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💬 ことばの困りごと

オウム返し(エコラリア)が多い——なぜ起きる?どう関わればいい?

最終更新:2026年7月24日
「ジュース飲む?」と聞くと「ジュースのむ?」とそのまま返ってくる——。相手のことばをそのまま繰り返すことはエコラリア(オウム返し)と呼ばれます。一見「会話になっていない」ように見えますが、ことばを覚えていく過程の姿のひとつであり、本人なりのコミュニケーションの試みである場合も多いと言われています。

オウム返しは「意味のない繰り返し」ではない

エコラリアには、その場で繰り返すもの(即時性)と、以前聞いたフレーズを後から繰り返すもの(遅延性)があります。どちらも、次のような役割を持っている場合があると考えられています。

POINT
オウム返しを「やめさせる」ことを目標にするのではなく、「本人が何を伝えようとしているか」を読み取ることが出発点になります。

家庭でできる関わりの工夫

相談を考えたいとき

オウム返し自体は発達の中でよく見られますが、年齢が上がってもやりとりのほとんどがオウム返しである、ことばの理解の面も心配、といった場合は、言語聴覚士による評価がおすすめです。どの段階のことばの力があるかを見立てたうえで、その子に合ったやりとりの練習を設計できます。

よくあるご質問

オウム返しは自閉症のサインですか?
エコラリアは自閉スペクトラム症のお子さまに見られることがありますが、定型発達のことばの獲得過程でも見られるもので、オウム返しがある=診断ということではありません。気になる場合は専門機関にご相談ください。
オウム返しを注意してやめさせるべきですか?
注意して禁止することはすすめられていません。本人にとって意味のある行動である場合が多く、答え方のモデルを示す・選択肢で聞くなど、次の段階のことばにつなげる関わりが基本とされています。
動画のセリフばかり繰り返します。大丈夫でしょうか?
好きなフレーズの繰り返しは遅延性エコラリアと呼ばれ、ことばのストックづくりの面もあると言われています。生活のやりとりに広げていけるかがポイントなので、気になる場合は一度ご相談ください。
この記事について:本記事は、子育て・発達に関する一般的な情報の提供を目的としています。内容は一般に知られている知見や国・自治体の公的情報に基づいてまとめていますが、お子さまの発達には個人差があり、すべてのお子さまに当てはまるものではありません。診断や治療に関する判断は、医師などの専門機関にご相談ください。制度の内容・手続きはお住まいの自治体や時期により異なる場合があります。最新の情報は各自治体の窓口・公式サイトでご確認ください。

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のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・早稲田駅徒歩1分)には、言語聴覚士・公認心理師・精神保健福祉士・保育士など多職種の専門スタッフが在籍しています。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。