北区の乳幼児健診は、お住まいの町名で決まる健康支援センター3か所が担当します。王子健康支援センター(東十条2-7-3 北区保健所1階・03-3919-7588)=王子・豊島・堀船・東十条・王子本町・岸町・中十条・十条台・十条仲原・上十条。赤羽健康支援センター(赤羽南1-13-1 赤羽会館6階・03-3903-6481)=神谷・赤羽・西が丘・赤羽西・志茂・岩淵町・赤羽台・赤羽南・赤羽北・浮間・桐ケ丘。滝野川健康支援センター(西ケ原1-19-12・03-3915-0184)=滝野川・西ケ原・栄町・上中里・中里・昭和町・田端新町・東田端・田端。日程や会場は健診ごとのPDFで公開され、お知らせの日程で都合が悪いときは担当地区の健康支援センターに連絡します。
3〜4か月児健診は健康支援センターで行い、対象者には生後2か月半頃に案内が個別送付されます。内容は身体測定・小児科診察・育児栄養相談で、この日に(6〜7か月)(9〜10か月)健康診査の受診票が渡されます。6か月児・9か月児健診は都内の契約医療機関で無料で受けます。1歳6か月児健診は一般健康診査(内科健診)が区内の実施医療機関、歯科健康診査が健康支援センターと分かれ、区は「一般健康診査(内科健診)は、なるべく歯科健康診査の前にお受けください。」としています。歯科の日には歯の話と歯みがき指導、歯科医師による健診、育児相談、栄養相談、必要に応じて心理相談があります。3歳児健診は健康支援センターで、身体測定・内科健診・歯科健診・視力検査・聴覚検査・尿検査・保健・栄養・心理相談で、対象者には2歳11か月頃に案内が届きます。視力と聴覚の検査は家庭で行って記入します。
🔴 受けられる期限が健診ごとに決まっています。3〜4か月児健診は6か月になるまで、1歳6か月児健診は2歳になるまで、3歳児健診は4歳になるまでです。いずれも、その月齢までに受けられない場合は相談するよう区が案内しています。
🔴 5歳児健診は令和8年度に始まりました。区の令和8年度予算案の主な事業には、5歳児健康診査が新規事業として12,181千円で挙げられ、「産前・産後から就学への切れ目ない支援を一層拡充!5 歳児健康診査の開始」と書かれています。対象は令和3年4月2日以降生まれのお子さんです。区は目的を「お子さんの心身の発育・発達を確認し、集団生活でのお子さんの得意なところや苦手なところに気づき、関わりを考えることで、今後の就学に備えること」と説明し、「5歳児健診は、年長児にある就学時健康診断前の最後の健診になります。」としています。
🔴 やり方は2段階です。まず全員対象のアンケート(5歳児健康診査保護者アンケート)が、お子さんが5歳になる月に自宅へ送られます。区はこれを「SDQ アンケートで子どもの発達の特性を確認し」と説明しています。回答は同封の返信用封筒で郵送します。アンケートの結果により、集団健診の対象となるお子さんへ個別に案内が送られます(おおむね2か月後の予定)。集団健診は、小児科医・保健師・臨床心理士等の専門家が連携して行います。区は「アンケートには必ずご回答いただきますようお願いします。」と書いています。
🔴 すでに療育に通っているお子さんも、アンケートの対象から外れるわけではありません。区は「すでに、障害児通所給付を受給中(児童発達支援事業所や療育機関等に通所中)である等、専門機関に相談済の場合、「1.基本情報」のみご記入ください。」としています。療育に通っていると対象から外す、という切り方ではなく、記入する範囲が軽くなる形です。園に通っているお子さんについては、集団生活での様子など必要な場合は通園先の先生に相談したうえで回答するよう案内されています。
健診のあとのフォローは2本あります。乳幼児経過観察健康診査は、3〜4か月児・6〜7か月児・9〜10か月児・1歳6か月児・3歳児の各健診を受けたあとで発育・発達の経過観察が必要なお子さんを対象に専門医が診察するもの。幼児経過観察心理相談は、1歳6か月児健診・3歳児健診のあとで経過観察や相談が必要なお子さんを対象に心理相談員が相談を受けるもので、区は「ことばが遅い、動きが激しすぎるなど、お子さんの発育・発達で心配なことがありましたら、ご相談ください。」と案内しています。どちらも事前予約制で、担当地区の健康支援センターに申し込みます。日程表はそれぞれPDFで公開されています。
| 健診の名前 | 受け方と期限 |
|---|---|
| 3〜4か月児健診 | 健康支援センター。2か月半頃に案内。6か月になるまで受診可能 |
| 6か月児・9か月児健診 | 都内の契約医療機関。受診票は3〜4か月児健診のときに交付 |
| 1歳6か月児健診(内科) | 区内の実施医療機関。受診票は健診通知に同封 |
