佐倉市で児童発達支援を使うための「通所受給者証」を扱うのは、市役所の障害福祉課です。市の「子どもの療育支援」のページは、健診で発達について指摘を受けた場合、ことばと発達の相談室を利用している場合、通っている保育園・幼稚園・学校等で利用を勧められた場合などは「障害福祉課またはお近くの相談支援事業所に相談してください」と案内し、「(必要に応じて申請書類をお送りします。)」と書いています。障害福祉課の取扱業務の一覧にも「障害児のサービスの利用・申請(児童発達支援・放課後等デイサービスなど)」が入っています。
障害福祉課があるのは、市役所(海隣寺町97番地)の社会福祉センター1階です。市の「佐倉市役所案内図」でも、市が配る『療育支援ガイドブック』でも社会福祉センター1階と書かれています。子育ての手続きを扱うこども家庭課(こども家庭センター)は2号館1階なので、同じ市役所の敷地でも建物が違います。
電話番号は3つ出てきます。「子どもの療育支援」のページの問い合わせ先は「障害福祉課(医療支援班) 043-484-4153・043-484-6137」です。市の組織一覧では、043-484-6137 が医療支援班、043-484-4153 が障害福祉サービス班、043-484-4164 が給付事業班の番号です。『療育支援ガイドブック』は、利用の流れの最初の「相談」の電話を 043-484-4153 としています。手当の申請は給付事業班の 043-484-4164 です。
市のページと『療育支援ガイドブック』が示す流れは次のとおりです。佐倉市では、申請を受け付けたあとに相談支援事業所の相談支援専門員が自宅などを訪問して聞き取りをすることが、流れの中に組み込まれています。利用計画も、その調査をした相談支援事業所が作ります。
受給者証が届くまでの期間を、市は数字で書いています。『療育支援ガイドブック』のQ&Aは「受給者証が手元に届くまで、どのくらい時間がかかるの?」に「申請から約1か月半~2か月半程度時間がかかります」と答えています。あわせて「受給者証が届く前に事業所の見学・体験はしても大丈夫?」には「問題ありません」とし、見学・体験する事業所を決めたら相談支援事業所に伝えるよう書いています。事業所との利用契約を結ぶのは、受給者証が届いてからです。
利用者負担は原則1割で、月ごとの上限があります。「子どもの療育支援」のページの表では、本人が18歳未満のときの世帯の範囲は「保護者の属する住民基本台帳での世帯」です。同じ「一般1」の区分が、入所施設利用者の 9,300円 と、通所施設・居宅介護利用者の 4,600円 の2行に分かれています。児童発達支援に通うお子さんに当たるのは 4,600円 の行です。市の「障害福祉サービスの使い方」のページに出てくる一般1の 9,300円 は、本人が18歳以上の表(所得割16万円未満)の額です。
就学前の無償化について、障害福祉課の「子どもの療育支援」のページと『障害福祉のしおり』(令和8年9月発行)には記載がありません。市が配る『佐倉市子育て支援ガイドブック』(令和7年度版)の「幼児教育・保育の無償化」の図には、3歳〜5歳で「就学前障害児の発達支援」を利用する場合は「無料」、幼稚園・保育園・認定こども園と複数利用する場合も「ともに無料(幼稚園は月額25,700円まで)」とあります。市独自に負担を軽くする制度は、障害福祉課のページ・しおり・ガイドブックのいずれにも見当たりませんでした。
市の『第7期佐倉市障害福祉計画』は、「平成30年度から令和4年度の4年間で、児童発達支援は約1.7倍増」とし、事業者数も「量は確保できている状態」と書いています。児童発達支援の実人数は令和4年度の計画値120人に対して実績値182人で、見込みは令和6年度232人・令和7年度312人・令和8年度421人です。
| 所得区分(18歳未満) | 負担上限月額 |
|---|---|
| 生活保護(生活保護世帯) | 0円 |
| 低所得(市民税非課税世帯) | 0円 |
| 一般1(所得割28万円未満、均等割のみ課税を含む)通所施設・居宅介護利用者 | 4,600円 |
| 一般1(同上)入所施設利用者 | 9,300円 |
| 一般2(所得割28万円以上) | 37,200円 |
『療育支援ガイドブック』は令和6年2月20日時点の情報で、開庁時間を「8:30~17:15」と書いています。市役所本庁舎の窓口受付時間は令和8年8月から9時00分〜16時30分に変わりました(電話の受付は8時30分〜17時15分のままです)。また「子どもの療育支援」のページの更新日は2024年1月29日です。
出典:子どもの療育支援(2024年01月29日 更新)/障害福祉サービスの使い方(2024年01月29日 更新)/障害福祉サービスガイドブック(2024年01月29日 更新)/療育支援ガイドブック(PDF・令和6年2月20日時点)/相談窓口・事業所情報(令和6年1月以降)(2024年01月29日 更新)/佐倉市役所案内図(各所属の配置案内)(2026年04月01日 更新)/佐倉市役所案内図(PDF)/組織一覧(電話・ファクス番号)(2026年04月01日 更新)/窓口受付時間の変更について(令和8年8月から)(2026年07月29日 更新)/障害福祉のしおり(2024年01月29日 更新)/障害福祉のしおり(令和8年9月発行・PDF)/「佐倉市子育て支援ガイドブック」をご活用ください(2026年02月24日 更新)/令和7年度版 佐倉市子育て支援ガイドブック(PDF)/第7次佐倉市障害者計画・第7期佐倉市障害福祉計画について(2025年07月04日 更新)/第7期佐倉市障害福祉計画(第5章 障害福祉計画・PDF)
