通所受給者証は、どこで出るのか(徳島市)
児童発達支援・放課後等デイサービスなどの受給者証(障害児通所給付費)を出すのは徳島市 健康福祉部 障害福祉課です。場所は市役所南館1階(徳島市幸町2丁目5番地)で、市の案内資料は申請の窓口を南館1階の12番窓口としています。電話は 088-621-5171・5177・5513 です。
徳島市は申請が先、事業所との契約は後という順番です。市の「児童通所支援の利用のしかた」は、窓口で申請と聴き取り調査の予約をし、相談支援事業所に障害児支援利用計画案を作ってもらい、聴き取り調査を受け、受給者証が郵送で届いてから利用する事業所と契約する、という流れを示しています。聴き取り調査にはお子さんと一緒に来るよう書かれています。事業所は徳島県の指定を受けている事業所の中から選びます。
令和8年10月1日から、対象となるお子さんの確認方法が変わります。それまでは手帳などが無い場合に、市の子ども健康課または徳島県中央こども女性相談センターへ意見書の作成を依頼する仕組みがありました。市はこの意見書を令和8年10月に廃止し、次の4つの要件のいずれかを満たすことに改めると公表しています。新規申請は令和8年10月1日の申請分から、更新申請は支給決定期間の終了日が令和8年9月30日の人から順に切り替わります。
- 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を有している児童
- 特別児童扶養手当、自立支援医療(精神通院医療)、小児慢性特定疾病医療を受給している児童
- 医師の診断書等により、診断名又は支援が必要な理由及び児童通所支援の必要性が認められる児童
- 幼稚園・小学校・中学校において、特別支援学級に在籍又は通級指導教室に通級していることが認められる児童
| 所得区分(児童通所支援) | 負担上限月額 |
| 生活保護(生活保護世帯) | 0円 |
| 低所得1(市町村民税非課税世帯のうち、保護者の年収が80万円以下) | 0円 |
| 低所得2(市町村民税非課税世帯で低所得1に該当しない) | 0円 |
| 一般1(市町村民税課税世帯・所得割額28万円未満) | 4,600円 |
| 一般2(一般1に該当しない課税世帯) | 37,200円 |
就学前の3年間は利用者負担が無償です
市の案内は「
満3歳になって初めての4月1日から3年間」を無償化の期間としています。対象は児童発達支援・居宅訪問型児童発達支援・保育所等訪問支援などで、
新たな手続きは必要ありません。食費など、もともと実費で負担していた費用は無償化の対象外です。幼稚園・保育所・認定こども園と併用する場合は、両方とも無償化の対象になります。
未就学のお子さんが2人以上いる場合の多子軽減(第2子は半額、第3子以降は無償)もあります。令和8年10月以降に使う医師の診断書等は市が定める様式で、作成料は自己負担です。有効期間は新規申請なら申請日から6か月以内、更新申請なら更新後の支給決定日から6か月以内で、更新時の提出は3年ごとです。在籍証明書の場合は1年ごとになります。
出典:児童通所支援(2022年7月19日 更新)/児童通所支援の利用のしかた(PDF)/[重要]令和8年10月1日から児童通所支援の支給決定に係る要件が見直しされます(2026年4月27日 更新)/障害福祉サービスと児童通所支援の利用者負担等について(2016年4月1日 更新)/児童発達支援等の利用者負担の無償化について(2025年3月15日 更新)
障害児福祉手当の窓口(徳島市)
国の手当2本は、どちらも徳島市役所南館1階 障害福祉課13・14番窓口(障害者福祉係)が窓口です。電話は088-621-5177です。
障害児福祉手当は、徳島市に住む20歳未満の在宅重度障害児で、日常生活において常時介護を必要とする程度の障害があるときに受けられます。本人と、同じ住所に住む最多収入者(扶養義務者)に所得制限があり、福祉施設等に入所している場合は受けられません(グループホームや宿泊型自立訓練施設への入居は除きます)。
特別児童扶養手当は、精神または身体に中度・重度の障害がある20歳未満の児童を養育している人が対象です。認定請求には特別児童扶養手当認定診断書、請求者と対象児童の戸籍謄本、請求者名義の預金通帳が必ず要ります。
- どちらも申請(請求)した月の翌月分から支給されます
- 障害児福祉手当は年4回(5月・8月・11月・2月)に、前3か月分をまとめて受給者本人名義の口座へ振り込まれます
- 特別児童扶養手当は4月11日・8月11日・11月11日に振り込まれます(11日が土曜・日曜・祝日なら直前の金融機関営業日)
- どちらも毎年8月に現況報告書・所得状況届の提出が必要です。書類は8月上旬頃に届き、提出期限は9月11日(閉庁日を除く)です
- 期限までに出さないと、8月分以降の手当を受けられなくなることがあります
| 手当 | 月額 |