| 1歳6か月児健診(歯科) | 健康支援センター。2歳になるまで受診可能 |
| 3歳児健診 | 健康支援センター。2歳11か月頃に案内。4歳になるまで受診可能 |
| 5歳児健診(令和8年度から) | 全員にアンケート → 対象者に集団健診の案内。対象は令和3年4月2日以降生まれ |
| 乳幼児経過観察健康診査/幼児経過観察心理相談 | 事前予約制。担当地区の健康支援センターへ |
出典:乳幼児健診/乳児健診(3〜4か月児健診)(2026年3月1日 更新)/乳児健診(6か月児・9か月児健診)(2026年7月23日 更新)/乳幼児健診(1歳6か月児健診)(2026年7月28日 更新)/乳幼児健診(3歳児健診)(2026年3月1日 更新)/5歳児健診のご案内(2026年4月14日 更新)/5歳児健診のご案内(外国人の方へ)(2026年4月14日 更新)/乳幼児経過観察健康診査(2026年3月1日 更新)/幼児経過観察心理相談(2026年5月15日 更新)/令和8年度 予算案主な事業(PDF)
北区の就学相談は、北区教育委員会 教育総合相談センター 就学相談担当(滝野川2-52-10 北区役所滝野川分庁舎2階7番窓口/電話 03-3908-1237・直通)が受け付けます。受付日時は月曜から金曜(祝日・年末年始を除く)の午前8時30分から午後5時30分までです。区は就学相談を「最もふさわしい就学先を、保護者と一緒に考えていきます」ものと説明しています。区役所第一庁舎と滝野川分庁舎の間には無料の車両が1時間に1回程度走っています(区役所発は毎時00分、始発は午前9時・最終は午後4時)。
対象は北区に住所があり、特別支援学級や特別支援学校への就学を検討しているお子さんで、そのうえで令和9年度に小学校・義務教育学校(前期課程)へ入学する年齢のお子さん、令和8年度に小学校・義務教育学校(前期課程)第6学年に在籍するお子さん、就学猶予・免除を受けていて令和9年度に就学を希望するお子さん、都立特別支援学校小学部第6学年に在籍していて区立中学校への就学を希望するお子さんのいずれかにあたる方です。🔴 通常の学級だけを希望している場合は、就学相談の対象ではありません。その場合は、就学通知書に同封される就学支援シート(例年12月頃に届きます)で学校に伝えます。就学支援シートは保護者と在籍している園等が協力して作り、小学校に就学する方はどなたでも作れます。
🔴 申込みの期限が3つに分かれます。いずれも令和8年5月7日(木曜日)からの受付で、
・就学相談(令和9年4月に小学校・中学校・義務教育学校へ入学する方)=令和8年9月30日(水曜日)まで
・転学相談(現在、区立小・中・義務教育学校に在籍している方。知的障害特別支援学級への入級相談を含む)=令和8年12月4日(金曜日)まで
・自閉症・情緒障害特別支援学級への入級相談(就学・転学)=令和8年6月1日(月曜日)から令和8年8月31日(月曜日)まで
自閉症・情緒障害特別支援学級だけ受付の始まりも終わりも別なので、ここを外すと1年待つことになります。
申込みの方法も立場で違います。令和9年度に小学校・義務教育学校(前期課程)へ入学するお子さんは電話または電子申請、現在第6学年に在籍している児童は電話のみです。電子申請は期間内であれば受付時間外でも出せます。転学相談の場合は「必ず在籍校と相談し、学校の了解が得られた段階で電話で申込んで下さい。」とされています。
相談は次の順で進みます。受理面接・行動観察(お子さんと保護者が一緒に来所。相談員2名。1時間から1時間半程度。場所は滝野川分庁舎2階7番の就学相談窓口。面接は平日の9時から17時の間)→発達検査(予約制・1時間から1時間半程度・検査者とお子さんが1対1。後日、保護者が来所して結果の説明を受けます)→小集団活動(自閉症・情緒障害特別支援学級を希望する方のみ)→在籍園・校での行動観察と資料収集(相談員が園や学校に出向きます。園・校には「就学相談資料」の作成を依頼します)→見学・体験→就学支援委員会→結果通知・保護者の同意・就学先の決定。受理面接には、事前アンケート、発達検査・知能検査等の結果、母子手帳、身体障害者手帳や愛の手帳、お子さんの成長が分かる資料、サポートファイルなどを持っていきます。
🔴 小集団活動は日にちが決まっています。令和8年度は9月29日(火曜日)が新小学1年生と転学希望の小学生、10月8日(木曜日)が新中学1年生と転学希望の中学生で、いずれも午後、約1時間半。活動中、保護者は控え室で待ちます。観察者は北区教育委員会が任命した幼・小・中の教員です。就学支援委員会は9月から1月までの期間に7回開催され、教育学・医学・心理学等の専門的知見を有する委員が、集めた資料と本人・保護者の意向を踏まえて学びの場を判断します。都立特別支援学校が適当と判断された場合は、区の資料を「就学支援ファイル」に収めて東京都教育委員会に引き継ぎ、そこから都の就学相談が始まります。
