港区の乳幼児健診は、区内の医療機関で個別に受ける健診と、みなと保健所(三田1-4-10)に予約して来所する健診を組み合わせています。問い合わせはみなと保健所 健康推進課 地域保健係(03-6400-0084・月曜日から金曜日 午前8時30分から午後5時)です。
3・4か月児健康診査は区内の決められた医療機関で受け、対象は生後3か月から4か月(生後5か月に達する前日まで)、内容は身体計測と内科診察です。受診券は2か月頃に住民票のある住所へ郵送されます。6~7か月児・9~10か月児の健康診査も指定医療機関で受け、受診票は5か月頃に郵送されます。転入した方は連絡するよう区が案内しています。
1歳6か月児健康診査は2段階です。区は「医療機関で内科健診を受診した後、保健所で歯科健診をお受けください。」と案内していて、まず1歳6か月児健康診査受診票(黄色・複写)を指定医療機関に出して内科健診(身体計測・内科診察)を受け、そのあとみなと保健所の歯科健診を予約期間内にオンライン(みなと母子(親子)手帳アプリ)で予約します。保健所ではアンケート確認・歯科健診と、希望者に保健師・管理栄養士・心理相談員等の個別相談があります。2歳未満まで受診でき、内科健診と歯科健診のいずれも受診がない人には、保健所や支所の保健師が連絡・訪問する場合があります。
3歳児健康診査はみなと保健所での集団健診で、事前予約制・無料です。誕生日月の前月末頃にオレンジ色の封筒で案内が届き、内容は尿検査、保健相談、歯科健診、身体計測、内科診察、眼科検査で、必要に応じて保健師・管理栄養士・歯科衛生士・心理士に個別相談ができます。🔴 視力と聴力の検査は家庭で行ってアンケートに記入し、尿は当日の朝に自宅で採って持参します(会場ではできません)。区は全ての受診者にスポットビジョンスクリーナーによる屈折・眼位検査も行っています。対象月に受けられないときについて、区は「4歳になる前日まででしたら受診可能ですが、なるべく早めにご受診ください。」としています。
🔴 港区には「5歳児健康診査」があり、令和8年度は年中にあたる令和3年4月2日生まれから令和4年4月1日生まれのお子さんが対象です。区の検討委員会の報告書(令和7年12月)は、これまで「3歳児健診が就学前の最後の健診となっており」と書いていました。区のページは「医療機関で内科健診を受診した後、保健所で二次健診をお受けください。」としていて、流れは次の2段階です。① 内科健康診査:案内の用紙は「対象者全員が、区内指定医療機関で個別に受診します。」と書き、誕生月ごとの受診期間内に5歳児健康診査実施医療機関一覧から医療機関を選んで予約し、5歳児健康診査受診票・アンケート(水色A3サイズ、4枚複写)を持って受けます(令和3年4月から6月生まれは令和8年4月1日から6月30日まで)。名簿に載っていない医療機関で受けると全額自己負担です。② みなと保健所専門相談:医療機関から保健所での相談を勧められた人と、就学に向けて成長や発達・子育ての相談を希望する人が対象で、集団講話(就学に向けた準備、相談先の説明等)、集団遊び、保健師等の個別相談、心理・栄養・発達支援の専門相談を行います。内科健診・専門相談とも無料です。
🔴 5歳児健診の保健所専門相談には対象外の条件があります。案内の用紙は「すでに児童発達支援センターぱおや民間の児童発達支援事業で相談や利用をされている人は対象ではありません。」と書いています。専門相談は完全予約制・先着順で、予約は実施日の前月1日午前0時から開催3日前の23時59分まで(みなと母子(親子)手帳アプリ内の予約システム)、全日程が午後開催で所要は1時間程度、受付終了は午後2時00分です。令和8年度の残りの日程は、9月25日(金曜日)・9月28日(月曜日)(令和3年10月~令和4年4月1日生)、10月26日(月曜日)・10月30日(金曜日)(令和4年1月~4月1日生)です。持ち物は母子健康手帳(「5歳の頃」の保護者の記録を記入)と、医療機関で受けた結果通知書(5歳児健康診査受診票(丙))です。
健診と健診の間の相談は、みなと保健所のすくすく育児相談(予約不要・月1回)や、子ども家庭支援センターの保健師・心理士の専門相談(03-5962-7202)で受けられます。
