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幸手市の受給者証と手当——申請する窓口

最終更新:2026年9月15日
児童発達支援や放課後等デイサービスを使うには、幸手市が出す通所受給者証が要ります。申請する窓口と、障害児福祉手当の窓口を、幸手市の公式ページで2026-09-10に確かめた事実だけでまとめました。
確かめられなかったことは「確認できませんでした」と書いています。

通所受給者証は、どこで出るのか(幸手市)

幸手市で児童発達支援を使うときの窓口は、社会福祉課 障がい福祉担当です。市は「児童発達支援・放課後等デイサービス(障害児通所支援事業)」のページで、利用方法について「社会福祉課障がい福祉担当にお問い合わせください」と1行だけ案内しています。ここで大切なのは、社会福祉課が市役所の中に無いことです。所在地は〒340-0152 幸手市大字天神島1030-1、「ウェルス幸手」という別の建物の中にあります。電話は 0480-42-8435 です。市役所(幸手市東4-6-8)へ行っても障がい福祉担当の窓口はありませんので、最初から天神島のウェルス幸手へ向かってください。

対象は市のページの言葉で、児童発達支援=「療育の必要性が認められる就学前の児童」、放課後等デイサービス=「療育の必要性が認められる就学後の児童」です。ページの冒頭では「発達障がいや発達の遅れがある児童(18歳以下)の発達支援を行っています」と書かれています。支援内容は「日常生活の基本動作指導」「集団生活への適応訓練」「その他、子どもの特性にあった必要な指導」の3つが挙げられています。

費用は「原則1割の利用者負担」で、市は3つの注意書きを添えています。①世帯の所得状況に応じて上限額が設定されること、②満3歳になって初めての4月1日から3年間は国の無償化制度により無料で、無償化にあたって新たな手続きは必要ないこと、③利用者負担以外の費用(医療費や食費など実費で負担しているもの)は引き続き支払うこと、の3点です。

負担上限月額の区分は、市の『障がい者の福祉ガイド』31〜32ページ(PDFの39ページ)の表で確認できます。この表は「一般1」の欄が上下2段に割れていて、上の段が障害児、下の段が障害者と20歳未満の施設入所者です。通所で通う子どもに当てはまるのは上の段の 4,600円 で、下の段の 9,300円ではありません。金額は全角(4,600円)で書かれています。

同じガイドには、就学前の子どもの利用者負担を下げる仕組みが2つ載っています。1つは多子軽減措置で、小学校就学前の障害児通所支援利用児童のうち第2子以降が対象です。ガイドは対象者を「兄または姉が保育所等に通う者」「市民税所得割合算額が77,101円未満の世帯(市民税非課税世帯及び生活保護世帯を除く)に属し、通所決定保護者と生計を一にする兄または姉(18歳未満)がいる者」と書き分けています。もう1つが就学前障がい児の発達支援の無償化で、対象期間は「満3歳になって初めての4月1日から開始し、小学校就学まで」です。

きょうだいで複数のサービスを使っている場合の合算も、ガイドに書かれています。障害児が障害者総合支援法に基づくサービス(補装具費の負担額も含む)と、児童福祉法に基づく障害児通所支援・障害児入所支援のうち2つ以上を利用しているときは、利用者負担額の合算がそれぞれのいずれか高い額を超えた部分について、高額障害福祉サービス費等が償還払いで支給されます。申請はサービス利用月から62か月間(5年前の分)までさかのぼれると明記されています。世帯に障害児が複数いる場合も、合算した負担額が支給決定保護者の負担額と同様になるよう軽減する、とあります。

申請に必要な書類の一覧と、申請から受給者証が届くまでの日数は、幸手市は公表していません。市のページにあるのは「社会福祉課障がい福祉担当にお問い合わせください」の1行だけで、福祉ガイドに載っている6段階の流れ図(相談・受付・申請 → 障害支援区分の認定 → サービス等利用計画案の作成 → 支給決定 → サービス担当者会議 → 契約)は、障害支援区分の認定を伴う大人の障害福祉サービスの流れです。障害児通所支援については、ガイドは別の節で「障害児通所支援を利用する保護者は、市に申請し、サービス等利用計画の作成を経て利用する施設と契約を結びます」と書いています。手元にある診断書や母子健康手帳、印鑑などが要るかどうかは、電話で確かめてから出向いてください。

2026(令和8)年10月5日(月曜日)から、窓口の受付時間が変わります。幸手市は「10月5日から窓口受付時間を変更します」というページで、市役所本庁舎・市役所第二庁舎に加え、保健福祉総合センター(ウェルス幸手)のうち社会福祉課・介護福祉課・こども支援課・健康増進課・こども家庭センターの受付時間を午前9時から午後4時30分までに変更すると告知しています。それまで(令和8年10月2日まで)は午前8時30分から午後5時15分までです。市は「電話につきましては、窓口受付時間内(午前9:00〜午後4:30)のご連絡にご協力をお願いいたします」とも書いています。電話がつながる時間そのものが短くなるので、朝いちばんや夕方に電話する予定だった方は時間帯を見直してください。なお職員の勤務時間(8:30〜17:15)は変わりません。