🔴 専門医の受診が必要になることがあります。区は、相談の状況に応じて専門医を受診し「医師診察記録」「医師所見」(指定の書式)を作成してもらうことがあるとし、「資料作成に掛かる費用は保護者負担となります。」と明記しています。特に特別支援学校と自閉症・情緒障害特別支援学級を希望する場合、この書類は必須です。自閉症・情緒障害特別支援学級には、ほかにも条件があります。知的発達の遅れがないこと、北区立小・中学校に在籍していること、原則として区立学校の特別支援教室における巡回指導を受けてきて改善が困難であること、在籍校に継続して登校し当該学年の学習内容を習得していること(来年度小学校1年生になる幼児は在籍と巡回指導の条件を除きます)。区は「年度途中の自閉症・情緒障害特別支援学級への転学はできません。」とも書いています。
北区の学びの場と設置校は次のとおりです。知的障害特別支援学級は小学校10校・中学校7校。自閉症・情緒障害特別支援学級は小学校2校(王子小学校、都の北学園 前期課程)と中学校2校(王子桜中学校、都の北学園 後期課程)で、各学校2学級までです。どちらも1学級8人で編成され、学級ごとに教員1名に加えてもう1名が配置されます。🔴 指定校は「自宅住所から直線距離で最も近い学校」で、通学は徒歩と公共交通機関(自転車は不可)。自閉症・情緒障害特別支援学級は小学校は全学年、保護者等の送迎が必要です。知的障害特別支援学級の設置校のうち堀船中学校は、改築のため旧桜田小学校(王子5-2-8)に令和9年8月(予定)まで仮移転しています。
🔴 ことば・きこえの教室は、就学相談では申し込めません。区は「入学前に申し込む場合は在籍園への申込み。」「入学後は学校と相談して申し込む。」としたうえで、「就学相談では申込みを受け付けていないので、在籍園に問い合わせてください。」と書いています。通級は週1回程度、1回45分の個別指導が基本で、他校へ通級する場合は保護者の送迎が必要です。もう一つの特別支援教室(巡回指導)は全校に設置されていて就学相談の申込みは不要です。入学前は就学相談による就学支援委員会の判断、入学後は学級担任と相談して学校に申し込みます。指導は週1〜2回・1〜2時間程度、原則1年間(延長は最長1年間)で、区は「教科の補習や学習の遅れを取り戻すための指導ではありません。」と書き、希望すれば必ず受けられるわけではなく総合的な判断で利用が決まる、とも念を押しています。学習障害と注意欠如多動症は特別支援教室の指導対象です。
| 相談・申込みの種類 | 受付期間(令和8年度) |
|---|---|
| 就学相談(令和9年4月に小学校・中学校へ入学) | 令和8年5月7日(木曜日)から令和8年9月30日(水曜日)まで |
| 転学相談(区立小・中・義務教育学校に在籍中) | 令和8年5月7日(木曜日)から令和8年12月4日(金曜日)まで |
| 自閉症・情緒障害特別支援学級への入級相談 | 令和8年6月1日(月曜日)から令和8年8月31日(月曜日)まで |
| 小集団活動(新小1・転学希望の小学生) | 令和8年9月29日(火曜日)午後・約1時間半 |
| 小集団活動(新中1・転学希望の中学生) | 令和8年10月8日(木曜日)午後・約1時間半 |
| ことば・きこえの教室 | 就学相談では受け付けない(就学前は在籍園へ申込み) |
就学相談のページの相談窓口欄には、受付時間が午後8時30分から午後5時30分までと表示されています(午前の誤りとみられます)。同じページの申込方法の欄と区の案内PDFは、いずれも平日の午前8時30分から午後5時30分までとしています。
出典:就学相談の申込み(2026年5月7日 更新)/令和8年度 就学・転学相談のご案内(PDF)/令和8年度 就学相談説明会資料(PDF)/令和8年度 就学相談ガイダンス(PDF)/教育の総合相談(教育総合相談センター)(2025年2月7日 更新)/北区役所滝野川分庁舎(2026年7月27日 更新)/組織・業務案内(2026年5月25日 更新)
就学相談では、通常の学級のほかに、次のような学びの場を一緒に考えます。それぞれが法律でどう位置づけられているかは、次の記事にまとめています。
※上記の出典は2026年9月16日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。
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