| 健診 | 場所と受け方 |
|---|---|
| 3・4か月児健康診査 | 区内指定医療機関/生後5か月に達する前日まで・受診券は2か月頃に郵送 |
| 6~7か月児・9~10か月児健康診査 | 指定医療機関/受診票は5か月頃に郵送 |
| 1歳6か月児健康診査 | 内科=指定医療機関 → 歯科=みなと保健所(オンライン予約)/2歳未満まで |
| 3歳児健康診査 | みなと保健所・予約制/視力・聴力は家庭で実施・4歳になる前日まで受診可 |
| 5歳児健康診査(年中) | 内科=区内指定医療機関(全員)→ 希望者等はみなと保健所の専門相談(予約制・先着順) |
出典:3・4か月児健康診査(2026年8月20日 更新)/乳児(6から7か月児、9から10か月児)健康診査(2026年8月20日 更新)/1歳6か月児健康診査(2026年8月20日 更新)/3歳児健康診査について(2026年4月7日 更新)/5歳児健康診査について(2026年5月13日 更新)/5歳児健康診査のご案内(PDF)/港区5歳児健診導入に向けた検討委員会 報告書(令和7年12月・PDF)/すくすく育児相談(2026年6月4日 更新)
港区の就学相談の窓口は、教育委員会事務局 学校教育部 教育人事企画課 特別支援教育担当(就学相談電話 03-5422-1543)です。区のページは「教育センター特別支援教育担当」として案内していて、相談の場所は港区立教育センター(虎ノ門3-6-9 4階)です(東京メトロ日比谷線「神谷町」4b出口 徒歩5分、「虎ノ門ヒルズ」A2出口 徒歩4分)。お子さんの障害の種類や程度、発達の状態に応じた教育の場について、保護者に必要な情報を提供しながら話し合う相談です。
🔴 申込みは電話か、オンライン申込(LoGoフォーム)のどちらかで、区は「10月末までを目途に申し込んでください。」としています。オンラインで申し込んだ場合は「オンライン申込の後、入力いただいた連絡先に就学相談員からお電話をして初回面談日を確定いたします。」とされています。相談日は平日の午前9時~午後5時、1回の相談は1時間~1時間30分程度です。初回面談での心理検査や就学支援委員会での医師の診察・行動観察があるため原則は毎回教育センターへの来所ですが、事情によってはオンラインでの面談も行っていて、申込みのときに相談できます。
流れは、①相談予約 → ②初回面談(保護者と就学相談員の面談・必要に応じて心理検査)→ ③資料収集・行動観察(教育センターから在籍園へ資料を依頼し、就学相談員が在籍園へ行動観察に行きます)→ ④2回目の面談(望ましい就学先を伝えます)→ ⑤学校見学・体験(特別支援学校・特別支援学級を検討している場合)→ ⑥就学支援委員会 → ⑦3回目の面談です。就学支援委員会は、保護者が教育委員会の意見と異なる就学先を希望する場合や、複数の視点から検討することが望ましい場合に出席をお願いするもので、医師の診察と行動観察のあと、医学・教育学・心理学・児童福祉等の専門知識を持つ委員が審議します。令和8年度の開催日は9月15日・10月6日・10月27日・11月17日・12月1日・12月15日・1月19日と、予備日2月9日(いずれも火曜日)です。就学通知書は1月中旬頃に学務課から発送されます。都立特別支援学校を希望する場合は、港区での就学相談のあと東京都特別支援教育推進室に引き継がれて相談が続きます。
区立小学校の知的障害特別支援学級は6校(赤羽小 ひまわり学級、高輪台小 あじさい学級、港南小 わかば学級、本村小 若竹学級、青山小 あすなろ学級、お台場学園港陽小 さざなみ学級)、中学校は高松中・港南中・六本木中・青山中・お台場学園港陽中の5校です。指定校に知的障害特別支援学級が無い場合は隣接校から選び、隣接校からの通学はスクールカーを利用できます。自閉症・情緒障害特別支援学級は赤坂学園赤坂小学校(5・6年生)と赤坂学園赤坂中学校で、通学は徒歩か電車・バスです。都立特別支援学校(知的障害)は住所で学校が決まり、愛宕・芝浦・西新橋・海岸・白金台・白金・浜松町・港南・新橋・東新橋・芝・芝大門・高輪・三田・芝公園・台場・虎ノ門1丁目・虎ノ門3丁目は臨海青海特別支援学校、それ以外は青山特別支援学校です。
