ポイントのまとめ
新宿区の就学相談票は、(1)いま通っている園・療育・学校、(2)就学相談を始める時点の希望校、(3)手帳の有無、(4)相談の資料を学校へ送ることへの同意、の4つを書く1ページです。書き始める前に、通っている先の名前と期間、希望校の候補、手帳の交付日、同意の考えを、家族で整理しておくと記入しやすくなります。
区が公開している就学相談票の様式は、1ページです。上から順に、次のように並んでいます。以下は、様式の文字を原文のまま写したものです(記入欄の空白は省いています)。
様式1
1 現在の教育等
現在通っている保育園・幼稚園、療育・相談機関、学校等 名称 利用期間(利用頻度)
2 就学を希望する学校(就学相談開始時点の希望校)
3 手帳の有無
4 就学相談資料等の学校送付の意思確認
年 月 日 保護者氏名
出典:[1](1頁)。
様式の中に、書き方の説明文や、空欄のままにしてよいかどうかの案内は見当たりません。「この欄は必ず書く」「ここは書かなくてもよい」といった決まりは、様式からは読み取れません。決まりを知りたいときは、区の特別支援教育係に確認してください。
図の文章版:就学相談票は、上から「1 現在の教育等」「2 就学を希望する学校」「3 手帳の有無」「4 就学相談資料等の学校送付の意思確認」の順に並び、最後に「年 月 日 保護者氏名」の欄があります。
出典:[1](1頁)。
様式だけでは、いつ誰に出す書類なのかが分かりません。新宿区の就学相談のページには、就学相談の流れが書かれています。就学相談票が出てくる部分は、次のとおりです。
相談員が保護者と面接し、別室で心理士がお子さんの発達検査等を行います。
(1)[1]就学相談票 [2]面談票A [3]面談票B (下部に様式があります。) 事前にご記入の上、面接時にお渡しください。
面接当日必要書類の様式は、以下からダウンロードできます。事前にご家庭でご記入の上、面接当日にお持ちください。
出典:[2]。
同じ区のページには、面接当日に持参するものとして、ほかに母子手帳、諸検査の結果、手帳(愛の手帳や身体障害者手帳などの交付を受けている方)、医師診察記録が挙げられています。就学相談票の「3 手帳の有無」の欄は、このうちの「手帳」と関係します。「1 現在の教育等」「2 就学を希望する学校」の欄に書く内容も、面接の場で話す内容と重なると考えられます(これはこのページの整理です)。
出典:[2]。
区のページの受付に関する部分には、次のように書かれています。
電子申請による就学相談申込(外部リンク)(新しいウィンドウで開きます) 受付期間:令和8年4月1日(水)~9月30日(水)
電子申請で申し込んだ方へは、特別支援教育係から電話でご連絡します。※申請後、10日以内に連絡が無い場合は、特別支援教育係までお電話ください。
対象は、区のページでは「令和9年4月に小・中学校へ入学予定のお子さんの保護者」と書かれています。このページを確認した日(2026年10月13日)は、書かれている受付期間(9月30日まで)の後です。期間を過ぎてからの相談の受け方は、区のページに書かれていないため、特別支援教育係に確認してください。
相談場所と電話は、区のページに「教育支援課特別支援教育係(新宿コズミックセンター4階)」「電話 03-3232-3074 月曜~金曜(祝日を除く) 午前8時30分~午後5時」と書かれています。
出典:[2]。
ここからは、このページの提案です。区の資料に書かれた指示ではなく、欄の見出しに合わせて、書く前に家庭で集めておくと迷いにくい情報を並べます。実際の書き方は、区の案内に従ってください。
様式には「現在通っている保育園・幼稚園、療育・相談機関、学校等」とあり、「名称」と「利用期間(利用頻度)」を書く欄が並んでいます。保育園・幼稚園、療育・相談機関、学校、その他の行があります。学校の行には、特別支援学級に在籍( 年生~)、まなびの教室を利用中( 年生~)という選び方の文字も載っています。
書く前に、次のような表を作っておくと、日付や頻度を後から探さずに済みます。
表:現在の教育等の整理メモ
| 通っている先 | 名称(正式名で) | 利用を始めた年月 | 利用の頻度 |
|---|---|---|---|
| 保育園・幼稚園 | ______ | _年_月~ | ____ |
