通所受給者証は、どこで出るのか(京都市)
🔴 京都市では、児童発達支援・放課後等デイサービスの受給者証(支給決定)の窓口は区役所ではありません。児童福祉センターです。南区・伏見区(深草支所・醍醐支所管内を含みます)にお住まいの方は第二児童福祉センターが担当します。
京都市は「はじめての療育施設(児童発達支援)を利用するまでの流れ」を次の4段階で案内しています。申請書を出す先も、受給者証が届く先も児童福祉センターです。
- ① 児童福祉センターへ相談(南区・伏見区在住の方は第二児童福祉センターへ)。専門スタッフが発達検査・発達相談、医学的診察などを行い、一人ひとりに最も合った支援の方法を提案します
- ② 児童相談支援事業所に「児童支援利用計画」の作成を依頼。事業所が見つからない場合は保護者が自分で作るセルフプランでも申請できますが、京都市は児童相談支援事業所の利用を勧めています(セルフプランのときは同意書も必要です)
- ③ 児童支援利用計画(案)またはセルフプランと、サービス利用の申請書を児童福祉センターに提出。児童福祉センターから受給者証が交付されます
- ④ 児童相談支援事業所や児童福祉センターと相談して事業所を探し、契約してサービスを始めます(定員がいっぱいで利用をお待ちいただく場合もあります)
- 児童発達支援=主に小学校入学前の子どもが通所して療育を行うもの、放課後等デイサービス=小学1年〜高校3年の子どもが放課後や学校のない日に通所するもの、と説明されています
- 児童発達支援・放課後等デイサービス・短期入所の利用にあたって、医療的ケア判定スコアの提出が必要な場合があります(福祉サービスの更新のたびに提出します)
| 所得階層区分(保護者) | 通所サービスの負担上限月額(国/市) |
| 生活保護受給世帯 | 0円 |
| 市民税非課税世帯 | 0円 |
| 均等割のみ課税世帯 | 0円 |
| 【未就学児】市民税課税世帯 所得割3.3万円未満 | 国 4,600円/市 300円 |
| 【未就学児】市民税課税世帯 所得割3.3万円以上28万円未満 | 国 4,600円/市 700円 |
| 【未就学児】市民税課税世帯 所得割28万円以上 | 国 37,200円/市 6,200円 |
| 【就学児】市民税課税世帯 所得割28万円未満 | 国 4,600円/市 2,300円 |
| 【就学児】市民税課税世帯 所得割28万円以上 | 国 37,200円/市 18,600円 |
就学前は無料。手続きは要りません
障害児通所・入所施設(
放課後等デイサービスを除きます)の利用料は、
3〜5歳児は無料です。京都市は3〜5歳児を
「年度当初の4月1日時点で3〜5歳の子ども」と定義しています。
無償化のための手続きは不要で、対象の支給決定を受けている方には京都市から別途お知らせが届きます。0〜2歳児は変更なし(市民税非課税世帯は無償化前から無料)。
実費は無償化の対象外です。保育園や幼稚園などと併用している場合は、両方の施設で無償化の対象になります。
🔴 同じ子どものサービスでも、窓口が2つに分かれます。京都市は「短期入所、日中一時支援については児童福祉センター、居宅介護、行動援護、移動支援については各区・支所障害保健福祉課がお問合せ先になります」と案内しています。療育手帳や手当も区役所・支所の障害保健福祉課です。
出典:京都市 児童発達支援、放課後等デイサービスを利用するまでの流れについて(2026年5月22日 更新)/京都市 利用者負担上限額表(PDF)/京都市 10 障害児通所・入所施設の無償化(2025年7月9日 更新)/京都市 幼児教育・保育の無償化 用語の説明(PDF)/京都市 区役所・支所の障害保健福祉課で受け付けている申請書等の様式(2026年5月1日 更新)
障害児福祉手当の窓口(京都市)
京都市では、障害児福祉手当も特別児童扶養手当も、お住まいの区役所・支所の障害保健福祉課(障害難病支援担当)が窓口です(京北地域にお住まいの方は京北出張所)。受給者証の窓口である児童福祉センターとは別の窓口です。
🔴 申請書を持って行く前に、必ず電話で相談してください。京都市は「申請に必要な書類や障害の要件等の確認の必要がありますので、必ず事前に、区役所・支所障害保健福祉課へご相談ください」と案内しています。
- 特別児童扶養手当(一定の障害のある20歳未満の児童を家庭で育てている父母など)——1級 58,450円/2級 38,930円(子ども1人につき月額・令和8年4月改定)。所得制限があります
- 障害児福祉手当(常時介護を必要とする20歳未満の在宅の重度障害のある児童)——16,100円(月額・京都市のページの表記は「令和7年4月1日現在」)。所得制限があります
- 🔴 金額は載っているページによってずれます。「障害保健福祉のしおり」のページは特別児童扶養手当を1級56,800円/2級37,830円(令和7年4月1日現在)と載せていますが、子育てのページには令和8年4月改定として1級58,450円/2級38,930円と載っています。年次の表記を必ず確かめてください
