相談専用電話は 047-411-8250、受付は月曜日から金曜日の午前9時から午後5時まで(祝休日・年末年始を除く)です。面接相談は予約不要で、相談室が用意されています。
対象は船橋市内在住の、妊娠中の方と、0歳から18歳未満のお子さんとその保護者です。お子さん本人からの相談も受け付けています。日常的な子育ての不安から福祉的な支援を要する家庭までを、サポートプランにもとづいて一体的に支援する仕組みです。
| 窓口 | 場所・電話・受付 |
|---|---|
| こども家庭センター(子育て相談。ひとり親家庭等相談・ヤングケアラー相談・女性相談も同じセンター内) | 船橋市役所3階(湊町2-10-25)。相談専用電話 047-411-8250。月曜日から金曜日 午前9時から午後5時(祝休日・年末年始を除く)。電話相談と面接相談(予約不要) |
| 船橋市児童相談所 | 若松二丁目3番61号(〒273-0013)。開所時間は月曜日から金曜日 午前9時から午後5時(祝休日・年末年始を除く) |
こども家庭センターは、令和4年の児童福祉法の一部改正により令和6年4月から全市町村が設置に努めることとされた仕組みで、児童福祉と母子保健の相談支援を一体的に行います。船橋市はこども家庭センターのリーフレットも公開しています。
出典:こども家庭センター(船橋市)(令和8(2026)年9月2日 更新)/こども家庭センターを開設しました!(船橋市)(令和8(2026)年4月1日 更新)/船橋市児童相談所を開設しました(船橋市)(令和8(2026)年7月1日 更新)
ここは全国どこでも同じです。児童福祉法は、通所給付決定を行うのは保護者が住んでいる市町村だと定めています(第21条の5の5ほか)。
事業所が別の市区町村にあっても、使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは、条文にはありません。
ただし、支給量の決め方や面接の進め方は市区町村ごとに違います。決めるのは、お住まいの窓口です。
手ぶらで行っても相談はできます。ただ、次のものがあると話が早く進みます。
①から⑥までにかかる期間は、市区町村と時期によって違います。数週間で進むこともあれば、数か月かかることもあります。急ぐ事情があるときは、最初の相談でそう伝えてください。
発達障害者支援法 第2条は、発達障害を「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」と定めています。
これは法律の定義であって、医学の診断基準とは別のものです。また、支援を受けるために診断名が必ず要る、とは条文に書かれていません。
※上記の出典は2026年9月9日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。