| 療育・相談機関(1か所目) | ______ | _年_月~ | 週_回/月_回など |
| 療育・相談機関(2か所目) | ______ | _年_月~ | 週_回/月_回など |
| 学校 | ______ | _年_月~ | 学年・学級の種類__ |
| その他 | ______ | _年_月~ | ____ |
様式の見出しは「就学を希望する学校(就学相談開始時点の希望校)」です。「区市町村立学校」の行には「通常の学級・まなびの教室希望」と「特別支援学級(知)・特別支援学級(情)」の文字があります。「区市町村立学校」の行には「新宿区立 新宿養護 学校」の行もあります。「特別支援学校」の行には、都立、国立、私立の行があり、「視・聴・肢・知・病・訪」の文字が並んでいます。
この欄を書く前に、次の3つを家族で話しておくと整理しやすくなります。
見出しに「就学相談開始時点の希望校」と書かれているので、この時点の希望を書く欄です。希望がまだ決まっていないときの書き方、記入後に希望が変わったときの扱いは、様式にも区のページにも書かれていません。区に確認してください。
「特別支援学級(知)」「特別支援学級(情)」や、「視・聴・肢・知・病・訪」の文字が何を指すかは、様式には説明がありません。意味は、特別支援教育係で確かめてください。
様式には、愛の手帳(療育手帳)、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳の3つが並んでいます。それぞれに、「度」「種 級」「級」と、「年 月 日交付」、「なし」、「申請中」の文字があります。
表:手帳の整理メモ
| 手帳 | 様式にある文字 | 手元で確かめること |
|---|---|---|
| 愛の手帳(療育手帳) | 度/年月日交付/なし/申請中 | 手帳の度数、交付の年月日、持っていないか申請中か |
| 身体障害者手帳 | 種 級/年月日交付/なし/申請中 | 手帳の種と級、交付の年月日、持っていないか申請中か |
| 精神障害者保健福祉手帳 | 級/年月日交付/なし/申請中 | 手帳の級、交付の年月日、持っていないか申請中か |
区のページには、面接当日に持参するものとして「手帳(愛の手帳や身体障害者手帳などの交付を受けている方)」「写しをいただきますので、ご持参ください」と書かれています。手帳を持っている方は、記入のときに手帳そのものを見ながら書けるよう、机の上に出しておくと間違いが減ります。
手帳がない場合は、様式の「なし」にあたる欄があります。診断や療育の状況と手帳の有無の関係、「申請中」を選ぶ場面は、様式に説明がありません。迷うときは、区に確認してください。
この欄の文は、次のとおりです。
就学相談で作成した ①面談票 ②実態把握票 ③医師診察記録/医師診断書 ④就学相談資料 ⑤実施した諸検査の結果 を就学支援委員会で使用することと、就学する学校に送付することに 同意します 同意しません <(①・②・③・④・⑤)の資料だけを送付して下さい。>
出典:[1](1頁)。
この欄は、同意の有無を保護者が示す欄です。考える材料として、区のページにある流れを見ておくと、資料がどこで使われるのかが分かります。区のページの【5】には「就学支援委員会 お子さんにとって適切な教育の場について総合的に検討していきます。」、【6】には「委員会の検討結果について保護者へ連絡します。必要に応じて継続して相談を行います。」とあります。
「同意しません」を選んだ場合の相談の進み方や、後から考えが変わった場合の手続きは、区の資料に書かれていません。迷う場合は、記入する前に、特別支援教育係に聞いてください。
区のページが面接当日に持参するものとして挙げているものは、就学相談票を書くときの材料にもなります。次の表で、手元にあるものに印をつけておくと、後で探す時間が減ります。
表:手元にあるものの確認(区のページの「面接当日に持参するもの」に沿ったもの)
| 区のページにある持参物 | 区のページの説明 | 手元に |
|---|---|---|
| 就学相談票・面談票A・面談票B | 事前にご記入の上、面接時にお渡しください | □ある □これから |
| 母子手帳 | お子様の乳幼児期からのお話も伺います | □ある □これから |