- 特別児童扶養手当は、児童が児童福祉施設に入所しているとき、障害を事由とする公的年金を受け取れるとき、児童または請求者が日本国内に住んでいないときは受給できません
- 難聴児補聴器助成事業——身体障害者手帳の交付対象とならない18歳未満の難聴児に、補聴器の購入費を1個あたり40,000円助成します(令和6年7月1日以降の申請分から所得に関わらず助成)。申請先は子ども若者はぐくみ局子ども家庭支援課(075-222-3937)で、指定の医療機関の医師意見書と指定業者の見積書が必要です
- 療育手帳の申請も区役所・支所の障害保健福祉課です
| 区役所・支所 | 障害保健福祉課(障害難病支援担当)の電話 |
| 北区 | 075-432-1285 |
| 上京区 | 075-441-5121 |
| 左京区 | 075-702-1131 |
| 中京区 | 075-812-2594 |
| 東山区 | 075-561-9130 |
| 山科区 | 075-592-3479 |
| 下京区 | 075-371-7217 |
| 南区 | 075-681-3282 |
| 右京区 | 075-861-1451 |
| 京北出張所(右京区) | 保健福祉第一担当 075-852-1815/第二担当 075-852-1816 |
| 西京区 | 075-381-7666 |
| 洛西支所(西京区) | 075-332-9275 |
| 伏見区 | 075-611-2392 |
| 深草支所(伏見区) | 075-642-3574 |
| 醍醐支所(伏見区) | 075-571-6372 |
毎年8月12日から9月11日に手続きがあります
特別児童扶養手当を受けている方は、
毎年1回、資格を確認する手続き(所得状況届)が必要です。受付期間は
毎年8月12日から9月11日。提出が遅れると手当の支給が遅れることがあり、
2年間提出しないと手当を受ける資格がなくなります。
出典:京都市 障害のある子どものための手当等(2026年4月16日 更新)/京都市 障害福祉施策情報 - 手当、年金等(2026年6月19日 更新)/京都市 区役所・支所の障害保健福祉課で受け付けている申請書等の様式(2026年5月1日 更新)/京都市 各区役所・支所 保健福祉センター一覧(2024年3月12日 更新)
受給者証を出すのは「住んでいる市区町村」——事業所の場所ではありません
ここは全国どこでも同じです。児童福祉法は、通所給付決定を行うのは保護者が住んでいる市町村だと定めています(第21条の5の5ほか)。
事業所が別の市区町村にあっても、使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは、条文にはありません。
ただし、支給量の決め方や面接の進め方は市区町村ごとに違います。決めるのは、お住まいの窓口です。
この記事で書かないこと
- 診断はしません。この記事は制度と窓口の案内です
- どの事業所がよいか、順位は付けません。選ぶのは保護者の方です
- ここに書いた事実は、2026-09-09 時点で京都市の公式サイトに載っていたものです。制度も窓口も変わります。動く前に、必ず公式ページか電話でお確かめください
出典
※上記の出典は2026年9月9日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。
よくあるご質問
受給者証は区役所でもらえますか?
いいえ。京都市では児童福祉センターが受給者証を交付します。相談も申請書の提出も児童福祉センターです(南区・伏見区にお住まいの方は第二児童福祉センター)。区役所・支所の障害保健福祉課が扱うのは、療育手帳、手当、居宅介護・行動援護・移動支援などです。
引っ越したら、受給者証はどうなりますか?
受給者証を出しているのは住んでいる市区町村です。転出すると、転入先で改めて申請することになります。転出の前に、両方の窓口に連絡してください。
事業所が別の市区町村にあっても使えますか?
使えます。「事業所の所在地の市区町村でなければならない」という決まりは条文にありません。ただし手続きの進め方は、お住まいの市区町村が決めます。
費用はどれくらいかかりますか?
世帯の所得に応じた月額の上限額が決まっており、上限までは1割の負担です。また、満3歳になって最初の4月1日から3年間は、児童発達支援等の利用料が無償になります。上限額の区分は市区町村の窓口でお確かめください。
この記事について:本記事は、子育て・発達に関する一般的な情報の提供を目的としています。内容は学会・職能団体・国の機関が公開している情報にもとづいてまとめていますが、お子さまの発達には個人差があり、すべてのお子さまに当てはまるものではありません。診断や治療に関する判断は、医師などの専門機関にご相談ください。
制度のこと、見学のときに一緒に確認できます
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。