乳幼児健診は、どこで受けるのか(熊本市)
熊本市の乳幼児健診は受ける場所が2通りに分かれています。3か月児・7か月児健診は委託医療機関(予約制)で、1歳6か月児・3歳児健診は区の健診会場(健康センター)で受けます。どちらも費用は無料です。
1歳6か月児健診と3歳児健診は、対象の時期の前に案内の書類が個別に郵送されます。日時と場所はその書類で確認します。通知が来ない場合は、管轄の区役所保健こども課に問い合わせます。
- 幼児健診(1歳6か月児・3歳児)の内容=身体測定、運動・精神発達の確認、診察、保健・栄養・歯科の健康相談、歯科健診。希望者にはフッ化物塗布も行います
- 幼児健診の持ち物=親子(母子)健康手帳/健康診査受診前質問票(通知に同封)/仕上げみがき用歯ブラシ/歯の健康手帳
- 乳児健診の持ち物=親子(母子)健康手帳/乳児健康診査受診票。受診票は母子健康手帳の交付時か転入手続き時に渡されます
- 健診結果はマイナポータルで確認できます
- 就学時の健康診断は、10月〜11月に指定校(住所を有する学区の市立小学校)で行います。内科・眼科・歯科・視力・聴力の健診とお子さんとの面談があり、保護者または保護者に代わる方の付き添いが必要です。問い合わせは熊本市教育委員会 健康教育課 学校保健班(096-328-2728)
- 健診の問い合わせ先=中央区保健こども課 096-328-2419/東区 096-367-9134/西区 096-329-1147/南区 096-357-4138/北区 096-272-1128
| 健診と対象の時期 | 受ける場所・受け方 |
3か月児健康診査 生後3か月から生後4か月になる前日まで | 委託医療機関。事前に電話で予約し、乳児健康診査受診票を持って受診します |
7か月児健康診査 生後7か月から生後8か月になる前日まで | 委託医療機関。同じく事前予約が必要です |
1歳6か月児健康診査 2歳の誕生日の前日まで | 区の健診会場(健康センター)。満1歳6か月になる前に案内が郵送されます |
3歳児健康診査 4歳の誕生日の前日まで(3歳6か月時点で実施) | 区の健診会場(健康センター)。満3歳6か月になる前に案内が郵送されます |
5歳児健診について
熊本市が「健康診査」として案内している乳幼児健診は、上の4つだけです。5歳児健康診査のページは、熊本市公式サイトでは見つけられませんでした(2026年9月9日時点)。就学前に発達のことが気になるときは、
こども発達支援センター(096-366-8240)と、年長からの
教育相談室(096-362-7070)が受け皿になります。
出典:熊本市 幼児(1歳6か月児・3歳児)健康診査について(2026年8月26日 更新)/熊本市 乳児(3か月児・7か月児)健康診査について(2026年8月26日 更新)/熊本市 就学時の健康診断のご案内(令和9年度 小学校等の入学予定者)(2026年9月7日 更新)
就学相談は、いつ・どこに申し込むのか(熊本市)
熊本市の就学相談は熊本市教育委員会 総合支援課 教育相談室が受けます。場所は熊本市中央区大江5丁目1番50号 あいぱるくまもと(こどもセンター)2階、電話は096-362-7070です。区役所ではありません。
相談は年長から受けられます。まず電話で予約し、相談・発達検査や行動観察を受け、結果の説明を受けます。他の機関で受けた発達検査や療育の記録があれば、必ず持っていってください。
いちばん大事なのは、希望する学びの場によって、相談を終える時期が3通りに分かれることです。
- 来所相談は月〜金の9時30分〜15時45分(要予約)、予約の電話受付は9時〜17時15分です
- 入学までのおおよその流れ=年長4月〜 教育相談室の予約/〜8月末 学級新設要望書の作成/10〜11月頃 就学時健康診断/11月までに就学支援委員会での審議/12月末頃 学級新設の可否通知/1月末〜2月上旬 特別支援学校の入学決定の通知/2〜3月頃 入学説明会
- 就学支援委員会は年14回開かれ、医学・教育学・心理学の専門家と教職員が、診断結果や検査、生活や行動の情報をもとに審議します
- 園や学校に支援の内容を引き継ぐための「就学支援シート」(幼稚園・保育園→小学校)と「移行支援シート」の様式が市のホームページからダウンロードできます。保護者と園・学校の先生が一緒に作り、入学前の2月頃(新入生説明会の頃)に学校へ渡します
- 特別支援教育そのものについての問い合わせは熊本市教育委員会 総合支援課 特別支援教育室(096-328-2217)です