佐倉市では、障害のあるお子さんの手当は、国の特別児童扶養手当・障害児福祉手当も、市独自の「佐倉市心身障害児福祉年金」も、すべて障害福祉課(給付事業班)が窓口です。電話は 043-484-4164、ファクスは 043-484-1742、場所は市役所の社会福祉センター1階です。こども家庭課のこども手当班が扱うのは児童手当・児童扶養手当・子ども医療費助成などで(こども家庭課の業務紹介)、特別児童扶養手当は入っていません。障害福祉課の取扱業務の一覧にも「特別障害者手当、特別児童扶養手当」と書かれています。
特別児童扶養手当は、精神または身体に基準に定める程度の障害のある20歳未満の児童を監護している父もしくは母、または養育者が対象です。手当月額(令和8年度)は1級 58,450円、2級 38,930円で、申請月の翌月分から支給対象になり、4月・8月・11月に支給されます。障害の目安は、1級が身体障害者手帳概ね1・2級、療育手帳(A)・Aの1・Aの2など、2級が身体障害者手帳概ね3級、療育手帳概ねBの1などです。肝臓疾患・血液疾患等の重篤な疾患で同程度の障害がある場合も対象となることがあります。障害を事由とする公的年金を受給しているとき、施設に入所しているとき(母子入所を除く)、所得が限度額を超えているときは支給されません。
特別児童扶養手当の認定請求には、認定請求書、口座申出書、通帳の写し、特別児童扶養手当認定診断書(手帳の等級によっては省略できることがあります)、請求日前1か月以内の戸籍の謄本又は抄本、請求者の本人確認書類、個人番号の確認が必要です。佐倉市に本籍がある人は、特別児童扶養手当用の戸籍謄本の手数料が無料になります。市は「申請をご希望の場合は、必要書類をお渡しいたします。郵送も可能です」としています。
障害児福祉手当は、重度障害のため日常生活において常時の介護を必要とする20歳未満の在宅の方が対象で、手当月額(令和8年度)は 16,560円、申請月の翌月分から支給対象になり、2月・5月・8月・11月に支給されます。目安は身体障害者手帳1級・2級程度、療育手帳(A)・(A)の1・(A)の2程度(概ねIQ20以下)などで、原則として医師が記入した手当認定診断書で審査され、基準に該当しない場合は却下されます。市は「申請をご希望の場合は、事前に障害福祉課までご相談ください」と書いています。申請様式のほか、該当する障害箇所の認定診断書(精神・肢体不自由・視覚・聴覚など8種類。手帳の情報で省略できる場合あり)、お子さん名義の通帳の写し、お子さんと扶養義務者の本人確認書類が必要です。
佐倉市心身障害児福祉年金は、手帳を持つ20歳未満の障害児の保護者に市が支給する手当です。月額は重度 8,000円(身体障害者手帳1・2級、療育手帳(A)・Aの1・Aの2)、中度 6,000円(身体障害者手帳3・4級、療育手帳Bの1)、施設入所 1,000円で、申請月の翌月分から支給対象となり、12月中旬に年1回まとめて支給されます。『障害福祉のしおり』(令和8年9月発行)は、保護者が障害児の監護をしていないと認められる場合は支給されないとしています。
手帳の対象にならないお子さん向けには、障害福祉課に「佐倉市難聴児補聴器購入助成事業」があります。佐倉市に住所がある18歳未満で、身体障害者手帳の交付の対象とならない軽度・中等度難聴のお子さんの補聴器購入費を助成する制度です。
| 手当 | 月額と支給月(窓口はすべて障害福祉課 043-484-4164) |
|---|---|
| 特別児童扶養手当 1級(国) | 58,450円(令和8年度)/4月・8月・11月 |
| 特別児童扶養手当 2級(国) | 38,930円(令和8年度)/4月・8月・11月 |
| 障害児福祉手当(国) | 16,560円(令和8年度)/2月・5月・8月・11月 |
| 佐倉市心身障害児福祉年金 重度(市) | 8,000円/12月中旬に年1回 |
| 佐倉市心身障害児福祉年金 中度(市) | 6,000円/12月中旬に年1回 |
| 佐倉市心身障害児福祉年金 施設入所(市) | 1,000円/12月中旬に年1回 |
「20歳未満対象の手当」のページの更新日は2024年1月29日ですが、金額は「令和8年度」と書かれ、『障害福祉のしおり』(令和8年9月発行)の金額と一致しています。一方、『子育て支援ガイドブック』(令和7年度版)は改定前の額(特別児童扶養手当1級 56,800円・2級 37,830円、障害児福祉手当 16,100円)のままです。
出典:20歳未満対象の手当(2024年01月29日 更新)/障害福祉のしおり(2024年01月29日 更新)/障害福祉のしおり(令和8年9月発行・PDF)/相談窓口・事業所情報(令和6年1月以降)(2024年01月29日 更新)/こども家庭課の業務紹介(2024年04月16日 更新)/組織一覧(電話・ファクス番号)(2026年04月01日 更新)/佐倉市役所案内図(各所属の配置案内)(2026年04月01日 更新)/令和7年度版 佐倉市子育て支援ガイドブック(PDF)/佐倉市難聴児補聴器購入助成事業について(2024年06月14日 更新)
ここは全国どこでも同じです。児童福祉法は、通所給付決定を行うのは保護者が住んでいる市町村だと定めています(第21条の5の5ほか)。
事業所が別の市区町村にあっても、使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは、条文にはありません。
ただし、支給量の決め方や面接の進め方は市区町村ごとに違います。決めるのは、お住まいの窓口です。
※上記の出典は2026年9月15日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。