通常の学級で受ける支援の申込み時期は、それぞれ別です。難聴・言語障害通級指導学級(御成門学園御成門小学校 ことばときこえの教室・御成門中学校 あおい教室)は、保護者が教室に電話で申し込み、区は「小学校新1年生は、就学前年度12月以降の相談になります」としています。通級判定委員会は年3回(6月頃・11月頃・2月頃)です。特別支援教室(知的発達に遅れのない自閉症・情緒障害・学習障害・注意欠陥多動性障害などのある児童・生徒が、週に1~8時間程度、巡回指導教員の指導を受けるもの)は、学校と保護者で検討して在籍校に申し込み、申込み時期は5月頃・9月頃・11月頃、判定委員会は年3回(7月頃・11月頃・1月頃)、通室期間は原則1年間です。在学中に転学を考える場合の転学相談も10月末までを目途に申し込み、区は「自閉症・情緒障害特別支援学級への転学は、7月末までを目途にお申し込みください。」としています。
🔴 医療的ケアが必要なお子さんは、就学相談よりずっと早く動きます。区は「医療的ケアがあり、学校生活において支援が必要な場合には、小学校に就学する前々年度から相談を行っています。」と書き、主治医の意見書や医療的ケアの実施指示書をもとに個別対応プランを作ります。
通常の学級に入る場合に使えるのが就学支援シートです。家庭や在籍園、療育機関等での生活や支援の様子を小学校に引き継ぐもので、12月に幼稚園・保育所・児童発達支援センターぱおを通して配られます。港区立小学校に就学予定で作成を希望する保護者だけが保護者欄を書いて在籍園等に渡し、記入して返してもらったシートを、就学先の学校に連絡のうえ直接持参します。就学相談を受けた場合は、保護者の同意を得て就学支援ファイルが作られ、2~3月頃を目途に就学先の学校へ送られます。
就学時健康診断は、令和9年4月に小学校へ入学する新1年生(令和2年4月2日~令和3年4月1日生まれ)が対象で、就学時健康診断通知書が10月中旬に送られます。受けるのは通知書に書かれた通学区域の小学校(指定校)で、区は選択希望校ではないと注意しています。内容は内科・眼科・耳鼻咽喉科・歯科と児童面談で、日程は学校ごとに違います(例:高輪台小 10月22日(木曜日)、芝浦・御田・麻布・本村 10月28日(水曜日)、芝・白金の丘 10月29日(木曜日)、赤羽 11月18日(水曜日)、御成門・南山 11月19日(木曜日))。
| 相談・手続き | 申込み方法と時期 |
|---|---|
| 小学校の就学相談 | 電話 03-5422-1543 またはオンライン申込/10月末までを目途 |
| 就学支援委員会(令和8年度) | 9月15日から12月15日までの6回と1月19日(予備日2月9日)・いずれも火曜日 |
| ことばときこえの教室(新1年生) | 御成門小の教室へ電話/就学前年度12月以降 |
| 特別支援教室 | 在籍校へ申込み/5月頃・9月頃・11月頃 |
| 自閉症・情緒障害特別支援学級への転学 | 7月末までを目途 |
| 医療的ケアの相談 | 小学校に就学する前々年度から |
| 就学支援シート | 12月に園・ぱおを通して配布→就学先へ保護者が持参 |
| 就学時健康診断 | 10月中旬に通知/指定校で受診 |
区のウェブページは窓口を「教育センター特別支援教育担当」、『港区の就学相談と特別支援教育等のご案内(令和8年度)』とページのお問い合わせ欄は「教育人事企画課特別支援教育担当」と書いています。電話番号はどちらも 03-5422-1543 です。
出典:就学相談(2026年9月9日 更新)/港区の就学相談と特別支援教育等のご案内(令和8年度・PDF)/令和9年度小学校新入学就学時健康診断の実施について(2026年7月22日 更新)
就学相談では、通常の学級のほかに、次のような学びの場を一緒に考えます。それぞれが法律でどう位置づけられているかは、次の記事にまとめています。
※上記の出典は2026年9月17日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。