SSTで練習することの例
- あいさつ・返事・お礼を言う
- 「かして」「いれて」「あとでね」のやりとり
- 順番を待つ・ルールのある遊びに参加する
- 気持ち(うれしい・いや・困った)をことばで伝える
- 負けたとき・失敗したときの気持ちの立て直し
どうやって練習するの?
一般に、次のような流れで行われます。
- やり方を知る——絵カードやお手本で「こういうときは、こう言う」を見せる。
- やってみる——ロールプレイ(ごっこ遊びの形)で実際に練習する。
- ほめられる——できたことをその場で認められ、スキルが定着していく。
- 実際の場面で使う——小集団の遊びなど、本物の場面で使ってみる(般化)。
POINT
SSTは「叱って教える」の反対側にある方法です。失敗した場面で注意するのではなく、落ち着いた場面で楽しく練習しておき、本番で使えたらほめる——この順番が効果的と言われています。
家庭でできるミニSST
- ぬいぐるみで「かして」「いいよ」のやりとりごっこをする
- 家族のゲームで「順番」「負けても『もう1回!』」を練習する
- うまく言えた瞬間に「今の言い方、すてきだったね」と返す
よくあるご質問
SSTは何歳からできますか?
ことばでのロールプレイが難しい年齢でも、ごっこ遊びや大人のお手本をまねる形で、幼児期から取り組めると言われています。
教えてもその場でしか使えません。
練習場面でできることと実際の場面で使えることの間には段差があり、これをつなぐのが「般化」の支援です。詳しくは般化の記事をご覧ください。
家で叱って教えるのとどう違いますか?
失敗の場面での叱責は「何がダメか」は伝わっても「どうすればいいか」が残りにくいと言われています。SSTは「どうすればいいか」を先に練習しておく方法です。
この記事について:本記事は、子育て・発達に関する一般的な情報の提供を目的としています。内容は一般に知られている知見や国・自治体の公的情報に基づいてまとめていますが、お子さまの発達には個人差があり、すべてのお子さまに当てはまるものではありません。診断や治療に関する判断は、医師などの専門機関にご相談ください。制度の内容・手続きはお住まいの自治体や時期により異なる場合があります。最新の情報は各自治体の窓口・公式サイトでご確認ください。
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