日曜日に受給者証の手続きはできません。幸手市には毎月最終の日曜日の休日開庁がありますが、開設するのは市役所(幸手市東4-6-8)の市民課・保険年金課・税務課・納税課の4課だけです。ウェルス幸手にある社会福祉課・こども支援課は対象外で、そもそも建物が違います。ウェルス幸手の保健・福祉行政窓口は「月曜日~金曜日」で、土曜日・日曜日・祝日は休みです。

区分(福祉ガイドの表記)月額負担上限額
生活保護(生活保護受給世帯)0円
低所得(市町村民税非課税世帯)0円
一般1のうち「居宅で生活する障害児」4,600円
一般1のうち「居宅で生活する障害者及び20歳未満の施設入所者」9,300円
一般237,200円
9,300円の行は子どもの行ではありません
幸手市の福祉ガイドの上限額表は、「一般1」の1つの区分が上下2段に割れています。上の段が「居宅で生活する障害児」=4,600円、下の段が「居宅で生活する障害者及び20歳未満の施設入所者」=9,300円です。通所で通う就学前のお子さんに当てはまるのは4,600円のほうです。

金額はいずれも『障がい者の福祉ガイド』(更新日 2026年7月2日)の表記どおりです。福祉ガイドには制度改正で無くなった名称の記載も残っているため、実際に使えるサービスは社会福祉課へ確認してください。

出典:児童発達支援・放課後等デイサービス(障害児通所支援事業)(2026年07月16日 更新)/障がい者の福祉ガイド(2026年07月02日 更新)/障がい者の福祉ガイド(PDF・負担上限月額の表は31〜32ページ)社会福祉課(担当業務・所在地・電話)障がい者福祉(社会福祉課の記事一覧)10月5日から窓口受付時間を変更します(2026年03月17日 更新)/ウェルス幸手について(窓口受付時間・利用できる曜日)(2026年04月01日 更新)/市役所休日開庁(開設課は4課)(2026年03月11日 更新)

障害児福祉手当の窓口(幸手市)

手当の窓口は2つの課に分かれています。ただし幸手市の場合、どちらも同じ建物(ウェルス幸手・幸手市大字天神島1030-1)の1階にあるので、行く場所は変わりません。特別児童扶養手当は こども支援課(0480-42-8454)、障害児福祉手当は 社会福祉課 障がい福祉担当(0480-42-8435)です。

特別児童扶養手当は、20歳未満で身体または精神に政令で定める程度の障害のある児童を監護する父・母、または父母にかわって養育している方に支給されます。令和8年4月以降の支給額は1級(重度障害児)58,450円、2級(中度障害児)38,930円(児童1人につき月額)。支払いは年3回で、毎年4月(12〜3月分)、8月(4〜7月分)、11月(8〜11月分)に、その月の前4か月分がまとめて支払われます。手続きはこども支援課(ウェルス幸手内)の窓口で行い、原則として認定請求をした日の属する月の翌月から支給されます。受給できない場合として、市は「申請する方や児童が日本国内に住所を有しない場合」「児童が施設に入所している場合」「児童が障がいによる公的年金を受けることができる場合」の3つを挙げています。

所得制限限度額の表も市が公開しています。受給資格者本人は扶養0人で4,596,000円、1人で4,976,000円、2人で5,356,000円、3人で5,736,000円、4人で6,116,000円、5人で6,496,000円。配偶者及び扶養義務者は扶養0人で6,287,000円、1人で6,536,000円、2人で6,749,000円と続きます。市は「所得制限限度額は年によって変更されることがあります」と注記しています。

障害児福祉手当は社会福祉課の担当です。市は「重度の障がいを有し、日常生活において常時特別の介護を要する方を対象とした手当」と説明したうえで、「身体障害者手帳や療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の所持で支給が決まるものではなく、所得や医師の診断書等で判定されます」と明記しています。手帳がないから対象外、と自分で判断しないでください。市のページに載っている金額は、2025年4月からの改定で障害児福祉手当が月額16,100円(改定前15,690円)、特別障害者手当が29,590円(改定前28,840円)、経過的福祉手当が16,100円です。

幸手市には市独自の「在宅重度心身障害者手当」があります。対象は市内に住んでいる在宅の重度心身障がい者で、身体障害者手帳1級・2級、療育手帳マルA・A、精神障害者保健福祉手帳1級のいずれかの交付を受けている方。1人につき月額5,000円で、毎年度9月と3月の2期に分けて支給されます。申請には障害者手帳・印鑑・障害者本人名義の銀行の預金通帳を持って社会福祉課(ウェルス幸手内)へ、と市が案内しています。

手帳がなくても使える助成が1つあります。「難聴児補聴器購入費の助成」で、市は対象を「身体障害者手帳の交付対象とならない市内居住の軽度・中度難聴児(18歳未満)」と書いています。補聴器を使用することにより言語の取得等一定の効果が期待できると医師が判断した方が対象で、購入費用と基準価格とを比較して少ないほうの額の3分の2を助成します。ただし世帯の市民税額などにより対象外となる場合がある、とも書かれています。窓口は社会福祉課です。