| 希望する学びの場 | 相談・審議の時期 |
| 特別支援学級・特別支援学校 | 年長時の7月頃までに電話予約をし、10月頃までに相談を終える |
| 言語・難聴の通級指導教室 | 年長時の2月以降の就学支援委員会からの審議になります |
| 情緒・LD/ADHDの通級指導教室 | 小学校入学後の7月以降の就学支援委員会からの審議になります(入学後の状況を確認したうえで審議します) |
特別支援学級の新設を希望する場合は、もっと早く動きます
学級の新設を要望するには就学支援委員会の審議が必要です。熊本市は
①教育相談室の相談予約(4月〜/早めに)②相談(4〜7月上旬)③学校と新設要望の相談(4〜7月)④就学支援委員会での審議(7〜8月)⑤要望書を作成し学校へ提出(7〜8月)⑥学校も要望書を提出(9月上旬)⑦新設の可否の通知(12月末頃)という流れを示しています。
新設できなかった場合に備えて、結果が出る前に別の学びの場も検討しておくよう案内されています。
出典:熊本市 令和9年度(2027年度)に就学を迎えるお子さまのための 特別支援教育に関する就学に向けての説明会配布資料(2026年6月18日 更新)/熊本市 特別支援教育に関するQ&A、移行支援シート・就学支援シート(2025年12月15日 更新)/熊本市 施設情報 教育相談室
この記事で書かないこと
- 診断はしません。この記事は制度と窓口の案内です
- どの事業所がよいか、順位は付けません。選ぶのは保護者の方です
- ここに書いた事実は、2026-09-09 時点で熊本市の公式サイトに載っていたものです。制度も窓口も変わります。動く前に、必ず公式ページか電話でお確かめください
出典
※上記の出典は2026年9月9日に閲覧して内容を確認しました。各団体の記載は更新される場合があります。最新の情報は各サイトでご確認ください。
よくあるご質問
熊本市に5歳児健診はありますか?
熊本市が「健康診査」として案内している乳幼児健診は、3か月児・7か月児・1歳6か月児・3歳児の4つで、5歳児健康診査のページは市公式サイトでは見つけられませんでした(2026年9月9日時点)。就学前に気になることがあるときは、こども発達支援センターと、年長から使える教育相談室(096-362-7070)にご相談ください。
就学相談は、いつまでに申し込めばよいですか?
希望する学びの場で3通りに分かれます。特別支援学級・特別支援学校を希望する場合は年長の7月頃までに電話予約し、10月頃までに相談を終えます。言語・難聴の通級指導教室は年長の2月以降、情緒・LD/ADHDの通級指導教室は小学校入学後の7月以降の審議になります。特別支援学級の新設を希望する場合は、年長の4月から動きます。
5歳児健診は、どの市区町村でも受けられますか?
市区町村によって違います。母子保健法 第12条が市町村に実施を義務づけているのは、満1歳6か月を超え満2歳に達しない幼児と、満3歳を超え満4歳に達しない幼児の健康診査です。それ以外の健康診査は第13条で「必要に応じ」行うものとされていて、5歳児健診の有無や対象は市区町村ごとに決まります。
就学先は、教育委員会が保護者の意見を聞かずに決めるのですか?
いいえ。学校教育法施行令 第18条の2 は、市町村の教育委員会が障害のある子どもの就学先について通知しようとするときは、保護者と、教育学・医学・心理学などの専門家の意見を聴くと定めています。
入学する学校の通知は、いつまでに届きますか?
学校教育法施行令 第5条は、市町村の教育委員会が小学校などの入学期日を、翌学年の初めから2か月前までに保護者に通知すると定めています。就学相談の申し込みの締め切りは、それより前に市区町村ごとに決まっています。
この記事について:本記事は、子育て・発達に関する一般的な情報の提供を目的としています。内容は学会・職能団体・国の機関が公開している情報にもとづいてまとめていますが、お子さまの発達には個人差があり、すべてのお子さまに当てはまるものではありません。診断や治療に関する判断は、医師などの専門機関にご相談ください。
制度のこと、見学のときに一緒に確認できます
のびのび発達ラボを運営する児童発達支援てらぴぁぽけっと早稲田教室(東京都新宿区・早稲田駅徒歩1分)では、受給者証の申請や利用料のしくみについても、見学・ご相談の際にご案内しています。手続きが不安な段階からお声がけいただけます。見学・ご相談は、診断の有無に関わらず承ります。