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こだわりが強い——「いつもと同じ」を求める子の安心と、広げ方

最終更新:2026年7月24日
決まった服しか着ない。いつもの道順じゃないと泣く。ミニカーを一列に並べ続ける——。強いこだわりは、お子さまにとって「世界を予測可能にして安心するための工夫」である場合が多いと言われています。無理に取り上げるのではなく、安心を保ちながら少しずつ「大丈夫の範囲」を広げていくのが基本の考え方です。

こだわりの意味

周囲には不合理に見えても、本人にとっては「同じであること」が安心の土台になっています。変化の多い毎日の中で、自分でコントロールできる「いつも通り」を持つことは、気持ちの安定に役立っている面があります。

POINT
こだわりは「困った行動」ではなく「安心のよりどころ」。この見方に立つと、対応の方針が「奪う」から「守りつつ広げる」に変わります。

関わりの基本

広げどきの見極め

こだわりが生活や集団活動に支障を出しはじめたとき(特定の服が洗えない、道順のせいで登園できない等)が、計画的に広げる支援の検討タイミングです。児童発達支援では、本人の安心を保ちながらスモールステップで「変化に慣れる」練習を設計できます。

よくあるご質問

こだわりを全部受け入れていたら、わがままになりませんか?
こだわりの尊重は「何でも言う通りにする」こととは違います。安心の土台は守りつつ、生活に必要な部分は予告つきの小さな変化で広げていく、という使い分けが大切と言われています。
急な予定変更でパニックになります。
見通しが崩れることが強い不安につながるタイプのお子さまがいます。予定はできるだけ事前に、絵や文字など目に見える形で伝えることがすすめられています。
こだわりが強いのは自閉症だからでしょうか?
強いこだわりは自閉スペクトラム症の特性のひとつとされていますが、こだわりがある=診断ということではありません。多くの幼児に「こだわり期」は見られます。程度や広がりが気になる場合はご相談ください。
この記事について:本記事は、子育て・発達に関する一般的な情報の提供を目的としています。内容は一般に知られている知見や国・自治体の公的情報に基づいてまとめていますが、お子さまの発達には個人差があり、すべてのお子さまに当てはまるものではありません。診断や治療に関する判断は、医師などの専門機関にご相談ください。制度の内容・手続きはお住まいの自治体や時期により異なる場合があります。最新の情報は各自治体の窓口・公式サイトでご確認ください。

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