そのほか、在宅重症心身障害児等の家族に対するレスパイトケア事業補助金があります。これは保護者に直接支払われるものではなく、市内に住所を有する重症心身障害児(者)を受け入れる事業者に対して市が補助金を交付する仕組みです。介助する家族の負担軽減が目的とされています。私立幼稚園に子どもを預けている場合の「幸手市私立幼稚園心身障害児就園に係る運営費補助金」も同じ型で、園に対して心身障害児1人あたり月額20,000円を限度に交付されます。この補助の対象幼児には、手帳を持つ幼児のほか「児童相談所」「専門医療機関」などで手帳所持者に準ずると診断または判定を受けた幼児も含まれます。

手当・助成の名前月額と窓口
特別児童扶養手当1級 58,450円/2級 38,930円(令和8年4月以降):こども支援課 0480-42-8454
障害児福祉手当16,100円(2025年4月〜):社会福祉課 0480-42-8435
在宅重度心身障害者手当(市独自)5,000円(9月・3月の年2回払い):社会福祉課 0480-42-8435
難聴児補聴器購入費の助成購入費と基準価格の低いほうの3分の2:社会福祉課 0480-42-8435
手帳がなくても届く手当・助成があります
障害児福祉手当は「手帳の所持で支給が決まるものではなく、所得や医師の診断書等で判定されます」と幸手市が明記しています。難聴児補聴器購入費の助成にいたっては、身体障害者手帳の交付対象にならない軽度・中度難聴児(18歳未満)が対象です。手帳がないことを理由に問い合わせをやめないでください。

金額は市のページの表記どおりです。特別障害者手当・障害児福祉手当のページは更新日が2024年4月1日と表示されていますが、本文には2025年4月からの改定額が載っています。在宅重度心身障害者手当のページは更新日が2018年3月26日、難聴児補聴器購入費の助成は2018年4月1日と古いため、金額と要件は社会福祉課(0480-42-8435)で確かめてください。

出典:特別児童扶養手当(2026年04月01日 更新)/特別障害者手当・障害児福祉手当(2024年04月01日 更新)/在宅重度心身障害者手当の支給(2018年03月26日 更新)/難聴児補聴器購入費の助成(2018年04月01日 更新)/在宅重症心身障害児等の家族に対するレスパイトケア事業補助金(2020年11月27日 更新)/幸手市私立幼稚園心身障害児就園に係る運営費補助金(2018年09月13日 更新)/手当・助成(社会福祉課 障がい者福祉の一覧)

受給者証を出すのは「住んでいる市区町村」——事業所の場所ではありません

ここは全国どこでも同じです。児童福祉法は、通所給付決定を行うのは保護者が住んでいる市町村だと定めています(第21条の5の5ほか)。

事業所が別の市区町村にあっても、使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは、条文にはありません。

ただし、支給量の決め方や面接の進め方は市区町村ごとに違います。決めるのは、お住まいの窓口です。

この記事で書かないこと

出典

※上記の出典は2026年9月10日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。

よくあるご質問

日曜日に受給者証や手当の手続きはできますか。
できません。幸手市の休日開庁(毎月最終の日曜日)で開くのは市役所の市民課・保険年金課・税務課・納税課の4課だけです。ウェルス幸手の保健・福祉行政窓口は月曜日から金曜日のみで、土日祝は休みです。
負担上限月額は 4,600円ですか、9,300円ですか。
通所で通う子どもは4,600円です。市の『障がい者の福祉ガイド』の表は「一般1」の欄が上下2段に割れていて、上の段が「居宅で生活する障害児」=4,600円、下の段が「居宅で生活する障害者及び20歳未満の施設入所者」=9,300円です。
手帳がないと手当や助成は受けられませんか。
そうとは限りません。障害児福祉手当について幸手市は「手帳の所持で支給が決まるものではなく、所得や医師の診断書等で判定されます」と明記しています。難聴児補聴器購入費の助成は、そもそも身体障害者手帳の交付対象とならない軽度・中度難聴児(18歳未満)が対象です。
引っ越したら、受給者証はどうなりますか?
受給者証を出しているのは住んでいる市区町村です。転出すると、転入先で改めて申請することになります。転出の前に、両方の窓口に連絡してください。
事業所が別の市区町村にあっても使えますか?
使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは条文にありません。ただし手続きの進め方は、お住まいの市区町村が決めます。
費用はどれくらいかかりますか?
世帯の所得に応じた月額の上限額が決まっており、上限までは1割の負担です。また、満3歳になって最初の4月1日から3年間は、児童発達支援等の利用料が無償になります。上限額の区分は市区町村の窓口でお確かめください。
この記事について:本記事は、子育て・発達に関する一般的な情報の提供を目的としています。内容は学会・職能団体・国の機関が公開している情報にもとづいてまとめていますが、お子さまの発達には個人差があり、すべてのお子さまに当てはまるものではありません。診断や治療に関する判断は、医師などの専門機関にご相談ください。

制度のこと、見学のときに一緒に確認できます

のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。