| 障害児福祉手当 | 16,560円(ページの更新日は2026年4月1日) |
| 特別児童扶養手当 1級(重度障害) | 58,450円・対象児童1人につき(令和8年4月1日現在) |
| 特別児童扶養手当 2級(中度障害) | 38,930円・対象児童1人につき(令和8年4月1日現在) |
2つの手当の窓口は同じです
市のサイトでは障害児福祉手当が「健康・福祉」、特別児童扶養手当が「子育て・教育」と
別のカテゴリに置かれていますが、提出先はどちらも南館1階の障害福祉課13・14番窓口、電話も同じ 088-621-5177 です。特別障害者手当や経過的福祉手当も同じ課が扱います。
特別児童扶養手当には所得制限限度額があり、扶養親族等が0人の場合、受給者本人は4,596,000円、配偶者・扶養義務者は6,287,000円です(毎年度変わる可能性があります)。配偶者・扶養義務者は、そのうち最も所得の高い人の所得で見ます。
出典:障害児福祉手当(2026年4月1日 更新)/特別児童扶養手当(2026年4月1日 更新)
受給者証を出すのは「住んでいる市区町村」——事業所の場所ではありません
ここは全国どこでも同じです。児童福祉法は、通所給付決定を行うのは保護者が住んでいる市町村だと定めています(第21条の5の5ほか)。
事業所が別の市区町村にあっても、使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは、条文にはありません。
ただし、支給量の決め方や面接の進め方は市区町村ごとに違います。決めるのは、お住まいの窓口です。
この記事で書かないこと
- 診断はしません。この記事は制度と窓口の案内です
- どの事業所がよいか、順位は付けません。選ぶのは保護者の方です
- ここに書いた事実は、2026-09-09 時点で徳島市の公式サイトに載っていたものです。制度も窓口も変わります。動く前に、必ず公式ページか電話でお確かめください
出典
※上記の出典は2026年9月9日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。
よくあるご質問
令和8年10月1日から、受給者証の申請で何が変わりますか。
手帳などが無い場合に、市の子ども健康課や徳島県中央こども女性相談センターに意見書を作ってもらう仕組みが廃止されます。代わりに、医師の診断書等(市が定める様式)か、特別支援学級への在籍・通級指導教室への通級を示す在籍証明書などが必要になります。新規申請は令和8年10月1日の申請分から、更新申請は支給決定期間の終了日が令和8年9月30日の人から順に切り替わります。
診断名がまだ「疑い」の段階でも申請できますか。
徳島市は診断書等について「診断名(疑い含む)」又は「支援が必要な理由」及び児童通所支援の必要性の記載が必要、と書いています。「疑い」の記載を除いていない市です。作成料は自己負担で、有効期間は新規申請なら申請日から6か月以内です。
先に事業所を決めていないと申請できませんか。
徳島市の流れは逆です。まず障害福祉課の窓口で申請と聴き取り調査の予約をし、受給者証が郵送で届いてから利用する事業所と契約します。ただし障害児支援利用計画案は相談支援事業所に作ってもらう必要があり、セルフプランの様式も市が用意しています。
支所14か所で受給者証や手当の手続きはできますか。
できません。徳島市の支所の取扱業務は戸籍の届出、住民異動、印鑑登録、証明書の交付、税務証明、マイナンバーカードの申請受付などで、市も「児童手当や乳児医療の手続など、支所では取り扱っていない業務があります」と書いています。障害福祉と手当は市役所南館1階の障害福祉課です。
引っ越したら、受給者証はどうなりますか?
受給者証を出しているのは住んでいる市区町村です。転出すると、転入先で改めて申請することになります。転出の前に、両方の窓口に連絡してください。
事業所が別の市区町村にあっても使えますか?
使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは条文にありません。ただし手続きの進め方は、お住まいの市区町村が決めます。
費用はどれくらいかかりますか?
世帯の所得に応じた月額の上限額が決まっており、上限までは1割の負担です。また、満3歳になって最初の4月1日から3年間は、児童発達支援等の利用料が無償になります。上限額の区分は市区町村の窓口でお確かめください。
この記事について:本記事は、子育て・発達に関する一般的な情報の提供を目的としています。内容は学会・職能団体・国の機関が公開している情報にもとづいてまとめていますが、お子さまの発達には個人差があり、すべてのお子さまに当てはまるものではありません。診断や治療に関する判断は、医師などの専門機関にご相談ください。
制度のこと、見学のときに一緒に確認できます
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。