| 諸検査の結果 | 過去に療育機関や医療機関等で実施した検査結果をお持ちでしたら、参考とさせていただきます | □ある □これから □なし |
| 手帳(愛の手帳や身体障害者手帳などの交付を受けている方) | 写しをいただきますので、ご持参ください | □ある □なし |
| 医師診察記録 | 児童精神科、小児神経科などの主治医がいる場合は、作成をお願いしています | □依頼する □これから □主治医なし |
医師診察記録について、区のページには「初回面談までに作成が難しい場合は、受付の際にお伝えください。」「主治医がいない場合は、教育委員会が契約している医師が面接を行います。」と書かれています。
出典:[2]。
区のページの電話は、月曜~金曜(祝日を除く)の午前8時30分~午後5時と書かれています。聞くことが多いときは、先にメモを作り、上から順に聞くと、聞き忘れが減ります。
次の文は、このページの例です。お子さんの状況に合わせて言い換えてください。
表:電話メモ
| 聞いた日 | 相手の部署・担当 | 聞いたこと | 答え | 次にすること |
|---|---|---|---|---|
| _月_日 | 特別支援教育係/__ | ____ | ____ | ____ |
| _月_日 | 特別支援教育係/__ | ____ | ____ | ____ |
電子申請に書いた内容は、電話の際に確認されることがあると区のページに書かれています。「お電話では、面接・発達検査にお越しいただく日にちを決めます。その際、電子申請でご記入いただいた内容について確認させていただくことがあります。」とあります。電子申請を済ませている場合は、そのとき入力した内容を控えておくと、就学相談票との食い違いに気づきやすくなります。これは、このページの提案です。
出典:[2]。
次の3つは、読み方を考えるための例です。実際にどうなるかは、区の特別支援教育係に確認してください。
「1 現在の教育等」は、園と療育の名称と開始年月を整理しておけば書き進められます。「2 就学を希望する学校」は、様式の見出しが「就学相談開始時点の希望校」なので、いまの時点の考えを書く欄として読めます。決まっていないときの書き方は様式に書かれていないため、電話で聞いてから書く方法があります。
様式の「3 手帳の有無」には「申請中」の文字があります。申請した日と、結果を待っている状態かどうかを手元で確認しておくと、記入のときに迷いません。申請中のとき、面接でどのように伝えるかは区のページに書かれていないため、区に確認してください。
「4 就学相談資料等の学校送付の意思確認」は、「同意します」か「同意しません」かを示す欄です。迷っているときは、書く前に、どの資料のことかを電話で聞く方法があります。5種類の資料(面談票、実態把握票、医師診察記録/医師診断書、就学相談資料、実施した諸検査の結果)のうち、どれを送るかを選べるように読める部分もあるため、「資料の一部だけを送る場合の書き方」を聞いてみてください。
区のページには、面接当日に持参するものとして書かれ、「事前にご記入の上、面接時にお渡しください」とあります。誰に渡すかは、面接の相手(相談員)かどうかなど、区のページに細かくは書かれていません。当日の受け取り方は特別支援教育係に確認してください。
区のページに、「面接当日必要書類の様式は、以下からダウンロードできます。」と書かれています。就学相談票の様式は、出典[1]のPDFです。
様式には書き方の説明がありません。区のページでは、相談の場所は教育支援課特別支援教育係(新宿コズミックセンター4階)、電話は03-3232-3074(月曜~金曜、祝日を除く、午前8時30分~午後5時)と書かれています。迷う点をメモして、電話で確認してください。
様式にも区のページにも、その場合の扱いは書かれていません。区(特別支援教育係)に確認してください。
様式の「3 手帳の有無」には「なし」にあたる文字があります。手帳がない場合の扱いは書かれていません。区のページには、手帳は「交付を受けている方」が写しを持参すると書かれています。迷う場合は、区に確認してください。
確認日:2026-10-13
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